JP3194221U - 車両用衝突時衝撃緩和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行車両のフロントガラスに物体(人等)が衝突した時の衝撃を緩和できる車両用衝突時衝撃緩和装置を提供する。【解決手段】車両のフロントガラス3の車両外部側にプラスチック板5を設け、フロントガラス3とプラスチック板5との間に気体層6を設ける。フロントガラス3及びその周囲の車両構造物を支持物2とする。気体層6にエアバック装置を装着する。こうすることにより、前方よりの衝撃を緩和し、衝突物、車両への危害、周辺への飛散物を減少せしめる。【選択図】図2

Description

本考案は、走行車両の前部ウィンド(以後フロントガラスと言う。) に物体(人等)が 衝突した時の衝撃を緩和する装置に関するものである。
車両用フロントガラスは走行中の風雨、雪、風等の運転の支障となる事象より運転者 及び同乗者を保護、又は、快適性を担保、または車内よりの落下防止の為、設置され ている。
図1は3: フロントガラスと2:支持物、1:密着補助材から構成される。
また、この図にはその他に、4:フィルムが示されている。
3:フロントガラスは2枚のガラス板と4:フィルムを 挟んだ構造のものである、
2:支持物は金属、プラスチック成形物、炭素繊維成形物などで作られた物である。
1:密着補護材3はゴム、金属、プラスチック、接着剤などで作られた変形性を担保 する物である。
4:フィルムは3:フロントガラスが破損した時,3:フロントガラスの飛散、脱落を 防止する物である。
以上のように、3:フロントガラスは密着補助材3を介し支持物2に接合される このような構造物で車両運転中、運転者、同乗者の安全性、快適性を担保している。
特表2006−508855
以上のような従来の車両用フロントガラスには、次のような解決すべき課題があっ た。
1、車両フロントガラスに物体が衝突した時フロントガラスに弾力性、変形性が少な い為に衝突物に与える衝撃が多大である。
2、ガラスが表面を構成しているためガラスが衝突した物体に刺さる。
3、衝突時、割れたガラスが車外に飛散、脱落し、衝突後の後処理を複雑化する。
本考案は以上の点を解決するために、次のような構成を採用する。
〈構成1〉
2:支持物と1:密着保護材と3:フロントガラスと7:密着緩衝材と5:プラスチック 板を備えたことを特徴とする衝撃緩衝装置。
〈構成2〉
3:フロントガラス、周辺の窓枠、屋根、ウィンド下部ボディと1:密着保護材と3: フロントガラスと7:密着緩衝材と5:プラスチック板をを備えたことを特徴とする衝 撃緩衝装置で3:フロントガラスと5:プラスチック板の間に6:気体層を設けたも の。
〈構成 3〉
3:フロントガラス、周辺の窓枠、屋根、ウィンド下部ボディと1:密着保護材と3: フロントガラスと7:密着緩衝材と5:プラスチック板をを備えたことを特徴とする衝 撃緩衝装置で3:フロントガラスと5:プラスチック板の間に6:気体層を設けたもの で、気体層にエアバック装置を装着した構造の物。
〈構成4〉
3:フロントガラス、周辺の窓枠、屋根、3:フロントガラスの下部ボディと1:密着保護材と3:フロントガラスと7:密着緩衝材と5:プラスチック板の上(外側)にプラスチック薄板とガラス薄板を積層させたことを特徴とする衝撃緩衝装置で3:フロントガラスと5:プラスチック板の間に気体層を設けたもの。
本考案の車両用衝突時衝撃緩和装置には次のような効果がある。
<具体例と具体例2の共通の効果>
1、衝突物が5:プラスチック板、6:気体層、7:密着緩衝材に衝突の衝撃を軽減され る。
2、5:プラスチック板で衝撃圧力が分散され断裂が抑止されるので衝突物が車内に侵入しない。
3、衝突の衝撃で3:フロントガラスが破損してもプラスチック板により車外への飛散を防ぐことが出来る。
〈具体例1の特有の効果〉
衝突物が人(特に頭部)の場合、衝撃が緩和される。
多重構造となるのでフロントガラス室内面のくもりを軽減できる。
以下、本考案を図の具体例を用いて詳細に説明する。
以下の説明で、実施例1は構成1に対応し、実施例2は構成2と構成3に対応する。
図1、に従来のフロントガラス、図2、に本発明の筆記具の具体例斜視図を示す。
図1は3:フロントガラスと1:密着保護材とから構成される。またこの図1には2:支持物 が示されている。3:フロントガラスは、従来どおりの構造の物である。4:フィルムは3: フロントガラスに挟み込まれて一体をなす物である。図2、に本考案の車両用衝突時衝 撃緩和装置の具体例透視図を示す。5:プラスチック板は平面でも曲面構造でもよい7: 密着緩衝材は弾力性を有す素材、また、5:プラスチック板などを加工し弾力性を持た せた資材でもよい。また、衝撃のかかる方向に面すことが無ければ弾力性を有しなくと もよい。6:気体層は空気もしくは他の気体でもよい、また5:プラスチック板の表面圧 力、弾力性の調整の為圧力を変化させてもよいまた、5:プラスチック板は表面にフィ ルム、ガラスなどの膜で覆った物でもよい。
以上の車両用衝突時衝撃緩衝装置は次のような事象に対して使用する。
図1、の従来の3:フロントガラスは矢印の方向からの衝突物の衝撃に対し3:フロント ガラスの破損、1:密着保護材の変形もしくは2:支持物の変形で衝撃を吸収していたが 吸収出来る許容力が少なく矢印からの物体に与えるダメージが多大であったまた、3: フロントガラスガラスも車両室内、室外に飛散し衝突物、乗員に危害となりえた。図2 の車両用衝突時衝撃緩和装置を備えた車両に矢印のである変形衝撃力吸収により分散し 衝突物体に与えるダメージを軽減する。
図2の矢印方向からの衝突物の衝撃に対し5:プラスチック板の特性また、3:フロン トガラスガラスが破損した場合でも車外への飛散を防ぐことが可能なため衝突物に与え る危害も軽減できる。
また、3:フロントガラスガラスが破損した場合でも車外への飛散を防ぐことが可能な ため衝突物に与える危害も軽減できる。6:気体層においてはその気体の湿度、圧力、 種類を変化、調整し、衝突物に与えるダメージの軽減を増加させる。また5:プラス チック板はその特性上、傷が入りやすいので薄いプラスチックフィルム、薄いガラス フィルムを積層させ傷に強く傷が入った時には容易にフィルムをはがして視界を良好に 保てる構造としてもよい。
図2の車両用衝突時衝撃緩和装置を備えた車両に矢印の方向からの衝突物の衝撃に対し 5:プラスチック板の特性である変形衝撃力吸収また3:フロントガラスとの間の6:気体 層の弾力により衝撃を分散し衝突物体に与えるダメージを軽減するが周囲のピラー、屋 根、ウィンド下部ボディに衝突物に対してもこの部分に5:プラスチック板と7:密着緩衝 材を設置することにより衝突物に与えるダメージを軽減できる。
従来のフロントガラス周辺の断面図を示す。 この考案の車両用衝突時衝撃緩和装置の具体例断面図を示す。
1、密着保護材
2、支持物
3、フロントガラス(プラスチック材を含む。)
4、フィルム
5、プラスチック板
6、気体層
7、密着緩衝材

Claims (4)

  1. 車両のフロントガラス(プラスチック材を含む)の上(外側)にプラスチック板と気体層を介した衝撃緩衝装置。
  2. 車両のフロントガラス(プラスチック材を含む)とプラスチック板と気体層と衝撃緩衝材(器)を介し多層構造を備えたことを特徴とする衝撃緩衝装置。
  3. 車両のフロントガラス(プラスチック材を含む)とプラスチック板と気体層と衝撃緩衝材(器)を介し多層構造を備え、前衝撃緩衝装置は前記フロントガラス(プラスチック材を含む)の表面とプラスチック板との間に気体層を形成され前記フロントガラス(プラスチック材を含む)及びその周囲の車両構造物を支持物として気体層を形成されることを特徴とする衝撃緩衝装置。
  4. 車両のフロントガラス(プラスチック材を含む)とプラスチック板と気体層と衝撃緩衝材(器)を介し多層構造を備え、前衝撃緩衝装置は前記フロントガラス(プラスチック材を含む)の表面とプラスチック板との間に気体層を形成され前記フロントガラス(プラスチック材を含む)及びその周囲の車両構造物を支持物として気体層を形成されることを特徴とする衝撃緩衝装置で気体層にエアバック装置を装着した構造のもの。


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