JP3194202U - スリット杉材を使用した室内用物干し家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力源を用いずに、室内で洗濯物を乾燥させることができ、森林浴効果が期待でき、移動が可能な物干し用家庭家具を提供する。【解決手段】前面側にスリット入り杉材3を使用した開きドア4、又は引き違いドアを設け、直接日光の照射と空気の流入出によって洗濯物を容易に乾燥できるように、裏面側に透明性の材料の取り付けと空気流入口2〜4箇所の空間部とを設け、天板部1と下板部2の内面に調湿機能を持つ部材を取り付け、家具の側面5と天板と下板を内部が中空のフラッシュ構造にして、側面内部には遠赤外線を発する材料を塗布する。また、天板の直下中央にハンガー吊り下げ棒6を横設する。【選択図】図1

Description

本考案は、物干し洋服タンスとロッカーなどの家具に関するものであり、更に詳細には、一般家庭や、単身女性対象用マンション、住宅等での室内で洗濯物を乾燥させるもので、脳の活性化と窒素酸化物を含む空気の高効率の浄化に役立させ、屋内に設置して用いる物干し洋服タンスとロッカーに関するものである。
従来から、主として一般単身女性の住居であるマンション、住宅での洗濯物の乾燥は、洗濯機にて洗濯脱水をして室内の干し具で乾燥を行うことが一般であったが、晴天時等の湿度が高いときは室内で乾燥させようとしてもなかなか乾燥しにくく、特に共働き、単身女性のような留守がちの家庭では下着盗難、あるいは急な雨降りには対応できず、また、女性の下着等は外に干したくないものであり、更には、花粉症を患っている人は晴天でも外に干せないが実情である。
また、近年ではドラム式乾燥機や、洗濯機能と乾燥機能を併せ持つ機種が開発され市販されているが、乾燥に時間がかかったり、電気代がかかったりしており、また、洗濯した状態のまま乾燥させるためシワが残り、消費者のニーズを満足させるものでは無かった。一方部屋の森林浴を期待する向きもあり、多忙の中で精神的安定感を望むことも多い。特に脳の活性化或いは癒しと、都会の中の窒素酸化物を含む空気を浄化させる役立を杉材に期待されている。
衣服の物干し家具としては、送風器付乾燥機に送風手段と、吹き出し口を備えており、風速が速いゾーンを設けたもので、風速が速いゾーン内では、衣類にとって、重なり合った部分にも風を流すことができるものであるが、送風器の動力によって洗濯物をかわかしている(特許文献1参照)。
衣服の物干し家具としては、除湿機付ユニット型組立式衣料乾燥室であり、温度センサー付き排気ファン及び吸気口を付ける事により、電気の熱源によって乾燥室内部の温度上昇を防ぐものあるが、空気流は単に通り抜けるのみので、電気の熱源(ヒーター)によって衣服の乾燥をおこなっているものである(特許文献2参照)。
箱体内にファン付低湿空気流を循環させる除湿乾燥ユニットを備えて、上昇流と下降流を構成するものであるが、空気流は循環しているだけのもので、ファンの動力を使用しているために効率的とは言えないものである(特許文献3〜4参照)。しかし電気の動力源を使用しないものは存在しない。また杉の効果である森林浴を期待する向きもあり、多忙の中で精神的安定感を望むような家具を持つ部屋はもたらされていない。
特開2001−347100号公報 特開2004−283380号公報 特開2005−329104号公報 登録実案3135087号公報
単身女性の住居であるマンション、住宅での洗濯物の乾燥は、洗濯機にて洗濯脱水をして室内の干し具で乾燥を行うことが一般であったが、晴天時等の湿度が高いときは室内で乾燥させようとしてもなかなか乾燥しにくく、特に共働き、単身女性のような留守がちな家庭では下着盗難、あるいは急な雨降りには対応できず、また、女性の下着等は外に干したくないものであり、更には、花粉症を患っている人は晴天でも外に干せないが実情である。従来の物干し家具の場合には、ほとんど電気の動力源を使用して、無人で使用することは安全面から問題があった。また部屋内において、脳の活性化、気分転換、癒しができて、部屋の汚染物質を含む空気を高い効率で浄化できる家具が期待されている。
室内で整頓して洗濯物を干して、独身女性にとって盗難などの心配をせずに洋服タンス、あるいはロッカーとして使用できるものである。また加熱部またはファンを取り付けず、割合短い期間で乾燥できるようにしている。一方単身の女性においては、部屋の森林浴を期待する向きもあり、多忙の中で精神的安定感を望むことも多い。特に脳の活性化或いは癒しと、都会の中の窒素酸化物を含む空気を浄化させる役立を杉材などの自然の木材に期待している。
物干し家具において、前面側にスリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアにしていることと、直接日光の照射と空気の流入出によって洗濯物を容易に乾燥できるように、裏面側に透明性の材料の取り付けと空気流入口2〜3箇所の空間部とを設けていることと、天板部と下板部の内面に調湿機能を持つ部材を取り付けて、家具の側面と天板と下板をフラッシュ構造にして、家具の側面内部には遠赤外線を発する材料を塗布していることと、当該家具の天板の直下中央に横設したハンガー吊り下げ棒をとりつけて、底部に移動を可能にしたキャスターとを設けているスリット杉材を使用した室内用物干し家具である。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアは、杉平面板材の杢目方向に3mm〜10mmの幅、3mm〜10mmの深さのスリット溝状で刻設して、前面側全体の30%〜60%で表面と裏面の両面にスリット溝状を縦横に施し、貫通開口部分を設けている。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面側に備えた物干し家具において、裏面側に日光により乾燥できるように透明性の材料を使用して、空気流入口2〜4箇所の空間部として、裏面の面積に対して10%〜50%を開口されている。
物干し家具において、日光照射により洗濯物が乾燥できるように裏面側に取り付けている透明性、又は半透明の材料は、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂から選ばれた一種類であって、耐強度から厚さ3mm〜5mmである。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面側に備えた物干し家具において、天板と下板に取り付けている乾燥部材は、可逆的に水分を除去できるゼオライト、活性炭、シリカ、珪藻土、漆喰、モイス(商標登録名)を平板に取り付けた木板である。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具の側板、天板、下板において、内部を中空にしているフラッシュ構造にして、表面の板に樹脂を張った合板(ポリ合板)、又は桐材にして、当該家具の内面に動植物プランクトン化石でできている遠赤外線放射粒状物を塗布している。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具において、天板の直下中央に横設したハンガー吊り下げ棒は、スチール製、または樹脂製のパイプで、天板から50mm〜100mmの位置に取り付けて、前記の位置から下部に200mm〜300mmの間隔で2〜3箇所にハンガー吊り下げ棒を固定できる留め具を取り付け、底部に移動を可能にしたキャスターを設けている。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具おいて、家具の奥行きを450mm〜600mmにして、ハンガーを斜めに懸けられるように、ハンガー吊り下げ棒に20°〜45°の角度にハンガーを懸けている。
本考案の物干し用家庭家具は、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、家具の裏面を日光を取り入れて、加熱部なして水分を除去できるようにしている。開きドア、又は引き違いドアを備えた洋服タンス、ロッカーにおいて、開きドア、又は引き違いドアの一側下方辺に形成した空気流入口と、仕切るように間隔を有して配設された木製ガラリ(複数のパウチング板)と、側板に横設したハンガー吊り下げ棒と、前面の複数のパウチング板と裏面の空間には空気流入口から流入して空気流出口で排気される間の空気流を上下と共に前後に流動させるように開口部を設けたものである。
使用可能な具体的なスギの種類としては、例えば、小国杉、屋久杉、飫肥杉、神代杉、春日杉、吉野杉、秋田杉、土佐杉、御山杉、霧島杉、市房杉、日光杉、北山杉、日田杉、天竜杉、などがある。
杉材の表面において、二酸化窒素は空気中の水分と反応して硝酸と亜硝酸になり、木材内部に沈着する。杉材の表面においては、この反応が極めて速い速度で進むため、杉が二酸化窒素を高い効率で浄化できると考えられる。杉材は、その内部に様々な微量成分を含有することが知られている。例えば、スギがジテルペン、トリテルペン、セスキテルペン、フラボノイド、リグナンなどを含有することが研究されている。このような杉の成分が、脳の活性化と窒素酸化物を含む空気の高効率の浄化に役立っていると考えられる。
また杉は一般に、長い繊維を有するが、木口面においては、その長い繊維の断面が露出されることになり、この断面から木材の深い部分にまで空気が入りやすい。このことも、窒素酸化物の浄化に役立っていると考えられる。
また針葉樹は一般に、仮導管が均一に配列し、木口面においては、その長い繊維の横断面が露出されることになり、この断面から木材の深い部分にまで空気が入りやすい。このことも、空気の浄化に役立っていると考えられる。スリット入り杉材は、平滑な略正方形又は略長方形の杉平面板材の大きさにして、裏面には3〜10mmの幅、3〜10mmの深さで溝状刻設して、表面には表面加工した平滑な杉板材にした付け替え天板を嵌め込み式平板体にして、既存天板との間に2〜5mmの隙間を持って設置できる構造になっている。
本考案の物干し家庭家具は、開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた家具で、スイングドアを備えた洋服タンス、ロッカーに、裏面に日光光線の照射と家具内部に調湿材と遠赤外線照射材を取り付けて、さらに空気流入口と、表面に複数のガラリーを取り付けて乾燥を速めている。
また内部にハンガー吊り下げ棒と、空気流出口と、ガラリーによって空気流入口から流入して空気流出口で排気される間の空気流を上下と裏側に数箇所の排気口の開口部を設けたことにより、家具内の乾燥補助材と空気流を高効率で利用して乾燥させることが可能であり、且つ、ハンガーに吊した状態で乾燥させることができシワができにくく、また、共働きのような家庭では昼間に天気のよいときは、家具内の洗濯物は乾燥しており、加えて、梅雨や湿気の多い日にもハンガーに吊すだけによって約一日で乾燥できる。
また軽量で移動も簡単にでき、室内、室外の種々の場所に置くことができる画期的で実用性の高い考案である。特に独身女性が下着類の物干しの恥ずかしさと盗難防止しには効果を示した。また部屋内において、脳の活性化、気分転換、癒しができて、部屋の汚染物質を含む空気を高い効率で浄化できる。精神的安定感を、脳の活性化或いは癒しと、都会の中の窒素酸化物を含む空気を浄化させた。
表面に間伐材の杉の板を用いて資源のリサイクルに貢献でき、木材加工経費が安く済む点でも非常に有利である。また杉材のスリット溝構造は空気の浄化については、脳の活性化と環境改善によって作業の向上がもたらされる。汚染物質との吸着による浄化できる。そのうち、杉木口面との反応による浄化能力は、辺材、心材に関係なくほぼ一定の値で長時間持続される。
スリット入り杉材を使用した開きドア付き物干し用家庭家具(開きドア)の一般的の斜視図である。 スリット入り杉材を使用した開きドア付き物干し用家庭家具(開きドア)の使用状態図である。 スリット入り杉材を使用した開きドア付き物干し用家庭家具(開きドア)の正面図である。 物干し用家庭家具(開きドア)の背面図である。 物干し用家庭家具(開きドア)の側面図である。
以下、本考案の物干しロッカーの実施例の図面によって具体的に説明すると、図1は本考案の物干し家庭家具(開きドア)の一般的の斜視図であり、図2は本考案の物干し用家庭家具(開きドア)の使用状態図であり、図3は本考案の物干し用家庭家具(開きドア)のの正面図で、図4は物干し用家庭家具(開きドア)の背面図で、図5は物干し用家庭家具(開きドア)の側面図である。
図1に示すように、天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面には部分的にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つ合板モイス板を使用した。下板は幅748mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、内側面に防湿機能を持つ合モイスを、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1755mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを3箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ571mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き戸は、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、通気性が得られるようになっており、寸法として高さ1700mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、の順番で配置したものを二枚使用した。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。
この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、開き戸を引き違いに変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つ合板モイスを使用した。下板は幅748mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つ合モイスに、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1755mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ571mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き違い戸は、寸法として高さ1684mm*幅389mm*厚さ27mmの寸法のものを2枚取り付け、一枚の扉の上部よりスリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、通気性が得られるようになっており、上段に片面に、下段に両面の順番で配置したものにした。部屋の内部の移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。
本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。
この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、高さを変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つ合板モイスを使用した。下板は幅748mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つ合モイスに、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1455mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ421mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き戸は、スリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、寸法として高さ1400mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、上部よりガラリー(幅210mm高さ120mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ389mm)、固定桟(幅210mm、高さ60mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ389mm)、ガラリー(幅210mm高さ240mm)の順番で配置したものにした。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。
この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、裏面の構造を変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つ合板モイスを使用した。下板は幅743mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つ合モイスに、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1455mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ389mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ190mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
引き違い戸は、スリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、寸法として高さ1384mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、上部よりガラリー(幅210mm、高さ210mm)、ミストガラス(幅209mm、高さ377mm)、固定桟(幅210mm、高さ60mm)、ミストガラス(幅209mm、高さ377mm)、ガラリー(幅210mm高さ240mm)の順番で配置したものにした。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、扉の前面のガラリーを変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つ合板モイスを使用した。下板は幅743mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つ合モイスに、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1755mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ571mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き戸は、スリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、寸法として高さ1700mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、上部よりガラリー(幅210mm高さ210mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ524mm)、固定桟(幅210mm、高さ60mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ524mm)、ガラリー(幅210mm高さ380mm)の順番で配置したものにした。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。
この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、前板の材料を桧から杉に変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉の無垢材を、側面は樹脂テープを、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つ合板モイスを使用した。下板は幅743mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つ合モイスに、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1755mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅628mm*高さ571mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き戸は、材質はスリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、寸法として高さ1700mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、上部よりガラリー(幅210mm高さ120mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ539mm)、固定桟(幅210mm、高さ60mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ539mm)、ガラリー(幅210mm高さ2400mm)の順番で配置したものにした。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。
この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
A 洗濯物
B 開きドアー
C 引き違いドアー
1 天板
2 下板
3 ガラリー
4 背板
5 側板
6 ハンガー吊り下げ棒
7 空気流出口
8 取手
9 キャスター
10 戸板ガラス
11 背面ガラス
12 L金具
13 スリット杉材
本考案は、物干し洋服タンスとロッカーなどの家具に関するものであり、更に詳細には、一般家庭や、単身女性対象用マンション、住宅等での室内で洗濯物を乾燥させるもので、脳の活性化と窒素酸化物を含む空気の高効率の浄化に役立させ、屋内に設置して用いる物干し洋服タンスとロッカーに関するものである。
従来から、主として一般単身女性の住居であるマンション、住宅での洗濯物の乾燥は、洗濯機にて洗濯脱水をして室内の干し具で乾燥を行うことが一般であったが、晴天時等の湿度が高いときは室内で乾燥させようとしてもなかなか乾燥しにくく、特に共働き、単身女性のような留守がちの家庭では下着盗難、あるいは急な雨降りには対応できず、また、女性の下着等は外に干したくないものであり、更には、花粉症を患っている人は晴天でも外に干せないが実情である。
また、近年ではドラム式乾燥機や、洗濯機能と乾燥機能を併せ持つ機種が開発され市販されているが、乾燥に時間がかかったり、電気代がかかったりしており、また、洗濯した状態のまま乾燥させるためシワが残り、消費者のニーズを満足させるものでは無かった。一方部屋の森林浴を期待する向きもあり、多忙の中で精神的安定感を望むことも多い。特に脳の活性化或いは癒しと、都会の中の窒素酸化物を含む空気を浄化させる役立を杉材に期待されている。
衣服の物干し家具としては、送風器付乾燥機に送風手段と、吹き出し口を備えており、風速が速いゾーンを設けたもので、風速が速いゾーン内では、衣類にとって、重なり合った部分にも風を流すことができるものであるが、送風器の動力によって洗濯物をかわかしている(特許文献1参照)。
衣服の物干し家具としては、除湿機付ユニット型組立式衣料乾燥室であり、温度センサー付き排気ファン及び吸気口を付ける事により、電気の熱源によって乾燥室内部の温度上昇を防ぐものあるが、空気流は単に通り抜けるのみので、電気の熱源(ヒーター)によって衣服の乾燥をおこなっているものである(特許文献2参照)。
箱体内にファン付低湿空気流を循環させる除湿乾燥ユニットを備えて、上昇流と下降流を構成するものであるが、空気流は循環しているだけのもので、ファンの動力を使用しているために効率的とは言えないものである(特許文献3〜4参照)。しかし電気の動力源を使用しないものは存在しない。また杉の効果である森林浴を期待する向きもあり、多忙の中で精神的安定感を望むような家具を持つ部屋はもたらされていない。
特開2001−347100号公報 特開2004−283380号公報 特開2005−329104号公報 登録実案3135087号公報
単身女性の住居であるマンション、住宅での洗濯物の乾燥は、洗濯機にて洗濯脱水をして室内の干し具で乾燥を行うことが一般であったが、晴天時等の湿度が高いときは室内で乾燥させようとしてもなかなか乾燥しにくく、特に共働き、単身女性のような留守がちな家庭では下着盗難、あるいは急な雨降りには対応できず、また、女性の下着等は外に干したくないものであり、更には、花粉症を患っている人は晴天でも外に干せないが実情である。従来の物干し家具の場合には、ほとんど電気の動力源を使用して、無人で使用することは安全面から問題があった。また部屋内において、脳の活性化、気分転換、癒しができて、部屋の汚染物質を含む空気を高い効率で浄化できる家具が期待されている。
室内で整頓して洗濯物を干して、独身女性にとって盗難などの心配をせずに洋服タンス、あるいはロッカーとして使用できるものである。また加熱部またはファンを取り付けず、割合短い期間で乾燥できるようにしている。一方単身の女性においては、部屋の森林浴を期待する向きもあり、多忙の中で精神的安定感を望むことも多い。特に脳の活性化或いは癒しと、都会の中の窒素酸化物を含む空気を浄化させる役立を杉材などの自然の木材に期待している。
物干し家具において、前面側にスリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアにしていることと、直接日光の照射と空気の流入出によって洗濯物を容易に乾燥できるように、裏面側に透明性の材料の取り付けと空気流入口2〜3箇所の空間部とを設けていることと、天板部と下板部の内面に調湿機能を持つ部材を取り付けて、家具の側面と天板と下板をフラッシュ構造にして、家具の側面内部には遠赤外線を発する材料を塗布していることと、当該家具の天板の直下中央に横設したハンガー吊り下げ棒をとりつけて、底部に移動を可能にしたキャスターとを設けているスリット杉材を使用した室内用物干し家具である。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアは、杉平面板材の杢目方向に3mm〜10mmの幅、3mm〜10mmの深さのスリット溝状で刻設して、前面側全体の30%〜60%で表面と裏面の両面にスリット溝状を縦横に施し、貫通開口部分を設けている。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面側に備えた物干し家具において、裏面側に日光により乾燥できるように透明性の材料を使用して、空気流入口2〜4箇所の空間部として、裏面の面積に対して10%〜50%を開口されている。
物干し家具において、日光照射により洗濯物が乾燥できるように裏面側に取り付けている透明性、又は半透明の材料は、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂から選ばれた一種類であって、耐強度から厚さ3mm〜5mmである。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面側に備えた物干し家具において、天板と下板に取り付けている乾燥部材は、可逆的に水分を除去できるゼオライト、又は活性炭、又はシリカ、又は珪藻土、又は漆喰、又はバーミキュライトとケイ酸カルシウムとの含有する繊維質材を平板に取り付けた木板である。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具の側板、天板、下板において、内部を中空にしているフラッシュ構造にして、表面の板に樹脂を張った合板(ポリ合板)、又は桐材にして、当該家具の内面に動植物プランクトン化石でできている遠赤外線放射粒状物を塗布している。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具において、天板の直下中央に横設したハンガー吊り下げ棒は、スチール製、または樹脂製のパイプで、天板から50mm〜100mmの位置に取り付けて、前記の位置から下部に200mm〜300mmの間隔で2〜3箇所にハンガー吊り下げ棒を固定できる留め具を取り付け、底部に移動を可能にしたキャスターを設けている。
スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具おいて、家具の奥行きを450mm〜600mmにして、ハンガーを斜めに懸けられるように、ハンガー吊り下げ棒に20°〜45°の角度にハンガーを懸けている。
本考案の物干し用家庭家具は、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、家具の裏面を日光を取り入れて、加熱部なして水分を除去できるようにしている。開きドア、又は引き違いドアを備えた洋服タンス、ロッカーにおいて、開きドア、又は引き違いドアの一側下方辺に形成した空気流入口と、仕切るように間隔を有して配設された木製ガラリ(複数のパウチング板)と、側板に横設したハンガー吊り下げ棒と、前面の複数のパウチング板と裏面の空間には空気流入口がら流入して空気流出口で排気される間の空気流を上下と共に前後に流動させるように開口部を設けたものである。
使用可能な具体的なスギの種類としては、例えば、小国杉、屋久杉、飫肥杉、神代杉、春日杉、吉野杉、秋田杉、土佐杉、御山杉、霧島杉、市房杉、日光杉、北山杉、日田杉、天竜杉、などがある。
杉材の表面において、二酸化窒素は空気中の水分と反応して硝酸と亜硝酸になり、木材内部に沈着する。杉材の表面においては、この反応が極めて速い速度で進むため、杉が二酸化窒素を高い効率で浄化できると考えられる。杉材は、その内部に様々な微量成分を含有することが知られている。例えば、スギがジテルペン、トリテルペン、セスキテルペン、フラボノイド、リグナンなどを含有することが研究されている。このような杉の成分が、脳の活性化と窒素酸化物を含む空気の高効率の浄化に役立っていると考えられる。
また杉は一般に、長い繊維を有するが、木口面においては、その長い繊維の断面が露出されることになり、この断面から木材の深い部分にまで空気が入りやすい。このことも、窒素酸化物の浄化に役立っていると考えられる。
また針葉樹は一般に、仮導管が均一に配列し、木口面においては、その長い繊維の横断面が露出されることになり、この断面から木材の深い部分にまで空気が入りやすい。このことも、空気の浄化に役立っていると考えられる。スリット入り杉材は、平滑な略正方形又は略長方形の杉平面板材の大きさにして、裏面には3〜10mmの幅、3〜10mmの深さで溝状刻設して、表面には表面加工した平滑な杉板材にした付け替え天板を嵌め込み式平板体にして、既存天板との間に2〜5mmの隙間を持って設置できる構造になっている。
本考案の物干し家庭家具は、開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた家具で、スイングドアを備えた洋服タンス、ロッカーに、裏面に日光光線の照射と家具内部に調湿材と遠赤外線照射材を取り付けて、さらに空気流入口と、表面に複数のガラリーを取り付けて乾燥を速めている。
また内部にハンガー吊り下げ棒と、空気流出口と、ガラリーによって空気流入口から流入して空気流出口で排気される間の空気流を上下と裏側に数箇所の排気口の開口部を設けたことにより、家具内の乾燥補助材と空気流を高効率で利用して乾燥させることが可能であり、且つ、ハンガーに吊した状態で乾燥させることができシワができにくく、また、共働きのような家庭では昼間に天気のよいときは、家具内の洗濯物は乾燥しており、加えて、梅雨や湿気の多い日にもハンガーに吊すだけによって約一日で乾燥できる。
また軽量で移動も簡単にでき、室内、室外の種々の場所に置くことができる画期的で実用性の高い考案である。特に独身女性が下着類の物干しの恥ずかしさと盗難防止しには効果を示した。また部屋内において、脳の活性化、気分転換、癒しができて、部屋の汚染物質を含む空気を高い効率で浄化できる。精神的安定感を、脳の活性化或いは癒しと、都会の中の窒素酸化物を含む空気を浄化させた。
表面に間伐材の杉の板を用いて資源のリサイクルに貢献でき、木材加工経費が安く済む点でも非常に有利である。また杉材のスリット溝構造は空気の浄化については、脳の活性化と環境改善によって作業の向上がもたらされる。汚染物質との吸着による浄化できる。そのうち、杉木口面との反応による浄化能力は、辺材、心材に関係なくほぼ一定の値で長時間持続される。
スリット入り杉材を使用した開きドア付き物干し用家庭家具(開きドア)の一般的の斜視図である。 スリット入り杉材を使用した開きドア付き物干し用家庭家具(開きドア)の使用状態図である。 スリット入り杉材を使用した開きドア付き物干し用家庭家具(開きドア)の正面図である。 物干し用家庭家具(開きドア)の背面図である。 物干し用家庭家具(開きドア)の側面図である。
以下、本考案の物干しロッカーの実施例の図面によって具体的に説明すると、図1は本考案の物干し家庭家具(開きドア)の一般的の斜視図であり、図2は本考案の物干し用家庭家具(開きドア)の使用状態図であり、図3は本考案の物干し用家庭家具(開きドア)のの正面図で、図4は物干し用家庭家具(開きドア)の背面図で、図5は物干し用家庭家具(開きドア)の側面図である。
図1に示すように、天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面には部分的にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つバーミキュライトとケイ酸カルシウムとの含有する繊維質材[三菱マテリアル製モイス(登録商標)板]を使用した。下板は幅748mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、内側面に防湿機能を持つ合モイスを、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1755mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを3箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ571mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き戸は、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、通気性が得られるようになっており、寸法として高さ1700mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、の順番で配置したものを二枚使用した。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。
この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、開き戸を引き違いに変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つ合板モイスを使用した。下板は幅748mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つバーミキュライトとケイ酸カルシウムとの含有する繊維質材[三菱マテリアル製モイス(登録商標)板]に、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1755mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ571mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き違い戸は、寸法として高さ1684mm*幅389mm*厚さ27mmの寸法のものを2枚取り付け、一枚の扉の上部よりスリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、通気性が得られるようになっており、上段に片面に、下段に両面の順番で配置したものにした。部屋の内部の移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。
この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、高さを変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つ合板モイスを使用した。下板は幅748mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つバーミキュライトとケイ酸カルシウムとの含有する繊維質材[三菱マテリアル製モイス(登録商標)板]に、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1455mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ421mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き戸は、スリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、寸法として高さ1400mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、上部よりガラリー(幅210mm高さ120mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ389mm)、固定桟(幅210mm、高さ60mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ389mm)、ガラリー(幅210mm高さ240mm)の順番で配置したものにした。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、裏面の構造を変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つバーミキュライトとケイ酸カルシウムとの含有する繊維質材[三菱マテリアル製モイス(登録商標)板]を使用した。下板は幅743mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つ合モイスに、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1455mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ389mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ190mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
引き違い戸は、スリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、寸法として高さ1384mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、上部よりガラリー(幅210mm、高さ210mm)、ミストガラス(幅209mm、高さ377mm)、固定桟(幅210mm、高さ60mm)、ミストガラス(幅209mm、高さ377mm)、ガラリー(幅210mm高さ240mm)の順番で配置したものにした。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、扉の前面のガラリーを変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉材を使用した無垢杉材を、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つバーミキュライトとケイ酸カルシウムとの含有する繊維質材[三菱マテリアル製モイス(登録商標)板]を使用した。下板は幅743mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つ合モイスに、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1755mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅688mm*高さ571mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き戸は、スリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、寸法として高さ1700mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、上部よりガラリー(幅210mm高さ210mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ524mm)、固定桟(幅210mm、高さ60mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ524mm)、ガラリー(幅210mm高さ380mm)の順番で配置したものにした。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
実施例1と同様にして、前板の材料を桧から杉に変更して製作した。天板は幅800mm*奥行450mmの寸法で、厚さ45mmフラッシュ構造で、前面にスリット入り杉の無垢材を、側面は樹脂テープを、側面は樹脂テープ貼りで、上部面にポリ板を、内側面に防湿機能を持つバーミキュライトとケイ酸カルシウムとの含有する繊維質材[三菱マテリアル製モイス(登録商標)板を使用した。下板は幅743mm*奥行413mmの寸法で、厚さ30mmのフラッシュ構造で、前面材を樹脂テープ貼りで、内側面に防湿機能を持つ合モイスに、下外面はポリ板を使用した。側板は高さ1755mm*幅413mm*厚さ25mmの寸法のフラッシュ構造で、側・内ともにポリ板を使用して、内部にはパイプ受けを6箇所取り付けた。
裏面は、日光を取り入れるために、2箇所に幅628mm*高さ571mm*厚さ4mmのミストガラスを枠内に入れて固定した。また裏面の上段部(幅748mm*高さ200mm)と中段部(幅748mm*高さ200mm)と下段部(幅748mm*高さ30mm)の3箇所に空間部を設けて空気流入口にした。
開き戸は、材質はスリット入り杉材を使用した無垢杉材、裏面半部にも反対方向のスリットを設けて、寸法として高さ1700mm*幅390mm*厚さ27mmの寸法で、上部よりガラリー(幅210mm高さ120mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ539mm)、固定桟(幅210mm、高さ60mm)、ミストガラス(幅210mm、高さ539mm)、ガラリー(幅210mm高さ2400mm)の順番で配置したものにした。移動が簡単に出来るように,下板面に4個のキャスターを取り付けた。本体の内部には内容の洗濯物の乾燥を促進させるために、FTS(遠赤外線放射材)をスプレーによって全面に散布した。この中に、単身の女性用に、タオル、下着、寝間着の7枚を干して、窓際においていたら、5時間後に完全に乾燥していた。
A 洗濯物
B 開きドアー
C 引き違いドアー
1 天板
2 下板
3 ガラリー
4 背板
5 側板
6 ハンガー吊り下げ棒
7 空気流出口
8 取手
9 キャスター
10 戸板ガラス
11 背面ガラス
12 L金具
13 スリット杉材

Claims (8)

  1. 物干し家具において、前面側にスリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアにしていることと、直接日光の照射と空気の流入出によって洗濯物を容易に乾燥できるように、裏面側に透明性の材料の取り付けと空気流入口2〜4箇所の空間部とを設けていることと、天板部と下板部の内面に調湿機能を持つ部材を取り付けて、家具の側面と天板と下板をフラッシュ構造にして、家具の側面内部には遠赤外線を発する材料を塗布していることと、当該家具の天板の直下中央に横設したハンガー吊り下げ棒をとりつけて、底部に移動を可能にしたキャスターとを設けていることと、を特徴とするスリット杉材を使用した室内用物干し家具。
  2. スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアは、杉平面板材の杢目方向に3mm〜10mmの幅、3mm〜10mmの深さのスリット溝状で刻設して、前面側全体の30%〜60%で表面と裏面の両面にスリット溝状を縦横に施し、貫通開口部分を設けていることを特徴とする請求項1に記載のスリット杉材を使用した室内用物干し家具。
  3. スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面側に備えた物干し家具において、裏面側に日光により乾燥できるように透明性の材料を使用して、空気流入口2〜4箇所の空間部として、裏面の面積に対して10%〜50%を開口されていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のスリット杉材を使用した室内用物干し家具。
  4. 物干し家具において、日光照射により洗濯物が乾燥できるように裏面側に取り付けている透明性、又は半透明性の材料は、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂から選ばれた一種類であって、耐強度から厚さ3mm〜5mmであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスリット杉材を使用した室内用物干し家具。
  5. スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面側に備えた物干し家具において、天板と下板に取り付けている乾燥部材は、可逆的に水分を除去できるゼオライト、活性炭、シリカ、珪藻土、漆喰、モイス(商標登録名)を平板に取り付けた木板であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスリット杉材を使用した室内用物干し家具。
  6. スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具の側板、天板、下板において、内部を中空にしているフラッシュ構造にして、表面の板に樹脂を張った合板(ポリ合板)、又は桐材にして、当該家具の内面に動植物プランクトン化石でできている遠赤外線放射粒状物を塗布されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスリット杉材を使用した室内用物干し家具。
  7. スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具において、天板の直下中央に横設したハンガー吊り下げ棒は、スチール製、または樹脂製のパイプで、天板から50mm〜100mmの位置に取り付けて、前記の位置から下部に200mm〜300mmの間隔で2〜3箇所にハンガー吊り下げ棒を固定できる留め具を取り付け、底部に移動を可能にしたキャスターを設けていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のスリット杉材を使用した室内用物干し家具。
  8. スリット入り杉材を使用した開きドア、又は引き違いドアを前面に備えた物干し家具おいて、家具の奥行きを450mm〜600mmにして、ハンガーを斜めに懸けられるように、ハンガー吊り下げ棒に20°〜45°の角度にハンガーを懸けていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のスリット杉材を使用した室内用物干し家具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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