JP3194025U - 固体分離装置 - Google Patents

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直人 伊牟田
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Abstract

【課題】固体分離装置として、無駄な材料ロスのない装置を提供する。【解決手段】液体が通過できるカラム100と、カラムを複数保持するプレート112と、を含む固体分離装置120であり、プレートには凹部202があり、凹部の底部に開口があり、カラムは、その先端部が開口に挿入される。また、カラムは、先端部に突起を有し、開口から外側に位置する。さらに、カラムは、本体部と先端部とを有し、本体部は円柱状であり、先端部は円錐台形状であることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、固体分離装置に関する。特に、溶液から固体成分を抽出する装置に関する。
溶液からある固体成分を抽出する方法として、溶液をフィルターに通過させる方法があった(特許文献1)。この方法を、図1(a)のカラムの斜視図、図1(b)のカラム断面図にて説明する。カラム9は、容器である。内部にフィルター11を有する。このカラム9の入口10から、溶液を入れ、出口15から溶液を取り出す。フィルター11を溶液が通過することで、溶液中のある固体成分が取り除かれる。
フィルター11には、そのある固体を取り除くための成分を配置されている。出口15を吸引、または、遠心分離にて溶液を出口15から取り出す。
しかし、近年、図2(a)から図2(c)に示す容器が使用されるようになった。図2(a)は、平面図、図2(b)は右側面図、図2(c)は、正面図である。
図1のカラム9が複数個を合体したものである。プレート12に、多くの入口10が設けられている。プレート上12aとプレート下12bとがある。これは、このプレート12を装置(図示しない)にセットするために設けられている。装置は、プレート12の下方を真空に引き、溶液を各々の出口15から取り出すための装置である。
特開平6−258203号公報
しかし、図2(a)〜図2(c)のプレート12では、1つの材料から成形されている。このため、溶液ごとに、ずべてを、廃棄する必要があった。材料ロスが大きかった。
この考案では、固体分離装置として、無駄な材料ロスのない装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、液体が通過できるカラムと、前記カラムを複数保持するプレートと、を含む固体分離装置であり、前記プレートには凹部があり、前記凹部の底部に開口があり、前記カラムは、その先端が前記開口に挿入される固体分離装置を用いる。
本願考案の固体分離装置では、プレートとカラムが分離できるので、プレートを廃棄する必要がない。また、分離型なので、固体分離装置は、寸法精度よく作製される。
(a)従来のカラムの斜視図、(b)(a)の断面図 (a)従来のプレートの平面図、(b)(a)の側面図、(c)(a)の正面図 (a)実施の形態1の固体分離装置の平面図、(b)(a)の側面図、(c)(a)の正面図 (a)実施の形態1のプレートの平面図、(b)(a)の側面図 (a)実施の形態1のカラムの斜視図、(b)(a)の断面図、(c)〜(d)(a)の出口の拡大側面図 (a)実施の形態1の固体分離装置の端部拡大断面図、(b)比較例の固体分離装置の端部拡大断面図、 実施の形態1での開口と突起と出口との位置関係を示す平面図 (a)実施の形態3のカラムの斜視図、(b)(a)の断面図、(c)実施の形態3の固体分離装置の端部拡大断面図
(実施の形態1)
<全体構成>
実施の形態1の固体分離装置を、図3(a)〜図3(c)にて説明する。図3(a)は、平面図、図3(b)は、右側面図、図3(c)は、正面図である。固体分離装置120は、プレート112と複数のカラム100とからなる。従来の図2(a)〜図2(c)と異なり、プレート112の凹部202に、複数のカラム100をはめ込む。固体分離装置120は、2種類の部品からなる。このことで、固体分離装置120として、熱歪など反りの無い容器が実現する。また、カラム100のみを使い捨て、プレート112を再利用できる。
プレート112は、複数のカラム100を挿入できる容器である。プレート上112aとプレート下112bとからなる。この段差部分で、プレート112は、他の装置にセットされる。詳細は、図4で説明する。
カラム100は、溶液を通過させる部分である。内部にフィルターを有する。
カラム100は、プレート112の凹部に挿入保持されるが、その先端の出口115は、プレート下112bより下方へ突出している。詳細は、図5で説明する。
<プレート112>
プレート112を、図4(a)〜図4(b)で説明する。図4(a)は平面図、図4(b)は断面図である。プレート112は、1つの大きな四角柱状の凹部202を有する。この部分に複数のカラム100を、挿入できる。カラム100は、凹部202の底面の開口201に、その先端を入れ込み、挿入される。カラム100同士は密着して挿入される。凹部202は、複数のカラム100により、完全に満たされる。カラム100同士が、その側面で接して、位置が規制される。
<カラム100>
カラム100を、図5(a)〜図5(d)で説明する。図5(a)は、斜視図、図5(b)は断面図、図5(c)、図5(d)は出口15の拡大断面図である。図5(c)は側面、図5(d)は正面からの図である。
カラム100は、入口10と、円柱状の本体部16と、先端の出口15の部分とからなる。入口10は、溶液を入れるところである。円柱状の本体部16は、フィルター11を有し、溶液を保持するところである。本体部16は、他のカラム100の本体部16と接する。本体部16の側面同士で接触し、お互いに位置が固定される。
図3(a)でわかるように、凹部202の内部側面に接していないカラム100は、4つのカラム100に接し、4方向から位置規制される。凹部202の内部側面に接するカラム100は、側面とカラム100の4方向から位置規制される。
先端の出口15は、円錐台の形状となっている。その側面に突起20を有する。突起20は左右2つある。突起20は、円錐状より、長い細い突起がよい。
なお、本体部16は、円柱形状が好ましいが、多角形の柱状体でもよい。円柱状の場合が、他のカラム100との接する部分が線上となりよく、位置の遊びも許されてよい。
<プロセス>
(1)プレート112にカラム100をセットする。プレート112の凹部202にカラム100
を挿入する。
(2)溶液を、各々のカラム100の入口10より、挿入する。
(3)プレート112を、真空吸引できる装置にセットし、下部を吸引することで、溶液をカラム100の出口15より取り出す。
(4)プレート112よりカラム100を取り出し廃棄する。一方、プレート112は、再利用される。
溶液をカラム100に通したが、溶液に関連する別の溶媒、複数種類を通過させる場合もある。たとえな、洗浄溶媒や脱着溶剤を流す。
<位置関係>
図6(a)に、プレート112の端部の拡大断面図を示す。
カラム100は、プレート底112cの開口201に、その出口15を挿入されている。
(1)開口201周辺のプレート底112cの下面に、突起20が接する。面プレート底112cの下面と突起20とで、カラム100は、位置規制が確実される。ただし、突起20は2つであり、1方向は規制するか、別方向は規制が弱い。下記の規制とともに、カラム100を規制する。開口201は、円柱の開口であり、開口内面に凹凸などはない。突起20がすり抜ける程度の大きさに設けられている。
この関係を図7で説明する。図7は、開口201周辺の平面図である。開口201にカラム100の出口15が挿入されている。開口201の周辺のプレート底112cに突起20が接している。実線矢印方向が位置規制され、点線矢印方向が位置規制されない。これらの方向は、各々のカラム100でバラバラである。結果、カラム100同士が押し合いその位置が所定の位置となる。
(2)出口15の円錐台の根元は、開口201の上部と接する。このことでカラム100の位置規制をする。
(3)カラム100の本体部底面16cは、プレート底112cの上面に接触する。このことでカラム100の位置規制をする。
(4)カラム100同士は、上記に示したように、側面方向が位置規制されている。
これらの関係から、カラム100は、数箇所で規制されている。
ただし、それぞれの箇所でカラム100は規制される。結果、カラム100の位置は正確になる。かつ、カラム100は、プレート112の凹部202に、挿入、取り出しがやり易い。
カラム100は、原則1回限りの使用であり、プレート112は、複数回の使用である。問題がなければ、長期間使用される。材料ロスが少なく、材料利用効率が高い。
さらに、プレート112とカラム100とは、数箇所が接触するはめ込み式であり、熱による歪、ゆがみはない。
図6(b)に比較例の断面図を示す。プレート112に開口201を設け、カラム100を挿入している。カラム100の本体部の側面に突起20を有する。
図6(a)の実施例と、図6(b)の比較例とを、比較すると、以下が言える。
(1)比較例では、プレート112が複雑である、複数の深さのある開口201が必要である。開口201を精度よく形成必要である。実施例では、開口201は必要であるが、深さが浅く形成容易である。
(2)比較例では、カラム100と開口201との寸法精度も問題となる。両方精度が必要である。実施例では、上記説明のように、複数個所での接触によりカラム100を固定しており、カラム100自体の精度、開口201の精度とも、それほど要らない。
(3)比較例では、カラム100を密に配置できない。または、カラム100が細くなる。カラム100を支える部分が無駄である。実施例では、密にカラム100を配置できる。
(実施の形態2)材質
実施の形態2は、材質に関するである。図3は、固体分離装置120の全体である。固体分離装置図120は、プレート112(図4)とカラム100(図5)からなる。
ここで、プレート112は、成形でき、精度がだせる材料がよい。カラム100は、耐溶剤性がある材質がよい。
たとえば、プレート112、カラム100とも樹脂で作製するのが安価でよい。
プレート112としては、ポリカーボネイト、フェノールなど硬い材料がよい。
カラム100としては、ポリプロピレン、ポリエチレンなど柔らかい材料がよい。
プレート112は、繰り返して使用するので、金属やガラスでも作製してもよい。
少なくとも、プレート112は、カラム100より硬度が高く、厚みが厚いのが好ましい。
(実施の形態3)ガイド部あり
実施の形態3を図8(a)〜図8(c)で説明する。図8(a)、図8(b)は、カラム100の斜視図と断面図である。図8(c)は、カラム100をプレート112に挿入した時の断面図である。
実施の形態1の構造と異なり、カラム100にガイド部25を有する。記載しない事項は、実施の形態1,2と同様である。カラム100の本体部16の上部にガイド部25がある。本体部16より一回り外周へでている。図8(c)でわかるように、ガイド25同士が接触し、カラム100の位置が規制される。実施の形態1より、接触部分がより明確であり、好ましい。カラム100の本体部16の側面のいずれかが接触すると、カラム100の場所により、接触する場所の高さが異なり、位置規制上好ましくない。
また、上部のガイド部25と、下部の出口15と、を支えることでしっかりとカラム100を支えることができる。位置も正確となる。ガイド部25以外の本体部16の厚みを薄くすることもできる。
ガイド部25は、一番上部とは限られない、真ん中より上部ならよい。
(なお書き)
フィルターは、別のものでもよい。カラム100は、複数としたが1つの場合もある。カラム100でプレート112の凹部202をすべて満たさず、ダミーカラムまたは、別途スペーサーで満たしてもよい。
本願考案の固体分離装置は、液体から液体中の固体を除去する容器として利用できる。細胞培養分野、化学分析分野で利用できる。
9 カラム
10 入口
11 フィルター
12 プレート
12a プレート上
12b プレート下
15 出口
16 本体部
16c 本体部底面
20 突起
25 ガイド部
100 カラム
112 プレート
112a プレート上
112b プレート下
112c プレート底
115 出口
120 固体分離装置
201 開口
202 凹部





Claims (6)

  1. 液体が通過できるカラムと、
    前記カラムを複数保持するプレートと、を含む固体分離装置であり、
    前記プレートには凹部があり、前記凹部の底部に開口があり、
    前記カラムは、その先端部が前記開口に挿入される固体分離装置。
  2. 前記カラムは、前記先端部に突起を有し、前記開口から外側に位置する請求項1記載の固体分離装置。
  3. 前記カラムは、本体部と前記先端部とを有し、前記本体部は円柱状であり、前記先端部は円錐台形状である請求項1または2記載の固体分離装置。
  4. 前記突起は、前記先端部の左右2箇所にあり、長細い突起である請求項1から3のいずれか1項に記載の固体分離装置。
  5. 前記カラムは複数あり、前記凹部内で、前記複数のカラムが、その側面同士で接する請求項1から4のいずれか1項に記載の固体分離装置。
  6. 前記プレートの材質は、前記カラムの材質より、硬度が高い請求項1から5のいずれか1項に記載の固体分離装置。
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