JP3193700U - 電動ハンドツールの回転継手 - Google Patents

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秀美 陳
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Abstract

【課題】電動ハンドツールの回転継手を提供する。
【解決手段】回転接続筒10と、駆動軸20とを備え、回転接続筒10には、下端に連結ロッド11が設けられ、内部に複数の凹入歯が環設されている。駆動軸20は、上段部21、中段部22及び下段部23に区分けされ、中段部22の下端縁に複数の凸出歯27が環設されている。駆動軸20が回転接続筒10内に収容され、回転接続筒10の頂端部分が縮径されることで、両者は係合され位置制限される。駆動軸20が押圧されて下方へ移動した場合、凹入歯及び凸出歯27が噛合状となり、回転接続筒10が駆動軸20の回転を駆動することができる。回転接続筒10と駆動軸20との間の凹入歯及び凸出歯27により、トルク値の制限として機能し、ネジ、ナット等の螺合部材の崩壊が防止される。
【選択図】図1

Description

本考案は、電動ハンドツールの回転継手に関し、特に電動ハンドツールと回転ロッドとの間の継手具として利用されるとともに、継手具に対してトルク制限構造が内設されることにより、ネジ、ナット等の螺合部材の崩壊が防止されるものに関するものである。
電動ハンドツールは、ネジ、ナット等の螺合部材による物品の螺合時に欠かせない重要な装備である。使用の場合には、電動ハンドツール先端の連結端に回転ロッドを組み合わせ接続し、回転ロッドで螺合部材の回転締結を駆動する。回転ロッドの末端は、一般的に六角状ロッド体となっており、電動ハンドツール先端の連結端が組み合わせ接続される。回転ロッドの先端は、螺合しようとする螺合部材の形態に応じて対応する態様、例えば、一字ドライバー、十字ドライバー、六角スリーブ等、各種類のツールジョイント等に設けられる。これにより、電動ハンドツールは、回転ロッドを駆動し、さらに螺合部材の締結固定を駆動することができる。
電動ハンドツールは、回転ロッドの駆動時に、所定の強度のトルク値で回転ロッドを駆動する。実際の操作過程において、ネジ、ナット等の螺合部材が最後まで回転されたが、操作者は依然として回転ロッドを駆動し続けるため、ネジの十字孔または一字孔、若しくはナットの六角ヘッドが強力の回転によって崩壊してしまい、螺合部材が回転ロッドによって駆動されなくなる不具合の発生がよくある。さらに、ネジ、ナット等の螺合部材が最後まで回転されたが、操作者が回転ロッドを駆動し続ける場合は、螺合部材の螺合しすぎによってワーク(被固定物)の表面が破壊され、ワークの外観上の欠陥となる。
そこで、本考案は、従来の電動ハンドツールの使用時に螺合部材が崩壊しやすく、螺合しすぎによってワーク表面が破壊される不具合を改善するための回転継手構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係る回転継手は、回転接続筒と、駆動軸とを備える。円形筒体である回転接続筒には、下端に連結ロッドが設けられ、内部に複数の凹入歯が環設されられている。駆動軸は、上段部、中段部及び下段部に区分けされる。上段部と中段部との間は、軸径の異なる階段部が形成され、上段部には、連結孔が内設されており、中段部の下端縁には複数の凸出歯が環設されており、下段部には、圧縮バネを収容するためのバネ収容孔が内設されている。駆動軸は、回転接続筒内に収容され、回転接続筒の頂端部分が縮径され、回転接続筒の頂端が駆動軸の階段部に押圧されることで、両者は、離脱することなく、係合され位置制限される。駆動軸が押圧されて下方へ移動した場合、凹入歯及び凸出歯が噛合状となり、回転接続筒が駆動軸の回転を駆動することができる。
回転接続筒の連結ロッドは、六角状のロッド体であり、電動ハンドツール先端の連結端が組み合わせ接続される。
本考案に係る回転継手によれば、トルクが制限されることで、ネジ、ナット等の螺合部材の崩壊が防止される。
本考案に係る回転継手の素子分解図を示す。 本考案に係る回転継手の模式図を示す。 本考案に係る回転継手の断面模式図を示す。 図3における駆動軸が押圧によって移動した後の模式図を示す。 本考案に係る回転継手が電動ハンドツールに適用される模式図を示す。
本考案の添付図面は、模式的に本考案の基本構造を説明し、図面における素子形状、寸法、比例または数は、選択性の設計である。
図1〜図3に示すように、本考案に係る回転継手は、回転接続筒10と、駆動軸20とを備える。円形筒体である回転接続筒10には、下端に連結ロッド11が設けられ、連結ロッド11は、六角状のロッド体であり、電動ハンドツール先端の連結端が組み合わせ接続される。回転接続筒10の内部に複数の凹入歯12が環設されられており、それぞれの凹入歯12の壁面は、適当な傾斜を有する斜面13に設けられ、回転接続筒10内の底部に収容孔14が設けられ、収容孔14は、回転接続筒10を貫通していない。
駆動軸20は、軸体であり、上段部21、中段部22及び下段部23に区分けされる。上段部21と中段部22との間は、軸径の異なる階段部24が形成され、上段部21には、連結孔25が内設されている。係合珠26は、上段部21の壁面に嵌設されており、連結孔25に突入している。回転ロッド30の連結端31は、連結孔25に突入し、係合珠26が回転ロッド30の連結端31における係合溝311に係合され位置制限される。中段部22の下端縁には複数の凸出歯27が環設されており、それぞれの凸出歯27の壁面は、適当な傾斜を有する斜面28に設けられる。下段部23には、圧縮バネ291を収容するためのバネ収容孔29が内設されている。
回転ロッド30は、従来のハンドツールジョイントであり、その下端の連結端31は、六角状ロッド体となっており、その上端が螺合端32であり、螺合端32は、螺合しようとする螺合部材の形態に応じて対応する態様、例えば十字ドライバー321、一字ドライバー322または六角スリーブ323等、各種類のツールジョイントに設けられる(図3参照)。
駆動軸20と回転接続筒10との組み合わせは、駆動軸20の下段部23が回転接続筒10の収容孔14に収容され、中段部22の下端縁の凸出歯27が回転接続筒10の凹入歯12の上端縁に対応した後、回転接続筒10の頂端部分が縮径され、回転接続筒10の頂端が駆動軸20の階段部24に押圧されることで、駆動軸20は、離脱することなく、回転接続筒10に係合されることになる。バネ収容孔29内に取り付けられる圧縮バネ291が回転接続筒10と駆動軸20との伸長力として機能するため、凹入歯12及び凸出歯27は、常に分離状態となっている。
図4〜5に示すように、回転接続筒10の連結ロッド11は、電動ハンドツール40(例えば電動ドライバー、電動ドリル)の連結口41に嵌設され、回転ロッド30の連結端31は、駆動軸20の連結孔25に組み合わせ接続される。ユーザは、ネジまたはナットを螺合しようとする場合、駆動軸20が押下げられる(図4参照)ことで、回転接続筒10の凹入歯12と駆動軸20の凸出歯27とが噛合状となっているため、電動ハンドツール40によって駆動される回転接続筒10は、駆動軸20及び回転ロッド30の回転を駆動することができ、回転ロッド30先端の螺合端32は、ネジまたはナットを回転させることによりワークを締結固定する。ネジまたはナットが最後まで螺合される場合、ネジまたはナットを螺合し続けるためには、より大きなトルク値が必要となる。ただし、回転接続筒10がより大きなトルク値を駆動軸20に印加するようにした場合は、トルク値の増大によって凹入歯12と凸出歯27との間に隣接した斜面13、28に摺動脱落の現象が発生し、駆動軸20が上へ移動するため、噛合関係が失われてしまう。従って、回転接続筒10は、駆動軸20を駆動することにより、ネジまたはナットの十字孔、一字孔または六角ヘッドを崩壊から防止し、ネジまたはナット等の螺合部材が螺合しすぎによってワーク表面を傷つけることを回避することができなくなる。
回転接続筒10が駆動軸20に印加したトルク値限界は、凹入歯12及び凸出歯27の斜面13、28の脱出力に依存する。当該数値は、実験テストによって斜面13、28の傾斜を得ることができる。異なる傾斜の凹入歯12及び凸出歯27を構成することにより、ユーザの要求に応じて必要とする駆動トルク値の大きさを調整することができる。
本考案に係る回転接続筒10及び駆動軸20は、電動ハンドツール40と回転ロッド30との間に適用可能な回転継手構造として構成され、回転接続筒10と駆動軸20との間に有するトルク制限構成により、ネジまたはナット等の螺合部材の崩壊を防止されるとともに、螺合部材が螺合しすぎによってワーク表面を傷つけることを回避することができるため、より好ましい実用的効果を提供することができる。
上記のように、これらの実施の形態は本考案の好ましい実施例のみであり、本考案の特許請求の範囲に基づいてなされる等価の変更や修飾は、本考案の技術範囲に入るものである。
以上のように、本考案では、回転接続筒と、駆動軸とを備え、円形筒体である回転接続筒には、下端に連結ロッドが設けられ、内部に複数の凹入歯が環設されられており、それぞれの凹入歯の壁面は、傾斜を有する斜面に設けられ、前記回転接続筒内の底部に収容孔が設けられており、前記駆動軸は、上段部、中段部及び下段部に区分けされ、前記上段部と中段部との間は、軸径の異なる階段部が形成され、前記上段部には、回転ロッドの連結端を収容する連結孔が内設されており、前記中段部の下端縁には複数の凸出歯が環設されており、それぞれの凸出歯の壁面は、傾斜を有する斜面に設けられ、前記下段部は、前記回転接続筒の収容孔に収容され、前記下段部には、圧縮バネを収容するためのバネ収容孔が内設されており、前記駆動軸は、回転接続筒内に収容され、回転接続筒の頂端部分が縮径され、前記回転接続筒の頂端が前記駆動軸の階段部に押圧されることで、前記駆動軸が前記回転接続筒に係合され、駆動軸が押圧されて下方へ移動した場合、前記凹入歯及び凸出歯が噛合状となり、前記回転接続筒が前記駆動軸及び回転ロッドの回転を駆動することを特徴とする電動ハンドツールの回転継手とするものである。
本考案に係る回転継手によれば、トルクが制限されることで、ネジ、ナット等の螺合部材の崩壊が防止される。
10 回転接続筒
11 連結ロッド
12 凹入歯
13 斜面
14 収容孔
20 駆動軸
21 上段部
22 中段部
23 下段部
24 階段部
25 連結孔
26 係合珠
27 凸出歯
28 斜面
29 バネ収容孔
291 圧縮バネ
30 回転ロッド
31 連結端
311 係合溝
32 螺合端
321 十字ドライバー
322 一字ドライバー
323 六角スリーブ
40 電動ハンドツール
41 連結口





Claims (1)

  1. 回転接続筒と、駆動軸とを備え、円形筒体である回転接続筒には、下端に連結ロッドが設けられ、内部に複数の凹入歯が環設されられており、それぞれの凹入歯の壁面は、傾斜を有する斜面に設けられ、前記回転接続筒内の底部に収容孔が設けられており、前記駆動軸は、上段部、中段部及び下段部に区分けされ、前記上段部と中段部との間は、軸径の異なる階段部が形成され、前記上段部には、回転ロッドの連結端を収容する連結孔が内設されており、前記中段部の下端縁には複数の凸出歯が環設されており、それぞれの凸出歯の壁面は、傾斜を有する斜面に設けられ、前記下段部は、前記回転接続筒の収容孔に収容され、前記下段部には、圧縮バネを収容するためのバネ収容孔が内設されており、前記駆動軸は、回転接続筒内に収容され、回転接続筒の頂端部分が縮径され、前記回転接続筒の頂端が前記駆動軸の階段部に押圧されることで、前記駆動軸が前記回転接続筒に係合され、駆動軸が押圧されて下方へ移動した場合、前記凹入歯及び凸出歯が噛合状となり、前記回転接続筒が前記駆動軸及び回転ロッドの回転を駆動することを特徴とする電動ハンドツールの回転継手。


JP2014004154U 2013-12-03 2014-08-05 電動ハンドツールの回転継手 Expired - Lifetime JP3193700U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
TW102222636 2013-12-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017052619A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 日野自動車株式会社 パンタグラフジャッキ及びこれを用いたリフタ

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