JP3193476U - タクシー客別芳香器 - Google Patents

Abstract

【課題】タクシー車内への香りの発散のタイミングを乗客の乗車に合わせ、又その乗客に適した香りのタクシー客別芳香器を提供する。
【解決手段】芳香器の胴部には３個、４個、５個又は６個の小室があり、それらに芳香剤を入れ、下部には電気で稼動する回転翼があり、その回転翼によって空気が小室を通過して、上ふたのスリットを通ることを特徴とするタクシー客別芳香器。
【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明

本考案は、タクシーの車内の芳香に関するものである。

一般にタクシー車内への香りの供給は、香料成分の噴霧又は芳香剤の常時設置が通常である。

タクシー車内への香りの供給は、実用新案文献：実用新案公開平０７−００９６１２、実用新案公開平０７−００１９４３、実用新案公開平０６−０２６８８５、実用新案公開平０６−０００４４７などにみられるように、１種類の香りの供給が通常である。

タクシー車内への香りの供給は、乗客の年齢及び性別に無差別であるのが通常である。

本考案は、タクシーに限定するものでなく、一般に車載として適用できる。

実用新案文献

実用新案文献

実用新案公開平０７−００９６１２

実用新案文献

実用新案公開平０７−００１９４３

実用新案文献

実用新案公開平０６−０２６８８５

実用新案文献

実用新案公開平０６−０００４４７

解決しようとする問題点は、タクシー車内への香りの発散のタイミングを乗客の乗車に合わせ、又その乗客に適した香りを提供する点である。

本考案は、タクシー車内への香り発散の開始を、客の乗車のときとすることを特徴とする。

更に、タクシー車内への香りの種類は、乗客を区別及び対応して選択されることを特徴とする。

本考案で乗客のみならずドライバーも快適性を享受でき、安全運行にもつながるという利点がある。

は、本考案に使用する器具の例図であり、容器の胴部にある芳香剤を入れる小室は３〜６個で、本器具の基材はメタル又は合成樹脂である。

タクシードライバーが活用するために、簡単な器具で、容易に使用できるようにして実現した。

実施例１では、図１に示される容器の胴部には４個の小室があり、ラベンダー香料、グレープフルーツ香料、ローズ香料、ペパーミント香料を別々に含む固形芳香剤が別々に小室に入れてある。

タクシーに中年男性客が乗車してきた時、図１に示される上ふたのスリットをラベンダー香料に合わせ、回転翼を始動させた。

タクシー車内にラベンダーの香りが飛散された。

乗客はリラックスした気分を感じた。

実施例２では、図１に示される容器の胴部には６個の小室があり、ラベンダー香料、グレープフルーツ香料、ローズ香料、ペパーミント香料、ローズマリー香料、レモン香料を別々に含む固形芳香剤が別々に小室に入れてある。

タクシーに若年女性客が乗車してきた時、図１に示される上ふたのスリットをローズ香料に合わせ、回転翼を始動させた。

タクシー車内にローズの香りが飛散された。

乗客は優雅な気分を感じた。

本考案のタクシー客別芳香器は、乗客の年齢及び性別に対応して、適切な芳香を車内に飛散でき、乗客の気分を良くするものである。

図の説明

器具の胴部に小室が３〜６個ある。
小室には芳香剤を入れる。
下部の回転翼は電動であり、これにより生じる空気の流れは小室を通過して、上ふたのスリットに通じる。
器具を稼動させないときは、回転翼を停止してスリットを閉じておく。

Claims (2)

1. 芳香器の胴部には３個、４個、５個又は６個の小室があり、それらに芳香剤を入れ、下部には電気で稼動する回転翼があり、その回転翼によって空気が小室を通過して、上ふたのスリットを通ることを特徴とするタクシー客別芳香器。
2. 本芳香器をタクシー車内に設置する工程、
   客の年齢層及び性別などで芳香剤を選択する工程、
   回転翼を稼動及び停止する工程があることを特徴とする請求項１記載のタクシー客別芳香器。

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