JP3193388U - 肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具 - Google Patents

Abstract

【課題】布団叩き及び肩を叩く以外に、マッサージにも使うことができる肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具を提供する。
【解決手段】肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具は、把持用のハンドル１と、ハンドルに一端部で連接される叩き部２とを備え、叩き部から離れるハンドルの一端部に溝部１１が設けられ、溝部の中に、直径がハンドルの直径より大きく、一部分が溝部から突出され、且つ自由に回るマッサージ用のホイール１２が設けられ、叩き部はハンドルに連接されない一端部が半円形弧状線材２１であり、半円形弧状線材の両側端部から二つの延出線材２２が延ばされ、延出線材がハンドルに連接される方向に、内側に向けて徐々に間隔を縮められ、上ハンドル部１３と下ハンドル部１４に挟まれてハンドルと結合されるようにそれぞれの末端部に位置決め用線材２３が形成され、位置決め用線材の最末端部に、内に折り曲げられる鉤部２４が設けられる。
【選択図】図２

Description

本考案は、肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具に関し、特に布団を叩く及びほこりを取り除くように応用される以外に、さらにマッサージ機能を提供できる布団叩き器具に関するものである。

人々は布団の中のダニや細菌を取り除くため、太陽の下に布団を干し、そして太陽光で布団の中のダニや細菌を殺し、後で布団叩きで布団の表面を連続に叩き、布団の中のダニやほこり、細菌などを叩き出し、同時に布団の中の綿が千切れ、布団が膨らんだ後にさらに軽くて柔らかくなる。

従来の布団叩きがほとんど木材や藤材、プラスチック、金属などの材料で製造され、木製布団叩きの弾性変形能力が少し小さく、布団を叩く際に生まれた抗力が少し大きく、腕が振動で傷つけられるようになり、且つ木材の原料の値段が益々高くなるので、製造費用も増えるようになり、エコ訴求にも合わない。

藤製布団叩きは強靭で弾性を有し、木材より成形しやすく、成形及び製造する過程に、藤材の原料に加工熱処理を行う必要があり、これで藤材は変形しやすいようになり、叩きの効果が木製布団叩きに似て、且つ製造コストも安くない。

また、プラスチック製布団叩きは軽いが、叩きの効果が顕著になりたいなら、必ず叩き面の重量を増やし、或いは叩き面の面積を拡大することで重量を増やし、これでほこりが立たないように叩き面に抑制され、ほこりを取り除く効果が下げ、且つ材質が劣化したら、折れる可能性もある。

他に、金属製布団叩きの叩き面の鋼網が溶接され、且つ少し太い鋼線が支持骨組みとして選ばれ、叩き面の重量を増やす以外、よい外形を保つ効果もあり、しかし溶接することによって従来の布団叩きの弾性変形能力が下げられ、骨組みが太くて硬くて叩く時の反発力を下げることが難しく、製造用の必要消耗材が増え、産品の価格が上がり、一般の人々にとって買うことが難しい。

一番大事なことは、従来の布団叩きは木材や藤材、プラスチック、金属などで製造されても、いかなる付加機能がないので、経済的な利益がよくない。

そこで、上記の問題点に対して、構造が簡単、重量が軽く、弾性が大きく、組立しやすく、叩く時の反動力が小さく、手に筋肉痛がなく、さらにほこりが立つことが抑制されなく、布団からほこりを取り除く効率が高く、且つ他の付加機能を有し、産業上の利用性が高い肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具を開発することが本考案の課題となる。

本考案は、布団を叩き、ほこりを取り除く及び肩を叩く以外に、さらにマッサージができ、且つ頑丈な肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具を提供することを目的とする。

使用者は持つためのハンドルと、叩くように使われ、且つ当該ハンドルに一端部で連接される叩き部と、を備え、当該叩き部から離れる当該ハンドルの一端部に溝部が設けられ、当該溝部の中に、直径が当該ハンドルの直径より長く、部分が当該溝部から突出され、且つ自由に回すマッサージ用のホイールが設けられ、当該叩き部の当該ハンドルに連接されない一端部は半円形弧状線材であり、当該半円形弧状線材の両側の端部から二つの延出線材が延ばされ、二つの当該延出線材が当該ハンドルに連接される方向に、内側に向けて徐々に間隔を縮められ、当該ハンドルと結合されるようにそれぞれの末端部に位置決め用線材が形成され、また当該位置決め用線材の最末端部に、内に折り曲げられる鉤部が設けられる。

前記叩き部は鋼線であり、前記半円形弧状線材及び二つの前記延出線材が下に列挙した外形：感嘆符形、バット形の一つで成形されることが好ましい。

前記ハンドルは、上ハンドル部と、当該上ハンドル部に対応してその下に設けられる下ハンドル部と、を備え、当該上ハンドル部及び当該下ハンドル部で前記叩き部の一端部が挟まれて固定され、当該上ハンドル部が当該叩き部の前記位置決め用線材及び鉤部に対応する箇所に、それぞれに対応して上位置決め溝が設けられ、当該下ハンドル部が当該叩き部の当該位置決め用線材及び当該鉤部に対応する箇所に、それぞれに対応して下位置決め溝が設けられ、対応の当該上位置決め溝と組み合わせ、当該位置決め用線材及び当該鉤部が位置決めされることが好ましい。

前記ハンドルが波形起伏状で設けられることが好ましい。

本考案は、従来の技術と比べて、次に列挙する効果がある。

(1)本考案では、ハンドルと叩き部との組み合わせにより、操作者が容易に応用するようになり、半円形弧状線材及び延出線材のデサインにより、正面が布団を叩くことに使用され、サイド面が使用者の頭、体及び手足を軽くて叩くことに使用され、叩きマッサージの機能が果たされる。

(2)本考案では、ホイールの増設により、叩き部で叩きマッサージを行う以外、さらにホイールでローリングマッサージを行うことができ、本考案が二重のマッサージ機能を有するようにし、さらに経済的付加価値を有する。

(3)本考案では、上ハンドル部及び下ハンドル部のデサインにより、簡単に組立てる以外、さらに有効に叩き部を固定でき、使用する時に叩き部が離脱しにくく、消費者が安心に使用できる。

：本考案のマッサージ機能付き布団叩き器具の一実施の形態を示す斜視図 ：前記実施の形態を示す斜視分解図 ：前記実施の形態を示す平面図 ：前記実施の形態の、布団叩きとしての使用状態を示す斜視図 ：前記実施の形態を肩叩きに使用する実施状態を示す図 ：前記実施の形態をマッサージに使用する実施状態を示す図

以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。

図1乃至図6に示すように、本考案の肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具は、使用者は持つためのハンドル1と、叩くように使われ、且つ当該ハンドル1に一端部で連接される叩き部2と、を備え、当該叩き部2から離れる当該ハンドル1の一端部に溝部11が設けられ、当該溝部11の中に、直径が当該ハンドル1の直径より長く、部分が当該溝部11から突出され、且つ自由に回すマッサージ用のホイール12が設けられ、当該叩き部2の当該ハンドル1に連接されない一端部は半円形弧状線材21であり、当該半円形弧状線材21の両側の端部から二つの延出線材22が延ばされ、二つの当該延出線材22が当該ハンドル1に連接される方向に、内側に向けて徐々に間隔を縮められ、当該ハンドル1と結合されるようにそれぞれの末端部に位置決め用線材23が形成され、また当該位置決め用線材23の最末端部に、内に折り曲げられる鉤部24が設けられる。

その中に、前記ハンドル1と前記叩き部2との組み合わせにより、操作者が容易に応用するようになり、前記鉤部24のデサインにより、使用者は力を入れる際、当該叩き部2が過大な力を受けなく、当該ハンドル1から離脱しないように、使用者が安心に応用できる。

また、前記半円形弧状線材21と前記延出線材22との組み合わせにより、前記叩き部2の正面が布団を叩くように使用され、当該叩き部2のサイド面が人の頭、体及び手足にを軽くて叩くように使用され、叩きマッサージの機能が果たされ、且つ当該半円形弧状線材21のデサインにより、叩く範囲が拡大され、実際に布団に接触する面積は当該叩き部2の面積だけ、施力アームが抗力アームより大きいので、使用者がしっかりと握って力を入れて叩く必要がなく、さらに力を入れすぎて筋肉痛になるまでには至らない。

なお、ホイール12の増設により、本考案は叩き部2で叩きマッサージ機能を有する以外、さらにホイール12でローリングマッサージを行うもう一つの機能を有し、本考案が二重のマッサージ機能を有するようにし、さらに経済的付加価値を有する。

前記叩き部2は鋼線であり、前記半円形弧状線材21及び二つの前記延出線材22が下に列挙した外形：感嘆符形、バット形の一つで成形される。

その中に、鋼線を応用することは、主に弾性がよく、叩く力が強く、軽くて叩いてすぐにほこりを取り除く効果を有し、さらに叩く際の反発力を吸収でき、操作者の振動障害を減軽する。

また、前記半円形弧状線材21及び二つの前記延出線材22の外形により、操作者が容易に応用するようになり、消費者はサイド面で叩きを行う時、当該延出線材22で体の筋肉を軽く叩くので、使用上には振るって叩く痛みがない。また当該半円形弧状線材21が変形特性を有し、緩衝の効果が発揮でき、その中の一側の当該延出線材22が加圧効果を有し、もう一側の当該延出線材22が叩く側である当該延出線材22にエネルギーを伝達し続け、叩く点が加圧し続けてマッサージ効果を有するので、筋肉痛を改善できる。

前記ハンドル1は、上ハンドル部13と、当該上ハンドル部13に対応してその下に設けられる下ハンドル部14と、を備え、当該上ハンドル部13及び下ハンドル部14に前記叩き部2の一端部が挟まれて固定される。上ハンドル部13には当該叩き部2の前記位置決め用線材23及び前記鉤部24に対応する箇所に、それぞれに対応して上位置決め溝131が設けられる。下ハンドル部14には当該叩き部2の当該位置決め用線材23及び当該鉤部24に対応する箇所に、それぞれに対応して下位置決め溝141が設けられ、対応する上位置決め溝131と組み合わせ、当該位置決め用線材23及び当該鉤部24が位置決めされる。

その中に、前記上ハンドル部13と前記下ハンドル部14との組み合わせにより、前記叩き部2が安定した状態で挟まれ、且つ前記上位置決め溝131と前記下位置決め溝141との組み合わせにより、さらに対応の前記位置決め用線材23及び前記鉤部24が、確実に位置決めされ、当該叩き部2が前記ハンドル1から離脱する虞がなく、損壊される可能性が減らされる。

以上の実施の形態は、本考案の構造と、特徴及び作用効果を説明するために用いられるものであり、それを以って、本考案の実用新案登録請求の範囲が制限されることは無く、本考案の思想を逸脱することなく種々の改造やそれと同じ置き換えを行っても、それはすべて本考案の範囲に含まれるものである。

1 ハンドル 141 下位置決め溝
11 溝部 2 叩き部
12 ホイール 21 半円形弧状線材
13 上ハンドル部 22 延出線材
131 上位置決め溝 23 位置決め用線材
14 下ハンドル部 24 鉤部

Claims (4)

1. 使用者は持つためのハンドルと、
   叩くように使われ、且つ当該ハンドルに一端部で連接される叩き部と、を備え、
   当該叩き部から離れる当該ハンドルの一端部に溝部が設けられ、当該溝部の中に、直径が当該ハンドルの直径より長く、部分が当該溝部から突出され、且つ自由に回すマッサージ用のホイールが設けられ、
   当該叩き部の当該ハンドルに連接されない一端部は半円形弧状線材であり、当該半円形弧状線材の両側の端部から二つの延出線材が延ばされ、二つの当該延出線材が当該ハンドルに連接される方向に、内側に向けて徐々に間隔を縮められ、当該ハンドルと結合されるようにそれぞれの末端部に位置決め用線材が形成され、また当該位置決め用線材の最末端部に、内に折り曲げられる鉤部が設けられる、ことを特徴とする肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具。
2. 前記叩き部は鋼線であり、前記半円形弧状線材及び二つの前記延出線材が下に列挙した外形：
   感嘆符形、バット形
   の一つで成形される、ことを特徴とする請求項1に記載の肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具。
3. 前記ハンドルは、上ハンドル部と、当該上ハンドル部に対応してその下に設けられる下ハンドル部と、を備え、当該上ハンドル部及び当該下ハンドル部で前記叩き部の一端部が挟まれて固定され、
   当該上ハンドル部が当該叩き部の前記位置決め用線材及び鉤部に対応する箇所に、それぞれに対応して上位置決め溝が設けられ、
   当該下ハンドル部が当該叩き部の当該位置決め用線材及び当該鉤部に対応する箇所に、それぞれに対応して下位置決め溝が設けられ、対応の当該上位置決め溝と組み合わせ、当該位置決め用線材及び当該鉤部が位置決めされる、ことを特徴とする請求項2に記載の肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具。
4. 前記ハンドルが波形起伏状で設けられる、ことを特徴とする請求項3に記載の肩叩きマッサージ機能付き布団叩き器具。

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