JP3193172U - 防災行政無線自動拡声放送装置 - Google Patents
防災行政無線自動拡声放送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3193172U JP3193172U JP2014003659U JP2014003659U JP3193172U JP 3193172 U JP3193172 U JP 3193172U JP 2014003659 U JP2014003659 U JP 2014003659U JP 2014003659 U JP2014003659 U JP 2014003659U JP 3193172 U JP3193172 U JP 3193172U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disaster prevention
- door
- loudspeaker
- administrative radio
- radio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
【課題】電源確保が困難な場所でも複数の人に防災情報の伝達を可能とさせる防災無線自動拡声放送装置を提供する。【解決手段】屋内外の任意の場所に運搬し、短時間で組立設置可能とする、太陽光充電装置と防災行政無線戸別受信機を用いた自動拡声放送できる装置から構成され、自治体役所などに設置された親局から発信された防災放送の電波を、戸別受信機8で受信し、その受信された音声によりアンプの電源を制御する音声センサースイッチ7で拡声アンプ9を起動し、スピーカー10から放送音声を出力する。また、蓄電池5を太陽電池パネル3と充電制御器4で充電し、電源として動作させる。【選択図】図3
Description
本考案は、電源確保ができない任意の場所に持ち運んで組立設置し、防災行政無線の戸別受信機を用い、自動で拡声放送を可能とする装置に関する。
従来の防災行政無線の屋外拡声子局は、自治体の親局から送信された防災情報を、複数の人に伝達するために設置されたもので、専用の鋼管ポールに制御装置や受信装置、拡声器などで構成されたものであるが、固定された設備であるため、津波や土砂崩れにより被災し機能できない場合、復旧には資材調達や機械の確保を要し、短期間で機能回復させることは困難である。
また、災害時に開設される避難所の多くは、学校の体育館などの広い室内であるため、放送設備が停電や故障で使用できない場合には、拡声範囲が限られた携帯型のハンドマイクを使い伝達するしかない。
株式会社暁電工防災用街角ラジオ「ミーアキャット」
集中豪雨や、地震、津波などの災害時には、一旦被害が発生した場合、自治体は住民に対して、正確で的確な情報伝達が求められており、その手段としてはテレビやラジオ、携帯端末などがあるが、細かな情報は防災行政無線からの情報が不可欠であり、万一、拡声子局が被災し、復旧が容易でない場合には、応急的にも復旧させる必要がある。
また、災害時には、道路の土砂崩れや橋の損傷などにより交通事情が悪化し、自動車での輸送が困難となることが想定されるため、復旧現場に向かうために自転車やオートバイに積載し運搬できる可搬性のあるものが求められる。
一方、送電線の断線による停電や、発電機燃料の入手困難な状況も想定されるため、長期間での運用を可能とするためには、蓄電池を充電できる手段が必要である。
更には、蓄電池の消耗を押さえるため、放送音声の有無でアンプの電源の入り切りができなければならない。
そのため、本考案は、持ち運びと組立設置が容易な簡易式で、太陽光発電による電源の確保し、自動動作可能な、防災行政無線の音声を拡声放送できる装置を提供することを目的とする。
本考案は、屋内外の任意の場所に運搬して、短時間で組立設置できる様、小型で軽量な可搬性に優れた拡声装置などで構成する。
自治体役所などに設置された親局から発信された防災放送の電波を、あらかじめ蓄電池から電力を供給し起動している戸別受信機が受信し音声を出力すると、それに接続されている音声センサースイッチがその音声を感知して、蓄電池から拡声アンプに電力が供給されて起動し、接続された拡声スピーカーから戸別受信機の音声が増幅出力される。そして、放送が終わり音声出力がなくなると再び、音声センサースイッチがそれを感知し、アンプに供給していた電力を切断し、消費電力を押さえる機構とする。
各機構を構成する機器は、全て一個の蓄電池で動作できるものとし、その蓄電池を充電するために、太陽電池パネルと充電制御器を備える。
上述の様に、本考案は、防災行政無線の電波を受信できる任意の場所において、短時間での設置運用ができるようになるものである。
併せて、太陽電池での蓄電池充電機能により電源確保のための配線工事や巡回による充電又は電池交換が不要となるものである。更に音声センサースイッチによる放送がない場合の電源切断機能により、電池の消耗が押さえられることにより、太陽電池で充電できない夜間や雨天時にも電力確保が可能となる。
以下、本考案の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図2において、装置箱1は軽量かつ丈夫な素材で、太陽充電制御器4、蓄電池5、交流変換インバーター6、音声センサースイッチ7、戸別受信機8、アンプ9を収納し、短時間で設置運用できるようにあらかじめ配線をしておく。
図1において、三脚2は軽量で分解折りたたみが可能ものとし、太陽電池パネル3、スピーカー10、アンテナ11及び発光灯12は、携帯可能な小型のものを用い、三脚2への固定には、ねじ又は磁石により脱着が容易なもので構成される。
図3において、太陽電池パネル3によって発電された電力は、太陽充電制御器4で充電に最適な電力を蓄電池5に送られ充電される。
6の交流変換インバーターによって蓄電池5からの直流電力を交流電力に変換された後、戸別受信機8に供給される。また、この交流変換インバータ6及び戸別受信機8は放送電波の待ち受け受信のため、常時給電される回路である。
この戸別受信機8が放送電波を受信し音声信号が発生すると、音声センサースイッチ7が作動し、蓄電池5から拡声アンプ9に電力が供給され起動すると共に、発光灯12にも電力が供給され発光動作する。
それと同時に、戸別受信機6から音声センサースイッチ7を経由した音声信号は、拡声アンプ9に入力し増幅され、更にスピーカー10に送られ、拡声音声として出力される。
その後、放送が終わり音声信号が無くなると、音声センサースイッチ7は、それを感知し、拡声アンプ9と回転灯12への電力供給を切断する。
1 装置箱
2 三脚
3 太陽電池パネル
4 太陽充電制御器
5 蓄電池
6 交流変換インバーター
7 音声センサースイッチ
8 戸別受信機
9 アンプ
10 スピーカー
11 アンテナ
12 発光灯
2 三脚
3 太陽電池パネル
4 太陽充電制御器
5 蓄電池
6 交流変換インバーター
7 音声センサースイッチ
8 戸別受信機
9 アンプ
10 スピーカー
11 アンテナ
12 発光灯
Claims (2)
- 戸別受信機の受信時の音声を感知して音声センサースイッチにより起動したアンプによって増幅された音声を防災行政無線の放送電波が届く任意の場所に設置したスピーカーから拡声放送することを特徴とする防災行政無線自動拡声放送装置。
- 前記防災行政無線自動拡声放送装置は、太陽電池の発電電力で充電された蓄電池の電力を電源とすることを特徴とする請求項1に記載の防災行政無線自動拡声放送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014003659U JP3193172U (ja) | 2014-07-09 | 2014-07-09 | 防災行政無線自動拡声放送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014003659U JP3193172U (ja) | 2014-07-09 | 2014-07-09 | 防災行政無線自動拡声放送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3193172U true JP3193172U (ja) | 2014-09-18 |
Family
ID=78223807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014003659U Expired - Fee Related JP3193172U (ja) | 2014-07-09 | 2014-07-09 | 防災行政無線自動拡声放送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193172U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017130774A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社暁電工 | 屋外自立型放送拡声装置 |
JP2018046389A (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | 俊之 渡邉 | 防災無線戸別受信装置 |
-
2014
- 2014-07-09 JP JP2014003659U patent/JP3193172U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017130774A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社暁電工 | 屋外自立型放送拡声装置 |
JP2018046389A (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | 俊之 渡邉 | 防災無線戸別受信装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN203118401U (zh) | 智能导览机 | |
CN103138861A (zh) | 基于数字广播的应急广播系统 | |
JP3193172U (ja) | 防災行政無線自動拡声放送装置 | |
CN103166726A (zh) | 基于无线通信的一体化广播预警设备、系统及主机 | |
CN202433718U (zh) | 免管理多媒体控制系统 | |
CN202931334U (zh) | Rds预警多功能收音机 | |
JP5928956B2 (ja) | 自立型緊急放送受信拡声機 | |
KR20140130087A (ko) | 전력선 통신을 이용한 전관 방송 시스템 | |
CN102624474A (zh) | 一种灾后多功能移动应急广播实现方法及其装置 | |
RU189609U1 (ru) | Оповещатель комбинированный для выдачи светового и звукового сигналов | |
JP6469991B2 (ja) | 屋外自立型放送拡声装置 | |
CN215186771U (zh) | 一种智能可视化应急广播系统 | |
CN203492013U (zh) | 团队智慧讲解系统 | |
JP2011041112A (ja) | 太陽光発電を利用した無線拡声装置 | |
CN201663689U (zh) | 无线环保公共广播系统 | |
JP6540939B2 (ja) | ノイズ電流を利用した発電回路 | |
CN203014949U (zh) | 移动广播信息站 | |
JP7206753B2 (ja) | 子局装置、同報無線システム、同報制御方法、プログラム | |
JP2013258617A (ja) | 放送信号切替装置 | |
CN203279073U (zh) | 空天地应急通信指挥系统 | |
CN203706562U (zh) | 一种无线消防救灾广播教学装置 | |
CN203251398U (zh) | 一种可充电式蓝牙双无线咪卡拉ok移动音箱 | |
JP7213540B2 (ja) | 可搬型無線基地局装置および無線放送システム | |
CN203399170U (zh) | 一种基于无线集群的多功能应急指挥终端机 | |
KR102588122B1 (ko) | 전관방송 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3193172 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |