JP3192621U - アンカボルト打込用工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種機器類の固定設置等に供される打込式のアンカボルトを施工面に打込むためのアンカボルト打込用工具について、打込み作業を効率的に実施できるようにし、アンカボルトを確実に打込めるようにする。【解決手段】下端部にアンカボルトを囲むように収容して施工面から立設されるガイド筒1と、ガイド筒1の内部をスライドして下端部がアンカボルトを打突する打突棒2とを備えている。ガイド筒1は、下端部付近に収容したアンカボルトを覗くことのできる窓12が開口されている、打突棒2は、自重落下でアンカボルトを打込むことのできる重量を有してガイド筒1の内部を遊嵌状態でスライドするものである。【選択図】 図1

Description

本考案は、各種機器類の固定設置等に供される打込式のアンカボルトを施工面に打込むためのアンカボルト打込用工具に係る技術分野に属する。
打込式のアンカボルトは、施工面にドリル等で掘設された取付穴に挿通され芯棒やスリーブがハンマで打突されることで取付穴に打込み固定される。この打込み作業では、ハンマの手元が狂ってアンカボルトのネジ部を打突損傷してしまうことがある。このため、アンカボルトのネジ部を打突損傷することなく、アンカボルトを打込み固定することのできる工具の開発が要望されている。
従来、打込用工具としては、例えば、特許文献1,2に記載のものが知られている。
特許文献1,2には、釘類を打込み固定するものであって、下端部に釘類を囲むように収容して施工面から立設されるガイド筒と、ガイド筒の内部をスライドして下端部が釘類の頭部を打突する打突棒とを備えた打込用工具が記載されている。
特許文献1,2に係る打込用工具は、打突棒の上端部をハンマで打突し、打突棒を介して釘類の頭部を打突するもので、打突棒の打突方向をガイド筒で規制することで、ハンマの手元が狂っても釘類を曲げ損傷することなく正確に打込むことができるようにするものである。
実開平7−27771号公報 実開平7−80781号公報
特許文献1,2に係る打込用工具をアンカボルトに適用すると、アンカボルトの打込み深度を外部から視認することができないため、打込み作業の途中でガイド筒を取外してアンカボルトの打込み深度を確認しなければならず、打込み作業が非効率的となってしまうという問題点がある。また、釘よりも剛性の高いアンカボルトの打突力に対する反力でハンマで打突された打突棒が反発してしまうため、アンカボルトを確実に打込むことができないという問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、打込み作業を効率的に実施することができてアンカボルトを確実に打込むことができるアンカボルト打込用工具を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係るアンカボルト打込用工具は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、下端部にアンカボルトを囲むように収容して施工面から立設されるガイド筒と、ガイド筒の内部をスライドして下端部がアンカボルトを打突する打突棒とを備え、ガイド筒は下端部付近に収容したアンカボルトを覗くことのできる窓が開口され、打突棒は自重落下でアンカボルトを打込むことのできる重量を有してガイド筒の内部を遊嵌状態でスライドするものであることを特徴とする。
この手段では、ガイド筒に収容したアンカボルトを覗くことのできる窓が開口されることで、打込み作業の途中でガイド筒を取外さなくてもアンカボルトの打込み深度を窓から確認することができる。また、打突棒が自重落下でアンカボルトを打込むことのできる重量を有してガイド筒の内部を遊嵌状態でスライドするものとされることで、打突棒の上端部をハンマで打突する必要がなく、打突棒が自重を利用し打突力に対する反力を制するようにアンカボルトを直接的に打突する。
また、請求項2では、請求項1のアンカボルト打込用工具において、ガイド筒の窓が開口された付近の内周面に蓄光性部材が設けられていることを特徴とする。
この手段では、ガイド筒の窓の付近の内周面に蓄光性部材が設けられることで、蓄光性部材がアンカボルトの周囲を明るくする。
また、請求項3では、請求項1または2のアンカボルト打込用工具において、打突棒は上端部付近に滑止め構造をもった把手と把手よりも上端部側に把手よりも大きな抜止部が設けられていることを特徴とする。
この手段では、打突棒に滑止め構造をもった把手と抜止部とが設けられることで、重量のある打突棒の不測の落下が防止される。
また、請求項4では、請求項3のアンカボルト打込用工具において、打突棒の抜止部は重量の異なるものを交換可能であることを特徴とする。
この手段では、打突棒の抜止部が重量の異なるものを交換可能であることで、打突棒の全体の重量に可変性が備えられる。
本考案に係るアンカボルト打込用工具は、ガイド筒に収容したアンカボルトを覗くことのできる窓が開口されることで、打込み作業の途中でガイド筒を取外さなくてもアンカボルトの打込み深度を窓から確認することができるため、打込み作業を効率的に実施することができる効果がある。また、打突棒が自重落下でアンカボルトを打込むことのできる重量を有してガイド筒の内部を遊嵌状態でスライドするものとされることで、打突棒の上端部をハンマで打突する必要がなく、打突棒が自重を利用し打突力に対する反力を制するようにアンカボルトを直接的に打突するため、アンカボルトを確実に打込むことができる効果がある。
さらに、請求項2として、ガイド筒の窓の付近の内周面に蓄光性部材が設けられることで、蓄光性部材がアンカボルトの周囲を明るくするため、窓からのアンカボルトの打込み深度の確認が容易になる。
さらに、請求項3として、打突棒に滑止め構造をもった把手と抜止部とが設けられることで、重量のある打突棒の不測の落下が防止されるため、打込み作業を安全に実施することができる効果がある。
さらに、請求項4として、打突棒の抜止部が重量の異なるものを交換可能であることで、打突棒の全体の重量に可変性が備えられるため、アンカボルトの種類に対応して打突棒の重量(打突力)を調整することができる効果がある。
本考案に係るアンカボルト打込用工具を実施するための形態の第1例の正面図である。 図1の使用状態の要部の拡大断面図である。 図2のX−X線断面図である。 図2のY−Y線断面図である。 図1の使用状態の図2に続く作業工程の要部の拡大断面図である。 本考案に係るアンカボルト打込用工具を実施するための形態の第2例の要部の正面図である。
以下、本考案に係るアンカボルト打込用工具を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本考案に係るアンカボルト打込用工具を実施するための形態の第1例を示すものである。
第1例では、スリーブ形の本体部Baの中心に芯棒Bbが挿通されたオールアンカ(サンコーテクノ(株)の商標)と称せられる種類のアンカボルトBを打込み対象とするものを示してある。
第1例は、図1に示すように、ガイド筒1と打突棒2とからなる。
ガイド筒1は、金属材,合成樹脂材等で長尺の円筒形に形成された本体部11を備えている。本体部11の下端部(側面)には、コ字形に開口された窓12が設けられている。本体部11の上端部付近には、滑止め構造をもった把手13が設けられている。本体部11の窓12付近の内周面には、蓄光性部材14が蓄光性塗料の塗布や蓄光性シートの貼着等により設けられている
打突棒2は、鉄等の比重の高い金属材で長尺の丸棒形に形成された本体部21を備えている。本体部21の下端面は、平坦な打突面22に形成されている。本体部21の上端部付近には、滑止め構造をもった把手23が設けられている。本体部21の把手13の上端部側である上端部には、把手22よりも大きな抜止部24が設けられている。
これ等のガイド筒1,打突棒2では、図5に詳細に示されるように、ガイド筒1の本体部11の内径aよりも打突棒2の本体部21の外径がかなり小さく、ガイド筒1の本体部11と打突棒2の本体部21との間に相当のクリアランスcを介して、ガイド筒1の本体部11の内部を打突棒2の本体部21が遊嵌状態(摩擦を起こさずに)でスライドすることができるようになっている。
第1例を使用するには、図2に示すように、施工面Fにドリル等で掘設された取付穴HにアンカボルトBを挿通した後に、ガイド筒1の本体部11を施工面Fから立設させアンカボルトBを囲むように本体部11の内部に収容する。このとき、把手13を掴んでガイド筒1の本体部11を立設させると、把手13の滑止め構造によってガイド筒1が不測に手から滑落ちることがなく安全に作業を行うことができる。また、ガイド筒1の窓12から本体部11の内部に収容されたアンカボルトBを視認することができるため、アンカボルトBをガイド筒1の本体部11の中央に正確に位置させることができる。また、ガイド筒1の本体部11の内部にあるアンカボルトBの周囲が蓄光性部材14によって明るくなっていることも、アンカボルトBの視認に役立つ。なお、ガイド筒1の窓12を大きく開口して、ガイド筒1の本体部11を持上げずに施工面Fに沿って横方向から移動させることでアンカボルトBを収容することもできる。
この後、立設されたガイド筒1の本体部11に対して打突棒2の本端部21を遊嵌合させる。このとき、把手23を掴んで打突棒2を持上げると、把手23の滑止め構造によって打突棒2が不測に手から滑落ちることがなく安全に作業を行うことができる。なお、把手23を掴んだ手に対して、大きさの大きな抜止部24が上方への抜止め機能を発揮することも、打突棒2が不測に手から滑落ちるのを防止することに役立つ。
そして、掴んでいる把手23を離すことにより打突棒2を落下させる。
落下する打突棒2の本体部21は、図5に示すように、ガイド筒1の本体部11の本体部11とほとんど接触(摩擦抵抗を受けない)することなく、自重落下して打突面22でアンカボルトBの芯棒Bbを打突する。
打突棒2の打突面22で打突されたアンカボルトBの芯棒Bbは、本体部Baを拡開させる。
この後、ガイド筒1の窓12から本体部11の内部に収容されているアンカボルトBを覗いて、アンカボルトB(芯棒Bb)の打込み深度を確認する。従って、ガイド筒1を取外さなくてもアンカボルトBの打込み深度を窓から確認することができることになって、打込み作業を効率的に実施することができることになる。なお、ガイド筒1の本体部11の内部にあるアンカボルトBの周囲が蓄光性部材14によって明るくなっていることも、アンカボルトBの視認に役立つ。
アンカボルトBの打込み深度が不充分な場合には、打突棒2を持上げて再度落下させることになる。この結果、アンカボルトBは、取付穴Hに確実に打込み固定される。
図6は、本考案に係るアンカボルト打込用工具を実施するための形態の第2例を示すものである。
第2例は、第1例の打突棒2の抜止部24を重量の異なるものと螺号構造で交換可能にしてある。
第2例によると、打突棒2の全体の重量に可変性が備えられるため、アンカボルトBの種類に対応して打突棒2の重量(打突力)を調整することができる。
以上、図示した各例の外に、他の種類のアンカボルトBを打込み対象と可能である。
さらに、ガイド筒1,打突棒2を角筒形,角棒形とすることも可能である。
前述の本考案に係るアンカボルト打込用工具を実施するための形態の第1例については、ガイド筒1の長さを945mm、ガイド筒1の本体部11の内径を直径22.6mm、打突棒2の本体部21の外径を直径19mmとするのが好適である。
なお、ガイド筒1の窓12については、下端部から60mmまで開口するのが好ましい。
本考案に係るアンカボルト打込用工具は、アンカボルトと称せられるものに限定されることなく、釘類を含めて広範な打込部材を打込み対象とすることが可能である。
1 ガイド筒
12 窓
13 蓄光性部材
2 打突棒
23 把手
24 抜止部24
B アンカボルト

Claims (4)

  1. 下端部にアンカボルトを囲むように収容して施工面から立設されるガイド筒と、ガイド筒の内部をスライドして下端部がアンカボルトを打突する打突棒とを備え、ガイド筒は下端部付近に収容したアンカボルトを覗くことのできる窓が開口され、打突棒は自重落下でアンカボルトを打込むことのできる重量を有してガイド筒の内部を遊嵌状態でスライドするものであることを特徴とするアンカボルト打込用工具。
  2. 請求項1のアンカボルト打込用工具において、ガイド筒の窓が開口された付近の内周面に蓄光性部材が設けられていることを特徴とするアンカボルト打込用工具。
  3. 請求項1または2のアンカボルト打込用工具において、打突棒は上端部付近に滑止め構造をもった把手と把手よりも上端部側に把手よりも大きな抜止部が設けられていることを特徴とするアンカボルト打込用工具。
  4. 請求項3のアンカボルト打込用工具において、打突棒の抜止部は重量の異なるものを交換可能であることを特徴とするアンカボルト打込用工具。
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