JP3192379U - 窓面展示具 - Google Patents

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JP2014002850U
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Inventor
栄二郎 伏木
Original Assignee
株式会社フシキ
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【課題】窓ガラスの外側に向けて装飾シートを展示する窓面展示具であって、装飾シートが窓ガラスに密着してくっきりと見え、十分な強度を有するものを提供する。
【解決手段】ガラス4とポリカーボネート板2の間に通気性を有するメッシュスクリーンである透光性の装飾シート3を挟み込む窓面展示具1を提供する。ポリカーボネート板2を桟5に固着することで、装飾シート3を窓ガラス4に接着せずに展示することができる。なお、固着には押え縁6を利用することができる。また、装飾シート3をポリカーボネート板2の両側に備えて装飾性を高めることもできる。
【選択図】図3

Description

本考案は、広告等をオフィスビル等の窓の外側に向けて展示するための窓面展示具に関する。
商品案内や、会社名をオフィスビル等のビルの窓の外側に向けて展示することが行われている。オフィスビルの近隣を通行する者に向けて、低価格で印象の強い広告を行うことができる。むろん、広告以外の展示も可能である。
かかる展示は、窓ガラスの内面に、展示内容が表示され透光性を持ったシート(以下「装飾シート」と言う。)を配置して行われる。この配置に当たり、装飾シートを窓ガラスに接着することは、好ましくない。接着・剥離によって窓ガラスが割れてしまったり、割れないまでも傷ついてしまったりすることがあるためである。また、装飾シートと窓ガラスの熱膨張率が相違するため、窓ガラスが太陽光によって熱せられて割れてしまういわゆる熱割れの発生可能性が高くなる。以上の理由により、ビルの管理者によって禁止されている場合もある。
このため、窓ガラスの内側にロールスクリーンを配置する等、装飾シートと窓ガラスの間に空間を持たせた展示が広く行われている。しかし、その空間があるため、窓ガラスの外側から見える装飾シートがくっきりとは見えない。
一方、窓ガラスの内面でなく屋外に設置する看板においては、例えば特許文献1に示されるように、不燃性であり十分な強度を有するポリカーボネート板が用いられている。
しかし、特許文献1のポリカーボネート板に装飾シートを貼付して該装飾シートを窓ガラスに押着することは、以下の理由により不適当である。ポリカーボネート板からは、アウトガスと呼ばれる気体(水蒸気、二酸化炭素等)が微量に排出している。アウトガスがポリカーボネート板と窓ガラスとの間に蓄積してしまい、長期に亘る装飾をすることができない。
特開2011−180445号公報
本考案は、窓ガラスの外側に向けて装飾シートを展示する窓面展示具であって、装飾シートが窓ガラスに密着してくっきりと見え、十分な強度を有するものを提供することを課題とする。
本考案の窓面展示具は、
窓ガラスの外側に向けて装飾シートを展示する窓面展示具であって、
ガラスとポリカーボネート板の間に通気性を有するメッシュスクリーンである透光性の装飾シートを挟み込み、
前記ポリカーボネート板が平板であることを特徴とする。
ガラスとポリカーボネートの平板との間に装飾シートを挟み込んで展示する。窓ガラスと装飾シートが密着し、装飾シートの印刷がくっきりと見える。
ポリカーボネート板から発生するアウトガスは、装飾シートのメッシュによって吸収され、装飾シートが分離してしまうことがない。
また、ポリカーボネート板は、十分な強度を有するので、窓ガラスが破損等した場合にも、固定されたポリカーボネート板を含む全体構造は保たれる。
ここで「平板」とは、装飾シートを把持可能な程度の平面性を有する板状体を言う。表面が完全に平面のものに限らず、表面に微小な波型凹凸を有するいわゆる中空ポリカーボネートも平板である。
本考案の窓面展示具は、
前記ポリカーボネート板が、前記窓ガラスの内側に配されることを特徴とする。
室内側に装飾シートを配する。通常の配置である。
本考案の窓面展示具は、
前記ポリカーボネート板が、前記窓ガラスの内側に配されることを特徴とする。
室外側に装飾シートを配する。窓ガラスがスモークガラスである場合等、装飾シートが窓ガラスを通じて見えづらい場合に有効である。
本考案の窓面展示具は、
前記ポリカーボネート板の前記窓ガラスへの固定が、前記ポリカーボネート板を前記窓ガラスの桟に固着するものであることを特徴とする。
窓ガラスに接着剤等を付することなく、ポリカーボネート板を固定する。
本考案の窓面展示具は、
前記固着が、前記桟に接着された押え縁によるものであることを特徴とする。
押え縁によって、効率よく固定することができる。
本考案の窓面展示具は、
前記装飾シートの両面に装飾目的の印刷がされていることを特徴とする。
室内からも装飾を楽しむことができる。
本考案の窓面展示具は、
前記装飾シートの一面に濃色の印刷がされ、他面に淡色の印刷がされていることを特徴とする。
光量に依存し、濃色の印刷がその裏側から見え得る。多彩な装飾が可能となる。
本考案の窓面展示具は、
前記ポリカーボネート板の前記ガラスとは反対側の面にメッシュスクリーンである透光性の第二の装飾シートを備えることを特徴とする。
透光性が調整され、2枚の装飾シート表面がくっきりと見える。
本考案によれば、窓ガラスの外側に向けて装飾シートを展示する窓面展示具であって、装飾シートが窓ガラスに密着してくっきりと見え、十分な強度を有するものを提供することができる。
図1は、窓面展示具を示す図である。(実施例1) 図2は、ポリカーボネート板の固定を示す図である。(実施例1) 図3は、押え縁を示す図である。(実施例1) 図4は、押え縁のバリエーションを示す図である。(実施例1) 図5は、メッシュスクリーンを示す図である。(実施例2) 図6は、窓面展示具を示す図である。(実施例3) 図7は、光の透過を説明する図である。(実施例3)
以下、本考案の実施例を説明する。
図1は、窓面展示具を示す図である。窓面展示具1は、ポリカーボネート板2、メッシュスクリーン3及びガラス4をこの順に積層したものである。メッシュスクリーン3のガラス4側の面には印刷がされており、ガラス4の外側(ポリカーボネート板2と反対の側)から装飾を見ることができる。
図2は、ポリカーボネート板の固定を示す図である。窓の桟5に押え縁が固着され、ポリカーボネート板2をガラス4に向けて押さえる。これにより、ポリカーボネート板2がガラス4に圧着され、メッシュスクリーン3がガラス4に密着する。ガラス4の外側から、メッシュスクリーン3の印刷がくっきりと見える。
図3は、押え縁を示す図である。押え縁6は、断面L字状の小板体であり、L字の1辺が桟5に固着(例えば接着)される。他の1辺は、ポリカーボネート板2に接着されることなく、ポリカーボネート板を圧着する。押え縁をポリカーボネート板に接着してもよいが、接着しないことでポリカーボネート板2、或いはメッシュスクリーン3を容易に交換することができる。なお押え縁6は、桟と同色の金属製とすることや、ポリカーボネート製(ポリカーボネート板の端材を折り曲げて押え縁とすることができる。)とすることができ、外観にあまり影響しない。
図4は、押え縁のバリエーションを示す図である。(A)は図3に示した押え縁である。例えば桟5と同質のアルミニウム製とすることができる。(B)のように中空の柱体とすることや、(C)のように押える面積の大きな形状とすることもできる。(D)はポリカーボネート板の端材を押え縁として使用するものである。図のように断面長方形となる。(E)は中空のポリカーボネート板の端材を押え縁として使用するものである。中空部分を活用し、折り曲げて押え縁として使用することができる。
メッシュスクリーン3には透光性があり、室内(ポリカーボネート板2の側)に外光を取り入れることができる。
また、ポリカーボネート板2は、衝撃によって割れてしまうことがなく、窓面展示具1は、1枚のガラス4よりも強度がある。
以下、窓ガラスに装飾を施す手順を説明する。
まず、ポリカーボネート板2に両面テープ等でメッシュスクリーン3を仮止めする。短時間の仮止めであり、例えばメッシュスクリーンの四隅の目立たない箇所を止めればよい。
次に、ポリカーボネート板2を、ガラス4に押し付ける。メッシュスクリーン3がガラス4に密着する。
この状態で、ポリカーボネート板2を固定する押え縁6の位置を決め、押え縁6を桟に接着する。接着剤が乾燥して押え縁6が固定されることで施装飾が完了する。この後は、前記の仮止めは不要となる。
以下、実施例1に更に構成要素を加えた実施例2及び3について説明する。実施例1において説明したことはそのまま用いられる。実施例1との相違を中心に説明し、共通の部分は詳細な説明を省略する。
図5は、メッシュスクリーンを示す図である。メッシュスクリーン3の一面に淡色の印刷3xがされ、他面に濃色の印刷3yがされている。淡色の印刷3xを外側(ガラス4側)に、濃色の印刷3yを内側(ポリカーボネート板2側)に配する。
昼間は、ガラス4の側から光が当たり、淡色の印刷3xによって反射されて、外側からは淡色の印刷3xが見える。内側からは濃色の印刷3yが見える。
夜間になり、外側が暗く、内側には室内照明が灯されているとする。照明からの光は濃色の印刷3yに投じられ、メッシュの間から濃色の印刷を映して外側に届く。その際、淡色の印刷3xが一様に白色に近いものであれば、濃色の印刷3yを映した光が外側に届く。すなわち、外側からも濃色の印刷3y(を反転したもの)が見える。内側からは濃色の印刷3yが見える点は、昼間と同様である。
以上のとおり、外側から見える印刷(装飾)を昼夜で替えることができる。
図6は、窓面展示具を示す図である。実施例1の窓面展示具1に、メッシュスクリーンである第二の装飾シート3aを加えたものである。
メッシュスクリーンは透光性のため、裏側から当たる光が強いと、表側の模様が見えづらいことがある。特に、メッシュ部分を透過した光が直接に見える角度において模様が見えづらい。すなわち、裏側から入射する光の光路に当たる角度において、模様が見えづらい。
図7は、光の透過を説明する図である。メッシュスクリーン3aの模様について、メッシュスクリーン3によって見えづらい角度が減少することを説明する。メッシュスクリーン3がないとすると、裏側(メッシュスクリーン3の側)からの光はどの角度であってもメッシュスクリーン3aのメッシュ部分を透過する。一方メッシュスクリーン3がある場合には、メッシュスクリーン3とメッシュスクリーン3aとの両方のメッシュ部分を結ぶ直線の方向の光のみがメッシュスクリーン3aのメッシュ部分を透過する。図において実線で示した光のみがメッシュスクリーン3aのメッシュ部分を透過し、点線で示した光はメッシュスクリーン3aのメッシュ部分を透過しない。
メッシュスクリーン3とメッシュスクリーン3aとのメッシュの配置によって、見えづらくなる角度は図に実線で示した角度に限定される。図においては説明のためにメッシュ部分を大きく描いてあるが、実際のcでは、メッシュ部分の面積は全体の10%未満である。多くの角度が点線の(メッシュスクリーン3aのメッシュ部分を透過しない)角度となる。
以上のとおり、模様が見えづらくなる角度を大幅に限定することができる。
実施例1〜3において、窓ガラス4の内側にメッシュスクリーン3及びポリカーボネート板2を配していた。この点、窓ガラス4の外側にメッシュスクリーン3及びポリカーボネート板2を配することもできる。
ポリカーボネート板2は、十分に強固である。窓ガラスの外側に配しても破損等の可能性は小さい。
特に、窓ガラス4が、スモークガラスである等透光性が小さいものである場合には、メッシュスクリーン3の装飾を外側から見やすくするため、窓ガラス4の外側にメッシュスクリーン3及びポリカーボネート板2を配することが好ましい。
窓ガラスの外側に向けて装飾シートを展示する窓面展示具であって、装飾シートが窓ガラスに密着してくっきりと見え、十分な強度を有するものである。多くのオフィス(商店等)による利用が考えられる。
また、ポリカーボネート板による防災性能があり、利用の場面は多いと考えられる。
1 窓面展示具
2 ポリカーボネート板
3 メッシュスクリーン
4 ガラス
5 桟
6 押え縁
7 光路

Claims (8)

  1. 窓ガラスの外側に向けて装飾シートを展示する窓面展示具であって、
    ガラスと平板状のポリカーボネート板の間に通気性を有するメッシュスクリーンである透光性の装飾シートを挟み込んだものであることを特徴とする、窓面展示具。
  2. 前記ポリカーボネート板が、前記窓ガラスの内側に配されることを特徴とする、請求項1に記載の窓面展示具。
  3. 前記ポリカーボネート板が、前記窓ガラスの外側に配されることを特徴とする、請求項1に記載の窓面展示具。
  4. 前記ポリカーボネート板の前記窓ガラスへの固定が、前記ポリカーボネート板を前記窓ガラスの桟に固着するものであることを特徴とする、請求項2又は3に記載の窓面展示具。
  5. 前記固着が、前記桟に接着された押え縁によるものであることを特徴とする、請求項4に記載の窓面展示具。
  6. 前記装飾シートの両面に装飾目的の印刷がされていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の窓面展示具。
  7. 前記装飾シートの一面に濃色の印刷がされ、他面に淡色の印刷がされていることを特徴とする、請求項6に記載の窓面展示具。
  8. 前記ポリカーボネート板の前記ガラスとは反対側の面にメッシュスクリーンである透光性の第二の装飾シートを備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の窓面展示具。
JP2014002850U 2014-05-30 窓面展示具 Expired - Lifetime JP3192379U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6257058B1 (ja) * 2017-02-01 2018-01-10 株式会社フシキ 装飾パネル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6257058B1 (ja) * 2017-02-01 2018-01-10 株式会社フシキ 装飾パネル
JP2018122530A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 株式会社フシキ 装飾パネル

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