JP3192154U - 災害時避難用背負子 - Google Patents
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Abstract
【課題】災害時避難時に背負子を用いて人を搬送する際に、背負う人の荷重の負担を軽減するための機能を有する背負子を提供する。
【解決手段】一対のコの字に曲げたパイプ1を四本の足とし、その上面に更にコの字に曲げたパイプを台座2及び介助者用上部ハンドル3として接合したイス形状の枠体に、上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれ4を接合し、更に、一対のコの字に曲げた4本の足うち左右に介助者用のL字下部ハンドル5を一体的に接合して背負子を作り、前述の上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれ4には、背負い用肩ベルト6と背負われる人を固定するベルト7、また、コの字に曲げたパイプでできた台座2及び介助者用上部ハンドル3には介助者用の首掛けベルト8を設けている。
【選択図】図3
【解決手段】一対のコの字に曲げたパイプ1を四本の足とし、その上面に更にコの字に曲げたパイプを台座2及び介助者用上部ハンドル3として接合したイス形状の枠体に、上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれ4を接合し、更に、一対のコの字に曲げた4本の足うち左右に介助者用のL字下部ハンドル5を一体的に接合して背負子を作り、前述の上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれ4には、背負い用肩ベルト6と背負われる人を固定するベルト7、また、コの字に曲げたパイプでできた台座2及び介助者用上部ハンドル3には介助者用の首掛けベルト8を設けている。
【選択図】図3
Description
本考案は、災害避難時に人を背負い搬送するための背負子に関するものである。
巨大津波や大地震の発生が懸念される中、人命救済に迅速な避難が求められるが、高齢者や障碍者などの災害弱者をより迅速に避難させるには、背負子による背負い避難が最も有効的であると考えられるが、現在、考案されている背負子では、背負う人が一人で背負われる人を搬送することになり、丘などの高台や避難ビルなどの高所への駆け上り時は、背負い荷重の負担が大きく、短時間の移動が困難であり、背負い荷重を軽減するための機能を持った背負子を求められているが、いまだそのような目的にかなう災害時避難用背負子はなかった。
該当なし。
解決しようとする課題は、災害時避難用背負子を用いて人を搬送する際に、背負う人の荷重の負担を軽減させる点である。
前記目的を達成するために、一対のコの字に曲げたパイプを四本の足とし、その上面に更にコの字に曲げたパイプを台座及び介助者用上部ハンドルとして接合したイス形状の枠体に、上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれを接合し、更に、一対のコの字に曲げた4本の足うち左右に介助者用のL字下部ハンドル2本を一体的に接合して背負子を作り,前述の上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれには、背負い用肩ベルトと背負われる人を固定するベルト、また、コの字に曲げたパイプでできた台座及び介助者用上部ハンドルには介助者用の首掛けベルトを設けている。また、背負われる人の姿勢は、背負う人の背中と背負われる人の腹が接触する姿勢となるため、上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれの幅は座面の幅より小さくし、背負われる人の股のひらきを抑える工夫をしている。
この考案の災害時避難用背負子は、一対のコの字に曲げたパイプを四本の足とし、その上面に更にコの字に曲げたパイプを台座及び介助者用上部ハンドルとして接合したイス形状の枠体としているため、背負い開始時は、背負われる人が背負い用の背もたれを腹にした姿勢でイスに腰掛けた状態となり、背負うひとの腰の高さを高い位置からの立ち上がりとすることが出来るため、容易にたちあがることが出来る。また、介助者用のハンドルは、コの字に曲げたパイプを台座及び介助者用上部ハンドルと、一対のコの字に曲げた4本の足うち左右に介助者用のL字下部ハンドルを設け、それぞれ高さの違う位置にハンドルが2か所あるため、高台から下る際は上部側にあるコの字に曲げたパイプである台座及び介助者用上部ハンドルを介助者が持って支え、更に、高台への移動や階段を上る際、また平地を移動する際は図5の様に下部側にある一対のコの字に曲げた四本の足うち左右に設けた介助者用のL字下部ハンドルを介助者が持って支えることで背負う人と介助者の地面の高低差を吸収することが出来、平地移動も高台移動や階段を上る際にも安定して介助者が背負われる人の荷重を負担することが出来るため、迅速な避難移動を行うことができる。
本考案の実施例を図面に基づき説明する。
図1は本考案災害時避難用背負子の基本的な右前面斜視図を示し、図2は本考案災害時避難用背負子の基本的な左背面斜視図を示す。
枠体は軽量かつ接合性に優れたアルミパイプ又はチタンパイプをR曲げ加工し形成する、枠体はイス形状の台座部分と背負子の背もたれ部分からなり、台座部分は一対のコの字に曲げたパイプ図3の1を四本の足とし、その上面に更にコの字に曲げたパイプ図3の3を接合したイス形状の枠体とし、パイプでできた上部がUの字に曲げられ、その下部は90度以下の鋭角に曲げられた背負い用の背もたれ図3の4の部品の下方部分、すなわち図4の13の先端部分を、図4の15の箇所で一対のコの字に曲げたパイプ図3の4と溶接接合しイス形状の枠体を形成する。また、コの字に曲げたパイプ図3の3は座面図3の2と一体パイプであり、一対のコの字に曲げたパイプ図3の1の座面部分からは大きく飛び出す形状であり、この飛び出した部分が介助者の介助者用上部ハンドルとなる構造である。
一方、介助者用のL字下部ハンドル図3の5は、一対のコの字に曲げたパイプ図3の1にそれぞれL形状が内向きになるように溶接接合し、その端に介助者用のL字下部ハンドル用グリップ図3の10を取り付け、介助者の持ちやすさを考慮した構造とした。
更に、本考案の災害時避難用背負子は背負われる人が背負い開始時に安定した姿勢で背負い者に抱きつけられるようイス形状であるため、イスとしての安全性を高める為に、一対のコの字に曲げたパイプ図3の1を四本の足にはすべり止めキャップ図3の11を設けた。
また、災害時避難用背負子は下り階段や峠を下り避難する場合も考慮して、介助者の方が高い位置にいる場合も背負う人の荷重を軽減できるように座面図3の2に首掛けベルト図3の8を取り付けた。
本考案の災害時避難用背負子は背負子としての基本構造として、背負う人用の背負い用肩ベルト図3の6と共に、背負われる人の安定性を高めるための背負われる人を固定するベルト図3の7を設けより安全性の高い災害時避難用背負子とした。
図1は本考案災害時避難用背負子の基本的な右前面斜視図を示し、図2は本考案災害時避難用背負子の基本的な左背面斜視図を示す。
枠体は軽量かつ接合性に優れたアルミパイプ又はチタンパイプをR曲げ加工し形成する、枠体はイス形状の台座部分と背負子の背もたれ部分からなり、台座部分は一対のコの字に曲げたパイプ図3の1を四本の足とし、その上面に更にコの字に曲げたパイプ図3の3を接合したイス形状の枠体とし、パイプでできた上部がUの字に曲げられ、その下部は90度以下の鋭角に曲げられた背負い用の背もたれ図3の4の部品の下方部分、すなわち図4の13の先端部分を、図4の15の箇所で一対のコの字に曲げたパイプ図3の4と溶接接合しイス形状の枠体を形成する。また、コの字に曲げたパイプ図3の3は座面図3の2と一体パイプであり、一対のコの字に曲げたパイプ図3の1の座面部分からは大きく飛び出す形状であり、この飛び出した部分が介助者の介助者用上部ハンドルとなる構造である。
一方、介助者用のL字下部ハンドル図3の5は、一対のコの字に曲げたパイプ図3の1にそれぞれL形状が内向きになるように溶接接合し、その端に介助者用のL字下部ハンドル用グリップ図3の10を取り付け、介助者の持ちやすさを考慮した構造とした。
更に、本考案の災害時避難用背負子は背負われる人が背負い開始時に安定した姿勢で背負い者に抱きつけられるようイス形状であるため、イスとしての安全性を高める為に、一対のコの字に曲げたパイプ図3の1を四本の足にはすべり止めキャップ図3の11を設けた。
また、災害時避難用背負子は下り階段や峠を下り避難する場合も考慮して、介助者の方が高い位置にいる場合も背負う人の荷重を軽減できるように座面図3の2に首掛けベルト図3の8を取り付けた。
本考案の災害時避難用背負子は背負子としての基本構造として、背負う人用の背負い用肩ベルト図3の6と共に、背負われる人の安定性を高めるための背負われる人を固定するベルト図3の7を設けより安全性の高い災害時避難用背負子とした。
本考案は、災害避難時に人を背負い搬送するための災害時避難用背負子に関するものである。
1. 一対のコの字に曲げた足
2. コの字に曲げた台座及び介助者用上部ハンドル
3. 上部側介助者用ハンドル部
4. 上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれ
5. 介助者用のL字下部ハンドル
6. 背負い用肩ベルト
7. 背負われる人を固定するベルト
8. 首掛けベルト
9. 背負い用肩ベルト用カラビナ
10.介助者用のL字下部ハンドル用グリップ
11.4本足用すべり止めキャップ
12.背負い用の背もたれの緩衝パッド
13.上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれの、下部が90度以下の鋭角に曲げられた部分
14.上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれと、一対のコの字に曲げた足の内、背負う人の背中に当たる方の足とを溶接で接合する場所
15.上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれの、下部が90度以下の鋭角に曲げられた先端と、一対のコの字に曲げた足の内介助者側の足の上部とを接合する場所
16.背負う人
17.介助者
18.背負われる人
2. コの字に曲げた台座及び介助者用上部ハンドル
3. 上部側介助者用ハンドル部
4. 上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれ
5. 介助者用のL字下部ハンドル
6. 背負い用肩ベルト
7. 背負われる人を固定するベルト
8. 首掛けベルト
9. 背負い用肩ベルト用カラビナ
10.介助者用のL字下部ハンドル用グリップ
11.4本足用すべり止めキャップ
12.背負い用の背もたれの緩衝パッド
13.上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれの、下部が90度以下の鋭角に曲げられた部分
14.上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれと、一対のコの字に曲げた足の内、背負う人の背中に当たる方の足とを溶接で接合する場所
15.上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれの、下部が90度以下の鋭角に曲げられた先端と、一対のコの字に曲げた足の内介助者側の足の上部とを接合する場所
16.背負う人
17.介助者
18.背負われる人
Claims (3)
- 一対のコの字に曲げた管を4本の足とし、その上面に更にコの字に曲げた管を台座及び介助者用上部ハンドルとして接合したイス形状の枠体に、上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれを接合し、更に、一対のコの字に曲げた4本の足うち左右に介助者用のL字下部ハンドル2本を一体的に接合した枠体で、背負う人の背中と背負われる人の腹が接触する姿勢となるため、上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれの幅は座面の幅より小さくしたことを特徴とする災害時避難用背負子。
- コの字に曲げたパイプでできた台座に介助者用の首掛けベルトを設けた、実用新案登録請求の範囲請求項1記載の特徴とする災害時避難用背負子。
- 上部がUの字に曲げられた背負い用の背もたれには、背負い用肩ベルト、背負われる人を固定するベルト、また、コの字に曲げたパイプでできた台座に介助者用の首掛けベルトを設けた、実用新案登録請求の範囲請求項1記載の特徴とする災害時避難用背負子。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3192154U true JP3192154U (ja) | 2014-07-31 |
Family
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114081726A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-02-25 | 上海品兴医疗设备有限公司 | 多用碳纤维便携式担架 |
Cited By (1)
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CN114081726A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-02-25 | 上海品兴医疗设备有限公司 | 多用碳纤维便携式担架 |
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