JP3191850U - 注ぎ具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペイント缶の開口部に取り付けて使用され、缶の縁をきれいなままにできる注ぎ具を提供する。【解決手段】後端1を缶の開口部の半径と同等に湾曲させ前端4を後部より狭く設けた底板部5の両側に、後方に缶の開口部の半径に合わせて湾曲させた整流部6を有する導流板7を設け、底板部5の後端1下部に缶の開口部の厚みに合わせた固定金具8を取り付けて形成した注ぎ具1を、缶縁部に着脱自在に取り付ける。【選択図】図1
Description
本考案は一般的に使用されるペイント缶の注ぎ具に関する。
通常使用されているペイント缶は容量によって外形が基準化されており、開口部の大きさはほぼサイズが決まっている。
従って、缶体に装着しようとする器具は缶の容量によってサイズを合わせるだけでよい。
通常ペイント缶のペイント等を使用する場合は、まず蓋を外した後に中のペイントを適量流し出して他の容器に移し換え使用するのが一般的である。
この理由としてはペイント類は空気に触れると乾燥固化し缶の中で固まっていくためで、適量を流し出した後再度蓋を閉めて密閉保管するのが良いとされている。
ところが缶から直接流し出すとどうしても蓋を密着させるために設けられた溝の中にペイントが流れ込んで残ってしまう。
この時溝の中に入ったペイントをきれいに拭き取ってから蓋を閉じようとすると手間がかかり、時間をロスしてしまう。
また、蓋を閉めるために時間を掛けると容器に移したペイントが堅くなっていくので、あまり時間をかける事は出来ないため簡単に拭き取るかそのまま蓋を閉じてしまう事が殆どである。
しかしながら溝の中にペイントが残ったまま蓋を閉じてしまうと次に蓋を開ける時にはペイントが固化してしまいそのせいで蓋が固着して、開けるのにけっこうな時間を取られてしまう事が多い。
時にはなかなか開かず、金具等を使用して無理矢理こじ開けたために蓋や缶の縁部を傷つけたり歪めたりする事も良くある事である。
その他ペイントを流し出す時にペイントが缶の縁に溢れそのまま缶を伝って垂れる事もあって、缶体や床などを無駄に汚したりする事も多かった。
本考案では、ペイント缶の形状が容量によってほぼ統一されている事に着目し、缶のサイズに合わせた注ぎ具を取り付けて使用する事で従来の問題点を解決する事を旨とする。
すなわち、後端を缶の開口部の半径と同等に湾曲させ、前端を後部より狭く設けた底板部の両側に、後方に缶の開口部の半径に合わせて湾曲させた整流部を有する導流板を設ける。
上記底板部の後端下部には湾曲に沿わせ且つ缶の開口部の厚みに合わせた高さで固定金具を取り付けて注ぎ具を形成する。
当該固定金具で缶縁部の内側から本考案にかかる注ぎ具を嵌め込み固定してペイントを注ぎ、その後に取り外して蓋を閉めると良い。
本考案の注ぎ具を使用すると、傾けたペイント缶中のペイントは導流板によって流れを絞られ、底板部上を流れて先端から出て行く。
この時缶縁部に流れていこうとするペイントは、開口部に合わせて湾曲した整流部及び固定金具にブロックされ漏れ出す事はなく、従って缶の縁はきれいなままである。
その後本考案の注ぎ具を取り外せば缶の縁をペイントで汚すことなく蓋をしてペイントを密閉する事が出来る。
本発明は発明を実施するための最良の方法として図1に示すような構造としている。
後端1を缶2の開口部3の半径と同等に湾曲させ、前端4を後部より狭く設けた底板部5の両側に、後方に缶2の開口部3の半径に合わせて湾曲させた整流部6を有する導流板7を設ける。
上記底板部5の後端1下部には湾曲に沿わせ且つ缶2の開口部3の厚みに合わせた高さで固定金具8を取り付けて注ぎ具9を形成する。
後端1を使用する目的のペイント缶2の開口部3内側の半径と等しいサイズに湾曲させ、また前端4を後部より狭く設けて流動物の流れを絞るように底板部5を形成する。
上記底板部5の両側には後方に缶2の開口部3内側の半径に合わせて湾曲させた整流部6を設けた導流板7を設ける。
当該整流部6は装着した際に缶2の縁部10に一体化可能に設けてある
上記底板部5の後端1下部には湾曲に沿わせ、且つ缶2の開口部3の厚みに適合させた高さを有する固定金具8を取り付けて、注ぎ具9を形成する。
本考案にかかる注ぎ具9を使用する際は、蓋を開け缶2の内側より注ぎ具9の先端4を外側に向け、固定金具8で缶縁部10を挟むように装着するだけでよい。
この状態で缶2を傾けると、缶2から溢れたペイントは底板5の上を流れ、導流板7によって先端に向けて絞られ流出する。
必要量のペイントを流し出した後は本考案の注ぎ具9を取り外せば良い。
缶縁部10は底板部及び整流部によりペイントの流れとは完全に隔離されペイントが付く事はない。
1 後端
2 缶
3 開口部
4 前端
5 底板部
6 整流部
7 導流板
8 固定金具
9 注ぎ具
10 缶縁部
2 缶
3 開口部
4 前端
5 底板部
6 整流部
7 導流板
8 固定金具
9 注ぎ具
10 缶縁部
Claims (1)
- 缶体に着脱可能に設けた注ぎ具に於いて、後端を所定半径に湾曲させ前端を後部より狭く設けた底板部の両側に、後方に所定半径に湾曲させた整流部を有する導流板を設け、当該底板部の後端下部には湾曲に沿わせた固定金具を取り付け、当該固定金具で缶縁部に着脱自在に設けた事を特長とするペイント缶の注ぎ具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014001772U JP3191850U (ja) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | 注ぎ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014001772U JP3191850U (ja) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | 注ぎ具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3191850U true JP3191850U (ja) | 2014-07-17 |
Family
ID=78224501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014001772U Expired - Fee Related JP3191850U (ja) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | 注ぎ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3191850U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110142001A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-08-20 | 河南天利热工装备股份有限公司 | 一种新型高粘度物料搅拌炉炉罐出料口结构 |
-
2014
- 2014-03-10 JP JP2014001772U patent/JP3191850U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110142001A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-08-20 | 河南天利热工装备股份有限公司 | 一种新型高粘度物料搅拌炉炉罐出料口结构 |
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Legal Events
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