JP3191358U - 歯間ブラシ - Google Patents

Abstract

【課題】
歯の裏側の歯垢、歯石などを除去するのに適した歯間ブラシを提供する。
【解決手段】
歯間ブラシ１０は、ステンレスワイヤ２ｂを固定する握り手部１ａとステンレスワイヤ２ｂに放射する刷毛部３ｃを有する。
３ｃの形状は先端が太く握り手部が細い従来の技術とは逆テーパーの円錐形で、歯間に挿入すると歯の裏側で先端部が広がり、引き出すことで歯の裏側の歯垢・歯石・食物残渣等を掻き出す効果がある。
【選択図】 図１

Description

本考案は、歯の裏側の歯垢（プラーク）や汚れを除去するために考案された新型歯間ブラシに関するものである。

従来の歯間ブラシは、複数本の細いステンレスワイヤに、ナイロン製の刷毛がステンレスワイヤを中心として、その外側に放射するように固定された円錐や円柱の形状をしているなどの、様々な材質・形態の歯間ブラシが普及している。
何れも歯牙と歯牙の間にブラシを挿入して往復運動をすることにより、歯間の歯垢、歯石、食物残渣などを除去するものである。

しかしながら、従来の歯間ブラシは、いずれも刷毛の先端が細く握り手側が太い
円錐形か若しくは円柱形であり、歯の隙間の汚れは除去できるが歯の裏側の汚れを除去しようとしても刷毛が歯の裏側には当たらないことで除去できないという欠点があった。

特開２００３−１０２５４８号公報 特許第２５３８５３３号公報 特開２００５−２７０３６６号公報 特開２００５−１０３１８４号公報

本考案は、上述のような従来の欠点を鑑み、歯間ブラシの刷毛の形状によって歯の裏側の歯垢や歯石などを除去するための歯間ブラシを提供することを目的とする。

本考案は、握り手部に固定されたステンレスワイヤを中心にナイロン製の刷毛を外側に放射状に固定する。刷毛の形状は、従来の製品とは逆に挿入する先端側の毛の長さを長く、握り手側は短い角度（テーパー）にすることで掻き出し効果により歯の裏側の歯垢や汚れを除去できる。

歯の隙間を通過した刷毛の先端部が広がり、歯の裏側部分にまで刷毛が届くこと
から、ブラシを往復することにより歯の裏側の歯垢や汚れを除去できる。

本考案の一実施形態に係わる歯間ブラシの平面図である。 本考案の他の実施形態に係わる歯間ブラシの平面図である。

本考案の歯間ブラシについて、図面１を参照しながら説明をする。

図１は、本考案の実施形態に係わる歯間ブラシの平面図である。歯間ブラシは、握り手部１ａと、ステンレスワイヤ２ｂと、刷毛３ｃを備える。

歯間ブラシは、刷毛部３ｃが握り手部１ａに対して円錐の形状を具備していることから歯の裏側の歯垢や汚れの除去ができる。

１ａ 握り手部
２ｂ ステンレスワイヤ
３ｃ 刷毛
１０ 歯間ブラシ

Claims (2)

1. 握り手部と、中心のステンレスワイヤ部と、該ワイヤ部の周囲の設けた刷毛部を備える歯間ブラシであって、歯間の隙間に挿入する先端側の刷毛の長さが長く、握り手側の刷毛の長さが短いことにより、歯の裏側の歯垢、歯石などを除去することの特徴を有する歯間ブラシ。
2. 前記刷毛部が複数段になっていることを特徴とする請求項１に記載の歯間ブラシ。
   

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