JP3191351U - 気泡混合形シャワーヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】シャワーヘッド本体の内部で気泡が発生しているのを外から見て確認することができる気泡混合形シャワーヘッドを提供する。【解決手段】気泡混合部11に空気を取り入れる取入れ口21を手指で開閉可能にするとともに、気泡混合部11またはこれより下流側の通水路の少なくとも一部に、気泡混合部によって発生した白濁水を外部より透視可能となる透明箇所を形成し、かつこの透明箇所を通じて視認できる気泡混合部11または下流側通水路を外側に近い位置に偏心して設け、白濁水を外から見やすくした。【選択図】図2
Description
本考案は、シャワー水に空気を混合させて吐出する気泡混合形のシャワーヘッドに関する。
シャワーヘッド本体内を流れる水又はお湯に外部から空気を取り込んで混合し、この気泡混合水を散水部より噴射するようにした気泡混合形シャワーヘッドは、多数の商品が市販され、また下記先行技術文献などにより知られている。
この種の気泡混合形シャワーヘッドは、ヘッド本体内の通水路に通路面積を絞った縮径部を形成して流速の速くなる箇所を設け、この流速の速くなった箇所に外気を取り込んで空気を混合し、吸引した空気が水と混ざる際に微小な気泡となって気泡混合水を作り出すようになっている。
このような気泡混合シャワー水は、吐出される実水量が気泡を含む見掛け水量より少なくなるので節水が可能になり、空気が含まれる分肌当たりが軽くなって心地よくなる、などの効果を奏する。
この種の気泡混合形シャワーヘッドは、ヘッド本体内の通水路に通路面積を絞った縮径部を形成して流速の速くなる箇所を設け、この流速の速くなった箇所に外気を取り込んで空気を混合し、吸引した空気が水と混ざる際に微小な気泡となって気泡混合水を作り出すようになっている。
このような気泡混合シャワー水は、吐出される実水量が気泡を含む見掛け水量より少なくなるので節水が可能になり、空気が含まれる分肌当たりが軽くなって心地よくなる、などの効果を奏する。
この種の気泡混合形シャワーヘッドは、縮径部を流れる水の流速が所定速度以上である場合に空気を取り込むことができ、この取り込まれた空気は微細な気泡に分裂し、これが流水に混ざって水が白濁化する。しかし、水の流速が所定速度に満たない場合は、空気を吸引する力が弱くて空気は混合されない。すなわち、シャワーを使用中の全ての流速域で気泡混合水が発生する訳ではない。このため、シャワーを使用中に、気泡が混合されているか否かを確認したいという要請がある。
また、空気取入れ口にゴミなどが詰まって空気が取り入れなくなった場合も気泡混合水が発生しない。
しかしながら、従来の場合、外部からシャワーヘッドの内部を流れる白濁化した水を視認する手段がなかった。
しかも気泡混合水が散水部からシャワー水となって放出される際、このシャワー水を目で見ても、気泡混合水であることを確認することは殆ど不可能である。何故なら、気泡混合形シャワーヘッドでは、散水部から吐出されるシャワー水が白濁化して見えるが、一般の気泡混合形でないシャワーヘッドの場合も、散水板から吐出されるシャワー水は白濁化して見える。よって両者のシャワー水を見比べても、区別できない。
すなわち、従来の気泡混合形シャワーヘッドにおいては、散水部より噴射されるシャワー水を目で観察しても空気が混合されているか否かを見分けることが困難であった。
よって、空気取入れ口がゴミなどで塞がれていても、それに気付かないで使用するといったケースもある。
また、空気取入れ口にゴミなどが詰まって空気が取り入れなくなった場合も気泡混合水が発生しない。
しかしながら、従来の場合、外部からシャワーヘッドの内部を流れる白濁化した水を視認する手段がなかった。
しかも気泡混合水が散水部からシャワー水となって放出される際、このシャワー水を目で見ても、気泡混合水であることを確認することは殆ど不可能である。何故なら、気泡混合形シャワーヘッドでは、散水部から吐出されるシャワー水が白濁化して見えるが、一般の気泡混合形でないシャワーヘッドの場合も、散水板から吐出されるシャワー水は白濁化して見える。よって両者のシャワー水を見比べても、区別できない。
すなわち、従来の気泡混合形シャワーヘッドにおいては、散水部より噴射されるシャワー水を目で観察しても空気が混合されているか否かを見分けることが困難であった。
よって、空気取入れ口がゴミなどで塞がれていても、それに気付かないで使用するといったケースもある。
本考案はこのような事情にもとづきなされたもので、シャワーヘッド本体の内部で気泡が発生しているのを外から見て確認することができるようにした気泡混合形シャワーヘッドを提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、一端に導水部が設けられるとともに他端に散水部が形成され、これら導水部と散水部の間に通水路が形成されたシャワーヘッド本体と、前記通水路に設けられた縮径部および拡径部を有する気泡混合部と、一端が前記気泡混合部に連通されるとともに、他端が前記シャワーヘッド本体の外面に開口されて手指で開閉可能な空気取入れ口に連通された空気導入通路と、を具備し、前記気泡混合部またはこれより下流側の通水路の少なくとも一部に、前記気泡混合部によって発生した白濁水を外部より透視可能となる透明箇所を形成したことを特徴とする気泡混合形シャワーヘッドを提供する。
請求項2の考案は、前記透明箇所を通じて透視できる前記気泡混合部またはこれより下流側の通水路の少なくとも一部が、シャワーヘッド本体の中心線よりも外側に偏心した位置に設けられていることを特徴とする気泡混合形シャワーヘッドを提供する。
請求項2の考案は、前記透明箇所を通じて透視できる前記気泡混合部またはこれより下流側の通水路の少なくとも一部が、シャワーヘッド本体の中心線よりも外側に偏心した位置に設けられていることを特徴とする気泡混合形シャワーヘッドを提供する。
請求項1の考案によれば、通水路に設けた気泡混合部では水が縮径部を通過する際に流速が増大し、この流速が所定速度を超えると負圧が発生し、これにより空気取入れ口を通じて外気が吸引され、この外気は流れの速い流水に取り込まれる。この際、導入された空気は微細な気泡に分裂して水に混ざり、よって気泡混合水となり、この気泡混合水は微細な気泡が水に混ざるので白濁化して見える。この状態を、透明にした箇所を通じて外から観察することができる。
水の中に空気が混ざっているか否かを調べるには、空気取入れ口をたとえば手指で塞ぐと、空気が入らなくなるので気泡混合水は生成されず、よって透明水のままであり、これに対し手指を離して空気取入れ口を開けると、空気が吸入され、これが気泡となって水に混合されて白濁化した流れが生じる。よってこの白濁水を透明箇所を通じて観察することができる。
この観察する箇所は、白濁水が生成される気泡混合部であってもよく、またはこれより下流側の通水路の全部または一部であってもよい。
すなわち、空気取入れ口を開閉することで、透明部分を通じて白濁化した水か否かを透視することがで、気泡が混合されているか否かを視認することができる。
請求項2の考案によれば、透明箇所を通じて透視できる気泡混合部または下流側の通水路の少なくとも一部が、シャワーヘッド本体の中心線よりも外に偏心した位置に設けられているので外側に近づき、よって外部からの視認がやり易くなる。
なお、透明というのは、外から気泡混合部に生じる白濁化した水もしくは下流側通水路を流れる白濁水を透視可能で、視認できる程度の透明度を持っているという意味である。
水の中に空気が混ざっているか否かを調べるには、空気取入れ口をたとえば手指で塞ぐと、空気が入らなくなるので気泡混合水は生成されず、よって透明水のままであり、これに対し手指を離して空気取入れ口を開けると、空気が吸入され、これが気泡となって水に混合されて白濁化した流れが生じる。よってこの白濁水を透明箇所を通じて観察することができる。
この観察する箇所は、白濁水が生成される気泡混合部であってもよく、またはこれより下流側の通水路の全部または一部であってもよい。
すなわち、空気取入れ口を開閉することで、透明部分を通じて白濁化した水か否かを透視することがで、気泡が混合されているか否かを視認することができる。
請求項2の考案によれば、透明箇所を通じて透視できる気泡混合部または下流側の通水路の少なくとも一部が、シャワーヘッド本体の中心線よりも外に偏心した位置に設けられているので外側に近づき、よって外部からの視認がやり易くなる。
なお、透明というのは、外から気泡混合部に生じる白濁化した水もしくは下流側通水路を流れる白濁水を透視可能で、視認できる程度の透明度を持っているという意味である。
以下本考案について、一実施の形態を図1ないし図3にもとづき説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案を実施するのに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本考案は、以下の説明において特に考案を限定する旨が明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1はシャワーヘッドであり、(A図)は正面図、(B図)は背面図、図2はその気泡混合ユニットの縦断面図、図3は気泡混合ユニットの横断面図である。
図において、1はシャワーヘッド本体であり、水道水を導入する導入部となる握り部2と、これに連なる気泡混合ユニット3と、さらにこれに連なるヘッド部4にて構成されている。
握り部2は非透明性の合成樹脂にて形成されており、この握り部2にはほゞ中心線を通って握り部側通水路5が形成されている。この握り部側通水路5には、握り部2に接続される図示しないシャワーホースを通じて水道水(お湯の場合を含む)が供給される。
ヘッド部4も非透明性の合成樹脂にて形成されおり、このヘッド部4にはほぼ中心線を通ってヘッド部側通水路6が形成されている。このヘッド部4の先端には散水板7が取り付けられており、この散水板7には、多数個の散水孔8…が形成されている。
図1はシャワーヘッドであり、(A図)は正面図、(B図)は背面図、図2はその気泡混合ユニットの縦断面図、図3は気泡混合ユニットの横断面図である。
図において、1はシャワーヘッド本体であり、水道水を導入する導入部となる握り部2と、これに連なる気泡混合ユニット3と、さらにこれに連なるヘッド部4にて構成されている。
握り部2は非透明性の合成樹脂にて形成されており、この握り部2にはほゞ中心線を通って握り部側通水路5が形成されている。この握り部側通水路5には、握り部2に接続される図示しないシャワーホースを通じて水道水(お湯の場合を含む)が供給される。
ヘッド部4も非透明性の合成樹脂にて形成されおり、このヘッド部4にはほぼ中心線を通ってヘッド部側通水路6が形成されている。このヘッド部4の先端には散水板7が取り付けられており、この散水板7には、多数個の散水孔8…が形成されている。
前記気泡混合ユニット3は、図2および図3に示されるように、ユニット本体10と、気泡混合管11とで構成されている。
ユニット本体10は非透明性合成樹脂によりパイプ状に形成されており、一端側のほぼ中心線上に流入口12aが形成されているとともにその外面にはねじ部13aが形成されている。また、他端側にはほぼ中心線上に流出口12bが形成されており、その外面にはねじ部13bが形成されている。上記一端側のねじ部13aは前記握り部2にねじ結合され、これにより流入口12aは握り側通水路5に連通する。また、他端側のねじ部13bは前記ヘッド部4に対してねじ結合され、これにより流出口12bはヘッド側通水路6に連通する。
ユニット本体10は、仕切壁14a、14bによって流入口12a側と流出口12b側を区画されている。
また、ユニット本体10には、シャワーヘッドの背面側となる位置に、取り付け凹部15が形成されており、この取り付け凹部15には前記気泡混合管11が嵌め込まれている。
ユニット本体10は非透明性合成樹脂によりパイプ状に形成されており、一端側のほぼ中心線上に流入口12aが形成されているとともにその外面にはねじ部13aが形成されている。また、他端側にはほぼ中心線上に流出口12bが形成されており、その外面にはねじ部13bが形成されている。上記一端側のねじ部13aは前記握り部2にねじ結合され、これにより流入口12aは握り側通水路5に連通する。また、他端側のねじ部13bは前記ヘッド部4に対してねじ結合され、これにより流出口12bはヘッド側通水路6に連通する。
ユニット本体10は、仕切壁14a、14bによって流入口12a側と流出口12b側を区画されている。
また、ユニット本体10には、シャワーヘッドの背面側となる位置に、取り付け凹部15が形成されており、この取り付け凹部15には前記気泡混合管11が嵌め込まれている。
前記気泡混合管11は、本考案の気泡混合部に相当するもので、本実施例ではこの気泡混合管11が透明性合成樹脂にて形成されている。
気泡混合管11は垂直部を有し、その両端部にそれぞれ差し込み管部16a、16bを直角方向に向けて形成してある。これら差し込み管部16a、16bには入口17aおよび出口17bが開口されており、これら入口17aおよび出口17bは前記垂直部に形成された気泡混合管内通水路18の両端にそれぞれ連通している。よって、これら入口17aおよび出口17bならびに垂直部に形成された通水路18は全体としてコ字形の流路を形成している。
上記垂直部の通水路18には、垂直方向の途中に縮径部19が形成されているとともに、この縮径部19の上流側および下流側にそれぞれ拡径部20a、20bが形成されている。
そして、気泡混合管11の外面には空気取入れ口21が開口されており、この空気取入れ口21は手指で開閉可能となっている。
上記空気取入れ口21は空気導入通路孔22の一端に連通されており、この空気導入通路孔22の他端は前記縮径部19の内面に開口されている。
気泡混合管11は垂直部を有し、その両端部にそれぞれ差し込み管部16a、16bを直角方向に向けて形成してある。これら差し込み管部16a、16bには入口17aおよび出口17bが開口されており、これら入口17aおよび出口17bは前記垂直部に形成された気泡混合管内通水路18の両端にそれぞれ連通している。よって、これら入口17aおよび出口17bならびに垂直部に形成された通水路18は全体としてコ字形の流路を形成している。
上記垂直部の通水路18には、垂直方向の途中に縮径部19が形成されているとともに、この縮径部19の上流側および下流側にそれぞれ拡径部20a、20bが形成されている。
そして、気泡混合管11の外面には空気取入れ口21が開口されており、この空気取入れ口21は手指で開閉可能となっている。
上記空気取入れ口21は空気導入通路孔22の一端に連通されており、この空気導入通路孔22の他端は前記縮径部19の内面に開口されている。
このような気泡混合管11は、前記ユニット本体10の取り付け凹部15に装着されている。この場合、差し込み管部16a、16bをユニット本体10に形成した連結口23a、23bに差し込み、Oリングなどで水漏れを防止してある。
そして、気泡混合管11には図3に示すように、係止爪24…を設けてあり、これら係止爪24…をユニット本体10に形成した係合孔25…に嵌め殺しなどによって引掛け、これにより気泡混合管11をユニット本体10に固定してある。なお、この固定手段として、ねじ止めや接着などの手段でも可能である。
このような結合により、気泡混合管11の入口17aはユニット本体10の流入口12aに連通し、気泡混合管11の出口17bはユニット本体10の流出口12bに連なっている。
この際、気泡混合管11の入口17aおよび出口17bならびに垂直部の通水路18はコ字形の流路を形成しているので、この通水路18はユニット本体10の中心線に対し、外側へ大きく偏心した位置に配置されることになり、すなわち、外側に近い位置に配置されることになる。
そして、気泡混合管11には図3に示すように、係止爪24…を設けてあり、これら係止爪24…をユニット本体10に形成した係合孔25…に嵌め殺しなどによって引掛け、これにより気泡混合管11をユニット本体10に固定してある。なお、この固定手段として、ねじ止めや接着などの手段でも可能である。
このような結合により、気泡混合管11の入口17aはユニット本体10の流入口12aに連通し、気泡混合管11の出口17bはユニット本体10の流出口12bに連なっている。
この際、気泡混合管11の入口17aおよび出口17bならびに垂直部の通水路18はコ字形の流路を形成しているので、この通水路18はユニット本体10の中心線に対し、外側へ大きく偏心した位置に配置されることになり、すなわち、外側に近い位置に配置されることになる。
上記のような実施例の構造の場合、シャワーヘッドをシャワーホースに接続して水(お湯)を流すと、水は握り部2の握り部側通水路5を通り、ユニット本体10の流入口12aから気泡混合管11の入口17aに入り、通水路18を流れ、出口17bを出てユニット本体10の流出口12bよりヘッド部4のヘッド側通水路6に流れ、ヘッド部4の先端に取着した散水板7より散水される。
水が気泡混合管11の通水部18を流れるときは、上流側拡径部20aから縮径部19を経て下流側拡径部20bに流れる。縮径部19では通路面積が絞られているため、流速が他の箇所より速くなり、よって管壁の圧力が低くなり、この圧力が大気圧より低くなった場合に空気取入れ口21より外気を取り込む。吸引された空気が縮径部19に引き込まれると水流に混ざり合い、このとき微細な気泡に分裂して水に取り込まれる。この結果、水は白濁化したように見える。この白濁水は、下流側拡径部20bを経て出口17bよりユニット本体10の流出口12bを通り、ヘッド部4のヘッド側通水路6を流れて散水板7より吐出される。
水が気泡混合管11の通水部18を流れるときは、上流側拡径部20aから縮径部19を経て下流側拡径部20bに流れる。縮径部19では通路面積が絞られているため、流速が他の箇所より速くなり、よって管壁の圧力が低くなり、この圧力が大気圧より低くなった場合に空気取入れ口21より外気を取り込む。吸引された空気が縮径部19に引き込まれると水流に混ざり合い、このとき微細な気泡に分裂して水に取り込まれる。この結果、水は白濁化したように見える。この白濁水は、下流側拡径部20bを経て出口17bよりユニット本体10の流出口12bを通り、ヘッド部4のヘッド側通水路6を流れて散水板7より吐出される。
本実施例の場合、気泡混合管11が透明な合成樹脂で作られているので、外から縮径部19および下流側拡径部20bを流れる白濁水を透視することができる。
そして、空気取入れ口21を手指で塞ぐと空気が入らなくなるので縮径部19および下流側拡径部20bに白濁水は発生せず、よってこの状態も、気泡混合管11が透明な合成樹脂で作られているため、容易に見分けることができる。
特に、縮径部19および下流側拡径部20bを構成している通水路18は、コ字形の通路を形成していて、わざわざユニット本体10の中心線に対して大きく偏心し、外面に近い位置に設けてあるので、縮径部19および下流側拡径部20bを流れる白濁水を見定めるのが容易になる。
このようなことから、流速が低いために空気を満足に取り入れることができずに気泡混合液が生成されない場合や、空気取入れ口20がゴミで塞がれたために空気の吸引が不十分で気泡混合液が発生されない場合、などのような不具合が発生しているか否かを調べるのに有効になる。
そして、空気取入れ口21を手指で塞ぐと空気が入らなくなるので縮径部19および下流側拡径部20bに白濁水は発生せず、よってこの状態も、気泡混合管11が透明な合成樹脂で作られているため、容易に見分けることができる。
特に、縮径部19および下流側拡径部20bを構成している通水路18は、コ字形の通路を形成していて、わざわざユニット本体10の中心線に対して大きく偏心し、外面に近い位置に設けてあるので、縮径部19および下流側拡径部20bを流れる白濁水を見定めるのが容易になる。
このようなことから、流速が低いために空気を満足に取り入れることができずに気泡混合液が生成されない場合や、空気取入れ口20がゴミで塞がれたために空気の吸引が不十分で気泡混合液が発生されない場合、などのような不具合が発生しているか否かを調べるのに有効になる。
上記実施例では、白濁水が発生する気泡混合部、すなわち気泡混合管11を透明樹脂で形成してこの箇所で白濁水を視認るように構成した例を説明したが、気泡混合箇所で発生した白濁水は、これよりも下流の通水路も流れるので、白濁水を確認する場所は気泡混合箇所よりも下流側の通水路であってもよい。したがって、ヘッド部4に形成されるヘッド部側通水路6の全部または一か所を透明構造とし、望ましくはその通水路を中心線よりも外側に偏心して構成するようにしても、前記実施例と同様の効果が得られる。
以上説明した通り本考案によれば、外から透明部分を通じて内部の白濁化した水を透視することができるので、空気取入れ口を開閉することで気泡が混合されているか否かを確認することができる。
よって、気泡混合水が得られるような適正な通水量で使用しているか否か、または空気取入れ口に目詰まりなどが生じていないか否か、などの不具合を調べるのにも有効である。
よって、気泡混合水が得られるような適正な通水量で使用しているか否か、または空気取入れ口に目詰まりなどが生じていないか否か、などの不具合を調べるのにも有効である。
1…シャワーヘッド本体
2…握り部
3…気泡混合ユニット
4…ヘッド部
5…握り側通水路
6…ヘッド側通水路
7…散水板
10…ユニット本体
11…気泡混合管
18…気泡混合管の通水路
19…縮径部
20a、20b…拡径部
21…空気取入れ口
2…握り部
3…気泡混合ユニット
4…ヘッド部
5…握り側通水路
6…ヘッド側通水路
7…散水板
10…ユニット本体
11…気泡混合管
18…気泡混合管の通水路
19…縮径部
20a、20b…拡径部
21…空気取入れ口
Claims (2)
- 一端に導水部が設けられるとともに他端に散水部が形成され、これら導水部と散水部の間に通水路が形成されたシャワーヘッド本体と、
前記通水路に設けられた縮径部および拡径部を有する気泡混合部と、
一端が前記気泡混合部に連通されるとともに、他端が前記シャワーヘッド本体の外面に開口されて手指で開閉可能である空気取入れ口に連通された空気導入通路と、
を具備し、
前記気泡混合部またはこれより下流側の通水路の少なくとも一部に、前記気泡混合部によって発生した白濁水を外部より透視可能となる透明箇所を形成したことを特徴とする気泡混合形シャワーヘッド。 - 前記透明箇所を通じて白濁水を視認できる前記気泡混合部またはこれより下流側通水路の少なくとも一部は、シャワーヘッド本体の中心線よりも外側に偏心した位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の気泡混合形シャワーヘッド。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020010962A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 株式会社サイエンス | シャワーヘッド、及び気泡発生ユニット |
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2014
- 2014-03-28 JP JP2014001946U patent/JP3191351U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020010962A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 株式会社サイエンス | シャワーヘッド、及び気泡発生ユニット |
WO2020017066A1 (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 株式会社サイエンス | シャワーヘッド |
US11980898B2 (en) | 2018-07-20 | 2024-05-14 | Science Co., Ltd. | Showerhead and bubble generating unit |
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