JP3190815U - ピロー - Google Patents

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JP3190815U
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JP2014001231U
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Inventor
秀司 志食
Original Assignee
有限会社ウェルシー
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Abstract

【課題】癒し機能や、高さ調節機能が簡単に装着できると共に、ソフトな感触と寝心地が良いピローを提供する。
【解決手段】折り曲げ自在な連結部4を介して一体的に設けた、一対のピロー体2,3と、両ピロー体の内外中央部に形成した凹部7,9と、連結部を除く周縁に設けたファスナー5a,5bとから成り、一体化時に両ピロー体間の隙間部に癒し機能部材11や高さ調節部材12を設置すると共に、凹部と隙間部の空気層との相乗効果にてソフトな感触を得る。
【選択図】図2

Description

本考案は、香り・加温・冷却などの癒し機能や、高さ調節機能が簡単にできるピローに関する。
従来、上下の高さ、並びに熱を放出するためにアルミ合金で構成し、その内部空間に振動機能や、香りを一定量放出する穴を設けたピローが提案されている。(特許文献1)
また、頭部を載せる深さ調節可能な凹部をピロー中央部に設け、凹部をピローの表面略中央部と裏面略中央部の4点を糸体で絞り寄せて形成し、糸体の絞り方を調節するだけで高さを変更できるようにしたピローも提案されている。(特許文献2)
登録実用新案第3052132号 登録実用新案第3037531号
上記特許文献1のピローは、金属製のためソフトな感触もなく寝心地が悪く、且つ構造も複雑でコスト高となるため、商品化されていないのが現実である。
上記特許文献2のピローは、高さ調節が比較的狭い範囲でしかできず寝心地が今一つであると共に、調節操作が煩雑であるという問題があった。
また、温度調節するため、例えば電気毛布のようにピロー内部にヒーター線を埋設することも考えられるが、特許文献1同様に構造が複雑となりコスト高となる問題を有する。
本考案は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、香り・加温・冷却などの癒し機能や、高さ調節機能を簡単に行え、且つソフトな感触を有し寝心地が非常に良いピローを提供するものである。
本考案のピローは、中央の折り曲げ自在な連結部を介して一体的に設けた一対の上側のピロー体と下側のピロー体とを有し、同上側のピロー体と下側のピロー体の中央部にはそれぞれ外側及び内側に凹部を設ける一方、上記連結部を除く上側のピロー体と下側のピロー体の周縁には同両者を接合分離自在に連結するファスナーを設けて成り、
上記連結部を折り曲げて下側のピロー体の上に上側のピロー体を重ね合わせ、ファスナーを閉じて両者を一体化すると共に、一体化時に上側のピロー体と下側のピロー体との間に形成される隙間部に、香り発生部材、冷却機能部材、温度発生部材などの癒し機能部材又は高さ調節部材を単一的若しくは複合的に挿入配置せしめたことを特徴とする。
更に、本考案のピローは、ピロー体を構成する生地に超極細繊維ポリエステル素材を使い、中綿にポリエステル綿を使用したことを特徴とする。
第1に、個人の好みに応じて、お好みのアロマオイルなどの香り液を適量吸収させた香り機能部材や、季節、環境に応じて保冷剤などの冷却機能部材、ホッカイロ(登録商標)などの温度発生部材等の癒し機能部材を、上側のピロー体と下側のピロー体との間に形成される隙間部の自由な位置に挿入配置することができ、よりよい睡眠環境を奏すことのできるピローを提供できる利点がある。
第2に、専用の座布団状の高さ調節部材、又は一般に販売されている市販品のタオルなどの高さ調節部材を、上側のピロー体と下側のピロー体との間に形成される隙間部の自由な位置に挿入配置する事ができ、高さ調節が簡単、且つ、個人個人に応じた最適高さに設定することができるピローを提供できる利点がある。
第3に、上側のピロー体と下側のピロー体の外側中央部にそれぞれ設けた凹部と、上側のピロー体と下側のピロー体との間に形成される隙間部の空気層との相乗効果により、よりソフトな感触と、且つ、空気層により上向きの姿勢だったり、横向きの姿勢だったりしても頭が上がりすぎず、下がりすぎずの寝姿姿勢状態を得ることができて常に頚椎に沿った形状で理想的な姿勢で眠る事ができ、寝心地が非常に良いピローを提供できる利点がある
第4に、上記ファスナーの接合を外し、連結部を介して上側のピロー体と下側のピロー体を簡単に開くことができるので、上記癒し機能部材や高さ調節部材の挿入や取り出しを容易にできると共に、開放状態での丸洗いも可能となり、洗濯、乾燥を容易にして衛生面に寄与できるピローを提供できる利点がある。
第5に、ピローを構成する生地に超極細繊維ポリエステル素材を使用し、中綿にポリエステル綿を使用してなるので、皺になりにくく、水はけがよく、丸洗いに適し、洗濯、乾燥後に、ピローの型崩れが少なく、且つポリエステル綿が有する復元機能によりピローの元形状を常に維持した状態で使えるピローを提供できる利点がある。
本考案の第1実施例を示すピローの外観斜視図。 図1のピローの開放状態を示すピローの外観斜視図。 図1のピローの断面図。 図1のピローの開放状態時の断面図。 広幅タイプの高さ調節用部材を示す外観図。 小型タイプの高さ調節用部材を示す外観図。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1乃至図4に示すようにピロー本体1は、中央の折り曲げ自在な連結部4を介して一体的に設けた一対の平面視長方形状の上側のピロー体2及び下側のピロー体3と、上記連結部4を除く周縁に設けた上記上側のピロー体2と下側のピロー体3を接合分離自在に連結するファスナー5とから大略構成している。
上記上側のピロー体2と下側のピロー体3には、図1乃至図4に示すように表面略中央部とそこに対応する裏面略中央部の生地Aを例えば四角状にそれぞれ直接縫い合わすことによって、外側中央部に頭部を載せるための凹部6、8を形成する一方、内側にも凹部7、9を形成して成り、この内側の凹部7、9により、図3に示すように両ピロー体2,3を積み重ねて一体化した時、同両ピロー体2、3との間に隙間部10が出来て空気層が具現されるよう形成している。
また、上記上側のピロー体2と下側のピロー体3の外周面を覆う生地Aには超極細繊維ポリエステル素材を使用し、同生地A内に埋設する中綿Bには復元機能を有するポリエステル綿を使用している。
上記連結部4は、上側のピロー体2と下側のピロー体3との周縁を連続的に結合して縫合わすことによって形成してなり、上側のピロー体2と下側のピロー体3との中綿Bの移動を防ぐ役目も有している。
上記ファスナー5は、図2又は図4に示すように一方のファスナー片5aを上側のピロー体2の連結部4を除く周縁部に縫合し、他方のファスナー片5bを下側のピロー体3の連結部4を除く周縁部に縫合して成り、上下のファスナー片5a、5bを閉じ合わせることにより、図1又は図3に示すように上側のピロー体2と下側のピロー体3の全周縁を連結し一体化できるようにしている。
なお、上記ピロー本体1の周縁部は、図3に示すように上側のピロー体2と下側のピロー体3とを積み重ねた際に、両者間に若干の余裕ができるように幅を持たせてあり、上記隙間部10内に癒し機能部材11又は高さ調節部材12を単一的若しくは複合的に自由な場所に容易に挿入配置できるようにしている。
上記癒し機能部材11は、香り発生部材、冷却機能部材、温度発生部材などである。同香り発生部材としては、例えば、香水、檜水、芳香剤、アロマオイルなどの香り液を適量吸収させて染み込ませたものである。又冷却機能部材としては、季節、環境に応じてアイスノン(登録商標)などの自己冷却機能を有する保冷部材である。更に、温度発生部材としては、ホッカロン、ホッカイロ(登録商標)などの自己発熱機能を有する部材やカイロ等である。これらにより、よりよい睡眠環境を奏すことのできるピローを得ることができる。
一方、上記高さ調節部材12は、図5に示すように座布団形状の広幅タイプの高さ調節用部材12aや、図6に示すように座布団形状の小幅タイプの高さ調節用部材12bなどである。
なお、高さ調節部材12としては、上記図5及び図6に示す専用の座布団形状の高さ調節部材12a、12bに限定されるものではなく、例えば一般に販売されているタオル等を用いてもよい。
次に、上記ピロー本体1の使用時について詳述する。
先ずは、図1に示すピロー本体1が一体化された状態において、ファスナー5の連結を解き、図2に示すように連結部4を介して上側のピロー体2と下側のピロー体3を開いた状態にする。
この状態で、下側のピロー体3上の適宜な位置に、上記香り発生部材、冷却機能部材、温度発生部材などの癒し機能部材11又は高さ調節部材12を設置する。
そして、再び連結部4を折り曲げて下側のピロー体3の上部に上側のピロー体2を重ね合わせ、ファスナー5を閉じ合わせて全周縁を連結することにより、図1又は図3に示すように上側のピロー体2と下側のピロー体3とを一体化する。
この時、図3に示すように上側のピロー体2と下側のピロー体3との間に形成される隙間部10内に、上記癒し機能部材11又は高さ調節部材12が設置されることとなる。上記癒し機能部材11又は高さ調節部材12を、好みに応じた自由な位置に設置することにより、隙間部の任意な位置に挿入配置することができるので、よりよい睡眠環境を奏することができる。
また、上側のピロー体2と下側のピロー体3に形成された外側の凹部6、8と、上側のピロー体2と下側のピロー体4との間に形成される隙間部10の空気層との相乗効果によって、よりソフトな感触と、且つ、空気層により上向きの姿勢だったり、横向きの姿勢だったりしても頭が上がりすぎず、下がりすぎずの寝姿姿勢状態を得ることができ、常に頚椎に沿った形状で理想的な姿勢で眠る事ができ、非常に寝心地が良いピローとなる。
更にまた、上記高さ調節部材12を必要に応じて一個若しくは複数個挿入すればピローの高さ調節が簡単に行え、しかも広い範囲で調節可能であるため、個人個人に応じた最適高さに簡単に調節することができる。
なお、図4に示すように再びファスナー5による連結を解き、連結部4を介して上側のピロー体2を開くことによって、上記癒し機能部材11や高さ調整部材12の出し入れが簡単にできるので、使い勝手が非常に良いものである。
上記上側のピロー体2と下側のピロー体3の外周面を覆う生地Aに、超極細繊維ポリエステル素材を使用してなるので、水はけがよく、図2に示すピロー本体1が開いた状態での丸洗いが可能であり、洗濯、乾燥を容易にして衛生面でも寄与できる。又中綿Bにポリエステル綿を使用してなるので、同ポリエステル綿が有する復元機能により、中綿Bのへたり・偏りが多少あっても元の形状へ回復すると共に、洗濯、乾燥後の型崩れが少なくピロー本体1を元形状に維持可能としている。
本考案のピローは、ふんわりとした寝心地が得られるものであり家庭用として健常者、老若男女問わずに気持ちよく使用できる。また洗濯、乾燥が簡単であるので、病院や介護施設などにも使用できるもので、産業上の利用可能性は高いものである。
1 ピロー本体
2 上側のピロー体
3 下側のピロー体
4 連結部
5 ファスナー
5a、5b ファスナー片
6、7、8、9 凹部
10 隙間部
11 癒し機能部材
12 高さ調整部材
A 生地
B 中綿

Claims (2)

  1. 中央の折り曲げ自在な連結部を介して一体的に設けた一対の上側のピロー体と下側のピロー体とを有し、同上側のピロー体と下側のピロー体の中央部にはそれぞれ外側及び内側に凹部を設ける一方、上記連結部を除く上側のピロー体と下側のピロー体の周縁には同両者を接合分離自在に連結するファスナーを設けて成り、
    上記連結部を折り曲げて下側のピロー体の上に上側のピロー体を重ね合わせ、ファスナーを閉じて両者を一体化すると共に、一体化時に上側のピロー体と下側のピロー体との間に形成される隙間部に、香り発生部材、冷却機能部材、温度発生部材などの癒し機能部材又は高さ調節部材を単一的若しくは複合的に挿入配置せしめたことを特徴とするピロー。
  2. ピロー体を構成する生地に超極細繊維ポリエステル素材を使い、中綿にポリエステル綿を使用したことを特徴とする請求項1に記載のピロー。
JP2014001231U 2014-03-11 ピロー Expired - Lifetime JP3190815U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107423346A (zh) * 2017-05-17 2017-12-01 王志强 智能枕睡眠质量大数据管理系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107423346A (zh) * 2017-05-17 2017-12-01 王志强 智能枕睡眠质量大数据管理系统
CN107423346B (zh) * 2017-05-17 2019-09-20 王志强 智能枕睡眠质量大数据管理系统

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