JP3190468B2 - 携帯用電動工具 - Google Patents

携帯用電動工具

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JP3190468B2
JP3190468B2 JP03756393A JP3756393A JP3190468B2 JP 3190468 B2 JP3190468 B2 JP 3190468B2 JP 03756393 A JP03756393 A JP 03756393A JP 3756393 A JP3756393 A JP 3756393A JP 3190468 B2 JP3190468 B2 JP 3190468B2
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晃 内藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用電動工具、とり
わけブロック体をプラグイン接続するだけで内部配線が
完成するために組付工程を自動化し易い携帯用電動工具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固定子の端面にブラシホルダに接触する
端子板を固定しておき、固定子をハウジングに挿入する
この端子板がブラシホルダに接触することでブラシへ
給電経路が完成するという技術が開発され、実開平3
−18664号公報に開示されている。この技術では
子板の先端を二股状にしておき、その二股部の間にブラ
シホルダが狭持されるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術では、二股部のばね力のみによって端子板とブラシホ
ルダの接触を維持する。ここでブラシには整流子が高速
で摺接するために振動が加わる。あるいは電動工具自体
の振動も加わってくる。このために端子板とブラシホル
ダが安定的に接触せず、アークが発生したり導通不良と
なったりすることがある。本発明は、ブラシ用端子板
ブラシホルダが安定的に接触して上記不具合が発生しな
いようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、前
記各請求項に記載した構成の携帯用電動工具とした。
【0005】
【作用】請求項1記載の携帯用電動工具によると、ブラ
シ用端子板の二股形状の2辺一対の壁の間に挿入され
て相互に接近する方向に位置規制され、これによりそれ
ぞれブラシホルダに圧接される。従って、ブラシホルダ
に振動が発生しても、ブラシ用端子板の2辺がブラシホ
ルダに強く接触し続けるため、アークが発生したり、接
触不能となることはない。
【0006】
【発明の効果】本発明によると、壁によってブラシ用端
子板とブラシホルダの接触が安定化されるばかりでな
く、壁によって接触部付近に異物が混入することも防止
され、導通不良や漏電といった現象の発生を著減するこ
とができる。
【0007】
【実施例】次に図を参照しつつ本発明の一実施例につい
て説明する。図1は本実施例の回路構成を示しており、
フィールドコアFCに1対のフィールドコイル(固定巻
線)CO1,CO2が巻かれて固定子20が形成されて
いる。なお図1では図示の便宜上、フィールドコアFC
とフィールドコイルCO1,CO2が別の位置に示され
ているが、実際には図5の左下部に示すように、フィー
ルドコイルCO1とCO2はフィールドコアFCに巻か
れている。固定子20の中継ブロック30側端部には、
1対のフィールドコイルCO1,CO2の4本の端末線
のそれぞれが接続されている4個の端子F5〜8(−)
が固定されている。これが本発明の第1端子群に相当す
る。第1端子群F5〜8(−)は図5に示されているよ
うに端子板21に固定されており、端子板21はフィー
ルドコアFCの端面に固定されている。
【0008】中継ブロック30の固定子20側端部に
は、前記の第1端子群F5〜8(−)にプラグイン接続
される端子群F5〜8(+)が固定されている(なおF
7(+)端子は図5では隠れている)。これが本発明の
第2端子群に相当する。ここで端子に関する符号中
(+)は雄型端子であることを示し、(−)は雌型端子
であることを示している。また図1は第1端子群F5〜
8(−)と第2端子群F5〜8(+)がプラグイン接続
された状態を示しており、図示の明瞭化のために(+)
(−)の表記を省略している。
【0009】中継ブロック30の固定子20側端部から
はアース用導体片37eが延設されており、このアース
用導体片37eは、固定子20の第1端子群F5〜8
(−)に中継ブロック30の第2端子群F5〜8(+)
がプラグイン接続されると、フィールドコアFCに接触
するようになっている。
【0010】中継ブロック30のスイッチブロック40
側端部には第3端子群F1〜4(+),E(+)が固定
されている。図1に示されているように、F1(+)端
子とF5(+)端子は導体片37aで、F2(+)端子
とF6(+)端子は導体片37bで、F3(+)端子と
F7(+)端子は導体片37cで、F4(+)端子とF
8(+)端子は導体片37dで、そしてE(+)端子は
アース用導体片37eに接続されている。各導体片37
a〜eは図5,図10,図11等に示される絶縁体ブロ
ック31で位置決めされかつ絶縁されている。
【0011】図1と図5に示されるように、スイッチブ
ロック40の中継ブロック30側端部には前記第3端子
群F1〜4(+),E(+)にプラグイン接続される第
4端子群F1〜4(−),E(−)が固定されている。
さらにスイッチブロック40の中継ブロック30側端部
から、ブラシホルダ80を狭持して電気的接続を得る1
対の端子板8a,8bが延設されている。
【0012】図1と図5に良く示されているように、ス
イッチブロック40には電源線71,72の端部に取付
けられている端子群P1〜2(+)がプラグイン接続さ
れる端子群P1〜2(−)が固定されている。また3端
子Cr1〜3(+)を有するモータ制御素子Crがプラ
グイン接続される端子群Cr1〜3(−)が固定されて
いる。この他、図1と図6に示されているように、3端
子C1〜3(+)を有するコンデンサCがプラグイン接
続される端子群C1〜3(−)が固定されている。さら
に2端子SW1〜2(+)を有するスイッチSWがプラ
グイン接続される端子群SW1〜2(−)が固定されて
いる(図7参照)。
【0013】図1に良く示されているように、スイッチ
SWは開閉接点を有し、この開閉接点は図6に良く示さ
れるレバーSW3によって開閉される。また図1に良く
示されているように、コンデンサCは端子C1〜2
(+)間に挿入された第1内部コンデンサCa,端子C
2〜3(+)間に挿入された第2内部コンデンサCb,
端子C3〜1(+)間に挿入された第3内部コンデンサ
Ccを内蔵している。ここで端子C2(+)は、電源線
に接続される電極Ca1,Cb1に誘電体を介して対向
する電極Ca2,Cb2に接続されている。
【0014】スイッチブロック40の内部において、端
子P1(−)とSW1(−)は導体片3で接続され、端
子SW2(−)とC3(−)とCr3(−)とF1
(−)は導体片4で接続され、端子C2(−)とE
(−)は導体片7で接続され、端子P2(−)とC1
(−)とCr2(−)は導体片1で接続され、端子Cr
1(−)とF3(−)は導体片2で接続されている。各
導体片1,2,3,4,7は後述のブロック本体と1対
のカバー体とで位置決めされかつ絶縁されている。
【0015】この実施例の電動工具は計4種の内部配線
が可能となっている。第1の型式は、モータ制御素子C
rが用いられ、かつフィールドコイルCO1,CO2と
ブラシBT2,BT1の間にチョークコイルL1,L2
が挿入されたものであり(図1がこの型式に相当す
る)、第2の型式はモータ制御素子Crは用いられてい
るが、チョークコイルL1,L2は用いられないもので
ある。図1の仮想線はチョークコイルL1,L2が不可
欠でないことを示し、この場合は図2に示されるよう
に、ブラシBT2とフィールドコイルCO1が端子板1
0で短絡され、ブラシBT1とフィールドコイルCO2
が端子板10で短絡される。第3の型式は、モータ制御
素子Crも用いられず、チョークコイルL1,L2も用
いられないものである。これが図2に示されている。こ
の場合は端子Cr1(−)とCr2(−)間が端子板1
0で短絡される。第4の型式は、モータ制御素子Crは
用いられないが、チョークコイルL1,L2が用いられ
るものである。
【0016】チョークコイルL1,L2は電動工具が発
生する電気ノイズを低減するものであり、電気ノイズに
関する要求が激しい機種のためにはチョークコイルL
1,L2が用いられる。モータ制御素子Crは、無負
荷時のモータ電圧を低下させて無負荷回転数を低下させ
ること、モータに過負荷が作用したときにモータ電圧
を低下させてモータの損傷を防止すること、モータの
始動時に回転数を滑らかに増速してゆくこと等を実現す
るものであり、端子Cr1(+)とCr3(+)間の電
圧からモータの負荷状態を検出し、端子Cr1(+)と
Cr2(+)間の抵抗を調整する。このモータ制御素子
Crは上記〜の機能を有する機種のためには利用さ
れ、上記〜の機能を必要としない機種には用いられ
ない。
【0017】モータ制御素子Crが必要とされない場合
は、図2に示されるように、スイッチブロック40中で
端子Cr1(−)とCr2(−)間が端子板10で短絡
される。
【0018】チョークコイルが必要とされない場合は、
図2に示されるようにブラシ用端子板8a,8bと端子
F2(−),F4(−)が導体片5,6間で端子板10
によって短絡される。チョークコイルLが必要とされる
場合は図1に示されるように、端子板10に代えてチョ
ークコイルLが用いられる。この様子が図7(b)(c)に具
体的に示されている。図7(c) は端子F2(−)とブラ
シ用端子板8aの具体的接続関係を示すものであり、導
体片6に端子板9が固定されることにより導体片6の先
端に端子F2(−)が形成されている。同じようにブラ
シ用端子板8aは導体片5の一端に固定される。そして
導体片6と5は端子板10で接続される。図7(b) はチ
ョークコイルL(L1,L2共通のためにここでは単に
Lとして説明する)が必要な場合を示している。この場
合導体片5,6に端子板12,12が固定され、端子板
12,12間にコイルLが接続される。コイルLは筒状
コアLCにコイルが巻かれており、端子板12に取付け
られる部分でコイルの絶縁被膜が破られている。このた
めこの絶縁被膜の破られたところで端子板12に電気的
に接続可能であり、接続用のリード線を有していない。
端子板12は図24に示されるようにばね性を有する2
辺12a,12bを有し、この間にチョークコイルLを
挟みこむ。図7(b)(c)の接続部品はスイッチブロック4
0に内蔵される。
【0019】図12はスイッチブロック40内の導体片
と端子板を示しており、例えば導体片3の一方端部に端
子板9が取付けられてP1(−)端子が形成され、他端
に端子板9が取付けられてSW1(−)端子が形成され
ることを示している。なお図12の端子は全部雌型であ
り(−)の表示を省略している。スイッチSWの端子、
電源線端子P1〜2(+)、モータ制御素子Crの端
子、ならびに第3端子群F1〜4(+)、E(+)に対
しては同一の雌端子でプラグイン接続されるため、同一
の端子板9が用いられる。一方コンデンサCの端子形状
が異なっているため別種類の端子板11が用いられる。
図12中端子F2とブラシ用端子B2間は、チョークコ
イルLが用いられた場合を示している。この場合端子板
9でF2(−)端子が形成され、端子板8aでB2端子
が形成される。端子板9に導体片6が取付けられ、導体
片6の端部に端子板12が取付けられる。一方端子板8
aに導体片5が取付けられ、導体片5に端子板12が取
付けられている。端子板12と端子板12間にチョーク
コイルLが保持される。一方端子F4とブラシ用端子B
1間はチョークコイルが用いられない場合を示してい
る。この場合導体片5,6間が端子板10で接続され
る。
【0020】またモータ制御素子Crが用いられない場
合は、導体片1と2間が端子板10で接続される。この
場合は端子板9は用いられない。導体片1の各面図が図
13に、導体片2の各面図が図14に、導体片3の各面
図が図15に、導体片4の各面図が図16に、導体片5
の各面図が図17に、導体片6の各面図が図18に、導
体片7の各面図が図19に、端子板8の各面図が図20
に、端子板9の各面図が図21に、端子板10の各面図
が図22に、端子板11の各面図が図23に、端子板1
2の各面図が図24に示されている。図13〜19の導
体片を示す図面には、取付けられる端子板の番号とそれ
によって形成される端子が合せ表示されており、図20
〜24に示されている端子板を示す図面には、接続され
る導体片の番号とその端子板で形成される端子が合せ表
示されている。
【0021】以上の構成を備えているために、端子F2
(−)とブラシ用端子板8aならびに端子F4(−)と
ブラシ用端子板8b間にチョークコイルL1,L2が挿
入されたスイッチブロック40を用い、固定子20に中
継ブロック30をプラグイン接続し、スイッチブロック
40に電源端子P1〜2(+)をプラグイン接続し、ス
イッチブロック40にスイッチSWをプラグイン接続
し、スイッチブロック40にコンデンサCをプラグイン
接続し、スイッチブロック40にモータ制御素子Crを
プラグイン接続し、そしてスイッチブロック40を中継
ブロック30にプラグイン接続すると、図1の配線が完
成する。
【0022】一方端子F2(−)とブラシ用端子板8a
ならびに端子F4(−)とブラシ用端子板8b間を端子
板10で短絡させ、かつ導体片1と2間を端子板10で
短絡させたスイッチブロック40を用い、固定子20に
中継ブロック30をプラグイン接続し、スイッチブロッ
ク40に電源端子P1〜2(+)をプラグイン接続し、
スイッチブロック40にスイッチSWをプラグイン接続
し、スイッチブロック40にコンデンサCをプラグイン
接続し、そしてスイッチブロック40を中継ブロック3
0にプラグイン接続すると図2の配線が得られる。なお
この場合モータ制御素子Crは用いられない。チョーク
コイルを用いないでモータ制御素子Crを用いる配線、
逆にチョークコイルを用いてモータ制御素子Crは用い
ない配線も可能となっている。
【0023】次に図5〜図9を参照してスイッチブロッ
ク40の詳細について説明する。図7に示されているよ
うに、スイッチブロック40は絶縁体で形成されたブロ
ック本体41とそれを両サイドから覆う絶縁体で形成さ
れた1対のカバー体42,43を主体に構成されてい
る。ブロック本体41の表面には端子板が取付けられた
導体片1,2,3,4,5,6,7等を収容して位置決
めする溝49a,49b,49c,49d,49e,4
9f等が形成されており(一部は図8に示されてい
る)、図7に示されているように、例えば溝49eに導
体片3が収容され、溝49aに端子板10で接続された
導体片5,6が収容され、溝49bに導体片4が収容さ
れ、また図8に示されるように、溝49cに端子板10
で接続された導体片5,6が収容され、溝49dに導体
片2が収容され、溝49fに導体片1が収容されたとき
に、ブロック本体41の溝を形成する壁及び一対のカバ
ー体42,43によって各導体片や端子板は相互に絶縁
されるかあるいは必要な絶縁距離が確保される。
【0024】なお図7と図8はチョークコイルLが用い
られない場合を示しているが、チョークコイルLを用い
る場合には溝49aと溝49cの端子板10を収容する
スペースに端子板12とチョークコイルLが収容され
る。これは図7(b)(c)に示されている。
【0025】図5に示されているように、電源線76の
端部近傍には係止ブロック74が取付けられており、各
線71,72の先端に端子板P1,P2が圧着されてい
る。端子板P1,P2はブロック77に設けられた2つ
の貫通孔に挿入され、その上部からカバーブロック73
がブロック77に被せられ抜け止めされることにより、
端子板P1,P2はブロック77に固定される。すなわ
ちブロック77とカバーブロック73によっていわゆる
ソケットに相当する部材が形成され、そのソケットから
2枚の端子板P1,P2の各一部が突出することにな
る。この突出した端子板P1,P2が本発明でいう雄型
の電源線端子P1(+),P2(+)に相当する。なお
図示75はゴムカバーである。
【0026】ブロック本体41には、電源線76の端部
近傍に固定された係止ブロック74を収容する凹部44
が形成されている。凹部44に隣接して2つの開孔が形
成されており、この開孔の裏側に溝49eに収容された
導体片3に固定された端子板9と、溝49fに収容され
た導体片1に固定された端子板9が位置している。これ
ら端子板9,9に開孔を介して電源線端子P1(+),
P2(+)がプラグイン接続される。すなわち導体片
1,3の端子板9が電源端子P1(+),P2(+)に
プラグイン接続される端子群P1(−),P2(−)を
形成し、これらの端子群P1(−),P2(−)は係止
ブロック収容用凹部44に隣接して形成されているので
ある。
【0027】なお図13と図15に示されているよう
に、導体片1,3の端子P2(−),P1(−)に隣接
する位置にねじ穴1a,3aが形成されている。このね
じ穴1a,3aに図7に示すようにねじ1b,3bがね
じこみ可能となっている。このねじ1b,3bによって
電源線71,72の端部を導体片1,3に接続すること
も可能である。これは電源線を交換する際に便利であ
る。
【0028】同様に、図8に示される溝49fに収容さ
れた導体片1に固定された端子Cr2(−)を形成する
端子板9はモータ制御素子Crを収容するための凹部4
5(図5も参照)に隣接する位置となり、溝49b(図
7参照)に収容された導体片4に固定された端子Cr3
(−)用端子板9も凹部45に隣接する位置となり、溝
49d(図8参照)に収容された導体片2に固定された
端子Cr1(−)用端子板9も凹部45に隣接する位置
となる。より正確にいうと、導体片1の端子Cr2
(−)用端子板9は凹部45にモータ制御素子Crを収
容したときに中央の端子Cr2(+)がプラグイン接続
される位置となり、同様に導体片2の端子Cr1(−)
用端子板9は端子Cr1(+)がプラグインされる位置
となり、導体片4の端子Cr3(−)用端子板9は端子
Cr3(+)がプラグインされる位置となる。この結果
モータ制御素子Crを凹部45に収容すると、端子群C
r1〜3(+)のそれぞれに端子板9がプラグイン接続
されることになる。すなわちこれら端子板9によってモ
ータ制御素子の端子群Cr1〜3(+)にプラグイン接
続される端子群Cr1〜3(−)が形成されており、こ
れら端子群が凹部45に隣接して形成されているのであ
る。
【0029】また図6に示されているように、ブロック
本体41の表面にはスイッチSWを収容する凹部46が
形成されている。凹部46の底面には2つの貫通孔が形
成されており、導体片3の端子板9と導体片4の端子板
9がそれぞれこの貫通孔の内側に位置する。このためス
イッチSWを凹部46に収容すると端子SW1(+)は
導体片3の端子板9にプラグイン接続され、端子SW2
(+)は導体片4の端子板9にプラグイン接続される。
従ってこれらの端子板9によってスイッチSWの端子群
SW1〜2(+)にプラグイン接続される端子群SW1
〜2(−)が形成されており、これらが凹部46に隣接
して配置されている。
【0030】また後述するカバー体42にはコンデンサ
Cの収容用凹部47が形成されており、図6に示されて
いるように、底部に3箇所孔があけられている。この孔
はコンデンサCの端子群C1〜3(+)に対応位置す
る。カバー体42をブロック本体41に取付けたとき、
前記孔に対応する位置に、導体片1,4,7にそれぞれ
取付けられた端子板11が対応位置する。このためコン
デンサCを収容用凹部47に収容すると端子C1(+)
に導体片1の端子板11がプラグイン接続され、端子C
2(+)に導体片7の端子板11がプラグイン接続さ
れ、端子C3(+)に導体片4の端子板11がプラグイ
ン接続される。従ってこれらの端子板によってコンデン
サCの端子群C1〜3(+)にプラグイン接続される端
子群C1〜3(−)が形成されており、これらはコンデ
ンサ収容用凹部47に隣接していることになる。
【0031】ブロック本体41の溝49a〜49fに導
体片1,2,3,4,5,6を収容したあと、その外側
から1対のカバー体42,43が被せられている。図7
に示されているように、カバー体42と43には係止用
フックと受け42a,43aが複数個設けられており、
はずれ止めされている。これによって導体片1,2,
3,4,5,6はスイッチブロック40の外部から絶縁
される。また1対のカバー体42,43には、第4端子
群F1,3(−)を覆うカバー42c,43cが形成さ
れている。なお導体片7はアース用であり、絶縁に対す
る要求が低いため、カバー体42の外側に固定される。
このためにカバー体42には窓42bが設けられ、ここ
から導体片7の端子C2(−)がスイッチブロック40
の内部に挿入され固定される。導体片5,5に取付けら
れた端子板8a,8bは図5,図6に良く示されている
ようにそれぞれ二股状となっており、ブラシホルダ80
のブラシ案内用金属筒81を挟みつけ、金属筒81に電
気的に接続されるようにしている。
【0032】次に中継ブロック30について詳細に説明
する。図5に中継ブロック30の大略斜視図が示されて
おり、図10に中継ブロック30をスイッチブロック4
0側から見た図、図11に図10の11a−11a,1
1b−11b,11c−11c各断面図が示されてい
る。中継ブロック30は絶縁体ブロック31を主体に形
成されており、絶縁体ブロック31は大略が図5に示さ
れ、その詳細が図10,11に示されているように、軸
方向に伸びる5本の筒35a,35b,35c,35
d,35eを有している。筒35aと35d間は壁39
bで接続され、筒35bと35c間は壁39aで接続さ
れている。筒35a,35e,35bは半円弧状に伸び
るリブ38aと壁38a´で接続されている。筒35c
を筒35dは同様のリブ38bと壁38b´で接続され
ており、全体として1つの絶縁体ブロック31となって
いる。なおこの壁38a´と38b´は、固定子20側
に流れる冷却風が回転子105の側に集中するように偏
向させるものである。
【0033】図10,11に良く示されているように、
筒35a〜eのそれぞれには貫通孔36a1〜e1が軸
心部を貫くように形成されている。それぞれの貫通孔3
6a1〜e1と少し隔てた位置でリブ38a,38bの
下方にカバープレート34a,34b,34c,34d
が形成されている。図11の(a) に例示されているよう
に、貫通孔36a1〜e1(この場合36c1が例示さ
れている)と、カバープレート34a〜e(この場合3
4cが例示されている)の間には図示下方を向いた壁3
6a3〜e3(36c3が例示されている)が形成され
ている。貫通孔36a1〜e1を形成する壁と前記壁3
6a3〜e3及びカバープレートの内側の壁36a4〜
e4(36c4が例示されている)が連続しており、こ
れらの壁によって全体として段差つきの貫通孔36a〜
e(図11(a) では36cが例示されている)が形成さ
れている。
【0034】筒35a〜eの貫通孔36a1〜e1のそ
れぞれには抜け止め片30a〜eが形成されている(図
11には30cと30eが例示されている)。この段差
つき貫通孔36a〜eのそれぞれに導体片37a〜eが
図11の下方から挿入されている。図26は導体片37
cを一例として詳細を示す図であり、各導体片37a〜
eは上部貫通孔36a1〜e1に挿入される上片37a
1〜e1(37c1が例示されている)、壁36a3〜
e3に当接する段差部37a3〜e3(37c3が示さ
れている)及び垂直下方に伸びる下片37a4〜e4
(37c4が例示されている)を有している。上片37
a1〜e1には窓37a2〜e2(37c2が例示され
ている)が形成されている。各導体片37a〜eが図1
1の下方から段差つき貫通孔36a〜eに挿入され、段
差部37a3〜e3が壁36a3〜e3に当接すると、
抜け止め片30a〜eが窓37a2〜e2に嵌まりこ
み、導体片37a〜eが絶縁体ブロック31に固定され
る。
【0035】なお図11(b) に示されるように、筒35
eに取付けられる導体片37eは下方に長く伸び、その
端部がフィールドコアFCに接する長さとなっている。
他の導体片37a〜dの下片37a4〜37d4の長さ
はそれよりも短く、固定子20の第1端子群F5〜8
(−)にプラグイン接続される長さとなっている。
【0036】図から明らかなように、導体片37aの上
端はスイッチブロック40のF1(−)端子、導体片3
7bの上端はF2(−)端子、導体片37cの上端はF
3(−)端子、導体片37dの上端はF4(−)端子、
導体片37eの上端はE(−)端子にそれぞれプラグイ
ン接続される。すなわちこれら導体片37a〜eの上端
が第4端子群F1〜4(−),E(−)にプラグイン接
続される第3端子群F1〜4(+),E(+)を形成し
ている。これらの第3端子群F1〜4(+),E(+)
は中継ブロック30のスイッチブロック40側端部に形
成されている。また導体片37a〜dの下端は、固定子
20の第1端子群F5〜8(−)にプラグイン接続され
る。すなわちこれら導体片37a〜dの下端が第1端子
群F5〜8(−)にプラグイン接続される第2端子群F
5〜8(+)を形成している。これら第2端子群F5〜
8(+)は中継ブロック30の固定子20側端部に形成
されている。また第2端子群F5〜8(+)と第3端子
群F1〜4(+)は中継ブロック30の絶縁体ブロック
31に埋めこまれている導体片37a〜dによって接続
されている。
【0037】また中継ブロック30の固定子20側端部
から導体片37eが固定子20側に向って延設されてお
り、この導体片はフィールドコイルFCをコンデンサC
のC2(+)端子に接続させる。
【0038】さて図5,10,11(c) から明らかなよ
うに、筒35aと35d及び筒35bと35cをつなぐ
壁39b,39aにはブラシホルダ80を挿通するため
の挿通孔33が形成されている。この挿通孔33の壁に
は段差33aが形成されており、この段差33aに樹脂
性のホルダ本体の端面82(図5参照)が当接し、金属
筒82が壁39a,39bの内側に入りこむ形状となっ
ている。図10と図11(c) ならびに図9に示されるよ
うに、ブラシホルダ挿通孔33の内側には一対の壁32
a,32bが各壁39a,39bに設けられている。
【0039】この壁32a,32bは、図9に示すよう
に、中継ブロック30にスイッチブロック40をプラグ
イン接続するとき、ブラシ用端子板8a,8bの二股状
の2辺8a1,8a2及び8b1,8b2を外側から規
制して金属筒31に強く接触させる。これによってブラ
シに対する電気的接続が安定化される。なお壁32a,
32bの内側の面は、その上部において上側に開いてお
り、スイッチブロック40を中継ブロック30にプラグ
イン接続するとき、2辺8a1,8a2及び8b1,8
b2の先端を壁32a,32bとブラシホルダ間の間隙
に案内する。また壁32a,32bはブラシ用端子板
a,8bを取囲んでおり、異物が侵入するのを防止す
る。なおブラシ用端子板8a,8bの各辺8a1,8a
2と8b1,8b2に接触している部材がハウジングで
なく、このハウジング内に収容される中継ブロック30
であるために、絶縁不良や漏電といった問題は生じな
い。なおブラシホルダ80は図5に示されているよう
に、ブラシBT1,BT2(図5ではBT1のみ示され
ている)のピッグテールにばね85が取付けられ、ピッ
グテールとばね85は導電性キャップ84に取付けられ
ている。金属筒81内にブラシBT1,BT2を挿入し
てキャップ83を締付けると、ブラシBT1,BT2は
ばね85によって整流子側に付勢され、また電流は端子
板8a,8b、金属筒81、導電性キャップ84とピッ
グテールを介してブラシBT1,BT2に供給される。
【0040】図25はプラグイン接続する工程を示す図
であり、まず最初に筒状のハウジング90に中継ブロッ
ク30を挿入する。次に筒状ハウジング90に設けられ
ているブラシホルダ挿通孔93にブラシホルダ80を圧
入し、ホルダ本体の端面82を中継ブロック30のブラ
シホルダ挿通孔33の段差部33aに当接させる。これ
によって中継ブロック30は筒状ハウジング90から抜
け出ることが禁止される。次に中継ブロック30を挿入
したのと同方向から固定子20を挿入する。すると固定
子20の第1端子群F5〜8(−)は中継ブロック30
側の第2端子群F5〜8(+)にプラグイン接続され
る。同時にアース用導体片37eがフィールドコアFC
に外周から接する。一方、中継ブロック30の反固定子
側からスイッチブロック40をプラグイン接続する。こ
のときスイッチブロック40に電源線端子P1〜2
(+)、コンデンサC、スイッチSW、モータ制御素子
Crを予めプラグイン接続しておく。すると、第3端子
群F1〜4(+),E(+)に第4端子群F1〜4
(−),E(−)がプラグイン接続される。またブラシ
ホルダ80に中継ブロック30の一対の壁32a,32
bによって端子板8a,8bが強く接触する。
【0041】その後1対の半割りリアカバー91,92
をスイッチブロック40の外周に固定する。ここで半割
りのリアカバー91,92の内側に設けられているリブ
91a,92aがスイッチブロック40の貫通孔100
及び後述のベアリングボックス90bの後端部の筒90
aに入りこみ、ここにねじ101を通すと半割りのリア
カバー91,92が一体化されると同時にスイッチブロ
ック40がハウジング90とリアカバー91,92に強
固に取付けられる。以上のように、この実施例によると
単にプラグイン接続するだけで内部配線が完成する。
【0042】図3と図4はこの実施例に係わる電動工具
の全体を表わすものであり、筒状ハウジング90の後端
部に図示されない4本のリブを介してベアリングボック
ス90bが固定されている。このベアリングボックス9
0bの後端部には貫通孔を形成する筒90aが形成され
ており、この筒90aは半割りのリアカバー91,92
の前記リブ91a,92aならびにスイッチブロック4
0の貫通孔100と一直線となるように配置されてい
る。このためリブ91a,92aと筒90aがスイッチ
ブロック40の貫通孔100に挿入され、そこを1本の
ねじ101が貫通して、筒状ハウジング90と半割りリ
アカバー91,92とスイッチブロック40が相互に一
体化されている。
【0043】ベアリングボックス90bにはベアリング
102が取付けられそこに回転子105のシャフト10
3が支承される。この実施例ではブラシBT1,BT2
も、回転子105ならびに整流子104もともに筒状ハ
ウジング90を基準に組付けられるために、整流子10
4とブラシBT1,BT2の位置精度が得易く、接触状
態が安定し、異常火花や異常磨耗の発生が防止される。
なお図示107は電動機で駆動される工具であり、この
実施例では砥石である。図3中図示106は固定子20
を筒状ハウジング90に強固に取付けられるためのねじ
である。中継ブロック30とスイッチブロック40はベ
アリングボックス90bを挟んでプラグイン接続されて
いるためハウジング中で動くことが防止されている。
【0044】なお図4中、ハウジング90の前端上部に
スライド可能となっている部材109はスイッチ用のノ
ブであり、このノブ109の動きはスライドバー108
を介してスイッチSWのレバーSW3に伝えられる。こ
れによって作業者が電動機に対する通電の有無を切換え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部配線の一例を示す図
【図2】内部配線の他例を示す図
【図3】携帯用電動工具の平断面図
【図4】携帯用電動工具の縦断面図
【図5】内部構造の分解斜視図
【図6】スイッチブロック40を図5と反対側から見た
【図7】分割したスイッチブロックの図
【図8】ブロック本体を図7と逆から見た図
【図9】ブラシ用端子板とブラシホルダと中継ブロック
の関係を示す図
【図10】中継ブロックの端面図
【図11】中継ブロックの種々の断面を示す図
【図12】スイッチブロック内の配線を構成する部品を
示す図
【図13】導体片1の3面図
【図14】導体片2の3面図
【図15】導体片3の3面図
【図16】導体片4の3面図
【図17】導体片5の3面図
【図18】導体片6の3面図
【図19】導体片7の3面図
【図20】端子板8の4面図
【図21】端子板9の4面図(端子部のみを抜き出した
図を含む)
【図22】端子板10の3面図
【図23】端子板11の3面図
【図24】端子板12の3面図
【図25】組付手順を示す図
【図26】導体片37cの5面図
【符号の説明】8a,8b…ブラシ用端子板 20…固定子 30…中継ブロック 32a,32b…壁 40…スイッチブロック 80…ブラシホルダ 81…ブラシ案内用金属筒 F5〜8(−)…第1端子群 F5〜8(+)…第2端子群 F1〜4(+),E(+)…第3端子群 F1〜4(−),E(−)…第4端子群 SW…スイッチ C…コンデンサ Cr…モータ制御素子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用電動工具のハウジング中に内部配
    線が組込まれたブロック体を組込むことにより、該ハウ
    ジングに固定されたブラシホルダに該ブロック体から延
    設するブラシ用端子板が接触してブラシへの給電経路
    完成する携帯用電動工具において、前記ブラシ用端子板は、前記 ブラシホルダを狭持する二
    形状を有し、前記ブロック体の組み込みにより該ブラ
    シ用端子板を前記ハウジング側に設けた一対の壁の間に
    挿入して、前記二股形状の2辺を相互に接近する方向に
    位置規制して前記ブラシホルダに圧接する構成とした携
    帯用電動工具。
  2. 【請求項2】 請求項1の携帯用電動工具であって、一
    対の壁を、ブラシホルダをハウジングに固定するための
    ブロック体に設けたことを特徴とする携帯用電動工具。
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