JP3190437B2 - 電子内視鏡用コネクタ - Google Patents

電子内視鏡用コネクタ

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JP3190437B2
JP3190437B2 JP20309492A JP20309492A JP3190437B2 JP 3190437 B2 JP3190437 B2 JP 3190437B2 JP 20309492 A JP20309492 A JP 20309492A JP 20309492 A JP20309492 A JP 20309492A JP 3190437 B2 JP3190437 B2 JP 3190437B2
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cable
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修二 小見
逸司 南
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子内視鏡用コネクタ、
特に洗浄等のために周辺装置から取り外される電子内視
鏡のコネクタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置は、電子内視鏡(電子ス
コープ)を被観察体内に挿入し、この電子内視鏡の先端
に設けられた固体撮像素子であるCCD(Charge Coupl
ed Device)によって捉えられた画像をモニタ上に表示す
るものである。この電子内視鏡装置の概略構成が図5に
示されている。
【0003】図5において、電子内視鏡1には挿入部先
端にCCD2が設けられ、中間付近に操作ツマミ3等が
配置された操作部4が設けられている。この操作部4
は、途中で分岐するケーブル5に取り付けられたコネク
タ6を介して光源装置7へ接続されると共に、もう一つ
のコネクタ8を介して外部プロセッサ装置9に接続され
る。この電子内視鏡装置によれば、光源装置7からケー
ブル5内に配設されている光ファイバ束(ライトガイ
ド)を介して照射光が電子内視鏡1の先端に導かれ、例
えば面順次式の装置にあってはR(赤),G(緑),B
(青)の光によって体腔内等の被観察体内が照射され
る。そうして、この被観察体内の像は、CCD2によっ
て捉えられることになり、このCCD2から出力される
画像信号はケーブル5内に配設されている信号線を介し
て外部プロセッサ装置9へ供給される。この外部プロセ
ッサ装置9は、CCD2からの画像信号に対して、増
幅、ガンマ補正処理等を施した後に、処理信号を不図示
のモニタへ供給しており、上記CCD2で捉えられた画
像は最終的にモニタへ表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電子内視鏡装置では、上記電子内視鏡1は使用後の洗浄
のため、或いは収納の際に周辺装置である上記光源装置
7、外部プロセッサ装置9から取り外されるが、この電
子内視鏡1に取り付けられるケーブル5が上述のように
二本に別れているため、持ち運びが不便となり、取扱い
難いという問題があった。また、外部プロセッサ装置9
に接続されるコネクタ8には電気的な接点が多数存在し
ており、洗浄の際にこのコネクタ8の内部に水が入る
と、腐食や電気的な不具合等が生じることになる。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、電子内視鏡を周辺装置から外した
時のケーブルの取扱いが容易となり、また電気的接点が
多いコネクタ内に水等が侵入する心配のない電子内視鏡
用コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電子内視鏡と光源装置とを連結するため
第1コネクタ部材、電子内視鏡と外部プロセッサ装
置とを連結するための第2コネクタ部材とを有する電子
内視鏡用コネクタにおいて、上記第1コネクタ部材に、
上記第2コネクタ部材をその内部が密閉される状態で保
持する保持部材を配設し、この保持部材内には、上記第
2コネクタ部材の接続ピンを受けるピン受けを設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、使用時には電子内視鏡に
取り付けられたケーブルは二つのコネクタによって光源
装置と外部プロセッサ装置に接続される一方、洗浄等の
際には二つのコネクタが外され、外部プロセッサ装置側
と接続される第2コネクタ部材が光源装置側と接続され
第1コネクタ部材の保持部材に取り付けられることに
なる。従って、二本のケーブルは一つにまとめられた状
態で、取り扱うことができる。
【0008】また、保持部材のピン受けによって第2コ
ネクタ部材のピンがしっかりと結合すると共に、保持部
材によってコネクタ部材が密閉状態で取り付けられるの
で、電気的接点が配設されたコネクタ内部を水の侵入か
ら守ることができる。
【0009】
【実施例】図1には、第1実施例に係る電子内視鏡用コ
ネクタの構成が示されており、図において、光源装置1
0に取り付けられた雌コネクタ11に雄コネクタ12が
接続され、この雄コネクタ12に不図示の電子内視鏡の
ケーブル13が連結されている。このケーブル13は、
内部にライトガイドとなる光ファイバ束と信号線及び電
源線である導電線束が配設され、この光ファイバ束の端
部14は図示のように光源装置10の内部へ導入され
る。また、上記導電線束は上記雄コネクタ12内を通っ
てケーブル15として再び外部へ取り出されており、こ
のケーブル15は雄コネクタ17が雌コネクタ18に接
続されることによって外部プロセッサ装置19へ連結さ
れる。そして、上記光源側の雄コネクタ12に、上記プ
ロセッサ側の雄コネクタ17を接続し、保持する雌コネ
クタ構成の保持キャップ20を配設している。
【0010】図2には、上記プロセッサ側の雄コネクタ
17と保持キャップ20の詳細な構成が示されており、
まず雄コネクタ17では本体筒22の内部に信号線及び
電源線である導電線23が配設され、この導電線23は
先端のピン24へ電気的に接続される。この本体筒22
の外周には摺動筒25がバネ26により先端へ向けて付
勢された状態で取り付けられ、この摺動筒25の内周に
は摺動範囲を規制するストッパ27が設けられている。
従って、この摺動筒25は本体筒22の外周において軸
方向に移動することになる。また、本体筒22において
は図示の位置に密閉状態を確保するためのOリング2
8、ガスケット29,30が取り付けられ、更に本体筒
22の先端部外周にボール溝31が形成される。
【0011】一方、保持キャップ20では、上記ピン2
4を嵌合させるピン受け32が取り付けられると共に、
このピン受け32からやや突出する係合筒33が形成さ
れ、この係合筒33はボール34を内部に保持してい
る。このボール34は、係合筒33の外周面及び内周面
から一部が突出できるように構成され、また上記雄コネ
クタ17側のボール溝31へ係合するようになってい
る。従って、コネクタ結合の際には、雄コネクタ17の
摺動筒25をバネ26の付勢力に抗して後側へ移動させ
た状態で、本体筒22を保持キャップ20の係合筒33
内へ挿入し、この後に摺動筒25を先端部へ移動させれ
ば、摺動筒25がボール34を押してボール溝31へ係
合させることになる。この結果、しっかりとしたコネク
タ結合ができると同時に、上記摺動筒25と係合筒33
の結合状態やOリング28の存在によって密閉状態が達
成される。
【0012】図3には、上記雄コネクタ17を保持キャ
ップ20に接続したときの全体構成が示されており、使
用後に洗浄する際、或いは分解して収納する際には、光
源側の雄コネクタ12が光源装置10から外され、プロ
セッサ側の雄コネクタ17は外部プロセッサ装置19か
ら外された後に、雄コネクタ12に設けられた保持キャ
ップ20へ上記手順にて接続保持される。従って、ケー
ブル15は置場なくブラブラすることがなく、電子内視
鏡の運搬も容易となる。また、洗浄する場合には、上述
した密閉構造によって洗浄水の侵入を防止することがで
きる。なお、光源側の雄コネクタ12については、光フ
ァイバ端部14や吸気口、送水口等が配設されるだけで
あるから、防水状態を確保する必要はない。なお、実施
例では図示されるように、ケーブル13とケーブル15
は折れ止め部材35によって束ねる構成となっている。
【0013】図4には、本発明の第2実施例が示されて
おり、この第2実施例は上記図5に示したタイプの電子
内視鏡に対応したものである。即ち、図示されるよう
に、電子内視鏡に連結されるケーブル13は分岐部36
から二股に分岐し、光ファイバ束が配置されたケーブル
37は雄コネクタ38へ取り付けられ、この雄コネクタ
38は上記光源装置10へコネクタ接続される。この雄
コネクタ38に、上記と同様の構成の保持キャップ40
が取り付けられる。一方、導電線束が配置されたケーブ
ル41は雄コネクタ42を有し、この雄コネクタ42は
上記外部プロセッサ装置19に接続されると同時に、上
記保持キャップ40に接続保持されるように構成され
る。従って、この第2実施例においても、使用後の洗浄
等の際には雄コネクタ42を保持キャップ40に接続す
ることによって、取扱いが容易となり、同時に雄コネク
タ42の防水機能を果たすことができる。
【0014】上記実施例では、コネクタ結合を摺動筒2
5、ボール溝31及びボール34によって行うようにし
たが、これに限らず、ネジ接合方式等の他の方式を適用
することができる。また、上記プロセッサ側の雄コネク
タ17,42に防水キャップを被せるようにし、光源側
の雄コネクタ12,38に簡単な保持部材を設けて、こ
の保持部材に雄コネクタ17,42を接続保持するよう
にしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、発明によれば、
電子内視鏡と光源装置を連結する第1コネクタ部材と、
電子内視鏡と外部プロセッサ装置を連結する第2コネク
タ部材を有し、第1コネクタ部材に、第2コネクタ部材
をその内部が密閉される状態で保持する保持部材を配設
し、この保持部材内には、第2コネクタ部材の接続ピン
のピン受けを設けたので、二つのケーブルをまとめて取
扱うことができ、運搬、移動の際のケーブルの取扱いが
容易となる。
【0016】また、上記保持部材のピン受けによって第
2コネクタ部材のピンがしっかりと結合すると共に、
記保持部材を取り付けられたコネクタ部材に対して密閉
状態を確保する構造としたので、電気的接点が多いコネ
クタ内に水等が侵入する心配がなく、洗浄をした後でも
良好な動作状態を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電子内視鏡用コネク
タの構成を示す図である。
【図2】実施例でのプロセッサ側の雄コネクタと保持キ
ャップの詳細な構成を示す図である。
【図3】プロセッサ側の雄コネクタを光源側の雄コネク
タの保持キャップに接続した状態を示す図である。
【図4】第2実施例のコネクタ構成を示す図である。
【図5】従来における電子内視鏡と周辺装置との接続状
態を示す図である。
【符号の説明】
1 … 電子内視鏡、 7,10 … 光源装置、 9,19 … 外部プロセッサ装置、 12,38 … 雄コネクタ(光源側)、 17,42 … 雄コネクタ(プロセッサ側)、 11,18 … 雌コネクタ、 20,40 … 保持キャップ、 22 … 本体筒、 25 … 摺動筒、 31 … ボール溝、 33 … 係合筒、 34 … ボール。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 H01R 13/40 - 13/533

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子内視鏡と光源装置とを連結するため
    第1コネクタ部材、電子内視鏡と外部プロセッサ装
    置とを連結するための第2コネクタ部材とを有する電子
    内視鏡用コネクタにおいて、 上記第1コネクタ部材に、上記第2コネクタ部材をその
    内部が密閉される状態で保持する保持部材を配設し、 この保持部材内には、上記第2コネクタ部材の接続ピン
    を受けるピン受けを設けたことを特徴とする 電子内視鏡
    用コネクタ。
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