JP3190142U - 双方向ラチェット及び双方向ラチェットレンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】構造の安定性及び操作上の利便性を向上する双方向ラチェットを提供する。【解決手段】基座100、第1方向決め部材210、第2方向決め部材220、2つの復位部材300、方向選択部材400、枢接部材600、及び、駆動部材500を備える。第1方向決め部材210は、第1爪部及び第1爪部を基座100に枢着する第1枢接部を有する。第2方向決め部材220は、第2爪部及び第2爪部を基座100に枢着する第2枢接部を有する。2つの復位部材300のうち、一方は、第1方向決め部材210と基座100との間に装着され、他方は、第2方向決め部材220と基座100との間に装着される。方向選択部材400は、基座100に同軸に枢設される。駆動部材500は、基座100に同軸的に回転可能に設けられる。枢接部材600は、駆動部材500に同軸的に設けられ、基座100に同軸的に回転可能に設けられる。【選択図】図2

Description

本考案は、ラチェットに関し、特に、双方向ラチェットの構造及び双方向ラチェットレンチに関する。
ラチェットレンチは、広く使用されるハンドツールであり、付勢してねじの締緩作業を行うことができる。また、先に行われたねじの締緩作業に影響せずに単方向に回転して原位置まで逆方向に復位して、次の付勢を行ってねじの締緩作業を行うことができる。従来の通常なレンチで作業する時、人体力学の付勢要求に対応するために、通常なレンチとネジ固定部材とを絶えずに結合または分離することで、作用力を与える作業モードは、ラチェットレンチにより改善される。よって、ネジ固定部材のロック又はロック解除作業がより簡単になる。また、作用力の角度の困難又は空間角度の原因でレンチとネジ固定部材とを結合または分離することができない作業においても、ラチェットレンチが必須となる。ラチェットレンチは、現在の工業やホーム金物のDIYに不可欠な製品となっている。
また、単一のラチェットレンチで締緩という2つの異なる方向のラチェット機能を同時に達成することができるようにするため、従来の技術において、ユーザが切り替えボタンによって、異なる方向を切り替える機能を達成する双方向ラチェットレンチが提供されている。
しかしながら、一般的な双方向ラチェットレンチは、例えば、双方向のラチェット機能を同時に提供するため、構造が比較的に不安定である。また、双方向を切り替えるための切り替えボタンの体積がレンチの構造に制限されるため、従来の双方向ラチェットが1つの小さなボタンによって制御されることが多く、切り替えボタンが、足りない、信頼性が低い、損傷しやすい、切り替えにくいという多くの問題を有する。様々な問題により、一般的な双方向ラチェットレンチは、使用上にある程度な不都合を有する。
本考案の目的は、枢動方向が互いに異なる第1方向決め部材及び第2方向決め部材の外部に設けられている方向選択部材によって、第1方向決め部材又は第2方向決め部材の枢動および復位を選択的に係止し、方向を選択可能であり、構造の安定性及び操作上の利便性を効果的に向上可能な双方向ラチェットを提供することにある。
本考案の目的は、安定性および信頼性を有し、操作上の利便性を効果的に向上可能な双方向ラチェットレンチを提供することにある。
本考案による双方向ラチェットは、基座、第1方向決め部材、第2方向決め部材、2つの復位部材、方向選択部材、枢接部材、および、駆動部材を備える。第1方向決め部材は、第1爪部及び第1爪部を基座に枢着する第1枢接部を有する。第2方向決め部材は、第2爪部及び第2爪部を基座に枢着する第2枢接部を有し、かつ第2爪部と第1爪部との枢動方向が反対である。2つの復位部材のうち、一方は、両端部が第1方向決め部材および基座に当接するよう、第1方向決め部材と基座との間に装着されており、第1爪部が基座から突出するよう第1爪部を押し付け、他方は、両端部が第2方向決め部材および基座に当接するよう、第2方向決め部材と基座との間に装着されており、第2爪部を基座から突出するよう、第2爪部を押し付ける。方向選択部材は、第1方向決め部材及び第2方向決め部材を収容するよう、基座に同軸に枢設されている。方向選択部材は、第1爪部又は第2爪部が基座に向かって枢動して復位するように、第1爪部又は第2爪部の係止を切り替える係止部を有する。駆動部材は、突出した第1爪部又は第2爪部に対応して噛み合う内歯付リング部を有し、回転可能に第1方向決め部材及び第2方向決め部材の外側に位置するよう、基座に同軸的に回転可能に設けられている。枢接部材は、駆動部材に同軸的に設けられており、基座に同軸的に回転可能に設けられている。また、駆動部材は、枢接部材によって基座に同軸的に回転可能に設けられている。
また、基座は、2つの凹部を有し、第1方向決め部材及び一方の復位部材は、一方の凹部に装着されており、第2方向決め部材及び他方の復位部材は、他方の凹部に装着されていてもよい。
また、駆動部材は、四角レンチ頭部、六角レンチ頭部、スリーブレンチ頭部又はレンチアダプター頭部を有してもよい。
また、双方向ラチェットレンチは、駆動部材と、基座、第1方向決め部材、第2方向決め部材との間に組み立てられているガスケットを更に備えてもよい。
本考案による双方向ラチェットレンチは、ハンドル、基座、第1方向決め部材、第2方向決め部材、2つの復位部材、方向選択部材、枢接部材、および駆動部材を備える。ハンドルは、ユーザの把持に用いられる。基座は、ハンドルに設けられている。第1方向決め部材は、第1爪部及び第1爪部を基座に枢着する第1枢接部を有する。第2方向決め部材は、第2爪部及び第2爪部を基座に枢着する第2枢接部を有し、かつ第2爪部と第1爪部との枢動方向が反対である。2つの復位部材のうち、一方は、両端部が前記第1方向決め部材および基座に当接するよう、第1方向決め部材と基座との間に装着されており、第1爪部が基座から突出するよう第1爪部を押し付け、他方は、両端部が第2方向決め部材および基座に当接するよう、第2方向決め部材と基座との間に装着されており、第2爪部が基座から突出するよう第2爪部を押し付ける。方向選択部材は、第1方向決め部材及び第2方向決め部材を収容するよう、基座に同軸に枢設されており、第1爪部又は第2爪部が基座に向かって枢動して復位するように、第1爪部又は第2爪部の係止を切り替える係止部を有する。駆動部材は、突出した第1爪部又は第2爪部に対応して噛み合う内歯付リング部を有し、回転可能に第1方向決め部材及び第2方向決め部材の外側に位置するよう、基座に同軸的に回転可能に設けられている。枢接部材は、駆動部材に同軸的に設けられており、基座に同軸的に回転可能に設けられている。駆動部材は、枢接部材によって基座に同軸的に回転可能に設けられている。
また、基座は、ハンドルに固設又は回転可能に設けられており、2つの凹部を有し、第1方向決め部材及び一方の復位部材が、一方の凹部に装着されており、第2方向決め部材及び他方の復位部材が、他方の凹部に装着されていてもよい。
また、駆動部材は、四角レンチ頭部、六角レンチ頭部、スリーブレンチ頭部又はレンチアダプター頭部を有してもよい。
また、双方向ラチェットレンチは、駆動部材と、基座、第1方向決め部材、第2方向決め部材との間に組み立てられるガスケットを更に備えてもよい。
本考案の双方向ラチェット及び双方向ラチェットレンチは、安定性および信頼性を有する。また、ユーザのために便利な操作を提供することができ、双方向ラチェット、双方向ラチェットレンチ、又は方向変換方法の品質及び適用範囲を効果的に向上することができる。
本考案の一実施形態による双方向ラチェットレンチを示す斜視図である。 本考案の一実施形態による双方向ラチェットを示す分解図である。 本考案の一実施形態による双方向ラチェットを示す断面図である。 本考案の一実施形態による双方向ラチェットの係止状態を示す模式図である。 本考案の他の実施形態による双方向ラチェットレンチを示す斜視図である。
(一実施形態)
本考案の一実施形態による双方向ラチェットレンチを図面に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、図1は、本考案の一実施形態による双方向ラチェットレンチを示す斜視図であり、図2は、図1の双方向ラチェット101を示す分解図であり、図3は、図1の双方向ラチェット101を示す断面図であり、図4は、図2の方向選択部材400の第1方向決め部材210に対する係止状態を示す模式図である。
図1に示すように、双方向ラチェットレンチは、ハンドル800に設けられる双方向ラチェット101と、ユーザの把持に用いられるハンドル800と、を備える。双方向ラチェット101は、ハンドル800の一端に固設されてよく、ハンドル800は、H式ハンドルを採用してよいが、これに限定されない。双方向ラチェット101は、ハンドル800の中段に設けられてもよく、ハンドル800に枢設されてもよく、ユーザの操作に寄与するだけでよい。
図2に示すように、双方向ラチェット101は、基座100と、第1方向決め部材210と、第2方向決め部材220と、2つの復位部材300と、方向選択部材400と、駆動部材500と、枢接部材600と、ガスケット700と、を備える。基座100は、6つの凹部110を有してよく、第1方向決め部材210及び第2方向決め部材220の数は、それぞれ3つでよく、かつ各第1方向決め部材210及び各第2方向決め部材220は、基座100の各凹部110に交互して枢設されており、説明をより明確かつ簡潔にするために、図面及び以下の説明においては、1つの第1方向決め部材210及び1つの第2方向決め部材220について表示して説明するが、そのほかのものについては、当業者であれば、これによって自分で類推することができる。しかし、第1方向決め部材210の数も、第2方向決め部材220の数も、3つに限定されず、基座100が有する凹部110の数も第1方向決め部材210及び第2方向決め部材220の総数に応じて変化可能である。
上記複数の第1方向決め部材210のそれぞれの基座100に対する枢動方向は、一致であり、かつ複数の第2方向決め部材220のそれぞれの基座100に対応する枢動方向は、一致であり、また、第1方向決め部材210と第2方向決め部材220との枢動方向が反対であり、第1方向決め部材210と第2方向決め部材220は、それぞれ双方向ラチェット101の2つの回転方向を切り替えることに用いられる。
上記第1方向決め部材210及び1一方の復位部材300は、一方の凹部110に装着される。第1方向決め部材210は、第1爪部212及び第1爪部212を基座100の凹部110に枢着する第1枢接部211を有する。復位部材300は、両端部が第1方向決め部材210および凹部110当接するよう、第1方向決め部材210と凹部110との間に装着されており、第1爪部212を基座110から突出させるように押し付ける。第2方向決め部材220及び他方の復位部材300は、他方の凹部110に装着される。第2方向決め部材220は第2枢接部221及び第2爪部222を有し、第2枢接部221は、第2爪部222を基座100の凹部110に枢着する。復位部材300は、第2方向決め部材220および凹部110に当接するよう、第2方向決め部材220と凹部110との間に装着されており、第2爪部222を基座110から突出させるように押し付け、かつ第2爪部222と第1爪部212との枢動方向が反対である。復位部材300の数は、第1方向決め部材210及び第2方向決め部材220の総数に応じて変化可能である。
上記方向選択部材400は、第1爪部212又は第2爪部222が基座100に向かって枢動して復位するように、第1爪部212又は第2爪部222を切り替えて係止する係止部410を有し、第1方向決め部材210及び第2方向決め部材220に覆設されるように基座100に同軸的に枢設されている。駆動部材500は、回転可能に第1方向決め部材210及び第2方向決め部材220外に覆設されるように基座100に同軸的に枢設されており、突出した第1爪部212又は第2爪部222に対応して噛み合う内歯付リング部510を有する。
上記枢接部材600は、駆動部材500に同軸的に設けられかつ基座100に同軸的に枢設される。駆動部材500は、枢接部材600によって基座100に同軸的に枢設される。ガスケット700は、駆動部材500と基座100、第1方向決め部材210、第2方向決め部材220との間に組み立てられている。
上記復位部材300は、ばね、弾性片又は弾性体であってよい。駆動部材500は、ねじロックを駆動するための四角レンチ頭部、六角レンチ頭部、スリーブレンチ頭部又はレンチアダプター頭部を有してよい。
図2及び図3に示すように、上記に加え、双方向ラチェット101の基座100は、基座位置決め部120を更に含んでよい。基座位置決め部120は、位置決め弾性部材121及び位置決め係合部材122を取り付けることに用いられることができる。方向選択部材400は、基座位置決め部120の位置決め係合部材122に合わせるための、少なくとも1つの方向選択位置決め部420を含んでよい。方向選択部材400が、回転して第1方向決め部材210又は第2方向決め部材220を切り替えて係止するように、理想的な位置決め点まで回転する時に、位置決め弾性部材121は、位置決め係合部材122を方向選択位置決め部420に当接させ、方向選択部材400を基座100に対して一時的に位置決めさせて、双方向ラチェット101の明確かつ安定な切り替えを確保するようにする。上記位置決め弾性部材121は、ばねであってよい。位置決め係合部材122は、円球又は鋼球であってよい。方向選択位置決め部420は、位置決め係合部材122を合わせて収容するための、位置決め部に設けられた窪みであってよい。
図3及び図4に示すように、図4は、上記の方向選択部材400の第1方向決め部材210に対する係止状態を示す模式図である。この場合、第1方向決め部材210は、基座100に向かって枢動して復位し、第2方向決め部材220は、方向選択部材400に係止されずに復位部材300に当接されて基座100の凹部110に突出し、この時、第2方向決め部材220の第2爪部222は、駆動部材500の内歯付リング部510に噛み合う。この場合、付勢して回転させると、第2爪部222によって駆動部材500を連動して一緒に回転させることができる。この時、駆動部材500は、基座に対して相対回転がないため、駆動部材500によって外部ワークを連動してねじの締緩作業を行うことができる。この場合、付勢して別の方向に向かって回転させると、第2爪部は、力を受けて、枢動して復位して基座100に近づき、駆動部材500が力を受けずに基座100に対して空運転するようになり、これによって、ラチェットの機能を達成する。方向選択部材400を切り替えて、係止部410により第2方向決め部材220を係止するようにする場合、上記の機構と同様であるが、駆動部材500に別の回転方向に向かうラチェット機構を持たせることができ、これにより、双方向ラチェットの切り替えが達成される。
図5に示すように、図5は、本考案の別の実施形態による双方向ラチェットレンチを示す斜視図である。上記に加え、ハンドル800として、スクリュードライバーを採用してよい。駆動部材500は、ユーザの適当なねじによる締緩作業に寄与する六角レンチ頭部520を有してもよい。駆動部材500の六角レンチ頭部520は、ユーザの異なる使用のために、四角レンチ頭部、スリーブレンチ頭部又はレンチアダプター頭部を採用してもよく、当業者であれば、必要に応じて自由に設計を変更してよい。
また、上記構成及び図1〜4に示すように、本考案の双方向ラチェットの操作方法は、以下の通りである。枢動方向が反対である第1方向決め部材210及び第2方向決め部材220を基座100に枢設し、かつ第1方向決め部材210及び第2方向決め部材220のそれぞれに、基座100から外側に突出する復位力を持たせるステップ含む。基座100に向かって第1方向決め部材210又は第2方向決め部材220を枢動させ復位させるステップを含む。枢動して復位されていない第1方向決め部材210又は第2方向決め部材220を復位力によって基座100に当接させ基座100から突出させるステップを含む。駆動部材500の内歯付リング部510で、枢動して復位されていない第1方向決め部材210又は第2方向決め部材220に噛み合って、駆動部材500が単方向だけに回転できるようにするステップを含む。
上記の本考案の実施形態によると、本考案を適用すれば、以下のメリットを有する。
イ、安定した構造:本考案の実施形態を適用すれば、同時に複数の第1方向決め部材又は複数の第2方向決め部材によって方向決めするため、ラチェットが使用時に受けた力を分散して、構造をより安定かつ信頼できるようにすることができる。また、方向選択部材と基座との取り付け面が比較的に大きいため、方向選択部材は、基座に安定に取り付けられることができ、従来の双方向ラチェットに比べてよりよい安定性および信頼性を有する。
ロ、安定した切り替え:本考案の実施形態を適用すれば、基座の外部に覆設される方向選択部材によって方向変換を行うため、方向選択部材は、方向変換時にラチェットの受けた力を複数の第1方向決め部材又は複数の第2方向決め部材に分散させ、また、複数の第1方向決め部材及び複数の第2方向決め部材が基座の周囲に均一に分布するため、ユーザは、方向変換時により滑らかな方向変換の手触りを有し、方向変換もより安定かつ順調になる。
ハ、容易な切り替え:本考案の実施形態を適用すれば、基座の外部に覆設される方向選択部材によって方向変換を行うため、方向変換時に付勢できるアームは、従来の双方向ラチェットに比べて大きくなり、体積が比較的大きくかつ全周である方向選択部材に対する切り替えは、従来の体積が比較的小さくかつただ小さいボタンであるものに対する切り替えに比べて、容易である。
以上のように、本考案の実施形態を適用すれば、構造が安定かつ信頼でき、操作性がよく手触りが滑らかである双方向ラチェット、レンチ又は方向変換方法が得られる。
本考案では、実施形態を前述の通りに開示したが、これは本考案を限定するものではなく、当業者なら誰でも、本考案の精神と分野から逸脱しない限り、多様の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とする。
100 基座、
101 双方向ラチェット、
110 凹部、
120 基座位置決め部、
121 位置決め弾性部材、
122 位置決め係合部材、
210 第1方向決め部材、
211 第1枢接部、
212 第1爪部、
220 第2方向決め部材、
221 第2枢接部、
222 第2爪部、
300 復位部材、
400 方向選択部材、
410 係止部、
420 方向選択位置決め部、
500 駆動部材、
510 内歯付リング部、
520 六角レンチ頭部、
600 枢接部材、
700 ガスケット、
800 ハンドル。

Claims (9)

  1. 基座と、
    第1爪部及び前記第1爪部を前記基座に枢着する第1枢接部を有する第1方向決め部材と、
    第2爪部及び前記第2爪部を前記基座に枢着する第2枢接部を有し、かつ前記第2爪部と前記第1爪部との枢動方向が反対である第2方向決め部材と、
    一方は、両端部が前記第1方向決め部材および前記基座に当接するよう、前記第1方向決め部材と前記基座との間に装着されており、前記第1爪部が前記基座から突出するよう前記前記第1爪部を押し付け、他方は、両端部が前記第2方向決め部材および前記基座に当接するよう、前記第2方向決め部材と前記基座との間に装着されており、前記第2爪部が前記基座から突出するよう前記第2爪部を押し付ける2つの復位部材と、
    前記第1方向決め部材及び前記第2方向決め部材を収容するよう、前記基座に同軸に枢設されており、前記第1爪部又は前記第2爪部が前記基座に向かって枢動して復位するように、前記第1爪部又は前記第2爪部の係止を切り替える係止部を有する方向選択部材と、
    突出した前記第1爪部又は前記第2爪部に対応して噛み合う内歯付リング部を有し、回転可能に前記第1方向決め部材及び前記第2方向決め部材の外側に位置するよう、前記基座に同軸的に回転可能に設けられている駆動部材と、
    前記駆動部材に同軸的に設けられており、前記基座に同軸的に回転可能に設けられている枢接部材と、を備え、
    前記駆動部材は、前記枢接部材によって前記基座に同軸的に回転可能に設けられていることを特徴とする双方向ラチェット。
  2. 前記基座は、2つの凹部を有し、
    前記第1方向決め部材及び一方の前記復位部材は、一方の前記凹部に装着されており、
    前記第2方向決め部材及び他方の前記復位部材は、他方の前記凹部に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の双方向ラチェット。
  3. 前記駆動部材は、四角レンチ頭部、六角レンチ頭部、スリーブレンチ頭部、又は、レンチアダプター頭部を有することを特徴とする請求項1に記載の双方向ラチェット。
  4. 前記駆動部材と、前記基座、前記第1方向決め部材、および前記第2方向決め部材との間に組み立てられているガスケットを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の双方向ラチェット。
  5. ユーザの把持に用いられるハンドルと、
    前記ハンドルに設けられている基座と、
    第1爪部及び前記第1爪部を前記基座に枢着する第1枢接部を有する第1方向決め部材と、
    第2爪部及び前記第2爪部を前記基座に枢着する第2枢接部を有し、かつ前記第2爪部と前記第1爪部との枢動方向が反対である第2方向決め部材と、
    一方は、両端部が前記第1方向決め部材および前記基座に当接するよう、前記第1方向決め部材と前記基座との間に装着されており、前記第1爪部が前記基座から突出するよう前記前記第1爪部を押し付け、他方は、両端部が前記第2方向決め部材および前記基座に当接するよう、前記第2方向決め部材と前記基座との間に装着されており、前記第2爪部が前記基座から突出するよう前記第2爪部を押し付ける2つの復位部材と、
    前記第1方向決め部材及び前記第2方向決め部材を収容するよう、前記基座に同軸に枢設されており、前記第1爪部又は前記第2爪部が前記基座に向かって枢動して復位するように、前記第1爪部又は前記第2爪部の係止を切り替える係止部を有する方向選択部材と、
    突出した前記第1爪部又は前記第2爪部に対応して噛み合う内歯付リング部を有し、回転可能に前記第1方向決め部材及び前記第2方向決め部材の外側に位置するよう、前記基座に同軸的に回転可能に設けられている駆動部材と、
    前記駆動部材に同軸的に設けられており、前記基座に同軸的に回転可能に設けられている枢接部材と、を備え、
    前記駆動部材は、前記枢接部材によって前記基座に同軸的に回転可能に設けられていることを特徴とする双方向ラチェットレンチ。
  6. 前記基座は、前記ハンドルに固設、又は、回転可能に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の双方向ラチェットレンチ。
  7. 前記駆動部材は、四角レンチ頭部、六角レンチ頭部、スリーブレンチ頭部、又は、レンチアダプター頭部を有することを特徴とする請求項5に記載の双方向ラチェットレンチ。
  8. 前記基座は、2つの凹部を有し、
    前記第1方向決め部材及び一方の前記復位部材は、一方の前記凹部に装着されており、
    前記第2方向決め部材及び他方の前記復位部材は、他方の前記凹部に装着されていることを特徴とする請求項5に記載の双方向ラチェットレンチ。
  9. 前記駆動部材と、前記基座、前記第1方向決め部材、および、前記第2方向決め部材との間に組み立てられているガスケットを更に備えることを特徴とする請求項5に記載の双方向ラチェットレンチ。
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