JP3190028U - 電力供給システム - Google Patents

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【課題】太陽光の有無にかかわらず電力供給を可能とする電力供給システムを提供する。
【解決手段】部屋11Aの内壁12上を覆う複数の太陽電池14と、部屋11Aの中央に設置された複数の照明用LEDからなる光源部17と、蓄電池21と、太陽電池14と蓄電池21を接続する充電用回路19と、によって電力供給システム1を構成する。充電用回路19に設けた制御スイッチ23によって、太陽電池14で生じる電力を蓄電池21へ供給する第1の回路26Aと、太陽電池14で生じる電力を外部の送電網27へ送電する第2の回路26Bとの切り替えを行う。
【選択図】図1

Description

本考案は、太陽光が当たらない環境下において太陽電池を用いて発電と給電を可能とする電力供給システムに関する。
従来、建築物の屋上等に太陽電池を設置し、太陽電池の受光面に当たる太陽光を光電変換して発電し、建築物内で必要とされる電力をまかなうことが行われている(例えば、特許文献1を参照)。
実開平06−082866号公報
建築物の屋上に設置された太陽電池は、太陽光を受光することによって発電している。したがって、曇天や夜間など、太陽電池が太陽光を受光できない環境下においては、太陽電池は発電を行うことができず、建築物内で必要とされる電力を太陽電池によってまかなうこともできない。
本考案は、上記問題を解決するものであり、その目的とするところは、太陽光が当たらない環境下において太陽電池を用いた発電と給電を可能とする電力供給システムを提供することである。
本考案は、その課題を解決するために以下のような構成をとる。請求項1の考案に係る電力供給システムは、内壁によって周囲を取り囲まれた空間部と、当該空間部の内壁上を覆う太陽電池と、当該空間部の中央に設置された光源部と、当該太陽電池に充電用回路を介して接続された蓄電池と、を有し、前記太陽電池の受光面が、前記光源部に対向して配置されており、前記光源部の表面は、植設されたLEDによって覆われていることを特徴とする。
空間部の内壁上を覆う太陽電池は、光源部のLEDが発する光を受けて発電し、この電力が充電用回路を介して蓄電池に供給され、蓄電池の充電が行われる。そして、必要に応じて、蓄電池から電力を取り出すことが可能である。
太陽電池は、光源部のLEDの光によって効率よく発電することができる。したがって、太陽電池は、太陽光の代わりに光源部のLEDが発する光を利用して、電力を蓄電池に効率よく供給することができる。
なお、光源部においては、光源部の表面全体が複数のLEDによって覆われていることが好ましい。LEDが発する光を太陽電池の受光面にくまなく当てることが可能になるからである。
空間部の内壁の形状を球の内面として形成し、かかる内壁上に複数の太陽電池の受光面が配置することも可能である。かかる形状の内壁上を複数の太陽電池の受光面によって覆うことにより、空間部の中央の光源部から光を各受光面にほぼ均等に垂直に当てることができ、太陽電池は効率よく電力を生じる。
請求項2の考案に係る電力供給システムは、請求項1に記載の電力供給システムであって、前記空間部が、建築物の内部に形成されていることを特徴とする。
建築物は、利用されない空間部を有していることが多い。かかる空間部として、例えば、屋根裏、天井裏、空き部屋等を挙げることができる。このような空間部を利用して電力供給システムを形成することによって、電力供給システムから建築物が必要とする電力の一部あるいは全部をまかなうことが可能である。また、通常利用されない空間部を有効活用することにもなる。
請求項3の考案に係る電力供給システムは、請求項1または請求項2に記載の電力供給システムであって、前記充電用回路は、前記太陽電池で生じる電力を前記蓄電池へ供給する第1の回路と、前記太陽電池で生じる電力を外部へ供給する第2の回路と、当該第1の回路と当該第2の回路の間の切り替えを行う制御スイッチと、を有していることを特徴とする。
制御スイッチが、第1の回路と第2の回路の間の切り替えを行う。
第1の回路を利用することによって、太陽電池で生じた電力を蓄電池へ供給し、蓄電池を充電することが可能である。そして、充電した蓄電池によって外部で必要とされる電力の一部あるいは全部をまかなうことが可能である。
第2の回路を利用することによって、太陽電池で生じた電力を外部へそのまま供給することが可能である。例えば、太陽電池で生じた電力を電力会社の送電網に送って売電することも可能である。
制御スイッチは、例えば、蓄電池の充電率を測定可能な構成を有することとするとともに、この測定した蓄電池の充電率に応じて第1の回路と第2の回路の間の切り替えを行う構成を有していればよい。
この場合、蓄電池の充電率があらかじめ設定された値α%になったら、制御スイッチは、第1の回路を切断して第2の回路を接続し、太陽電池で生じた電力を外部へそのまま供給する。そして、蓄電池の充電率があらかじめ設定した値β%以下になったら、制御スイッチは、第2の回路を切断して第1の回路を接続し、太陽電池で生じた電力によって蓄電池の充電を行う。なお、100>α>β>0の関係が成立している。
また、制御スイッチは、時計を有して、時刻に応じて第1の回路と第2の回路の間の切り替えを行う構成を有していてもよい。
例えば、蓄電池の電力を消費する必要がない時間帯においては、制御スイッチが、第1の回路を切断して第2の回路を接続する。そして、蓄電池の電力を消費する必要がある時間帯においては、制御スイッチが、第2の回路を切断して第1の回路を接続する。
あるいは、電力料金が安くなる時間帯(例えば、夜間帯)においては、制御スイッチが、第1の回路を切断して第2の回路を接続し、他の時間帯においては、制御スイッチが、第1の回路を接続して第2の回路を切断しても良い。
さらに、制御スイッチは、時計を有するとともに、蓄電池の充電率を測定可能に構成されており、制御スイッチが、時刻と、蓄電池の充電率と、に応じて第1の回路と第2の回路の間の切り替えを行ってもよい。
例えば、電力料金が安くなる時間帯において、蓄電池の充電率があらかじめ設定した値β%以下になったら、制御スイッチは、第2の回路を切断して第1の回路を接続し、蓄電池の充電を行う。そして、蓄電池の充電率があらかじめ設定した値α%以上になったら、制御スイッチは、第1の回路を切断して第2の回路を接続し、太陽電池で生じた電力を外部へそのまま供給したり売電したりする。
このようにして制御スイッチが、第1の回路と第2の回路の間の切り替えを行うことによって、太陽電池が発電した電力を無駄なく利用することが可能である。
上記のような電力供給システムであるので、太陽光が当たらない環境下において太陽電池を用いた発電と給電が可能となる。
電力供給システムの構成図である。
本考案の実施の形態を図1を参照しつつ説明する。
図1に示すように、建築物内に部屋11A、11Bが設けられている。部屋11Aが、空間部をなしている。また、建築物外には、電力会社の送電網27が存在している。
部屋11Aの内壁12上に、複数の太陽電池14が設置されており、内壁12はすべて太陽電池14の受光面15によって覆われている。
部屋11Aの中央部には、光源部17が設置されている。光源部17は、球体をなし、部屋11Aの床上に支柱を介して支承されている。光源部17の表面には複数の照明用LEDが植設されており、光源部17の表面はすべてこれらの照明用LEDによって覆われている。そして、照明用LEDから発せられる光が、部屋11A内のすべての太陽電池14の受光面15に当たるように構成されている。
部屋11Bには、蓄電池21と制御スイッチ23が設置されている。制御スイッチ23は、配線25Aを介してすべての太陽電池14に接続されている。また、制御スイッチ23は、配線25Bを介して蓄電池21に接続されている。さらに、制御スイッチ23は、配線25Cを介して外部の送電網27に接続されている。
制御スイッチ23と配線25A、25B、25Cが、充電用回路19を形成している。また、配線25Aと配線25Bが、第1の回路26Aを形成し、配線25Aと配線25Cが、第2の回路26Bを形成している。
また、制御スイッチ23は、制御部24を有している。制御部24は、蓄電池21の充電率を測定可能に形成されており、この測定した充電率に応じて第1の回路26Aの接続/切断と第2の回路26Bの接続/切断を行うことを可能に構成されている。
より具体的には、制御部24は、蓄電池21の充電率があらかじめ定められた値α%以上であることを測定すると、第1の回路26Aをなす配線25Aと配線25Bを切断し、第2の回路26Bをなす配線25Aと配線25Cを接続する構成を有している。また、制御部24は、蓄電池21の充電率がβ%以下であることを測定すると、第1の回路26Aをなす配線25Aと配線25Bを接続し、第2の回路26Bをなす配線25Aと配線25Cを切断する構成を有している。なお、100>α>β>0の関係が成立している。
部屋11Aと、太陽電池14と、光源部17と、充電用回路19と、蓄電池21と、制御スイッチ23と、が、電力供給システム1を形成している。
以上が、電力供給システム1の構成である。次に、電力供給システム1の作用効果について説明する。
部屋11Aでは、光源部17のすべての照明用LEDが灯されたままとなっている。部屋11A内において、すべての太陽電池14の受光面15は、光源部17の照明用LEDから光を受けており、太陽電池14では、光電変換によって電力が生じている。
先ず、蓄電池21の充電率がβ%以下である場合について述べる。
制御部24は、蓄電池21の充電率を測定する。蓄電池21の充電率がβ%以下であるので、制御部24は、第1の回路26Aをなす配線25Aと配線25Bとを接続し、第2の回路26Bをなす配線25Aと配線25Cとを切断する。
この結果、太陽電池14と蓄電池21とは、第1の回路26Aを介して接続された状態となり、太陽電池14と送電網27とは切断された状態となる。
そして、太陽電池14で生じた電力は、第1の回路26Aを介して蓄電池21に送られ、蓄電池21の充電が行われる。なお、蓄電池21の充電率がα%に達するまでの間は、第1の回路26Aは接続された状態を維持し、第2の回路26Bは切断された状態を維持する。したがって、太陽電池14で生じたすべての電力は、蓄電池21に充電される。
その後、蓄電池21の充電率がα%に達する。制御部24は、蓄電池21の充電率がα%に達したことを測定すると、第1の回路26Aをなす配線25Aと配線25Bとを切断し、第2の回路26Bをなす配線25Aと配線25Cとを接続する。
この結果、太陽電池14と蓄電池21とは、切断された状態となり、太陽電池14と送電網27とは、第2の回路26Bを介して接続された状態となる。
したがって、太陽電池14による蓄電池21の充電が停止し、太陽電池14で生じたすべての電力は、第2の回路を介して送電網27に送られる。また、必要に応じて、蓄電池21が建築物における電力供給源の少なくとも一部として使用される。
蓄電池21が電力供給源として使用されることによって、蓄電池21の充電率がβ%まで減少する。なお、蓄電池21の充電率がβ%まで減少するまでの間は、第1の回路26Aは切断された状態を維持し、第2の回路26Bは接続された状態を維持する。
制御部24は、蓄電池21の充電率がβ%以下になったことを測定すると、第1の回路26Aの配線25Aと配線25Bとを接続し、第2の回路26Bの配線25Aと配線25Cとを切断する。
この結果、太陽電池14から送電網27への送電は停止し、太陽電池14で生じたすべての電力は、第1の回路26Aを介して蓄電池21に送られ、蓄電池21の充電が行われる。
制御部24は、時計を有することとし、この時計の時刻に基づいて、第1の回路26Aの接続と切断及び第2の回路26Bの接続と切断を行うこと可能に構成されていてもよい。
例えば、電力料金が安くなる夜間帯において、制御部24は、第1の回路26Aを接続し第2の回路26Bを切断して、太陽電池14によって蓄電池21の充電を行うことができる。そして、この夜間帯において、蓄電池21の充電率がα%以上となった場合には、制御部24は、第1の回路26Aを切断し第2の回路26Bを接続して、太陽電池14で生じた電力を送電網27に送ることができる。
上記のような電力供給システムであるので、新しい形態の電力供給システムとして有用であり、これまで利用されてこなかった建築物等の空間部を有効利用できるという点においても有用である。
1 電力供給システム
11A、11B 部屋
12 内壁12
14 太陽電池
15 受光面
17 光源部
19 充電用回路
21 蓄電池
23 制御スイッチ
24 制御部
25A、25B、25C 配線
26A 第1の回路
26B 第2の回路
27 送電網

Claims (3)

  1. 内壁によって周囲を取り囲まれた空間部と、当該空間部の内壁上を覆う太陽電池と、当該空間部の中央に設置された光源部と、当該太陽電池に充電用回路を介して接続された蓄電池と、を有し、
    前記太陽電池の受光面が、前記光源部に対向して配置されており、
    前記光源部の表面は、植設されたLEDによって覆われていることを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記空間部が、建築物の内部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記充電用回路は、前記太陽電池で生じる電力を前記蓄電池へ供給する第1の回路と、前記太陽電池で生じる電力を外部へ供給する第2の回路と、当該第1の回路と当該第2の回路の間の切り替えを行う制御スイッチと、を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力供給システム。
JP2014000458U 2014-01-30 電力供給システム Expired - Lifetime JP3190028U (ja)

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