JP3189896U - 蓄電池の重力鋳造格子体構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】原料にかかるコストを大幅に減らすとともに製作過程におけるロスコストを相対的に減らし、環境汚染を防ぐ蓄電池の重力鋳造格子体構造を提供する。
【解決手段】蓄電池の重力鋳造格子体構造は、格子体1を備える。格子体1の外縁には、周枠11が形成され、周枠11内には、格子グリッド12が形成され、周枠11の上端には、両側方へ延びた吊り下げバー13が突設され、周枠11の下端には、掛止杆14が吊り下げバー13と対をなすように両側方へ突設され、掛止杆14の前端部には、掛止部141が形成され、掛止部141には、もう一つの格子体1の吊り下げバー13が掛止される。
【選択図】図1
【解決手段】蓄電池の重力鋳造格子体構造は、格子体1を備える。格子体1の外縁には、周枠11が形成され、周枠11内には、格子グリッド12が形成され、周枠11の上端には、両側方へ延びた吊り下げバー13が突設され、周枠11の下端には、掛止杆14が吊り下げバー13と対をなすように両側方へ突設され、掛止杆14の前端部には、掛止部141が形成され、掛止部141には、もう一つの格子体1の吊り下げバー13が掛止される。
【選択図】図1
Description
本考案は、蓄電池の重力鋳造格子体構造に関し、特に、ベルトコンベア上の前端部及び末端部に各格子体が接続され、ベルトコンベア上の各格子体が輸送移動過程において隙間が発生しないため極材がベルトコンベア上に塗布されることを防ぎ、原料にかかる費用を大幅に減らすことができる上、製作過程におけるロスコストを減らして環境汚染を防ぐ蓄電池の重力鋳造格子体構造に関する。
一般によく見かける各種鉛蓄電池は、正極板、負極板、セパレータ、バッテリースタック、電解液、接続端子などの部品により構成された蓄電池であり、化学エネルギ及び直流電気エネルギを変換して放電後に充電を行うと元の状態に戻るため、繰り返して使用することができる。
このような蓄電池の極板を製造する際、正負極材を格子体上にそれぞれ塗布してから、乾燥工程により格子体上に塗布した正負極材を乾燥・硬化させる。図7及び図8を参照する。図7は、従来の蓄電池の格子体構造を示す斜視図である。図8は、従来の蓄電池の格子体構造の製造工程を示す模式図である。
図7及び図8に示すように、格子体3は、周枠31を有する。周枠31内には、格子グリッド32が配列され、周枠31の上端には、両側方へ延びた吊り下げバー33が突設されている。格子体3上に極材を塗布する際、格子体3がベルトコンベア上に配列され、塗布装置を利用してベルトコンベア上で輸送する格子体3へ極材を塗布し、ベルトコンベアを利用して極材が塗布された格子体3を乾燥装置へ輸送して乾燥させ、製造工程を完了する。
図7及び図8に示すように、格子体3は、周枠31を有する。周枠31内には、格子グリッド32が配列され、周枠31の上端には、両側方へ延びた吊り下げバー33が突設されている。格子体3上に極材を塗布する際、格子体3がベルトコンベア上に配列され、塗布装置を利用してベルトコンベア上で輸送する格子体3へ極材を塗布し、ベルトコンベアを利用して極材が塗布された格子体3を乾燥装置へ輸送して乾燥させ、製造工程を完了する。
上述の格子体は、ベルトコンベアにより輸送され、吹き付け装置により極材を塗布させることができるが、実際に行うと分かるように、ベルトコンベア上へ格子体を配列させると、各格子体が密着せずにベルトコンベア上の各格子体間に隙間が発生するため、吹き付け装置により格子体に極材を塗布する過程において、格子体間のベルトコンベア上に極材が大量に吹き付けられ、原料が浪費される上、極材にかかるコストが多くかかって製作コストに無駄が発生して環境汚染を発生させるため、その全体構造設計上、改善が依然求められていた。
そのため、従来技術の構造及び欠点を改良して実用的な蓄電池の重力鋳造格子体構造が求められていた。
本考案の目的は、ベルトコンベア上の前端部及び末端部に各格子体を接続し、格子体を掛止杆の掛止部ともう一つの格子体の吊り下げバーとを掛止し、各格子体がベルトコンベア上で輸送移動する過程中で隙間が発生しないため、ベルトコンベア上に極材が塗布されることを防ぎ、原料にかかる費用を大幅に減らすことができる上、製作過程におけるロスコストを減らして環境汚染を防ぐ蓄電池の重力鋳造格子体構造を提供することにある。
本考案の目的は、ベルトコンベア上の前端部及び末端部に各格子体を接続し、格子体を掛止杆の掛止部ともう一つの格子体の吊り下げバーとを掛止し、各格子体がベルトコンベア上で輸送移動する過程中で隙間が発生しないため、ベルトコンベア上に極材が塗布されることを防ぎ、原料にかかる費用を大幅に減らすことができる上、製作過程におけるロスコストを減らして環境汚染を防ぐ蓄電池の重力鋳造格子体構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、格子体を備えた蓄電池の重力鋳造格子体構造であって、前記格子体の外縁には、周枠が形成され、前記周枠内には、格子グリッドが形成され、前記周枠の上端には、両側方へ延びた吊り下げバーが突設され、前記周枠の下端には、掛止杆が前記吊り下げバーと対をなすように両側方へ突設され、前記掛止杆の前端部には、掛止部が形成され、前記掛止部には、もう一つの格子体の吊り下げバーが掛止されることを特徴とする蓄電池の重力鋳造格子体構造が提供される。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係る蓄電池の重力鋳造格子体構造を示す斜視図である。
図1に示すように、本考案の一実施形態に係る蓄電池の重力鋳造格子体構造は、格子体1を含む。格子体1の外縁には、周枠11が形成されている。周枠11内には、格子グリッド12が形成され、周枠11の上端には、両側方へ延びた吊り下げバー13が突設されている。周枠11の下端には、吊り下げバー13と対をなすように掛止杆14が両側方へ突設されている。掛止杆14の前端部には、掛止部141が形成されている。
図1に示すように、本考案の一実施形態に係る蓄電池の重力鋳造格子体構造は、格子体1を含む。格子体1の外縁には、周枠11が形成されている。周枠11内には、格子グリッド12が形成され、周枠11の上端には、両側方へ延びた吊り下げバー13が突設されている。周枠11の下端には、吊り下げバー13と対をなすように掛止杆14が両側方へ突設されている。掛止杆14の前端部には、掛止部141が形成されている。
本考案を実際に使用する際、図2及び図3を併せて参照すると分かるように、各格子体1に極材を塗布する際、各格子体1間で吊り下げバー13が外方を向き、掛止杆14が内方を向き、掛止杆14の掛止部141が上方を向くとともに、階段状の部分がベルトコンベア2上に重ねられる。
ベルトコンベア2が駆動されると最底端の格子体1とベルトコンベア2との接触面積が最大となるため摩擦力も最大となり、最底端の格子体1がベルトコンベア2により連動されて外方へ移動する際、上方のその他の格子体1が重力により押下されるため移動せず、最底端の格子体1が外方へ移動する過程で、掛止杆14の掛止部141が上方の格子体1の吊り下げバー13に掛止されて上方の格子体1が外方へ牽引される(図4及び図5参照)。
各格子体1間で掛止杆14の掛止部141ともう一つの格子体1の吊り下げバー13とが掛止され、連動方式により各格子体1の前端部及び末端部がベルトコンベア2上に接続されて移動しながら極材の塗布作業を行い、ベルトコンベア2において極材が塗布された格子体1が輸送されて乾燥装置を通過して乾燥・硬化されると、ベルトコンベア2の末端で各格子体1が落下して集められる。格子体1が落下する際、掛止杆14の掛止部141が上方を向いているため、掛止部141がもう一つの格子体1の吊り下げバー13から自動的に外れて掛止状態が解除される(図6参照)。
ベルトコンベア2が駆動されると最底端の格子体1とベルトコンベア2との接触面積が最大となるため摩擦力も最大となり、最底端の格子体1がベルトコンベア2により連動されて外方へ移動する際、上方のその他の格子体1が重力により押下されるため移動せず、最底端の格子体1が外方へ移動する過程で、掛止杆14の掛止部141が上方の格子体1の吊り下げバー13に掛止されて上方の格子体1が外方へ牽引される(図4及び図5参照)。
各格子体1間で掛止杆14の掛止部141ともう一つの格子体1の吊り下げバー13とが掛止され、連動方式により各格子体1の前端部及び末端部がベルトコンベア2上に接続されて移動しながら極材の塗布作業を行い、ベルトコンベア2において極材が塗布された格子体1が輸送されて乾燥装置を通過して乾燥・硬化されると、ベルトコンベア2の末端で各格子体1が落下して集められる。格子体1が落下する際、掛止杆14の掛止部141が上方を向いているため、掛止部141がもう一つの格子体1の吊り下げバー13から自動的に外れて掛止状態が解除される(図6参照)。
上述したことから分かるように、本考案の蓄電池の重力鋳造格子体構造は、従来の構造と比べ、ベルトコンベア上の前端部及び末端部に各格子体を接続し、格子体を掛止杆の掛止部ともう一つの格子体の吊り下げバーとを掛止し、各格子体がベルトコンベア上で輸送移動する過程中で隙間が発生しない。
このため、ベルトコンベア上に極材が塗布されることを防ぎ、原料にかかる費用を大幅に減らすことができる上、製作過程におけるロスコストを減らして環境汚染を防ぐことができる。
このため、ベルトコンベア上に極材が塗布されることを防ぎ、原料にかかる費用を大幅に減らすことができる上、製作過程におけるロスコストを減らして環境汚染を防ぐことができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 格子体
2 ベルトコンベア
3 格子体
11 周枠
12 格子グリッド
13 吊り下げバー
14 掛止杆
31 周枠
32 格子グリッド
33 吊り下げバー
141 掛止部
2 ベルトコンベア
3 格子体
11 周枠
12 格子グリッド
13 吊り下げバー
14 掛止杆
31 周枠
32 格子グリッド
33 吊り下げバー
141 掛止部
Claims (1)
- 格子体を備えた蓄電池の重力鋳造格子体構造であって、
前記格子体の外縁には、周枠が形成され、前記周枠内には、格子グリッドが形成され、前記周枠の上端には、両側方へ延びた吊り下げバーが突設され、前記周枠の下端には、掛止杆が前記吊り下げバーと対をなすように両側方へ突設され、前記掛止杆の前端部には、掛止部が形成され、前記掛止部には、もう一つの格子体の吊り下げバーが掛止されることを特徴とする、
蓄電池の重力鋳造格子体構造。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3189896U true JP3189896U (ja) | 2014-04-03 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110976818A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-10 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种12ah浇铸十二连片板栅及生产工艺 |
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CN110976818A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-10 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种12ah浇铸十二连片板栅及生产工艺 |
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