JP3189851U - 浮遊物体及び浮遊物体セット及びそれらを配置する水槽装置 - Google Patents

浮遊物体及び浮遊物体セット及びそれらを配置する水槽装置 Download PDF

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Abstract

【課題】亀やイモリ等の水生動物を飼育する浮島(浮遊物体)を頻繁に取り外す際に、手間の掛からないように構成した浮島(浮遊物体)及びそれらを用いた水槽装置を提供する。【解決手段】水槽1の1つの側壁3に、側壁3を挟んで一対の磁石片6A、6Bからなる磁石体5を互いに吸着する。浮島10を浮島本体11と浮島本体11に取り付けた磁性体としてのボルトとで構成する。浮島本体11には、水槽1内側の第1の磁石片6Aに対向する位置に、厚み方向に厚い部位を有する装着部13を形成する。装着部13には、縦溝14を設け、縦溝14にボルトをねじ込んでいる。縦溝14内に第1の磁石片6Aを挿入して、ボルトと第1の磁石片6Aとを吸着させる。【選択図】図1

Description

本考案は、水上を浮遊する浮遊物体及び浮遊物体セット及びその浮遊物体を水槽内で停留可能に配置する水槽装置に関する。
水槽内に浮遊する物体、例えば、浮島を浮かべて亀やイモリ等の水生動物を飼育するものが特許文献1に開示されている。これによると、浮島は、亀等が上陸できる浮島本体と、浮島に上下摺動可能に嵌挿する案内バーを設け、案内バーの先端に吸着盤を備えている。吸着盤を水槽の一つの壁に吸着させ、水位の高さにより浮島本体を上下可能に浮遊させている。
特開2012-100544公報
しかし、亀やイモリ等の水生動物を飼育する場合には、水槽内が汚れることから、水槽や浮島本体を頻繁に掃除する必要があった。そのため、浮島を水槽から頻繁に取り出すことになり、浮島の水槽からの取り外し作業を容易にする必要があった。特許文献1の水槽装置では、浮島本体を案内バーの下方から引き抜くことによって案内バーから脱着することになり、浮島本体の取り外しに手間がかかっていた。また、案内バーにガイドされた浮島本体は、亀やイモリ等の水生動物の頻繁な動きにより案内バー自体に負担が掛かり、破損等の原因となった。また、吸着盤自体も長期間使用した後では、吸着盤が水槽の壁に吸着しにくく、さらに吸着してもすぐに外れてしまうことがあった。
また、別の水槽装置では、浮島の側面の一部に磁石を内蔵して、その磁石に水槽の壁の外から別の磁石片を吸着させて、浮島を保持するものもあった。しかし、この場合、磁石片は、2面の壁の外側から浮島内に装着した2箇所の磁石にそれぞれ吸着しているため、浮島を取り外すと、磁石片が壁から落下してしまうことがあった。例えば、水が入っている大きな水槽では、水槽自体を動かすことができないことから、水槽の裏側に落下した磁石片を取り出すことができない。そのため、浮島を取り外すには磁石片を落下させないように、手で押さえるかあるいは道具を使ってその位置で固定する必要があった。このことは非常に手間のかかることであった。
本考案は、上記の課題を解決するものであり、浮遊物体を収納体の壁から容易に取り外せるように構成した浮遊物体及び浮遊物体セット及びそれらを配置する水槽装置を提供するものである。すなわち、
請求項1記載の考案は、収納体内の水上を浮遊可能な浮遊物体であって、前記浮遊物体は、前記収納体内に前記収納体の一つの側壁を挟んで吸着する内側の第1の磁石片と外側の第2の磁石片からなる磁石体に対向して配置され、前記浮遊物体には、前記第1の磁石片と前記第2の磁石片間に作用する吸着力より弱い吸着力で前記磁石体の一方の磁石片に吸着する磁性体が備えられていることを特徴とするものである。
これによると、浮遊物体は収納体の一つの側壁にお互いに吸着されている第1の磁石片と第2の磁石片からなる磁石体の一方の磁石片に吸着される。浮遊物体の磁性体は、第1の磁石片と第2の磁石片間に作用する吸着力より弱い吸着力でいずれか一方の磁石片に吸着されていることから、浮遊物体を磁石体から取り外しても、第1の磁石片と第2の磁石片からなる磁石体は吸着したままの状態を維持することができ、それぞれの磁石片が側壁から落下することはない。そのため、浮遊物体を容易に取り外して掃除することができる。しかも浮遊物体を磁石体に取り付ける際にも、側壁に磁石体が固定されたままであるから、容易に取り付けることができる。
請求項2記載の考案の浮遊物体は、請求項1の考案に係るものであって、前記浮遊物体が、水槽内を浮遊して配置される水生動物の乗り降りする浮島本体と前記浮島本体に取り付けられた前記磁性体とを有する浮島であって、前記浮島の側面の一部に前記第1の磁石片が挿入される縦溝が形成され、前記縦溝内に、前記第1の磁石片に吸着可能な前記磁性体が配置されていることを特徴としている。
これによると、浮遊物体が水槽内に浮遊する浮島であるから、亀やイモリ等の水生動物を飼育することができる。浮島の浮島本体には、側面の一部に水槽内に配置された第1の磁石片が挿入される縦溝が形成されているから、浮島は上下方向にスライドすることができる。したがって浮島が水槽内で水に揺られても水槽の側壁への吸着状態を保持することができる。
請求項3記載の考案は、水槽の一つの側壁の内側に配置される第1の磁石片と、前記水槽の一つの側壁の外側に配置される第2の磁石片と、前記第1の磁石片と吸着する磁性体と、前記磁性体が取り付けられる浮遊物体と、を備えて前記水槽に取り付けられる浮遊物体セットであって、前記第1の磁石片と、前記第2の磁石片とを、互いに吸着した状態で前記水槽の一つの側壁を挟んで配置された状態において、前記第1の磁石片と、前記磁性体とが吸着して前記水槽内に前記浮遊物体が配置されていることを特徴とするものである。
これによれば、浮遊物体セットは、水槽の側壁の内側に配置される第1の磁石片と外側に配置される第2の磁石片と、第1の吸着片に吸着する磁性体を取り付けた浮遊物体とを備えている。第1の磁石片と第2の磁石片とを水槽の側壁を挟んで吸着させた状態で、浮遊物体の磁性体を第1の磁石片に吸着させれば、浮遊物体を水槽の側壁に容易に取り付けて停留させることができる。
請求項4の考案は、請求項3の考案に係るものであって、前記第1の磁石片と前記第2の磁石片との間に作用する吸着力は、前記磁性体が前記第1の磁石片に作用する吸着力より大きく形成されていることを特徴としている。
これによれば、浮遊物体の磁性体を第1の磁石片から取り外しても第1の磁石片と第2の磁石片は吸着した状態にあることから、第1の磁石片及び第2の磁石片いずれかが水槽の側壁から落下することはない。したがって、水槽の裏面側に落下した磁石片を取り出したり、水槽内に落下した磁石片を取り出したりするような手間を掛けることはない。また、浮遊物体の取出の際、磁石体を押さえておくような手間を掛ける必要もない。
請求項5記載の考案は、水槽と、前記水槽内の水上に浮遊する浮遊物体と、を備えて、前記浮遊物体が前記水槽内で停留可能に構成される水槽装置であって、前記水槽の少なくとも一つの側壁に前記側壁の内側から吸着する第1の磁石片と外側から吸着する第2の磁石片からなる磁石体と、前記浮遊物体の側面の一部に取り付ける磁性体と、を備え、前記一対の磁石片のうち水槽内側に配置される第1の磁石片に前記磁性体が吸着して前記浮遊物体が前記水槽内で停留できることを特徴とするものである。
これによれば、水槽装置における磁石体は、第1の磁石片と第2の磁石片とを水槽の一つの側壁を挟んで吸着しているから、磁石体は水槽の側壁に固着されている。浮遊物体に取り付けられた磁性体は、水槽の側壁に固着された第1の磁石片に吸着される。そのため、側壁に吸着された磁石体を予め押さえることなく、浮遊物体を側壁に取り付けて停留させることを容易に行なうことができる。
請求項6の考案の水槽装置は、請求項5記載の考案に係るものであって、前記浮遊物体が、水槽内を浮遊して配設される水生動物の乗り降りする浮島本体と前記浮島本体に取り付けられた前記磁性体とを有する浮島であって、前記浮島本体の側面の一部に前記第1の磁石片が挿入される縦溝が形成され、前記縦溝内に、前記第1の磁石片に吸着可能な前記磁性体が配置されていることを特徴としている。
これによれば、浮遊物体が水槽内を浮遊する浮島であるから、水槽内で亀やイモリ等の水生動物を飼育することができる。また、浮島本体の側面には、水槽内側の第1の磁石片が挿入可能な縦溝が形成されているから、水槽内での水が揺れることがあっても、浮島は上下にスライドでき、水槽の側壁に縦方向に配置した第1の磁石片との吸着を保持することができる。
請求項7記載の考案の水槽装置は、請求項5又は6の考案に係るものであって、前記第1の磁石片と前記第2の磁石片間に作用する吸着力は、前記磁性体が前記第1の磁石片に作用する吸着力より大きく形成されていることを特徴としている。
これによれば、浮島本体に取り付けられた磁性体の第1の磁石片に吸着する吸着力が、第1の磁石片と第2の磁石片との間に作用する吸着力より弱いことから、浮遊物体を取り外しても、一対の磁石片は、側壁を挟んで吸着されたままの状態にあり、水槽の裏面側に落下する磁石片を取り出したり、水槽内に落下した磁石片を取り出したりするような手間を掛けることはない。また、浮遊物体の取出の際、磁石体を押さえておくような手間を掛ける必要もない。
浮島が水槽の側壁に吸着されている状態を示す斜視図である。 図1の吸着状態を示すII-II断面図である。 図1の浮島の正面図である。 図1における浮島本体の縦溝を示す拡大斜視図である。 亀が乗った浮島が、水槽の壁から離れた状態を示す斜視図である。 磁石体の別の形態を示す斜視図である。
本考案の水槽装置は、第1の実施形態として、浮遊物体が亀やイモリ等の水生動物を飼育するための浮島10である場合について、図1〜5に沿って説明する。図1に示すように、水槽装置Mは、収納体である水槽1と、水槽1内を浮遊する浮島10とを備えている。水槽1は、ガラス板で形成された底板2と底板2の四方縁から立上る4方の側壁3を有して上面が開放された筐体状に形成されている。
水槽1の1つの側壁3には、磁石体5が取り付けられている。磁石体5は、一対の第1の磁石片6A(水槽1内側 以下、単に磁石片6Aともいう。)、第2の磁石片6B(水槽1外側 以下、単に磁石片6Bともいう。)からなり、側壁3を挟んで一対の磁石片6A、6Bが吸着した状態で配置されている。それぞれの磁石片6A、6Bは、棒状直方体に形成され、水槽1の側壁3の幅方向の中央部分の上部、つまり水面付近に、側壁3に対して長手方向を上下方向に沿わして配置されている。
一方、図1〜3に示すように、実施形態の浮島10は、亀16(図5参照)やイモリ等の水生動物の乗り降りする浮島本体11と、浮島本体11の側部に取り付けられて水槽1内側の磁石片6Aと対向する位置に配置された磁性体としてのボルト15と、を備えている。浮島本体11は発泡スチロール等の重量の軽い材料で形成され、水槽1の長手方向に沿って長くなるように形成されている。
浮島本体11は、板状に形成されるとともに浮島本体11の長手方向に沿って中央部12aが上向きの僅かな湾曲をなしており、中央部12aの両側に、亀16やイモリ等の水生動物が乗りやすいように、下方に向かって傾斜する傾斜部12b、12bが形成されている。なお、傾斜部12bの上面には亀16やイモリ等が上る際に、落下防止用の横長突起部12cが複数段に形成されている。
図3〜4に示すように、浮島本体11の短手方向の一方の側部の一部は、水槽1の側壁3に取り付けられる装着部13として他の部分より厚み方向に厚く形成されている。装着部13には、水槽1内に配置された磁石片6Aが挿入可能な縦溝14が形成され、縦溝14内に、磁石片6Aに吸着可能なボルト15が取り付けられている。縦溝14の幅は磁石片6Aの幅より大きく形成され、ボルト15を縦溝14の底面141から装着部13の内部に向かってねじ込むように配置されている。したがって、縦溝14の深さは、磁石片6Aの厚みとボルト15の頭部の厚みとが挿入される程度の長さを合わせた寸法に形成されていればよい。
また、縦溝14内にねじ込まれるボルト15は、図3または図4に示すように、できるだけ縦溝14の下部に配置されることが望ましい。つまり、浮島本体11における厚く形成された装着部13が、水槽1の上方部に取り付けられることにより、装着部13と対する側が下傾される。
なお、磁石片6A、6Bは、ボルト15の頭部表面積より大きく形成されるとともに、磁石片6A、6B間に働く吸着力は、磁性体としてのボルト15が磁石片6Aに吸着される吸着力より大きくなるように設定されている。そのためボルト15を磁石片6Aから取り外す際、つまり浮島10を側壁3から離れるように、浮島10を引っ張っても、吸着されている一対の磁石体5のそれぞれの磁石片6A、6B同士が吸着解除されることはなく、吸着力の弱いボルト15が、磁石片6Aから簡単に外れることになる。
上述のように構成された水槽装置Mでは、先ず水槽1内に水を入れ、水槽1の側壁3に磁石体5の磁石片6A、6Bを互いに吸着できるように側壁3を挟んで取り付ける。なお、水槽が大きい場合には、水を入れた水槽を動かすことができないことから、水を入れる前に磁石体5を水槽の側壁3に取り付けておく。浮島10を浮かべ、浮島本体11の装着部13を磁石体5に近づける。磁石体5における一対の磁石片6A、6Bのうち、水槽1内側の磁石片6Aを縦溝14に沿って挿入できるように浮島10を移動させることによって、ボルト15の頭部が磁石片6Aに吸着する。浮島10は、側壁3に停留される。
図5に示すように、水槽1内に収容されて水中内で泳いでいる亀16(又はイモリ)が浮島10に近づき、傾斜部12bから浮島本体11上に乗る。浮島本体11は水槽1内で停留したままであり、浮島本体11の中央部12aは、水面近くの傾斜部12bから緩やかな湾曲に形成されているから、亀16は、容易に浮島10上で巡回したり休憩したりすることができる。
しばらくすると亀16は、再び水中内に入り水中内で泳ぎ始める。この動作を何回か繰り替えしているうちに、ボルト15の磁石片6Aに対する吸着力、が一対の磁石片6A、6B間に作用する吸着力より弱いことから、その衝撃でボルト15が磁石片6Aから離脱することもある。これによって、浮島10が亀16を乗せたまま、あるいは亀16がいない状態で側壁3から離れて水槽1内で浮遊することになる。浮遊された浮島10をそのまま浮遊させておくか、再び、磁石片6Aに吸着させて水槽1内に停留させておくかは、自由に選択することができる。
実施形態の水槽装置Mは、以下の効果を有している。上述の浮島10は、浮島本体11と磁性体としてのボルト15を有し、ボルト15は、浮島本体11の側面の一部に形成した縦溝14の底面141から内方に向かってねじ込まれている。そのため、ボルト15は磁性体として作用され、一方の磁石片6Aに吸着できることになる。磁石片6Aは水槽1の側壁3に磁石片6Bと吸着されているから、浮島10は水槽1の側壁3に取り付けられて停留することができる。しかも、磁石片6Aと磁石片6Bとの間に作用される吸着力が、ボルト15の磁石片6Aに吸着する吸着より大きいことから、磁性体としてのボルト15を磁石片6Aから離脱させても、一対の磁石片6A、6Bは落下することはない。したがって、浮島10の側壁3に対する取付け、取り外しを容易に行なうことができ、いつでも浮島本体11の掃除を行なうことができる。
また、上述の水槽装置Mによると、浮島本体11に縦溝14が形成されている。磁石片6Aを縦溝14内に挿入することにより、磁石片6Aが縦溝14内に配置されたボルト15の頭部と吸着するので、水槽1内の水が揺れても、浮島本体11は磁石体5と吸着したままま上下方向にスライドできる。
なお、本考案の水槽装置は、上述の形態に限るものではない。例えば、図6に示すように、磁石体25を、水槽1の側壁3を挟んで吸着する一対の磁石片26A(水槽1内側)、26B(水槽1外側)で構成する。それぞれの磁石片26A、26Bが非磁性体としての長尺状のガラス製又は樹脂製の板プレート27と、板プレート27の両端部に装着するボタン状磁石28とを有し、それぞれにボタン状磁石28、28をお互いに対向するようにして前述の水槽1の側壁3を挟んで吸着してもよい。この場合、一対の磁石片26A、26Bを、水槽1の横方向に長くなるように側壁3に取り付けて、浮遊物体に水平方向に取り付けた鉄板22を、板プレート27の両端に取り付けたボタン状磁石28、28の一方に吸着するか又は両方を跨ぐようにして吸着させる。
また、浮遊物体は、浮島に限らず、水に浮遊できるものであれば、例えば、浮き輪であってもよい。また、水に浮遊することができる水生動物の産卵箱であってもよい。
M、水槽装置
1、水槽
3、側壁
5、磁石体
6A、6B、磁石片
10、浮島
11、浮島本体
13、装着部
14、縦溝
15、ボルト(磁性体)
16、亀
22、鉄板(磁性体)
25、磁石体
26A、26B、磁石片

Claims (7)

  1. 収納体内の水上を浮遊可能な浮遊物体であって、
    前記浮遊物体は、前記収納体内に前記収納体の一つの側壁を挟んで吸着する内側の第1の磁石片と外側の第2の磁石片からなる磁石体に対向して配置され、
    前記浮遊物体には、前記第1の磁石片と前記第2の磁石片間に作用する吸着力より弱い吸着力で前記磁石体の一方の磁石片に吸着する磁性体が備えられていることを特徴とする浮遊物体。
  2. 前記浮遊物体が、水槽内を浮遊して配置される水生動物の乗り降りする浮島本体と前記浮島本体に取り付けられた前記磁性体とを有する浮島であって、前記浮島の側面の一部に前記第1の磁石片が挿入される縦溝が形成され、前記縦溝内に、前記第1の磁石片に吸着可能な前記磁性体が配置されていることを特徴とする請求項1記載の浮遊物体。
  3. 水槽の一つの側壁の内側に配置される第1の磁石片と、前記水槽の一つの側壁の外側に配置される第2の磁石片と、前記第1の磁石片と吸着する磁性体と、前記磁性体が取り付けられる浮遊物体と、を備えて前記水槽に取り付けられる浮遊物体セットであって、
    前記第1の磁石片と、前記第2の磁石片とを、互いに吸着した状態で前記水槽の一つの側壁を挟んで配置された状態において、
    前記第1の磁石片と、前記磁性体とが吸着して前記水槽内に前記浮遊物体が配置されていることを特徴とする浮遊物体セット。
  4. 前記第1の磁石片と前記第2の磁石片との間に作用する吸着力は、前記磁性体が前記第1の磁石片に作用する吸着力より大きく形成されていることを特徴とする請求項3記載の浮遊物体セット。
  5. 水槽と、前記水槽内の水上に浮遊する浮遊物体と、を備えて、前記浮遊物体が前記水槽内で停留可能に構成される水槽装置であって、
    前記水槽の少なくとも一つの側壁に前記側壁の内側から吸着する第1の磁石片と外側から吸着する第2の磁石片からなる磁石体と、
    前記浮遊物体の側面の一部に取り付ける磁性体と、を備え、
    前記一対の磁石片のうち水槽内側に配置される第1の磁石片に前記磁性体が吸着して前記浮遊物体が前記水槽内で停留できることを特徴とする水槽装置。
  6. 前記浮遊物体が、水槽内を浮遊して配設される水生動物の乗り降りする浮島本体と前記浮島本体に取り付けられた前記磁性体とを有する浮島であって、前記浮島本体の側面の一部に前記第1の磁石片が挿入される縦溝が形成され、前記縦溝内に、前記第1の磁石片に吸着可能な前記磁性体が配置されていることを特徴とする請求項5記載の水槽装置。
  7. 前記第1の磁石片と前記第2の磁石片に作用する吸着力は、前記磁性体が前記第1の磁石片に作用する吸着力より大きく形成されていることを特徴とする請求項5又は6記載の水槽装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104381197A (zh) * 2014-10-18 2015-03-04 颍上县润海畜禽养殖有限公司 一种乌龟的养殖方法

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