JP3189843U - ウェルドナット供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェルドナットを傾くことなく正しい姿勢で溶接位置に供給することができるウェルドナット供給装置を提供する。【解決手段】ナットフィーダから供給されるプロジェクション20aを有するウェルドナット20をマグネット板5の磁力により所定位置で保持し、この状態でウェルドナット20のねじ穴に、ねじ穴の軸方向に伸縮動する供給ロッド4を串刺した状態で前進させ、ウェルドナット20を溶接位置に供給するウェルドナット供給装置であって、前記マグネット板5のナット受け面に前記供給ロッド4の軸方向に等しい凸条5bを突設し、前記ウェルドナット20の外周下面が前記凸条5bの上面に載置されるとともに、ウェルドナット20の外周に突設したプロジェクション20aが前記凸条5bを跨いだ状態でウェルドナット20をマグネット板5で保持するようにした。【選択図】図1
Description
本考案は、ウェルドナットを溶接位置に供給するためのウェルドナット供給装置の改良に関するものである。
従来から、例えば自動車用部品などには基材の所定位置にウェルドナットを溶接したものが多く使用されており、両者を溶接するのに電気抵抗溶接機が一般に用いられている。そして、最近では特許文献1に示されるような穴明き部品の溶接装置を利用して無人で自動溶接することが提案されており、品質の向上と溶接処理の効率アップ及びコストダウン等が図られている。また、前記ウェルドナットの溶接装置への供給装置として、特許文献2〜3に示されるように、ウェルドナットのねじ穴に、軸方向に伸縮動する供給ロッドを串刺して、ウェルドナットを溶接位置に供給するようにしたものが提案されている。
一方、前記ウェルドナットを保持するのにマグネットの磁力を利用することも提案されている。図8は、従来のマグネットを利用したタイプの一例を示すものであり、図示のものではナットフィーダから供給されるウェルドナット60のねじ穴60aに、軸方向に伸縮動する供給ロッド51を串刺して溶接位置に供給していた。パーツフィーダから供給されるウェルドナット60は、供給ロッド51で串刺される前に、マグネット52の磁力で吸着して保持されるようになっている。なお、53は磁性体である鉄製のプレートであり、図7においてマグネット52の上側に配設されて、マグネット52の磁力をウェルドナットに伝達している。また、54は非磁性体であるステンレス製の保持材であり、マグネット52を保持している。
しかしながら、ウェルドナット60の外周にはプロジェクション60bが突出しているため、ウェルドナット60をマグネット52で保持した際に、ウェルドナット60が傾いてしまう。このため、ウェルドナット60を溶接位置に供給する際に、ウェルドナット60のねじ穴60aに供給ロッド51が入らず串刺すことができずに、ウェルドナット60を落下させてしまうという問題があった。
そこで、傾いた状態であっても、供給ロッド51でウェルドナット60を串刺して溶接位置に供給するために、図8に示されるように、供給ロッド51の先端をウェルドナット60のねじ穴60aよりも大幅に細くしていた。しかし、供給ロッド51の先端を細くすることにより、強度が低下し曲がってしまうという問題があった。また、ウェルドナット60のねじ穴60aに供給ロッド51で串刺した際に、ウェルドナット60が回転してしまうことから、溶接位置にウェルドナット60を供給することができない場合があり、ウェルドナット60を持ち帰ってしまい、持ち帰り途中でウェルドナット60を落下させてしまことがあるという問題があった。
本考案は上記問題を解決し、供給ロッドが曲がらず、確実にウェルドナットを溶接位置に供給することができるウェルドナット供給装置を提供することを目的として完成したものである。
上記課題を解決するためになされた本考案のウェルドナット供給装置は、ナットフィーダから供給されるプロジェクションを有するウェルドナットをマグネット板の磁力により所定位置で保持し、この状態でウェルドナットのねじ穴に、ねじ穴の軸方向に伸縮動する供給ロッドを串刺した状態で前進させ、ウェルドナットを溶接位置に供給するウェルドナット供給装置であって、
前記マグネット板のナット受け面に前記供給ロッドの軸方向に等しい凸条を突設し、
前記ウェルドナットの外周下面が前記凸条の上面に載置されるとともに、ウェルドナットの外周に突設したプロジェクションが前記凸条を跨いだ状態でウェルドナットをマグネット板で保持することにより、保持中におけるウェルドナットのねじ穴の軸方向が供給ロッドの軸方向に一致するようにしたことを特徴とするものである。
前記マグネット板のナット受け面に前記供給ロッドの軸方向に等しい凸条を突設し、
前記ウェルドナットの外周下面が前記凸条の上面に載置されるとともに、ウェルドナットの外周に突設したプロジェクションが前記凸条を跨いだ状態でウェルドナットをマグネット板で保持することにより、保持中におけるウェルドナットのねじ穴の軸方向が供給ロッドの軸方向に一致するようにしたことを特徴とするものである。
また、前記凸条の高さは、ウェルドナットの外周に突設されるプロジェクションがウェルドナットの外周下面より突出した長さに等しいものであることが好ましく、これを請求項2に係る考案とする。
請求項1に係る考案では、マグネット板のナット受け面に供給ロッドの軸方向に等しい凸条を突設し、ウェルドナットの外周下面が前記凸条の上面に載置されるとともに、ウェルドナットの外周に突設したプロジェクションが前記凸条を跨いだ状態でウェルドナットをマグネット板で保持することにより、保持中におけるウェルドナットのねじ穴の軸方向が供給ロッドの軸方向に一致するようにしたので、ウェルドナットを供給ロッドで串刺す際に、ウェルドナットのねじ穴が供給ロッド軸方向と傾かずに一直線となって、確実にウェルドナットを供給ロッドで串刺すことが可能となり、ウェルドナットの供給不良を防止することが可能となる。また、ウェルドナットのねじ穴が供給ロッド軸方向と傾かないので、供給ロッドを細くしなくても、ウェルドナットのねじ穴に供給ロッドを串刺すことが可能となることから、供給ロッドの強度が増加し、供給ロッドが変形することを防止することが可能となる。
請求項2に係る考案では、凸条の高さは、ウェルドナットの外周に突設されるプロジェクションがウェルドナットの外周下面より突出した長さに等しいものとしたので、ウェルドナットが凸条の上面に安定した状態で載置されることとなる。
以下に、図面を参照しつつ本考案の好ましい実施の形態を示す。
図1は本考案の実施の形態を示すウェルドナット供給装置の横断面図であり、図2はウェルドナット供給装置の正面図である。図において、1は供給管であり、ナットフィーダ(図示せず)から供給されるウェルドナット20を、後述するマグネット板5に供給するため管である。供給管1は、供給されるウェルドナットの回転を防止するために、断面形状が長方形状となっていて、供給管1内部の高さ方向の寸法が、ウェルドナットの高さ方向の寸法より大きくなっているが、ウェルドナット20の幅方向の寸法よりも小さくなっている。
図1は本考案の実施の形態を示すウェルドナット供給装置の横断面図であり、図2はウェルドナット供給装置の正面図である。図において、1は供給管であり、ナットフィーダ(図示せず)から供給されるウェルドナット20を、後述するマグネット板5に供給するため管である。供給管1は、供給されるウェルドナットの回転を防止するために、断面形状が長方形状となっていて、供給管1内部の高さ方向の寸法が、ウェルドナットの高さ方向の寸法より大きくなっているが、ウェルドナット20の幅方向の寸法よりも小さくなっている。
前記ウェルドナット20の外周から座面にかけて、プロジェクション20aが複数個突設されている。このプロジェクション20aは、電気抵抗溶接する際に電流を集中させ、溶接時に溶融して被溶接部材32の溶融金属と溶け合い被溶接部材32と一体化して取り付けられるものである(図7を参照)。なお、本実施形態では、プロジェクション20aは、ウェルドナット20に4個突設されている。
図中、2は略円筒形状からなるウェルドナットの供給ヘッドである。前記供給管1は、この供給ヘッド2の開口部2aに臨むように、供給ヘッド2の軸方向と垂直方向に取り付けられている。この供給ヘッド2の内部には、供給ヘッド2より供給されたウェルドナット20を溶接位置に供給する供給ロッド4が内蔵されている。
図3は供給ロッド4を示す側面図であり、図4はウェルドナット20を串刺しにした状態を示す側面図である。
前記供給ロッド4の先端は、先端に向けて除々に外径が小さくなっている導入部4aが形成されており、ウェルドナット20の導入の容易化が図られている。一方、供給ロッド4の後端部はシリンダーシャフト6に連結され、シリンダーピストン(図示せず)の前後動に従い供給ヘッド2内を前後に移動するよう構成されている。この供給ロッド4の前後動により、ウェルドナット20が溶接位置に自動供給されるが、この点については後述する。
前記供給ロッド4の先端は、先端に向けて除々に外径が小さくなっている導入部4aが形成されており、ウェルドナット20の導入の容易化が図られている。一方、供給ロッド4の後端部はシリンダーシャフト6に連結され、シリンダーピストン(図示せず)の前後動に従い供給ヘッド2内を前後に移動するよう構成されている。この供給ロッド4の前後動により、ウェルドナット20が溶接位置に自動供給されるが、この点については後述する。
供給ロッド4の後端部には、供給ロッド4の外径より大きい段差部4bが形成されている。この段差部4bは、ウェルドナット20の内径よりも僅かに小さい外径となっている。例えば、M8のウェルドナット20の場合、段差部4bはウェルドナット20の内径より0.1mm〜0.5mm程度とわずかに小さい外径となっている。この段差部4bでウェルドナット20を保持することにより、供給ロッド4の移動中にナットが落下するのを的確に防止することができる。また、前記供給ロッド4の外径を従来に比べて大きくしているので、強度が大きく使用中に曲がることもない。
なお、本実施形態では、M8のウェルドナット20の場合、段差部4bはウェルドナット20のねじ穴20cの内径より0.3mm小さい外径となっている。また、供給ロッド4の外径は、段差部4bの外径より0.3mm〜1mm小さくなっている。本実施形態では、供給ロッド4の外径は、段差部4bの外径より0.4mm小さくなっている。
なお、本実施形態では、M8のウェルドナット20の場合、段差部4bはウェルドナット20のねじ穴20cの内径より0.3mm小さい外径となっている。また、供給ロッド4の外径は、段差部4bの外径より0.3mm〜1mm小さくなっている。本実施形態では、供給ロッド4の外径は、段差部4bの外径より0.4mm小さくなっている。
また、供給ロッド4と段差部4bの間は、供給ロッド4から段差部4bに向けて徐々に外径が大きくなるテーパー部が形成されている。このテーパー部により、供給ロッド4で串刺されたウェルドナット20のねじ穴20cが、段差部4bに容易に導かれることとなる。
前記供給ロッド4は、シリンダーシャフト6と一体となって形成されている。本実施形態では、シャフトを切削加工して、供給ロッド4及びシャフト6を形成している。
このように、供給ロッド4をシリンダーシャフト6と一体して形成したので、従来のように供給ロッド4とシリンダーシャフト6をジョイント構造にして嵌めて接合したり、ねじを螺刻してねじ込んで接合したり、溶接して接合したりする場合と比べて、供給ロッド4とシリンダーシャフト6との接合が緩むという問題が発生しない。
このように、供給ロッド4をシリンダーシャフト6と一体して形成したので、従来のように供給ロッド4とシリンダーシャフト6をジョイント構造にして嵌めて接合したり、ねじを螺刻してねじ込んで接合したり、溶接して接合したりする場合と比べて、供給ロッド4とシリンダーシャフト6との接合が緩むという問題が発生しない。
供給ヘッド2の先端の供給管1が取り付けられている側と対向する側には、板状のブラケット7が取り付けられ、このブラケット7と供給ヘッド2の先端との間には、板状のマグネット板5が配設されている。即ち、マグネット板5は、供給管1の開口端が臨む位置の供給ヘッド2に配設されている。このマグネット板5は、ブラケット7のボルト穴に螺入されるボルト8の先端で押さえられて供給ヘッド2の先端に固定されている。なお、ボルト8のねじ部にはナット9が取り付けられ、このナット9をブラケット7側に締め付けて、ボルト8が緩むことを防止している。
図1に示すように、供給管1の開口端の延長線上に、マグネット板5が位置するよう配置されている。このように、構成することにより、ナットフィーダから供給されるウェルドナット20が、供給管1の内部を流通して、供給管1の開口端から排出され、磁力によりマグネット板5に吸着して保持されるようになっている。なお、ナットフィーダから、供給管1の開口端への供給方法は、ウェルドナット20の自重により供給管1内を滑落させる方法であっても、供給管1内にブローエアを吹き込んでウェルドナット20を供給管1内で流通させる方法であってもよい。
図5に示すように、前記マグネット板5のナット受け面5aには前記供給ロッド4の軸方向に等しい凸条5bが突設されている。
この凸条5bは、前記ウェルドナット20の外周下面が前記凸条5bの上面に載置されるとともに、ウェルドナット20の外周に突設したプロジェクション20aが前記凸条5bを跨いだ状態でウェルドナット20をマグネット板7で保持することにより、保持中におけるウェルドナット20のねじ穴20cの軸方向が供給ロッド4の軸方向に一致するようにするものである。これにより、プロジェクション20aがあってもウェルドナット20をマグネット板7に対して水平に保つことができ、供給ロッド4をナットのねじ穴20cに容易に差し込むことが可能となる。また、ねじ穴20cと供給ロッド4の軸方向が一致しているので、供給ロッド4の太さをねじ穴20cの直径に近づけることができ、強度が大きくなって曲がるおそれもなくなる。
この凸条5bは、前記ウェルドナット20の外周下面が前記凸条5bの上面に載置されるとともに、ウェルドナット20の外周に突設したプロジェクション20aが前記凸条5bを跨いだ状態でウェルドナット20をマグネット板7で保持することにより、保持中におけるウェルドナット20のねじ穴20cの軸方向が供給ロッド4の軸方向に一致するようにするものである。これにより、プロジェクション20aがあってもウェルドナット20をマグネット板7に対して水平に保つことができ、供給ロッド4をナットのねじ穴20cに容易に差し込むことが可能となる。また、ねじ穴20cと供給ロッド4の軸方向が一致しているので、供給ロッド4の太さをねじ穴20cの直径に近づけることができ、強度が大きくなって曲がるおそれもなくなる。
また、図6に示すように、前記凸条5bの幅(W)は、ウェルドナット20の外周に突設された相隣る二つのプロジェクション20a、20aの間隔に等しく、ウェルドナット20の外周下面が凸条5bの上面にしっかりと載置されるように構成されている。更に、凸条5bの凸条の高さ(H)は、プロジェクション20aがウェルドナット20の外周下面より突出した長さに等しくなっていてプロジェクション20aがマグネット板5のナット受け面5a上に載置されるように構成されている。このため、ウェルドナット20は外周下面と二つのプロジェクション20aに3点支持されるとともに、磁力によってマグネット板5上にしっかりと吸着保持されることとなる。
図1に示すように、ウェルドナット20がマグネット板5に吸着保持された状態で供給ロッド4を伸ばすと、供給ロッド4がウェルドナット20のねじ穴20cに串刺しされ、更に供給ロッド4を伸ばすと、図4に示すように、ウェルドナット20は供給ロッド4の段差部4bに保持された状態となり、この状態で、更に供給ロッド4を伸ばしてウェルドナット20を所定の溶接位置へ供給する。
図7に、本考案の使用状態図を示す。
図7において、30はナット打ち用電極であり、略円筒形状をしている。このナット打ち用電極30の軸中心には、センターピン31が収納され、ナット打ち用電極30の先端から突出している。シリンダーシャフト6を最大限に伸ばした場合に、供給ロッド4の先端がセンターピン31の先端の近傍まで前進するように設定されている。シリンダーシャフト6の動きが停止すると、ウェルドナット20は供給ロッド4で串刺しされた状態で、供給ロッド4に沿って滑落し、ウェルドナット20のねじ穴20cが、センターピン31の先端上に導かれる。次いで、ウェルドナット20のねじ穴20cに、センターピン31が挿入されて、ウェルドナット20が所定の溶接位置に配置されることとなる。
図7において、30はナット打ち用電極であり、略円筒形状をしている。このナット打ち用電極30の軸中心には、センターピン31が収納され、ナット打ち用電極30の先端から突出している。シリンダーシャフト6を最大限に伸ばした場合に、供給ロッド4の先端がセンターピン31の先端の近傍まで前進するように設定されている。シリンダーシャフト6の動きが停止すると、ウェルドナット20は供給ロッド4で串刺しされた状態で、供給ロッド4に沿って滑落し、ウェルドナット20のねじ穴20cが、センターピン31の先端上に導かれる。次いで、ウェルドナット20のねじ穴20cに、センターピン31が挿入されて、ウェルドナット20が所定の溶接位置に配置されることとなる。
以上のように、本考案ではマグネット板のナット受け面に供給ロッドの軸方向に等しい凸条を突設し、ウェルドナットの外周下面が前記凸条の上面に載置されるとともに、ウェルドナットの外周に突設したプロジェクションが前記凸条を跨いだ状態でウェルドナットをマグネット板で保持することにより、保持中におけるウェルドナットのねじ穴の軸方向が供給ロッドの軸方向に一致するようにしたので、ウェルドナットを供給ロッドで串刺す際に、ウェルドナットのねじ穴が供給ロッド軸方向と傾かずに一直線となって、確実にウェルドナットを供給ロッドで串刺すことが可能となり、ウェルドナットの供給不良を確実に防止できることとなる。また、供給ロッドを従来よりも太くできることから、供給ロッドの強度が増加し、供給ロッドが変形することを防止することが可能となるという利点もある。
1 供給管
2 供給ヘッド
2a 開口部
4 供給ロッド
4a 導入部
4b 段差部
5 マグネット板
6 シャフト
7 ブラケット
8 ボルト
9 ナット
20 ウェルドナット
20a プロジェクション
20b ウェルドナット本体
20c ねじ穴
30 ナット打ち用電極
31 センターピン
32 被溶接部材
51 供給ロッド
52 マグネット
53 プレート
54 保持材
60 ウェルドナット
60a ねじ穴
60b プロジェクション
H 凸条の高さ
W 凸条の幅
2 供給ヘッド
2a 開口部
4 供給ロッド
4a 導入部
4b 段差部
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6 シャフト
7 ブラケット
8 ボルト
9 ナット
20 ウェルドナット
20a プロジェクション
20b ウェルドナット本体
20c ねじ穴
30 ナット打ち用電極
31 センターピン
32 被溶接部材
51 供給ロッド
52 マグネット
53 プレート
54 保持材
60 ウェルドナット
60a ねじ穴
60b プロジェクション
H 凸条の高さ
W 凸条の幅
Claims (2)
- ナットフィーダから供給されるプロジェクションを有するウェルドナットをマグネット板の磁力により所定位置で保持し、この状態でウェルドナットのねじ穴に、ねじ穴の軸方向に伸縮動する供給ロッドを串刺した状態で前進させ、ウェルドナットを溶接位置に供給するウェルドナット供給装置であって、
前記マグネット板のナット受け面に前記供給ロッドの軸方向に等しい凸条を突設し、
前記ウェルドナットの外周下面が前記凸条の上面に載置されるとともに、ウェルドナットの外周に突設したプロジェクションが前記凸条を跨いだ状態でウェルドナットをマグネット板で保持することにより、保持中におけるウェルドナットのねじ穴の軸方向が供給ロッドの軸方向に一致するようにしたことを特徴とするウェルドナット供給装置。 - 凸条の高さは、ウェルドナットの外周に突設されるプロジェクションがウェルドナットの外周下面より突出した長さに等しいものである請求項1に記載のウェルドナット供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000265U JP3189843U (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | ウェルドナット供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000265U JP3189843U (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | ウェルドナット供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3189843U true JP3189843U (ja) | 2014-04-03 |
Family
ID=78225339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014000265U Expired - Lifetime JP3189843U (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | ウェルドナット供給装置 |
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JP (1) | JP3189843U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104526200A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-04-22 | 王金领 | 一种螺柱焊接自动送料装置 |
CN108838298A (zh) * | 2018-08-01 | 2018-11-20 | 浙江金瑞五金索具有限公司 | 一种连接环扳弯机 |
-
2014
- 2014-01-21 JP JP2014000265U patent/JP3189843U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104526200A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-04-22 | 王金领 | 一种螺柱焊接自动送料装置 |
CN104526200B (zh) * | 2014-12-23 | 2016-05-18 | 王金领 | 一种螺柱焊接自动送料装置 |
CN108838298A (zh) * | 2018-08-01 | 2018-11-20 | 浙江金瑞五金索具有限公司 | 一种连接环扳弯机 |
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