JP3189721U - 管継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度変化による膨張及び収縮や地震による揺れが作用した場合であっても破損する可能性を低減しうる管継手を提供する。【解決手段】複数の配管を接続する管継手10であって、管継手本体11と、管継手本体11の両端部に設けられたフランジ部13とを有し、管継手本体11とフランジ部13との間にはフレキシブルチューブ部12が設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、管継手の改良に関する。
一般に、家屋、工場等には生活用水を流通させる通水配管が配設されている。このような通水配管は、所定の長さ寸法に形成された多数の通水配管本体が、互いに管継手により接合されることにより、建物の構造に合わせて配設されている。
このような配管が天井裏に配設された場合には、地域にもよるが、一般的に真夏は高温(例えば、70度以上)になると共に真冬は低温(例えば、マイナス10度以下)の環境となる。通水配管は一般的に鉄製であり、温度変化による膨張、収縮は大きい。
従って、このように通水配管に温度環境により膨張、収縮が発生した場合には、通水配管を接合している接合部や屈曲部に大きな応力が作用することから、場合によっては、各配管の接合部においてボルト、ナット等の接合部材や配管のフランジ部が破損する可能性もあった。
また、地震が発生した場合には、横揺れ及び縦揺れによる衝撃が通水配管に作用することから、同様に、各配管の接合部において接合部材やフランジ部が破損する場合もあった。
従って、従来より、温度変化による膨張及び収縮や地震による揺れが作用した場合であっても、接合部が破損する可能性を低減することができる管継手が要請されていた。
本考案はこのような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、温度変化による膨張及び収縮や地震による揺れが作用した場合であっても破損する可能性を低減しうる管継手を提供することにある。
上記課題達成のため、請求項1記載の考案にあっては、複数の配管を接続する管継手であって、管継手本体と、上記管継手本体の両端部に設けられたフランジ部とを有し、上記管継手本体と上記フランジ部との間にはフレキシブルチューブ部が設けられていることを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、気温の変化による熱膨張及び収縮や、地震時の横寄れ又は縦揺れを上記フレキシブルチューブ部が吸収する。
従って、請求項1記載の考案にあっては、気温の変化による熱膨張及び収縮や、地震時の横寄れ又は縦揺れを上記フレキシブルチューブ部が吸収する。
請求項2記載の考案にあっては、上記フレキシブルチューブ部はベローズにより形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案にあっては、上記管継手本体及びフレキシブルチューブ部は金属製であることを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、上記管継手本体及びフレキシブルチューブ部は合成樹脂製であることを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、上記フレキシブルチューブ部は合成樹脂製の円筒状チューブにより形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、上記管継手本体は直円筒状に形成されていることを特徴とする。
請求項7記載の考案にあっては、上記管継手本体は屈曲管として形成されていることを特徴とする。
請求項1〜7記載の考案にあっては、気温の変化による熱膨張及び収縮や、地震時の横寄れ又は縦揺れを上記フレキシブルチューブ部が吸収するため、従来のように、熱膨張及び収縮による配管の軸方向及び径方向における応力変化が直接にフランジ部に作用することがなく、ボルト及びナット等の接合部材やフランジ部の破壊の可能性を低減することができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る管継手10は、平面L字状に折曲された円筒状の屈曲管として形成された管継手本体11と、上記管継手本体11の両端部にフレキシブルチューブ部12、12を介して配設されたフランジ部13、13とを有しており、管継手本体11と上記フランジ部13、13との間にはフレキシブルチューブ部12、12が設けられている。
図1に示すように、本実施の形態に係る管継手10は、平面L字状に折曲された円筒状の屈曲管として形成された管継手本体11と、上記管継手本体11の両端部にフレキシブルチューブ部12、12を介して配設されたフランジ部13、13とを有しており、管継手本体11と上記フランジ部13、13との間にはフレキシブルチューブ部12、12が設けられている。
本実施の形態にあっては、フレキシブルチューブ部12、12は金属ベローズにより形成され、その両端部において管継手本体11及びフランジ部13、13に溶接固定されている。
管継手10のフランジ部13、13には、水路を形成する通水配管14、14がフランジ部15、15を介して、ボルト及びナット等の適宜の接続固定部材により接合されている。
管継手10のフランジ部13、13には、水路を形成する通水配管14、14がフランジ部15、15を介して、ボルト及びナット等の適宜の接続固定部材により接合されている。
従って、本実施の形態に係る管継手10が、適宜、ボルト及びナット等の接続固定部材により通水配管14、14の端部に接合されて、建築物等に配設された場合には、通水配管14、14において気候の変化による温度変化が原因となる熱膨張及び収縮があった場合であっても、通水配管14、14の軸方向及び径方向における熱膨張及び収縮を金属ベローズからなるフレキシブルチューブ部12、12が吸収するため、フランジ部13、13及びフランジ部15、15への熱膨張及び収縮の影響を排除することができる。
その結果、熱膨張及び収縮があった場合のフランジ部13、13及びフランジ部15、15を配管へ接合固定しているボルト及びナット等の接合部材への応力集中を回避することができ、接合部材の破壊の事態を防止することができる。
また、地震が発生した場合には、地震による縦方向及び横方向の揺れを金属ベローズからなるフレキシブルチューブ部12、12が吸収するため、フランジ部13、13及びフランジ部15、15への地震の揺れの影響を排除することができる。
その結果、地震が発生した場合のフランジ部12、12を配管へ接合固定しているボルト及びナット等の接合部材への応力集中を回避することができ、接合部材の破壊の事態を防止することができる。
本実施の形態にあっては、管継手本体11が平面L字状に折曲された円筒状の屈曲管として形成された場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、例えば、図2に示すように、直円筒状であって径が中間部において縮小するように形成された管継手本体16であってもよく、上記実施の形態には限定されない。
また、上記実施の形態にあっては、フレキシブルチューブ部13、13が金属ベローズにより形成されている場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、上記管継手本体及びフレキシブルチューブ部は合成樹脂製であってもよい。
本考案は広く管継手に適用することができることから、産業上の利用可能性を有している。
10 管継手
11 管継手本体
12 フレキシブルチューブ
13 フランジ部
14 通水配管
15 管継手本体
11 管継手本体
12 フレキシブルチューブ
13 フランジ部
14 通水配管
15 管継手本体
Claims (7)
- 複数の配管を接続する管継手であって、管継手本体と、上記管継手本体の両端部にフレキシブルチューブ部を介して配設されたフランジ部とを有することを特徴とする管継手。
- 上記フレキシブルチューブ部はベローズにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の管継手。
- 上記管継手本体及びフレキシブルチューブ部は金属製であることを特徴とする請求項2記載の管継手。
- 上記管継手本体及びフレキシブルチューブ部は合成樹脂製であることを特徴とする請求項2記載の管継手。
- 上記フレキシブルチューブ部は円筒状チューブにより形成されていることを特徴とする請求項4記載の管継手。
- 上記管継手本体は直円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の管継手。
- 上記管継手本体は屈曲管として形成されていることを特徴とする請求項1記載の管継手。
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JP2014000151U JP3189721U (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | 管継手 |
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JP2014000151U JP3189721U (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | 管継手 |
Publications (1)
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