JP3189525U - 磁石を埋め込んだ容器構造 - Google Patents

Abstract

【課題】主に軽量透明で安価のプラステイック容器を利用した飲料水入りの容器において、それらを机上のカップに移し替えて飲用する場合において突然発生の地震の揺れでもカップの転倒を防ぎ飲料水のこぼれの抑止に対応可能な磁石を備えた容器の構造を提供する。
【解決手段】飲用カップ１の製造時に内側底部に磁石３を埋設するか、あるいは底部外側に製造後において磁石を接着したことを特徴とする容器の構造であって、飲用カップ、及び各種素材でなる主に机上装飾及び展示棚装飾へのミニサイズ水槽、立体構造のミサイズ玩具の底部に磁石を内蔵あるいは底の外部に接着して揺れに対する転倒防止あるいはスリップ抑止構造の置物として使用可能である。
【選択図】図１

Description

本考案は紙、ガラス、プラステイック、アクリル、塩ビ、ポリエチレン、スチール、アル、ＰＥＴ、鉄、合金、鉄、鋼、金属などを原材料として製造された円筒形、円柱形及び多角形でなるカップ容器、食品容器、ミニ水槽、生け花器、立体玩具、立体キャラクター玩具、立体鉛筆立て、飲料容器、立体形状菓子容器の底部に磁石を埋設あるいは接着してなる、特にそれらを机上に置いて利用する場合の地震の振動による転倒の防止に寄与する容器、透明容器、半透明容器、着色容器の構造に係わる。

従来から、ステール製の勉強机や事務机上に置いた各種プラステイック製カップあるいはガラス容器、陶製花瓶などの液状用容器おいては突然の地震の揺れに転倒して水溶液がこぼれる実害が絶えなかった。

特に透明アクリルカップ、透明プラステイックカップ容器に水草や魚類を入れるといわゆる水族館のようなカップとなり、あるいは鉛筆立てとして利用するカップにおいても、さらに自分で沸かしたコーヒーも、お店から購入してきた容器入りコーヒーやジュースも、本考案の磁石付きカップ容器へ移しての飲用においては揺れに対して倒れにくい安全な容器となる。

そこで本考案によれば上記容器の底部に磁石を埋設あるいは固着しすれば特にオフイス、家庭で一般的に使用されている鋼、合金、スチール製の机、木目板貼りのスチール製机の上に本考案を置いた使用すれば磁力の働きで強く固定されて転倒抑止効果が発生する。

本考案の磁石付きカップによれば、地震発生時において特に水、アイスクリーム、コーヒー、水容性飲料食品、あるいは鉛筆立てから玩具に至るまでの倒壊防止及びスリップ抑止効果に資することで商品保護及び破損防止、床への落下における畳、床や絨毯の汚損の心配も回避できる効果が発生する。特にプラステイックカップの鉛筆立てにおいてはカップの下部が磁力で固定されることによって例えば鉛筆のように上下の重心はほぼ同じでもハサミや工具ドライバーの場合は刃先を底にして置いて重心の重たい取っ手部分を上にして置いた場合は倒れ易く、また片手持ちタイプの小型のホチキスにおいてはハンドルあるいはクリンチャーアームのいずれかをカップの外側にはみ出して収容した場合も重心は当然上部になるのでカップは倒れやすい。ところが本考案の磁石の磁力による働きでカップ底部が机上に固着していることで倒れにくい状態が発生する。さらにカップが透明、半透明であれば文房具類ほか収容中の道具類全部が見えて早期視認にも便利である。また、カップに着色や模様が施されることで本考案容器のデザイン性としても有用である。

以下、本考案の構造で収納する磁石を埋め込んだ置物の構造をその実施の最良の形態について図面に示す実施例に基ずいて具体的に説明する。

図１は本考案の構造を示すものであり、容器１の底部２に磁石３を埋め込む（図１）。

図２は本考案をスチール製の机上に配置した実施例を示すものである（図２）。

本考案の磁石を埋設したカップの断面図である。 本考案の磁石を埋設したカップを机上に配置した正面図である。 本考案に着脱可能な接着剤付きの磁石を装着した容器の断面図である。

１‥‥‥‥‥容器
２‥‥‥‥‥容器の底辺台
３‥‥‥‥‥磁石
４‥‥‥‥‥スチール製机
５‥‥‥‥‥三角柱容器
６‥‥‥‥‥三角柱容器底面の外壁
７‥‥‥‥‥三角形磁石表面に固着の接着剤
８‥‥‥‥‥接着剤を備えた三角形磁石

Claims (6)

1. 本考案は主に地震の揺れによる容器の倒壊、落下、スリップ防止に対応、あるいは通常時における机上の鉛筆立てほかの容器を安定的に固定化するために磁性を備えた主に鋼、鉄、合金ほかスチール製机（４）の表面上、あるいは化粧天板付きのスチール机上及び陳列棚の表面上に置くカップ、水槽、飲料容器、生け花器、水容器、あるいは鉛筆立て、習字筆立て、画材筆立てなど収納用としてなる容器（１）の底辺台（２）に磁石（３）を埋設あるいは接着したことを特徴とする磁石を備えた容器の構造。
2. 容器の素材に於いては紙、透明及び半透明でなる瓶、金属、ガラス、アルミ、プラステイック、アクリル、塩ビ、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリカーボネイド、スチール、アルミ、ＰＥＴ、合成樹脂で製造されることを特徴とする磁石を備えた容器の構造。
3. 本考案の容器の形状はワイングラス、ロックグラス、タンブラー形状の酒類用グラスほか円筒形、円柱形、三角柱形、六角柱形、瓢箪形あるいは立体玩具で製造されることを特徴とする磁石を備えた容器の構造。
4. 本考案に採用の磁石の種類においては一般的な永久磁石のほか耐衝撃性に優れシート状、立体形状、球体及び任意の形状加工がし易いラバー磁石、等方性、異方性に優れたフェライト磁石、保持力が少ないアルニコス磁石、あるいは希土類磁石であり用途に応じた磁石で製造出来ることを特徴とする磁石を備えた容器の構造。
5. 容器（１）の底辺台（２）に埋設される磁石（３）の色の種類においては赤色、白色、青色、黒色、黄色、緑色、橙色、紫色でのいずれかの色で着色された磁石を選べ、さらには請求項２記載の三角柱ほかグラスの底辺形状に合わせた形状の磁石を顧客は選んで購入することが可能であることを特徴とする磁石を備えた構造。
6. 容器（５）の底辺台の外側（６）には容器（５）の底辺形状に応じた形状でなる着脱可能な接着剤（７）を備えた磁石（８）を設置、あるいは指先で磁石（８）を左右のどちらかにずらすことでも取り出せることを特徴とする磁石を備えた容器の構造。

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