JP3189332U - 殺虫殺卵装置 - Google Patents

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武 河内
武 河内
清水 真樹
真樹 清水
富男 樋口
富男 樋口
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明治機械株式会社
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Abstract

【課題】より清掃及び点検作業が容易な殺虫殺卵装置を提供する。【解決手段】装置本体2と、装置本体2に取付けられる蓋部3とを備える。装置本体2は、複数のロータピン15が配設されたロータとロータを回転させるための駆動源9を有している。蓋部3は、蓋部3を閉じた際にロータピン15の外方に位置する様に配設された外ピン17を有している。蓋部3は、装置本体2とヒンジを介して結合されると共に装置本体2と圧接可能に取り付けられている。外ピン17は、蓋部3に回動不能に取付けられると共に蓋部3の外方より固定手段によって固定される。【選択図】図3

Description

本考案は、殺虫殺卵装置に関し、より詳細には、衝撃によって殺虫殺卵を行う殺虫殺卵装置に関する。
小麦粉等の粉状物の製粉製品搬送ライン上に設置され、衝撃によって当該粉状物に混入した、虫や虫卵を殺虫殺卵する装置がある。この様な殺虫殺卵装置は、製粉製品搬送ラインの終盤に設置されることが多いため、密閉構造とし当該粉状物が外気と接触することを防止すると共に定期的に清掃を行い、衛生を保持する必要がある(例えば、非特許文献1を参照)。
日本工業規格 JIS B 9655:2004
従来、殺虫殺卵装置を密閉構造とするために、蓋部を装置本体とは別体の重量物(凡そ100kg)とし、当該蓋部を数多く(16本以上)のボルトによって、装置本体に取付けていた。このため、当該装置を清掃する際には、安全性を確保しつつ、ボルトを外し、蓋部を装置本体から完全に取り外してから行う必要があるため、非常に手間の掛る作業であった。又、装置本体の内部を点検する際にも同様であった。
そして、この様な殺虫殺卵装置の蓋部は、虫卵等に衝撃を与えるための複数のピンが配設されているが、一旦蓋部を取り付けてしまうと、内部を確認することができなくなり、増し締め等をしようとしても容易に空転してしまうものであったため、当該ピンの脱落を防止するために増し締め等の定期点検を行う際にも重量のある蓋部を装置本体から完全に取り外す必要があり、この作業も非常に手間の掛るものであった。
そこで、本考案は、より清掃及び点検作業が容易な殺虫殺卵装置を提供することを目的とする。
本考案は、装置本体と、該装置本体に取付けられる蓋部とを備え、該装置本体は、複数のロータピンが配設されたロータと該ロータを回転させるための駆動源を有しており、該蓋部は、該蓋部を閉じた際に該ロータピンの外方に位置する様に配設された外ピンを有している殺虫殺卵装置であって、該蓋部は、該装置本体とヒンジを介して結合されると共に該装置本体と圧接可能に取り付けられており、該外ピンは、該蓋部に回動不能に取付けられると共に該蓋部の外方より固定手段によって固定させるものであることを特徴とする殺虫殺卵装置である。
本考案は、前記蓋部が、前記外ピンを取り付けるための溝部を有し、前記外ピンが、係合部を有しており、該溝部が、係止部を有し、該係止部が、該係合部と係合可能に設けられている様にしてもよい。又、本考案は、前記蓋部を閉じた際に、該蓋部と前記装置本体とを、O−リングを介して圧接する様にしてもよい。
本考案は、上記の様に構成したので、より容易に清掃及び点検作業をすることが可能である。
本考案の実施形態における蓋部を開けた状態の立体斜視図である。 本考案の実施形態における蓋部を閉めた状態の正面図である。 図2のIII−III線における部分断面図である。 図2のIV−IV線における拡大断面略図であり、(i)は、蓋部を閉めた状態を、(ii)は、蓋部の動きを示す図である。 本考案の実施形態における固定手段を示す拡大断面図である。 図5のVI−VI線における断面図である。
本考案の実施形態を図1乃至図6に基づき説明する。殺虫殺卵装置1は、小麦粉等に代表される粉体物を製造するための製粉製品搬送ライン(図示せず)上に設置され使用される。尚、本考案において、製粉製品搬送ラインには、穀物等の原料を粉体物とした後、空気輸送により輸送するラインについても含まれるものと定義する。
殺虫殺卵装置1は、装置本体2と蓋部3とを備えている、蓋部3は、使用時に、装置本体2の前面に設けられた開口部4を閉塞するためのものであり、ヒンジ5を介して装置本体2に連結されている。ヒンジ5は、軸受6を有する略L字状の金具であり、装置本体2に軸支されている。ヒンジ5をこの様に構成することで、後述する外ピン17が装置本体2に引っ掛ることなく、蓋部3の開閉を可能とする。
装置本体2は、排出管7、ロータ8、駆動源9を有する。又、装置本体2は、周壁10を有しており、その一端は開口部4となっている。排出管7は、製粉製品搬送ラインに接続され、殺虫殺卵後の粉体物を再度、製粉製品搬送ラインへと送るためのものである。周壁10の先端には、蓋部3を閉めた際に、蓋部3の内面に圧接される受板11が取付けられている。本実施形態において、周壁10には円環状の溝が形成されており、当該溝には、蓋部3と受板11との間のパッキングとしてのO−リング12が取付けられている。
ロータ8は、略円盤状の下ロータ部13と中央に開口が形成された略円環状の上ロータ部14とを有しており、その周縁には、下ロータ部13と上ロータ部14とを連絡する様に複数のロータピン15が配設されている。又、ロータ8は、駆動源9に連結されており、駆動源9によって、高速で回動可能となっている。ロータピン15は、円周状に略等間隔で配置されている。
蓋部3は、その中央部に開口が形成されており、当該開口には供給管16が取付けられている。蓋部3の内面には、外ピン17が突設されている。外ピン17は、蓋部3を閉めた際に、ロータ8のロータピン15よりも外周に位置する様に設けられる。又、蓋部3には、外ピン17を取り付けるための溝部18が形成されている。
溝部18は、外ピン17の基端17aを挿入可能な形状となっている。又、溝部18には、外ピン基端17aの係合部と係合可能に形成された係止部を有している。本実施形態では、溝部18は、外ピン基端17aと略同形状にとなっており、その平面部18aが係止部となっている(以下、平面部18aを係止部18aという)。
外ピン17は、略円柱状の棒体であると共にその基端17aは二面取りされており、円弧部17bと平面部17cが形成されている。平面部17cは、溝部18の係止部18aと係合可能に形成された係合部となっている(以下、平面部17cを係合部17cという)。外ピン17は、固定手段によって、蓋部3の外方より溝部18に回動不能に固定される。尚、本考案において、「回動不能」とは、外ピン17を溝部18に挿入して固定する際に、その固定に支障がでない程度に回動不能となっていれば足り、如何なる手段によっても回動しないことを指すものではない。
本実施形態では、当該固定手段は、雄螺子19となっており、外ピン17には、雄螺子19に対応する雌螺子20が形成されている。又、外ピン17は、一旦雄螺子19によって溝部18に固定されると、外ピン17が回動しようとしても、その係合部17cが溝部18の係止部18aに係止されることとなるため、回動することができなくなっている。
殺虫殺卵装置1を製粉製品搬送ラインに接続し使用する際には、蓋部3は装置本体2の受板11に圧接され、保持手段によってその圧接状態が維持される様になっている。即ち、殺虫殺卵装置1の内外の連通は供給管16及び排出管7のみによって行われ、殺虫殺卵装置1の密閉性が担保されることとなる。尚、当該保持手段は、例えば、アイボルト21等でねじ止めを採用することができる。蓋部3は常時、装置本体2にヒンジ5を介して連結されているため、アイボルト21等の保持手段の本数を従来と比較して少なくすることが可能である。
そして、駆動源9を作動させ、ロータ8を高速回転することによって、供給口16より殺虫殺卵装置1内に供給された粉体物を、ロータピン15や外ピン17に衝突させ、その際の衝撃によって、当該粉体物内の虫や虫卵を殺虫殺卵する。
その後、清掃等のために、蓋部3を開ける際には、アイボルト21を外し、蓋部3を、ヒンジ5を介して回動させることで行われる。従来と比較して、アイボルト21等の本数は、少なくなっており、ヒンジ5によって蓋部3が脱落する心配がないため、当該開閉作業を大幅に軽減することが可能となっている。即ち、殺虫殺卵装置1は、その清掃作業が大幅に軽減されることとなる。又、装置本体2内部の点検作業についても容易に行うことが可能となる。
そして、外ピン17の点検の際には、蓋部3の外部より雄螺子25等の固定手段を視認可能であるため、蓋部3を開けることなく外ピン17の取付が緩んでいないかを確認することができる。そして、仮に緩んでいる箇所を発見したとしても、外ピン17は回動不能に蓋部3に取付けられているため、蓋部3を開けることなく、蓋部3の外部より、再度固定手段を締めればよい。従って、外ピン17の点検を、蓋部3を開けることなくすることが可能となり、殺虫殺卵装置1の点検作業が大幅に軽減されることとなる。
本考案を上記実施形態により説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、考案の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1 殺虫殺卵装置 2 装置本体 3 蓋部
4 開口部 5 ヒンジ 6 軸受
7 排出管 8 ロータ 9 駆動源
10 周壁 11 受板 12 O−リング
13 下ロータ部 14 上ロータ部 15 ロータピン
16 供給管 17 外ピン 17a 基端
17b 円弧部 17c 係合部(平面部) 18 溝部
18a 係止部(平面部) 18a 平面部 19 雄螺子
20 雌螺子 21 アイボルト

Claims (3)

  1. 装置本体と、該装置本体に取付けられる蓋部とを備え、該装置本体は、複数のロータピンが配設されたロータと該ロータを回転させるための駆動源を有しており、該蓋部は、該蓋部を閉じた際に該ロータピンの外方に位置する様に配設された外ピンを有している殺虫殺卵装置であって、
    該蓋部は、該装置本体とヒンジを介して結合されると共に該装置本体と圧接可能に取り付けられており、
    該外ピンは、該蓋部に回動不能に取付けられると共に該蓋部の外方より固定手段によって固定させるものであることを特徴とする殺虫殺卵装置。
  2. 前記蓋部は、前記外ピンを取り付けるための溝部を有し、
    前記外ピンは、係合部を有しており、
    該溝部は、係止部を有し、
    該係止部は、該係合部と係合可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の殺虫殺卵装置。
  3. 前記蓋部を閉じた際に、該蓋部と前記装置本体とは、O−リングを介して圧接していることを特徴とする請求項1又は2に記載の殺虫殺卵装置。
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