JP3189033U6 - 積み木ユニット、この積み木ユニットを使用する積み木組合せ構造及びこの積み木ユニットの基材 - Google Patents
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Abstract
【課題】作製が容易で、組付けが便利であり、収納及び輸送時のスペースがより小さな積み木ユニット、この積み木ユニットを使用する積み木組合せ構造及びこの積み木ユニットの基材を提供する。
【解決手段】本体1を含み、本体は多面体であり、少なくとも一つの結合穴2と少なくとも一つの結合部3とが設けられ、結合穴と結合部は本体の何れかの相違の表面に設けられ、結合部は非直線的な割り線31を有し、その両端の位置が互いに相違し、割り線によりヘッド部32が形成され、ヘッド部と本体の連接箇所には、ネック部33が形成されており、ネック部によりヘッド部が本体に対して旋回することが可能である。結合穴2は係合部を有し、少なくとも係合部の幅はヘッド部の幅よりも小さく、これにより、ヘッド部は結合穴に押付けて係合することが可能である。
【選択図】図1
【解決手段】本体1を含み、本体は多面体であり、少なくとも一つの結合穴2と少なくとも一つの結合部3とが設けられ、結合穴と結合部は本体の何れかの相違の表面に設けられ、結合部は非直線的な割り線31を有し、その両端の位置が互いに相違し、割り線によりヘッド部32が形成され、ヘッド部と本体の連接箇所には、ネック部33が形成されており、ネック部によりヘッド部が本体に対して旋回することが可能である。結合穴2は係合部を有し、少なくとも係合部の幅はヘッド部の幅よりも小さく、これにより、ヘッド部は結合穴に押付けて係合することが可能である。
【選択図】図1
Description
本考案は、積み木ユニット、この積み木ユニットを使用する積み木組合せ構造及びこの積み木ユニットの基材に関するものである。
従来の積み木は、複数の積み木ユニットを組合せて構成され、例えば特許文献1が提案された。このような積み木は、積み木の底端の開口を別の積み木の突起に係合することにより、前記積み木の定位溝が前記別の積み木の定位柱を収容することが可能である。このように、複数の積み木を積み上げることが可能である。
しかし、このような積み木の突起が矩形を呈するため、前記積み木を組合せているときには、角度の制限があり、任意に積み上げることができない問題があった。一般的に、積み木は、樹脂を射出成形して一体成形されたものであり、包装の体積が大きいため、収納が極めて不便である。
本考案の主な目的は、作製が容易となり、組付けが便利となり、収納及び輸送時にスペースをより掛からない積み木ユニット、この積み木ユニットを使用する積み木組合せ構造及びこの積み木ユニットの基材を提供することにある。
本考案の積み木ユニットによると、本体を含み、本体は多面体であり、本体には、少なくとも一つの結合穴と、少なくとも一つの結合部と、が設けられており、結合穴と結合部は、本体の何れかの相違の表面に設けられており、結合部は割り線を有し、割り線は、非直線的であり、その両端の位置が互いに相違しており、割り線によりヘッド部が形成されており、ヘッド部と本体の連接箇所では、ネック部が形成されており、ネック部によりヘッド部が本体に対して旋回することが可能であり、結合穴は係合部を有し、少なくとも係合部の幅はヘッド部の幅よりも小さく、これにより、ヘッド部は結合穴の係合部に押付けて係合することが可能であることを特徴とする。
本考案の積み木ユニットによると、ヘッド部の最大幅はネック部の幅よりも大きく、結合穴の最大幅は、ネック部の幅よりも大きく、ヘッド部の最大幅よりも小さいことを特徴とする。
本考案の積み木ユニットによると、本体は、第1面と、第1面に対向している第2面と、第1面と第2面を連接する複数の側面と、を有し、本体には、複数の結合穴と、複数の結合部と、が設けられており、各結合穴と各結合部は、それぞれ第1面、第2面及びこれらの側面のうちの何れかの相違する二つに設けられていることを特徴とする。
本考案の積み木ユニットによると、各結合部のヘッド部は、枢着軸に沿って本体に対して旋回することが可能であり、少なくとも二つの結合部のヘッド部の枢着軸の方向が互いに相違することを特徴とする。
本考案の積み木ユニットによると、割り線はほぼ円弧形を呈し、これにより、ヘッド部はほぼ円弧形を呈し、結合穴は円形を呈する穴であることを特徴とする。
本考案の積み木ユニットによると、結合穴のエッジはほぼ歯状を呈することを特徴とする。
本考案の積み木ユニットによると、結合部のヘッド部の周縁はほぼ歯状を呈することを特徴とする。
本考案の積み木ユニットによると、本体は中空な多面体であり、結合穴と結合部は、本体の第1面と、第1面に対向している第2面とに、それぞれ設けられており、結合穴と結合部との位置は互いに対応していることを特徴とする。
本考案の積み木組合せ構造によると、請求項1から請求項7のうちの何れかの一つの複数の積み木ユニットを含み、各本体の結合穴の係合部の幅は、その他の何れかの一つの本体のヘッド部の最大幅よりも小さく、これにより、本体のヘッド部が本体に対して旋回しているときに、本体のヘッド部は、その他の何れかの一つの本体の結合穴の係合部と係合することが可能であることを特徴とする。
本考案の積み木ユニットの基材によると、シート体を含み、シート体は複数のブロックを有し、何れかの二つの隣接するブロックの間に折り線が形成されており、これらのブロックは、これらの折り線に沿って同じ方向に折られて、中空な多面体を形成することが可能であり、シート体には、少なくとも一つの結合穴と、少なくとも一つの結合部と、が設けられており、結合穴と結合部は、それぞれシート体の何れかの二つの相違するブロックに設けられており、結合部は割り線を有し、割り線は、非直線的であり、その両端の位置が互いに相違しており、割り線によりヘッド部が形成されており、ヘッド部とシート体の連接箇所では、ネック部が形成されており、ネック部によりヘッド部がシート体に対して旋回することが可能であり、結合穴は係合部を有し、少なくとも係合部の幅はヘッド部の幅よりも小さく、これにより、ヘッド部は結合穴の係合部に押付けて係合することが可能であることを特徴とする。
本考案の積み木ユニットの基材によると、ヘッド部の最大幅はネック部の幅よりも大きく、結合穴の最大幅は、ネック部の幅よりも大きく、ヘッド部の最大幅よりも小さいことを特徴とする。
本考案の積み木ユニットの基材によると、シート体の複数のブロックは、第1ブロックと、第2ブロックと、連結ブロックと、二つの第1翼部と、第2翼部と、二つの第3翼部と、第4翼部と、を含み、結合穴と結合部は、それぞれ第1ブロックと第2ブロックに設けられており、第1ブロックと第2ブロックは矩形を呈し、連結ブロックは第1ブロックと第2ブロックを連結しており、二つの第1翼部は、それぞれ第1ブロックの連結ブロックに隣接する両端に設けられており、第2翼部は、第1ブロックの連結ブロックから遠ざかった一端に設けられており、二つの第3翼部は、それぞれ第2ブロックの連結ブロックに隣接する両端に設けられており、第4翼部は、第2ブロックの連結ブロックから遠ざかった一端に設けられており、二つの第1翼部の形状は、二つの第3翼部の形状に対応しており、第2翼部の形状は、第4翼部の形状に対応しており、各第1翼部と第1ブロックの連接箇所と、第2翼部と第1ブロックの連接箇所とには、少なくとも一つの結合溝がそれぞれ設けられており、各第3翼部の第2ブロックに隣接する一端と、第4翼部の第2ブロックに隣接する一端とには、結合溝と係合可能な凸部がそれぞれ少なくとも一つ設けられていることを特徴とする。
本考案の積み木ユニット、この積み木ユニットを使用する積み木組合せ構造及びこの積み木ユニットの基材によれば、次のような効果がある。
(1)作製が容易となり、組付けが便利となる。
(1)作製が容易となり、組付けが便利となる。
(2)本考案の積み木ユニットの基材は、シート体であるため、収納及び輸送時にスペースをより掛からず、ユーザが積み木ユニットの基材を組付けて積み木ユニットを形成することが可能である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2を参照する。図1は本考案の積み木ユニットを示す斜視図であり、図2は本考案の積み木ユニットの別の視点から見た斜視図である。本考案の積み木ユニットは、本体1を含む。
図1及び図2を参照する。図1は本考案の積み木ユニットを示す斜視図であり、図2は本考案の積み木ユニットの別の視点から見た斜視図である。本考案の積み木ユニットは、本体1を含む。
本体1は多面体である。本体1は中空な多面体であることが好ましい。本体1には、少なくとも一つの結合穴2と、少なくとも一つの結合部3と、が設けられている。結合穴2と結合部3は、本体1の何れかの相違の表面に設けられている。詳細的には、本体1は、第1面11と、第1面11に対向している第2面12と、第1面11と第2面12を連接する複数の側面13と、を有する。結合穴2と結合部3は、それぞれ第1面11、第2面12及びこれらの側面13のうちの何れかの相違する二つに設けられている。本体1は、六面体であり、各面が矩形を呈することが好ましい。もちろん、本考案はこれらに限定されない。例えば本体の各面は、三角形、又は円形などを呈してもよい。本体は円錐状を呈してもよい。本実施例では、本体1の材料が紙を採用するが、本考案はこれらに限定されない。本体1の材料が紙を採用する場合には、本体1が地球環境に優しい。もちろん、本体1の材料は樹脂を採用してもよい。
結合部3は割り線31を有する。割り線31は、非直線的であり、その両端の位置が互いに相違している。詳細的には、割り線31は円弧形を呈する。割り線31により、円弧形を呈するヘッド部32が形成されている。ヘッド部32と本体1の連接箇所では、ネック部33が形成されている。ネック部33により、ヘッド部32が本体1に対して旋回することが可能である。図1(B)に示すように、ヘッド部32の最大幅はネック部33の幅よりも大きく、結合部3のヘッド部32の周縁はほぼ歯状を呈することが好ましい。結合穴2は係合部を有する。少なくとも前記係合部の幅はヘッド部32の幅よりも小さい。これにより、ヘッド部32は結合穴2に押付けて係合することが可能であり、容易に離脱することができない。本実施例では、結合穴2が円形を呈し、結合穴2の最大幅は、ネック部31の幅よりも大きく、ヘッド部32の最大幅よりも小さい。結合穴2のエッジは、ヘッド部32の周縁の構造と同じように、ほぼ歯状を呈する(図示せず)。
本実施例では、本体1には、結合穴2、2と、結合部3、3´と、が設けられている。結合穴2、2と結合部3、3´は、それぞれ第1面11、第2面12及びこれらの側面13のうちの何れかの相違する二つに設けられている。結合穴2、2は本体1の第1面11に設けられており、結合部3、3´は本体1の第2面12に設けられており、結合穴2、2と結合部3、3´は、その位置が互いに対応しており、その分布の密度が同じであることが好ましい。結合部3、3´のヘッド部32、32´は枢着軸に沿って本体1に対して旋回することが可能であり、結合部3、3´のヘッド部32、32´の枢着軸の方向は互いに相違することが好ましい。具体的には、結合部3、3´のヘッド部32、32´がネック部33、33´を枢着軸として本体1に対して旋回するときに、結合部3、3´のヘッド部32、32´の旋回する方向は互いに相違することが好ましい。もちろん、前記本体には、一つ又は二つ以上の結合穴及び結合部が設けられていてもよい。
図3を参照する。図3は本考案の積み木組合せ構造を示す斜視図である。本考案の積み木組合せ構造は、複数の前記積み木ユニットを含む。本実施例では、二つの前記積み木ユニットを含むが、本考案はこれらに限定されない。すなわち、本考案の積み木組合せ構造は、二つ以上の前記積み木ユニットを含んでもよい。前記各積み木ユニットは、本体1、1´を含む。本体1´の結合穴2´の係合部の幅は、本体1の何れかの一つのヘッド部32、32´の最大幅よりも小さい。これにより、本体1のヘッド部32、32´が本体1に対して旋回しているときに、本体1のヘッド部32、32´は、本体1´の結合穴2´の前記係合部と係合することが可能である。本体1´の結合穴2´の最大幅は、ネック部33、33´の幅よりも大きく、ヘッド部32、32´の最大幅よりも小さいことが好ましい。これにより、本体1のヘッド部32、32´は、本体1´の結合穴2´に押付けて係合することが可能であり、容易に離脱することができない。具体的には、各積み木ユニットの本体1、1´が中空な多面体であるため、積み木ユニットの本体1のヘッド部32、32´は、本体1に対して外側に旋回して、別の積み木ユニットの本体1´の結合穴2´に係合して、本体1´に収容されることが可能である。
使用時に、ユーザの指は、本体1のこれらの結合穴2から本体1を挿通して、ヘッド部32、32´を外側に押付けて本体1´の結合穴2´に係合することが可能である。また、ヘッド部32、32´の周縁が歯状を呈し、これらの結合穴2´のエッジも歯状を呈するため、ヘッド部32、32´がこれらの結合穴2´に係合されているときには、ヘッド部32、32´の周縁の一部がこれらの結合穴2´のエッジと噛合って、ヘッド部32、32´とこれらの結合穴2´の係合がもっと強固となる。詳細的には、本体1の結合部3、3´の分布の密度が同じであり、本体1´のこれらの結合穴2´の分布の密度も同じであるため、本体1、1´は、互いに対応することが可能であり、結合部3、3´と結合穴2´を係合して本体1、1´を積み上げることが可能である。
一方、ヘッド部32、32´の旋回の方向が互いに相違するため、積み木ユニットの本体1のヘッド部32、32´と別の積み木ユニットの結合穴2´の互いに係合する力の方向は互いに相違する。これにより、積み木ユニットの本体1のヘッド部32、32´が別の積み木ユニットの結合穴2´に係合されているときに、これらの積み木ユニットは容易に離脱することができない。
上記の説明から明らかなように、本考案の積み木ユニット及び前記積み木ユニットを含む積み木組合せ構造によれば、前記各積み木ユニットの結合部と結合穴により、何れかの二つの前記積み木ユニットを結合して前記積み木組合せ構造を形成することが可能である。一方、前記積み木ユニットは、中空な構造であり、その結合部を選択的に旋回することが可能であるため、組み付けようとする形状に複数の前記積み木ユニットを積み上げた後、前記積み木ユニットの内部に前記結合部を収容することが可能である。従来の積み木に比べて、本考案の積み木ユニット及び前記積み木ユニットを含む積み木組合せ構造は、従来の突起を必要としないため、見栄えがもっと綺麗となる。
図4(A)を参照する。図4(A)は本考案の積み木ユニットの基材の実施例1を示す模式図である。本考案の積み木ユニットの基材の実施例1は、シート体4を含む。シート体4は複数のブロックを有する。何れかの二つの隣接する前記ブロックの間に折り線が形成されている。これらの前記ブロックは、これらの前記折り線に沿って同じ方向に折られて、中空な多面体を形成することが可能である。具体的には、シート体4の複数の前記ブロックは、第1ブロック41と、第2ブロック42と、連結ブロック43と、二つの第1翼部44と、第2翼部45と、二つの第3翼部46と、第4翼部47と、を含む。第1ブロック41と第2ブロック42は矩形を呈し、連結ブロック43は第1ブロック41と第2ブロック42を連結しており、二つの第1翼部44は、それぞれ第1ブロック41の連結ブロック43に隣接する両端に設けられており、第2翼部45は、第1ブロック41の連結ブロック43から遠ざかった一端に設けられており、二つの第3翼部46は、それぞれ第2ブロック42の連結ブロック43に隣接する両端に設けられており、第4翼部47は、第2ブロック42の連結ブロック43から遠ざかった一端に設けられていることが好ましい。詳細的には、二つの第1翼部44の形状は、二つの第3翼部46の形状に対応している。第2翼部45の形状は、第4翼部47の形状に対応している。シート体4の材料が紙を採用する場合には、シート体4が地球環境に優しい。もちろん、シート体4の材料は樹脂を採用してもよい。
また、各第1翼部44と第1ブロック41の連接箇所と、第2翼部45と第1ブロック41の連接箇所とには、少なくとも一つの結合溝48がそれぞれ設けられている。各第1翼部44と第1ブロック41の連接箇所に複数の結合溝48が設けられており、第2翼部45と第1ブロック41の連接箇所に一つの結合溝48が設けられており、各第3翼部46の第2ブロック42に隣接する一端と、第4翼部47の第2ブロック42に隣接する一端とには、結合溝48と係合可能な凸部49がそれぞれ少なくとも一つ設けられていることが好ましい。具体的には、これらの第3翼部46の凸部49は、これらの第1翼部44の結合溝48に係合することが可能であり、第4翼部47の凸部49は、第2翼部45の結合溝48に係合することが可能である。詳細的には、各結合溝48はほぼコ字形を呈する割り線であるが、本考案はこれらに限定されない。各結合溝48は、直線的な割り線、又は穿孔でもよい。各凸部49を結合溝48のうちの一つに挿入することにより、中空な多面体を形成することが可能である。
図5及び図6を参照する。図5は本考案の積み木ユニットの基材の実施例1の組付け方法を示す斜視図1であり、図6は本考案の積み木ユニットの基材の実施例1の組付け方法を示す斜視図2である。第1ブロック41と、第2ブロック42と、連結ブロック43と、二つの第1翼部44と、第2翼部45と、二つの第3翼部46と、第4翼部47とは、前記折り線に沿って同じ方向に折られて、これらの凸部49を結合溝48に挿入して係合することにより、図1に示した積み木ユニットの本体1を形成することが可能である。本考案の積み木ユニットの基材の別の実施例では、図4(B)から図4(D)に示すように、第2翼部45´の結合溝48の数量は、必要によって二つ以上であってもよく、第4翼部47´、47″の凸部49の数量は、必要によって二つ以上であってもよい。このように、異なる大きさを有する中空な多面体を形成することが可能である。
シート体4には、少なくとも一つの結合穴5と、少なくとも一つの結合部6と、が設けられている。結合穴5と結合部6は、それぞれシート体4の何れかの二つの相違するブロックに設けられている。シート体4には、複数の結合穴5と、複数の結合部6と、が設けられており、各結合穴5がシート体4の第2ブロック42に設けられており、各結合部6が第1ブロック41に設けられており、各結合部6が割り線61を有し、割り線61は、非直線的であり、その両端の位置が互いに相違していることが好ましい。円弧形を呈する割り線61により、ほぼ円弧形を呈するヘッド部62が形成されており、ヘッド部62とシート体4の連接箇所では、ネック部63が形成されており、ネック部63によりヘッド部62がシート体4に対して旋回することが可能であり、結合穴5が係合部を有し、少なくとも前記係合部の幅はヘッド部62の幅よりも小さく、これにより、ヘッド部62は結合穴5に押付けて係合することが可能であることが好ましい。ヘッド部62の最大幅はネック部63の幅よりも大きく、各結合穴5の最大幅は、ネック部63の幅よりも大きく、ヘッド部62の最大幅よりも小さいことが好ましい。
使用時に、図7及び図8に示すように、異なる構造を有するシート体4、4a、4b、4cを折ることにより、異なる大きさを有する中空な多面体を形成することが可能である。シート体4、4a、4b、4cの結合部6は、別のシート体4、4a、4b、4cの結合穴5´に係合して、シート体4、4a、4b、4cから構成される多面体の内部に収容されることが可能である。
本考案は、積み木に適用することが可能である。
1、1´ 本体
2、2´ 結合穴
3、3´ 結合部
4、4a、4b、4c シート体
5、5´ 結合穴
6 結合部
11 第1面
12 第2面
13 側面
31 割り線
32、32´ ヘッド部
33、33´ ネック部
41 第1ブロック
42 第2ブロック
43 連結ブロック
44 第1翼部
45、45´ 第2翼部
46 第3翼部
47、47´、47″ 第4翼部
48 結合溝
49 凸部
61 割り線
62 ヘッド部
63 ネック部
2、2´ 結合穴
3、3´ 結合部
4、4a、4b、4c シート体
5、5´ 結合穴
6 結合部
11 第1面
12 第2面
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32、32´ ヘッド部
33、33´ ネック部
41 第1ブロック
42 第2ブロック
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44 第1翼部
45、45´ 第2翼部
46 第3翼部
47、47´、47″ 第4翼部
48 結合溝
49 凸部
61 割り線
62 ヘッド部
63 ネック部
Claims (12)
- 本体を含み、
前記本体は多面体であり、前記本体には、少なくとも一つの結合穴と、少なくとも一つの結合部と、が設けられており、前記結合穴と前記結合部は、前記本体の何れかの相違の表面に設けられており、前記結合部は割り線を有し、前記割り線は、非直線的であり、その両端の位置が互いに相違しており、前記割り線によりヘッド部が形成されており、前記ヘッド部と前記本体の連接箇所では、ネック部が形成されており、前記ネック部により前記ヘッド部が前記本体に対して旋回することが可能であり、前記結合穴は係合部を有し、少なくとも前記係合部の幅は前記ヘッド部の幅よりも小さく、これにより、前記ヘッド部は前記結合穴の前記係合部に押付けて係合することが可能であることを特徴とする積み木ユニット。 - 前記ヘッド部の最大幅は前記ネック部の幅よりも大きく、前記結合穴の最大幅は、前記ネック部の幅よりも大きく、前記ヘッド部の最大幅よりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の積み木ユニット。
- 前記本体は、第1面と、前記第1面に対向している第2面と、前記第1面と前記第2面を連接する複数の側面と、を有し、前記本体には、複数の結合穴と、複数の結合部と、が設けられており、前記各結合穴と前記各結合部は、それぞれ前記第1面、前記第2面及びこれらの前記側面のうちの何れかの相違する二つに設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の積み木ユニット。
- 前記各結合部の前記ヘッド部は、枢着軸に沿って前記本体に対して旋回することが可能であり、少なくとも二つの前記結合部の前記ヘッド部の枢着軸の方向が互いに相違することを特徴とする、請求項3に記載の積み木ユニット。
- 前記割り線はほぼ円弧形を呈し、これにより、前記ヘッド部はほぼ円弧形を呈し、前記結合穴は円形を呈する穴であることを特徴とする、請求項1に記載の積み木ユニット。
- 前記結合穴のエッジはほぼ歯状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の積み木ユニット。
- 前記結合部の前記ヘッド部の周縁はほぼ歯状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の積み木ユニット。
- 前記本体は中空な多面体であり、前記結合穴と前記結合部は、前記本体の前記第1面と、前記第1面に対向している前記第2面とに、それぞれ設けられており、前記結合穴と前記結合部との位置は互いに対応していることを特徴とする、請求項1に記載の積み木ユニット。
- 請求項1から請求項7のうちの何れかの一つの複数の積み木ユニットを含み、前記各本体の前記結合穴の前記係合部の幅は、その他の何れかの一つの前記本体の前記ヘッド部の最大幅よりも小さく、これにより、前記本体の前記ヘッド部が前記本体に対して旋回しているときに、前記本体の前記ヘッド部は、その他の何れかの一つの前記本体の前記結合穴の前記係合部と係合することが可能であることを特徴とする積み木組合せ構造。
- シート体を含み、前記シート体は複数のブロックを有し、何れかの二つの隣接する前記ブロックの間に折り線が形成されており、これらの前記ブロックは、これらの前記折り線に沿って同じ方向に折られて、中空な多面体を形成することが可能であり、前記シート体には、少なくとも一つの結合穴と、少なくとも一つの結合部と、が設けられており、前記結合穴と前記結合部は、それぞれ前記シート体の何れかの二つの相違する前記ブロックに設けられており、前記結合部は割り線を有し、前記割り線は、非直線的であり、その両端の位置が互いに相違しており、前記割り線によりヘッド部が形成されており、前記ヘッド部と前記シート体の連接箇所では、ネック部が形成されており、前記ネック部により前記ヘッド部が前記シート体に対して旋回することが可能であり、前記結合穴は係合部を有し、少なくとも前記係合部の幅は前記ヘッド部の幅よりも小さく、これにより、前記ヘッド部は前記結合穴の前記係合部に押付けて係合することが可能であることを特徴とする積み木ユニットの基材。
- 前記ヘッド部の最大幅は前記ネック部の幅よりも大きく、前記結合穴の最大幅は、前記ネック部の幅よりも大きく、前記ヘッド部の最大幅よりも小さいことを特徴とする、請求項10に記載の積み木ユニットの基材。
- 前記シート体の複数の前記ブロックは、第1ブロックと、第2ブロックと、連結ブロックと、二つの第1翼部と、第2翼部と、二つの第3翼部と、第4翼部と、を含み、前記結合穴と前記結合部は、それぞれ前記第1ブロックと前記第2ブロックに設けられており、前記第1ブロックと前記第2ブロックは矩形を呈し、前記連結ブロックは前記第1ブロックと前記第2ブロックを連結しており、前記二つの第1翼部は、それぞれ前記第1ブロックの前記連結ブロックに隣接する両端に設けられており、前記第2翼部は、前記第1ブロックの前記連結ブロックから遠ざかった一端に設けられており、前記二つの第3翼部は、それぞれ前記第2ブロックの前記連結ブロックに隣接する両端に設けられており、前記第4翼部は、前記第2ブロックの前記連結ブロックから遠ざかった一端に設けられており、前記二つの第1翼部の形状は、前記二つの第3翼部の形状に対応しており、前記第2翼部の形状は、前記第4翼部の形状に対応しており、前記各第1翼部と前記第1ブロックの連接箇所と、前記第2翼部と前記第1ブロックの連接箇所とには、少なくとも一つの結合溝がそれぞれ設けられており、前記各第3翼部の前記第2ブロックに隣接する一端と、前記第4翼部の前記第2ブロックに隣接する一端とには、前記結合溝と係合可能な凸部がそれぞれ少なくとも一つ設けられていることを特徴とする、請求項10に記載の積み木ユニットの基材。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW102202993 | 2013-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3189033U JP3189033U (ja) | 2014-02-20 |
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