JP3188849U

JP3188849U - リバーシブルタイプ拳サポーター

Info

Publication number: JP3188849U
Application number: JP2013006815U
Authority: JP
Inventors: 孝山田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Filing date: 2013-11-12
Publication date: 2014-02-13
Anticipated expiration: 2023-11-12

Abstract

【課題】格闘技や空手等で着用するリバーシブルタイプ拳サポーターにおいて、手首に着用した状態で、１工程で表裏色を逆にすることが可能なリバーシブルタイプ拳サポーターを提供する。
【解決手段】手指部３Ａ、手甲部３Ｂおよび手首部３Ｃを一体に連設した表地と裏地からなる１対の本体部手指部先端どうしを２つ折りに連結したリバーシブルタイプの拳サポーターであって、両本体部の表地や裏地の側に、着用者の手指部の周りに巻回される手指部ベルト４と、両本体部の表地や裏地の側に、着用者の手首の周りに巻回される手首部ベルト５と、両本体部の手甲部および手首部を一体に連設した表地部と裏地部にそれぞれ取付けられた面ファスナー６Ａ，７Ａ，７ａと、両本体部の手甲部に衝撃吸収体８を取り付けて、瞬間的に衝撃を吸収するようにした。
【選択図】図１

Description

本考案は、着用者が容易に、格闘技や空手等で使用するリバーシブルタイプ拳サポーターの表裏（赤色と青色に色分けし、赤コーナーと青コーナーの区別が瞬時に可能）色を簡単に逆にすることが出来、更に、空気を流通させることにより瞬間的衝撃を効果的に吸収しようとするものである。

従来の青色と赤色の２組の拳サポーターを、１組の拳サポーターで活用可能にしたリバーシブルタイプ拳サポーターに関する。

特開２００５−３３４１７９号公報

本考案は、特許文献１の格闘技や空手等で着用してリバーシブルタイプ拳サポーターの表裏色を逆にする場合は、一度、手から取外して、両手毎に５工程の作業が不可欠であり、本考案は、手首に着用した状態で、両手毎に１工程でリバーシブルタイプ拳サポーターの表裏色を逆にすることが可能なリバーシブルタイプ拳サポーターを提供する。

本考案は、着用者の手指、手甲および手首にそれぞれ対応する手指部、手甲部および手首部を一体に連設した表地と裏地からなる第１の本体部と、同第１の本体部と合同の第２の本体部とからなり、第１の本体部の手指部先端と、第２の本体部の手指部先端どうしを２つ折りに連結されるリバーシブルタイプの拳サポーターであって、両本体部の表地若しくは裏地の側に配設され、着用者の手指部の周りに巻回される手指ベルトと、両本体部の表地若しくは裏地の側に配設され、着用者の手首の周りに巻回される手首ベルトと、両本体部の手甲部および手首部を一体に連設した表地部と裏地部にそれぞれ取付けられた面ファスナーと、両本体部の手甲部に取り付けられ、瞬間的に衝撃を吸収する衝撃吸収体（オリフィス効果を有するエアバック等）を備え、手首ベルトが、面ファスナーにより着脱自在に構成されていることを特徴とするリバーシブルタイプ拳サポーターである。

本考案は、上述した構成により、空手選手が装着した拳サポーターの表面若しくは裏面を、両手毎に１工程で瞬時に裏返すことで、例えば、表面の青色を赤色に変更できるようになった。更に、本考案は本体部の手甲部に瞬間的に衝撃を吸収する、例えば、エアバック等の衝撃吸収体を備えており、従来のスポンジ性の拳サポーターよりはるかに吸収効果のある空気を流動させることによりオリフィス効果で瞬間的衝撃を吸収し、しかも、一気にエアーが抜けず、残留空気のクッション効果を有する衝撃吸収体をようとするものである。

本考案に係る実施例を示すリバーシブルタイプ拳サポーターの表面展開平面図図１に図示のリバーシブルタイプ拳サポーターの裏面展開平面図図１に図示のリバーシブルタイプ拳サポーターの側面展開図実施例のリバーシブルタイプ拳サポーターの装着図である。

本考案に係る具体的実施例を図１から図４を参照して、以下説明する。

図１は、本考案に係る実施例を示すリバーシブルタイプ拳サポーターの表面展開平面図で、着用者の手指、手甲および手首にそれぞれ対応する手指部３Ａ、手甲部３Ｂおよび手首部３Ｃを一体に連設した拳サポーター本体の表面（表地）２０Ａと拳サポーター本体の裏面（裏地）２０Ｂからなる第１の本体部２Ａと、同第１の本体部２Ａと合同の第２の本体部２Ｂとからなり、第１の本体部２Ａの手指部３Ａ先端と、第２の本体部２Ｂの手指部３Ａ先端どうしを、拳サポーター本体の手指先端連結部２１で２つ折りに連結されるリバーシブルタイプの拳サポーターであって、両本体部２Ａ、２Ｂの表地２０Ａ若しくは裏地２０Ｂの側に配設され、着用者の手指部３Ａの周りに巻回される手指部ベルト４と、本体部の表地若しくは裏地の側に配設され、着用者の手首１２の周りに巻回される手首ベルト５と、両本体部の手甲部３Ｂおよび手首部３Ｃを一体に連設した表地部と裏地部にそれぞれ取付けられた手首部面ファスナー６Ａ、６Ｂ、手甲部面ファスナー７Ａ、７Ｂと、両本体部の手甲部３Ｂに取り付けられ、瞬間的に衝撃を吸収する衝撃吸収体８（オリフィス効果を有するエアバック等）を備え、手首ベルト５が、手首部面ファスナー６Ａ、６Ｂ、手甲部面ファスナー７Ａ、７Ｂにより着脱自在に構成されていることを特徴とするリバーシブルタイプ拳サポーターである。図中の８ｂは内蔵スポンジ等を、９は手指部と手甲部の縫い目を示す。図２は、リバーシブルタイプ拳サポーターの裏面展開平面図で、図中の符号７ａ、７ｂは手甲部面ファスナーを示し、他は、図１と同一の構成につき、説明を省略する。図３は、リバーシブルタイプ拳サポーターの側面展開図で、手甲部３Ｂに取り付けられ、瞬間的に衝撃を吸収する衝撃吸収体８（オリフィス効果を有するエアバック等）で、１対の空気が一気に抜けない空気流通孔８ａを備え、クッションとなり、衝撃を緩和できるようになった。手指部ベルト４は、伸縮自在なゴム製につき、着用者の手指部３Ａにフットさせることができた。２つ折りに連結したリバーシブルタイプの拳サポーターとする場合は、第１の本体部２Ａと、第２の本体部２Ｂの手甲部面ファスナーどうし７Ｂ＆７ｂ（７Ａ＆７ａ）を嵌合させた。図中の符号２１は、拳サポーター本体１の手指先端連結部を示している。図４は着用者の手１１に装着したリバーシブルタイプ拳サポーターの装着図で、手首１２に手首部ベルト５で固定した状で、手指部ベルト４に手指部３Ａで握りしめた状態で、親指を親指部１０に挿入した様子を示している。

本考案は、空手のみならず、テコンド、少林寺拳法、日本拳法等、手に防具を装着する格闘技等に用いることが出来る。

１・・・・・拳サポーター本体
２Ａ・・・・拳サポーターの第１の本体部
２Ｂ・・・・拳サポーターの第２の本体部
３Ａ・・・・手指部
３Ｂ・・・・手甲部
３Ｃ・・・手首部
４・・・・手指部ベルト
５・・・・手首部ベルト
６Ａ、６Ｂ・・手首部面ファスナー
７Ａ、７ａ、７Ｂ、７ｂ・・手甲部面ファスナー
８・・・・・・衝撃吸収体
８ａ・・・・・空気流通孔
８ｂ・・・・内蔵スポンジ
９・・・・手指部と手甲部の縫い目
１０・・・・親指部
１１・・・・着用者の手
１２・・・・着用者の手首
２０Ａ、２０Ｂ・・・・拳サポーター本体の表面（表地）、裏面（裏地）
２１・・・・拳サポーター本体の手指先端連結部

Claims

着用者の手指、手甲および手首にそれぞれ対応する手指部、手甲部および手首部を一体に連設した表地と裏地からなる第１の本体部と、同第１の本体部と合同の第２の本体部とからなり、前記第１の本体部の手指部先端と、前記第２の本体部の手指部先端どうしを２つ折りに連結されるリバーシブルタイプの拳サポーターであって、
前記両本体部の前記表地若しくは裏地の側に配設され、着用者の手指部の周りに巻回される手指ベルトと、
前記両本体部の前記表地若しくは裏地の側に配設され、着用者の手首の周りに巻回される手首ベルトと、
前記両本体部の手甲部および手首部を一体に連設した表地部と裏地部にそれぞれ取付けられた面ファスナーと、
前記両本体部の手甲部に取り付けられ、瞬間的に衝撃を吸収する衝撃吸収体を備えたことを特徴とするリバーシブルタイプ拳サポーター。
請求項１において、前記手首ベルトが、面ファスナーにより着脱自在に構成されていることを特徴とするリバーシブルタイプ拳サポーター。
請求項１において、前記衝撃吸収体が、オリフィス効果を有する衝撃吸収体で構成されていることを特徴とするリバーシブルタイプ拳サポーター。