JP3188478U - レッグマッサージ器 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々なマッサージ機能を維持できるだけではなく、体積が増加せず、構造が簡単で、コストが低いレッグマッサージ器を提供する。【解決手段】足部とレッグ部とをマッサージするためのメインマッサージ部1を備え、メインマッサージ部は下部に位置する足マッサージ部と上部に位置するレッグマッサージ部を含み、足マッサージ部とレッグマッサージ部とはそれぞれ、一対の中間が中間壁13により隔たれた凹溝部を備える。また、可動マッサージ部2をさらに備え、可動マッサージ部は、レッグマッサージ部に連結され、且つレッグマッサージ部の二つの側壁の間に位置する。可動マッサージ部はレッグマッサージ部の側壁に配置された側面支持板22と中間壁にある中間支持部21を含み、側面支持板と中間支持部は何れも回転軸23を介してレッグマッサージ部に回転可能に連結されている。可動マッサージ部により、レッグの異なる部位にまで回転してマッサージを行うことができる。【選択図】図1

Description

本考案はマッサージ器に関わり、特にレッグをマッサージするためのマッサージ器に関る。
現在、市販されているレッグをマッサージする器械は多様な種類があり、マッサージする部位により足部のみをマッサージする足マッサージ器、足マッサージ部とレッグマッサージ部を備えた単節美脚マシーン、足部とレッグマッサージ部を備えると同時に、回転可能で膝又は大腿部をマッサージできる可動マッサージ部を備えた二節美脚マシーンに分けることができる。足マッサージ器と単節美脚マシーンはマッサージする位置が固定され、変化に乏しい。一方、二節美脚マシーンは回転可能な可動マッサージ部を備えているため、膝と大腿部をマッサージすることができ、マッサージ機能が豊富である。
しかし、二節レッグマシーンはサイズが比較的に大きく、可動マッサージ部を直接レッグマッサージ部の上方に重ね合わせているため、二段の外形が鈍重である。一方、器械をコンパクトにしようとすると、レッグマッサージ部を低くて小さくにする必要があり、そうすると、脹脛の下半部分にしかマッサージすることができず、レッグマッサージ部の機能が大幅に削減される。同時に、コストが高いため、ハイエンド商品に位置決められ、市場で普及しにくい。
本考案が解決しようとする技術問題は、サイズが適切で、マッサージ機能が豊富なレッグマッサージ器を提供することにある。
上述した技術問題を解決するため、本考案の技術方案は、足部とレッグ部をマッサージするためのメインマッサージ部を備えたレッグマッサージ器であって、前記メインマッサージ部は下部に位置する足マッサージ部と上部に位置するレッグマッサージ部を含み、前記足マッサージ部とレッグマッサージ部は何れも一対のマッサージ対象を収納するため、中間が中間壁により隔たれた凹溝状であるレッグマッサージ器において、前記レッグマッサージ部に連結され、且つ前記レッグマッサージ部の二つの側壁の間にある可動マッサージ部をさらに備え、前記可動マッサージ部は前記レッグマッサージ部の側壁に位置する側面支持板と前記中間壁にある中間支持部を含み、前記側面支持板と中間支持部は何れも回転軸を通じて前記レッグマッサージ部に回転可能に連結されていることを特徴としている。
前記回転軸は前記側面支持板と中間支持部の側面に固定され、前記回転軸には回転軸台座がヒンジ連結され、前記回転軸台座は前記レッグマッサージ部の後壁頂部に連結され、前記回転軸台座はさらにレッグマッサージ部の二つの側壁に連結されることができ、固定された回転軸台座に対し回転軸を回転することにより可動マッサージ部の角度を調整するするようにする。
可動マッサージ部が如何なる必要な位置に止まって運行し、すね部の上部から大腿区域の如何なる位置をマッサージできるようにするため、前記回転軸と前記回転軸台座のヒンジ連結する場所には第1ストッパーが設けられている。
好ましくは、前記第1ストッパーは前記回転軸に設置された減衰ワッシャ、及び前記減衰ワッシャと前記回転軸台座を締付けるナットを備える。
前記回転軸台座の底部にはリフトスライダーが固定され、前記レッグマッサージ部の後壁頂部と対応する位置には前記リフトスライダーが上下スライド用のリフトスライド溝が開設され、前記リフトスライダーとリフトスライド溝には互いにマッチングするストッパーが設けられ、可動マッサージ部を上昇させて位置決めることができ、可動マッサージ部のエアバッグが膝と大腿を覆うようにし、最適な位置でマッサージを行う。
前記中間支持部の両側と側面支持板の内側には何れもエアバッグが設置され、エアバッグへの空気入れと排気を通じて可動マッサージ部は気圧によりすね部の上部から大腿部までの区域をマッサージする。
前記エアバッグには加熱板が取付られ、膝関節を暖めることができ、エアバッグへの空気入れと押付けを通じて加熱板を膝関節に密着させて膝関節を加熱させ、膝の疲労を効果的に緩和し、膝のリウマチ病状を改善する。
前記レッグマッサージ部の内側壁には前記側面支持板を収納するための第1収納溝が開設され、前記中間壁の頂部には前記中間支持部を収納するための第2収納溝が開設され、可動マッサージ部は収納溝内に位置し、その高さはレッグマッサージ部より低い。
前記レッグマッサージ部の底部には足裏エアバッグが設けられ、前記レッグマッサージ部の内側壁の前部には足側面エアバッグが設けられ、前記レッグマッサージ部の内側壁の後部には足首エアバッグが設けられ、上述した幾つかのエアバッグへの空気入れと排気を通じて、気圧により足裏、足側面と足首をマッサージする。
前記レッグマッサージ部の内側壁にはすね側エアバッグが設けられ、前記レッグマッサージ部の後壁には脹脛エアバッグが設けられ、上述した幾つかのエアバッグへの空気入れと排気を通じて、気圧によりすね側と脹脛をマッサージする。
現有技術に比べ、本考案の利点は下記のとおりである。メインマッサージ部に回転可能に隠された可動マッサージ部が設置され、豊富なマッサージ機能を保留しただけではなく、体積を増加せず、構造が簡単で、コストが低く、良好なマッサージ効果を有する。可動マッサージ部とメインマッサージ部は回転可能に連結され、レッグの異なる部位にまで回転してマッサージを行うことができ、それに、ストッパーを通じて如何なる必要な位置に運行することができ、すね部の上部から大腿区域の如何なる位置をマッサージすることができる。
本考案の実施例に係る構造概略図である。 本考案の実施例に係る側面図である。 本考案の実施例に係るメインマッサージ部の構造概略図である。 本考案の実施例に係る可動マッサージ部の構造概略図である。 本考案の実施例に係るレッグマッサージ器ですね上部をマッサージする状態図である。 本考案の実施例に係るレッグマッサージ器ですね上部をマッサージする状態図である。 本考案の実施例に係るレッグマッサージ器で膝をマッサージする状態図である。 本考案の実施例に係るレッグマッサージ器で大腿をマッサージする状態図である。
以下、図面と具体的な実施例に合わせて、本考案を詳しく説明する。
図1と図2を参照されたい。レッグマッサージ器であって、足部とレッグ部をマッサージするためのメインマッサージ部1、及びメインマッサージ部1に連結されている可動マッサージ部2を備え、可動マッサージ部2はメインマッサージ部1の二つの側壁の間に取り付けられ、本考案に関わるレッグマッサージ器の外部サイズが単節レッグマシーンと同等である。
図3を参照されたい。メインマッサージ部1は一体化された下部に位置する足マッサージ部11と上部に位置するレッグマッサージ部12とを備え、両者はそれぞれ一対のマッサージ対象(使用者の足部とレッグ部)を収納するための中間用中間壁13に隔たれた凹溝形状を呈し、足マッサージ部11の底部には足裏エアバッグ111が設けられ、足マッサージ部11の内側壁の前部には足側面エアバッグ112が設けられ、足マッサージ部11の内側壁の後部には足首エアバッグ113が設けられている。レッグマッサージ部12の内側壁にはすね側エアバッグ121が設けられ、レッグマッサージ部12の後壁には脹脛エアバッグ122が設けられ、上述した幾つかのエアバッグへの空気入れと排気を通じて、気圧により足裏、足側面、すね側と脹脛をマッサージする。レッグマッサージ部12の後壁頂部にはリフトスライド溝123を開設することができ、可動マッサージ部2とのマッチングに用いる。
図4を参照されたい。可動マッサージ部2は中間に位置する中間支持部21と両側に位置する側面支持板22を備える。レッグマッサージ部12の内側壁における足側面エアバッグ121の上方には側面支持板22を収納するための第1収納溝124が開設され、中間壁13の頂部には中間支持部21を収納するための第2収納溝131が開設されている。これにより、可動マッサージ部2の中間支持部21と側面支持板22とは上述した二つの収納溝内に収納することができ、それに、全体の高さはレッグマッサージ部12より低い。
中間支持部21と側面支持板22の側面はそれぞれ回転軸23に固定され、中間支持部21と側面支持板22が一つの全体として共に回転することで位置を変換させることができ、これにより可動マッサージ部2のマッサージ位置を調節する際に、可動マッサージ部2の如何なる位置を引けば直ちに実現することができ、中間支持部21の各側面支持板を引く面倒を避けた。本実施例において、中間支持部21と側面支持板22は回転軸23を通じて連結されて一体化されているが、このほか、中間支持部21と側面支持板22はさらに板金ブラケットを通じて連結されることができ、一体的に成形されたプラスチック部品又は板金部品により構成されてもよい。
回転軸23の両端は直接的にレッグマッサージ部12に回転可能に連結されることができ、その連結方式は本実施例に示されているように、回転軸台座24を回転軸にヒンジ連結されることができ、これにより中間支持部21と側面支持板22をレッグ部の異なる部位にまで回転してマッサージするようにする。回転軸23と回転軸台座24のヒンジ連結する場所には第1ストッパー25を設けることができる。本実施例において、第1ストッパー25は回転軸23に設置された減衰ワッシャ251を備え、ナット252により回転軸台座24に押付けることで、減衰ワッシャ251が回転軸23に従って回転する時に、回転軸台座24と十分な摩擦力を生成し、当該摩擦力は可動マッサージ部が如何なる角度まで回転した時に止めるようにすることができ、自身の重力により初期位置にまで落下又は後ろへ落下するようなことはない。これにより、可動マッサージ部2が如何なる必要な位置に止まって運行し、すね部の上部から大腿区域の如何なる位置をマッサージできるようにする。
中間支持部21の両側及び側面支持板22の内側には共にエアバッグ27が設置され、エアバッグ27には加熱板28が取り付けられている。エアバッグ27への空気入れと排気を通じて可動マッサージ部2は気圧によりすね部の上部から大腿部までの区域をマッサージする。取付けられた加熱板28は、膝関節を暖めることができ、エアバッグ27への空気入れを通じて加熱板28を膝関節に密着させて膝関節を加熱させ、膝の疲労を効果的に緩和し、膝のリウマチ病状を改善する。
回転軸台座24の底部にはリフトスライダー26が固定され、リフトスライダー26の位置はレッグマッサージ部12のリフトスライド溝123と対応し、リフトスライド溝123に挿入してリフトスライド溝123に沿って上下スライド可能である。リフトスライダー26とリフトスライド溝123には第2ストッパーが取付けられ、第2ストッパーは従来技術を採用することができ、例えば、リフトスライダー26にビー玉機構(ビー玉をスプリングに固定し、スプリングとリフトスライダー26を固定する)を設置し、リフトスライド溝123にある位置決め孔と組み合わせて調節と位置決めを行うことにより、自身の重力で落下してマッサージ位置から離脱するのを避ける。本考案に係わるレッグマッサージ器は大多数の使用者に適しているが、一部の身長が非常に高い使用者について、すねがやや長く、即ちマッサージする時に膝がやや高い位置にあり、可動マッサージ部2が膝より低い位置にあるため、可動マッサージ部2のエアバッグ27が膝と大腿を覆いにくい。リフトスライダー26を調節することにより、可動マッサージ部2を上昇させて位置決めることができ、可動マッサージ部2のエアバッグ27が膝と大腿を覆うようにし、最適な位置でマッサージを行う。
図5-1から図5-4を参照されたい。これは、使用する時に、可動マッサージ部2を回転してレッグ部の異なる部位をマッサージする時の使用状態概略図である。回転軸23を異なる角度で回転することにより、レッグ、膝又は大腿に対しマッサージを行う。
上述した実施例は単なる本考案の好ましい実施形態であり、本技術分野を熟知する一般技術者にとって、本考案の原理を離脱しない前提において、多様な改正と変更を行うことができるが、これもまた本考案の保護範囲内に属すべきであると指摘しなければならない。

Claims (10)

  1. 一種のレッグマッサージ器であって、足部とレッグ部とをマッサージするためのメインマッサージ部(1)を備え、前記メインマッサージ部(1)は下部に位置する足マッサージ部(11)と、上部に位置するレッグマッサージ部(12)とを含み、前記足マッサージ部(11)とレッグマッサージ部(12)とはそれぞれ、一対の中間が中間壁(13)により隔たれた凹溝部を有し、前記凹溝部においてマッサージ対象を収納し、その特徴は、
    前記レッグマッサージ部(12)に連結され、且つ前記レッグマッサージ部(12)の二つの側壁の間にある可動マッサージ部(2)をさらに備え、
    前記可動マッサージ部(2)は、前記レッグマッサージ部(12)の両側壁に配置された側面支持板(22)と、前記中間壁(13)に配置された中間支持部(21)とを含み、前記側面支持板(22)と中間支持部(21)は回転軸(23)を介して前記レッグマッサージ部(12)に回転可能に連結されている、レッグマッサージ器。
  2. 前記回転軸(23)は、前記側面支持板(22)の側面及び前記中間支持部(21)に固定され、前記回転軸(23)と回転軸台座(24)とがヒンジ連結され、前記回転軸台座(24)は前記レッグマッサージ部(12)の後壁頂部又は側壁に連結されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレッグマッサージ器。
  3. 前記回転軸(23)と前記回転軸台座(24)とのヒンジ連結部には第1ストッパー(25)が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のレッグマッサージ器。
  4. 前記第1ストッパー(25)は前記回転軸(23)に設置された減衰ワッシャ(251)と、前記減衰ワッシャ(251)と前記回転軸台座(24)とを締付けるナット(252)とを備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のレッグマッサージ器。
  5. 前記回転軸台座(24)の底部にはリフトスライダー(26)が固定され、前記レッグマッサージ部(12)の後壁頂部と対応する位置には前記リフトスライダー(26)の上下スライド用のリフトスライド溝(123)が開設され、前記リフトスライダー(26)とリフトスライド溝(123)には互いにマッチングさせる第2ストッパーが設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のレッグマッサージ器。
  6. 前記中間支持部(21)の両側及び側面支持板(22)の内側には、それぞれエアバッグ(27)が設置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレッグマッサージ器。
  7. 前記エアバッグ(27)には加熱板(28)が取付けられている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のレッグマッサージ器。
  8. 前記レッグマッサージ部(12)の内側壁には前記側面支持板(22)を収納するための第1収納溝(124)が開設され、前記中間壁(13)の頂部には前記中間支持部(21)を収納するための第2収納溝(131)が開設されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレッグマッサージ器。
  9. 前記レッグマッサージ部(11)の底部には足裏エアバッグ(111)が設けられ、前記レッグマッサージ部(11)の内側壁の前部には足側面エアバッグ(112)が設けられ、前記レッグマッサージ部(11)の内側壁の後部には足首エアバッグ(113)が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のレッグマッサージ器。
  10. 前記レッグマッサージ(12)部の内側壁にはすね側エアバッグ(121)が設けられ、前記レッグマッサージ部(12)の後壁には脹脛エアバッグ(122)が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のレッグマッサージ器。
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