JP3188392U - ポスター掲示パネル - Google Patents

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成俊 作道
成俊 作道
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Abstract

【課題】構造がシンプルでありながら斬新であり、訴求効果の高いポスター掲示パネルを提供する。【解決手段】放射状外向きを照射方向として配設されたLED発光体群4を備えた基台3と、LED発光体群の放射状外向き周囲を取り囲んで配置される透明体2とを有するものであって、透明体は、その裏面側稜部分に全周にわたって、磨りガラス状の粗加工が施されたテーパ面21を有するものである。ポスターPを取り付け、LED発光体群を発光させると、ポスターの周囲に配された透明体の周縁部分が発光し、観察する者にとっては、器材・部品の存在しない箇所が発光していることになり、斬新である。【選択図】図5

Description

本考案は、構造がシンプルでありながら斬新であり、訴求効果の高いポスター掲示パネルの構造に関するものである。
広告手段については、旧くから種々さまざまなものが存在するが、パネルにポスターを取り付け、このパネルを掲示するという形態は、永年その主流である。なお、ポスターとは、屋内外を問わず、壁面・柱等々に掲示するために制作された視覚的な広告・宣伝媒体を指すものである。通常は大判の紙製であるが、本考案においては大きさや材質に関して特に限定するものではない。
そしてその掲示パネルについても、パネル自体の構造やデザインに工夫を凝らしたり、或いは電飾機能を付加するなどして、着目されやすいもの(訴求効果の高いもの)を提供せんと各社研究開発に力を注いでいる状況である。
例えば近時のポスター掲示パネルの典型的なものとして、パネル内部に照明器具を配置し、透光性のあるポスターをここに設置するというものがある。
パネル全体が発光するものであるので夜間遠くからでも存在が確認できるし、照明設備に恵まれていなくても視認できるため、これが目新しいものであった時代には訴求効果が高いものであった。
しかし、このタイプのポスターが巷間溢れるようになった今では、訴求効果も薄れてきているのが実情である。
そこで勢い、照明度の高いもの、大型のもの、を追求するようになり、落ち着き感とはかけ離れたどぎついものが採用されるようになってきている。
そこで、派手さを競うのではない手法によって、高い訴求効果が期待できるポスター掲示パネルの出現が、潜在的には待たれていたと言える。
そこで本考案者は上記点に鑑み、更に研究を重ね、遂に本考案に係るポスター掲示パネルを完成させたものでありその特徴とするところは、放射状外向きを照射方向として配設されたLED発光体群を備えた基台と、該LED発光体群の放射状外向き周囲を取り囲んで配置される透明体とを有するものであって、該透明体は、その裏面側稜部分に、磨りガラス状の粗加工が施されたテーパ面を有する点にある。
即ち本考案は、ポスター自体を明るくするという従来の常識とは正反対に、ポスターの周囲を明るくするという点が先ずは斬新であり、次に、ポスターの外縁ではなく、外縁から距離をあけた部分を明るくしポスター外縁と明るい部分との間には透明体部分が存在しているという点が斬新であり、加えて、現実の発光機器は設置されるポスターの裏面に隠蔽されて外観からはうかがえないという点が斬新である。
ポスターの周囲を明るくする、という広告手法は、ポスター自体の訴求性をスポイルする危険性があって通常は採用すべきでない、又は採用しても効果的でない手法であるはずであるが、例え夜間であっても照明設備が必要以上に備わった環境、例えば地下街や繁華街では、ポスターを自前の照明設備で照らさずとも充分認識できる。そしてそのような環境下においては、全体が発光しているという上記従来タイプのパネルでは、明るさの強弱にメリハリがなく、却って目立たなくなるという事実を発見した。
それに比較して本考案のパネルの場合、LED発光体群から照射された光は、透明鯛のテーパ面で乱反射され、そのまま目に入る。従って、ポスター本体を透過した光と違って鮮明である。この鮮明な光に縁取られたポスターは、室内灯等で確認できるだけであって基本的に暗い。この明暗のコントラストは存外新鮮なものであり、訴求効果は非常に高いものである。なお本考案では、ポスターの周囲を明るくするという点に関しては不可欠の要素としているが、ポスター自体を明るくする機構を否定するものではない。室内照明が点灯していない状態、或いは夜間屋外に設置された状態でポスター自身を視認し得ることを目的に、ポスター全面を光らせるための機構を具備していても本考案の権利範囲に属するものとする。
ポスターの外縁ではなく、外縁から距離をあけた部分を明るくしポスター外縁と明るい部分との間には透明体部分が存在しているという点については、LEDが照射する光が外側に向かうものであり、そこには透明体が配置されているのでほとんど減衰することなくテーパ面に到達するという事実が効果を上げる上で重要な点である。テーパ面には磨りガラス状の粗加工が施されているため、光はここで乱反射する。
そして、乱反射光は当然パネルを観察する者に視認されるが、透明体を通過中の光は認識できない。その結果、パネル観察者の目には、テーパ面部分が発光源だと映る。これは大きなインパクトを以て観察者に届けられる新鮮な驚きであり、強い印象を与える。
なお透明体の材質については透明でさえあれば、ガラスであってもプラスチックであっても良いものとする。本考案者が試作検討した範囲では、透明度・重量・価格・耐衝撃強度等々を勘案するとアクリル樹脂が好ましかったが、勿論これに限定するものではない。また、テーパ面に施される磨りガラス状の粗加工に関しても、薬剤による化学的処理、サンドブラスト等による物理的処理、等々いかなる手法で形成しても良いものとする。
現実の発光機器は設置されるポスターの裏面に隠蔽されて外観からはうかがえないという点については、上述したような錯覚、即ち「パネル観察者の目には、テーパ面部分が発光源だと映る」という驚きを抱いた観察者が、パネルに近づき詳細に観察することで真の発光源(LED発光体群)を見つけて発光原理を悟らせることがないようにすることが第一の目的である。ミステリアスなままであることが好ましいからである。
そしてもう一つの目的は、LED発光体が視認できてしまうと観察者は、そこから照射される光も捉えることになり、テーパ面のみが発光する場合と比較して鮮明度が薄れてしまうので、これを回避することにある。LED発光体群を隠蔽するのは、ポスター自身であっても良いが、ポスターの外側を縁取るような形の別体の隠蔽シールであっても良いものとする。
本考案に係るポスター掲示パネルは、放射状外向きを照射方向として配設されたLED発光体群を備えた基台と、該LED発光体群の放射状外向き周囲を取り囲んで配置される透明体とを有するものであって、該透明体は、その裏面側稜部分に全周にわたって、磨りガラス状の粗加工が施されたテーパ面を有するものであることを特徴とするものであり、以下述べる如き効果を有する極めて有用な考案である。
(1) 本考案ポスター掲示パネルにポスターを取り付け、LED発光体群を発光させると、ポスターの周囲に配された透明体の周縁部分が発光しているので、観察する者にとっては、器材・部品の存在しない箇所が発光していることになり、斬新である。
(2) 発光の原理は、磨りガラス状の粗加工が施されたテーパ面に照射された光の乱反射だけであるので、構造は単純であって安価に提供できる。
本考案に係るポスター掲示パネルの一例にポスター等を取り付けたものの構造を示すための概略分解斜視図である。 本考案に係るポスター掲示パネルの一例の構造の一部を示す概略斜視図である。 図1で示した例のパネルの概略正面図である。 図1で示した例のパネルの一部の概略側面図である。 本考案における発光の原理を示す概略図である。
以下図面に基づき本考案を更に詳細に説明する。
図1は、本考案に係るポスター掲示パネル1(以下「本考案パネル1」という)にポスターP等を取り付けた構造の概略を示すものである。図より明らかなように本例の本考案パネル1の表側には、マスキング枠M、ポスターP、保護シートSがこの順で設けられておりこれら全てを貫通する化粧ビスBによって壁面その他に係止される。マスキング枠Mには光遮断性の高い材質のもの、保護シートSには透明で剛性の高いものを採用するのが好ましい。
本考案パネル1は、図2に示すように矩形枠状である透明体2と、その内部に隙間を有する形で嵌め込まれる基台3とにより成り、透明体2と基台3の隙間には、照射方向とするLED発光体41が多数配設されたLED発光体群4が埋設されている。またLED発光体4のコードも内側(基台3側)に格納されている(図示省略)。
透明体2は、本例ではアクリル樹脂製であり、裏面側外縁にテーパ面21が形成されており、テーパ面21は、表面から45度の角度に傾斜しており、また、表面加工を施して磨りガラス状となっている。なおこの角度は45度に限定するものではなく、30〜60度程度の範囲であれば、充分その機能を発揮する。
次に図3は、本考案パネル1にポスターP等を取り付けた状態の概略正面図であるが、マスキング枠Mのみ描出を省略している。図示していないマスキング枠Mは、LED発光体群4をカバーするものであるので、実際には正面から見てLED発光体群4を視覚することはできない。
周面側(側面、上面、又は下面)から見ると、図4の如く視認し得ることになるが、掲示されたポスターを観察するという状況にあって、このような特殊な観察方法をとることは殆どないので、全く支障ない。
図5は、本考案パネル1における発光の原理を示すものである。本考案パネル1は、透明体2と基台3の隙間にLED発光体群4を配置した構造となっており、個々のLED発光体41は外側に光を照射している(本例ではLED発光体41は単色光のものであるが多色としその色彩や色調の変化を、自動的に、又はリモートコントロールによって、行なわせるようにしても良い)。
外側方向に照射された光(その一条を破線で示す)は、テーパ面21で乱反射される。そしてこれを正面(図面の下方)から観察する者は、マスキング枠Mの存在によって真の光源(LED発光体41)は視認できず、また、透明体2を通過中の光も認識できない。テーパ面21で乱反射された光のみを認識することになる。つまり、ポスターPから透明体2部分だけ離れた矩形状の輪郭が光源であるかのように錯覚する。
1 本考案に係るポスター掲示パネル
2 透明体
21 テーパ面
3 基台
4 LED発光体群
41 LED発光体
P ポスター
M マスキング枠
S 保護シート
B 化粧ビス

Claims (3)

  1. 放射状外向きを照射方向として配設されたLED発光体群を備えた基台と、該LED発光体群の放射状外向き周囲を取り囲んで配置される透明体とを有するものであって、該透明体は、その裏面側稜部分に全周にわたって、磨りガラス状の粗加工が施されたテーパ面を有するものであることを特徴とするポスター掲示パネル。
  2. 該基台及び該透明体の外形は共に矩形であり、且つ、該テーパ面はポスター設置面から30乃至60度の角度で形成されるものである請求項1記載のポスター掲示パネル。
  3. 該LED発光体群を構成するLED発光体は、自動的に、又は遠隔操作によりその色彩・色調を変更できるものである請求項1又は2記載のポスター掲示パネル。
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