JP3188377U - 盗難防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撥油コーティングが施された携帯電話等であっても、剥がれにくい態様で設置できる盗難防止装置を提供する。
【解決手段】盗難防止装置10は、商品から外れると警報機から警告音を発する盗難防止用のタグ30と、商品を挟持する挟持具20と、挟持具が開くのを抑制する締結部材25と、を有する。挟持具20は、商品の表面又は裏面の一方の面にタグ30を接触させ、そのタグを押圧する部分に第1の滑り止め部材21aを備えるタグ固定部21と、商品の他方の面に接触する部分に第2の滑り止め部材22aを備える固定部22と、タグ固定部と固定部とを繋ぐU型部材23と、を具備する。
【選択図】図1
【解決手段】盗難防止装置10は、商品から外れると警報機から警告音を発する盗難防止用のタグ30と、商品を挟持する挟持具20と、挟持具が開くのを抑制する締結部材25と、を有する。挟持具20は、商品の表面又は裏面の一方の面にタグ30を接触させ、そのタグを押圧する部分に第1の滑り止め部材21aを備えるタグ固定部21と、商品の他方の面に接触する部分に第2の滑り止め部材22aを備える固定部22と、タグ固定部と固定部とを繋ぐU型部材23と、を具備する。
【選択図】図1
Description
本考案は、携帯電話(スマートフォン)等に用いられる盗難防止装置に関する。
家電量販店等では、商品や商品の見本などを展示し、購入者はその商品等を手に取ってデザインや操作性などを確認し、購入するかどうかを決定するという販売形態が多い。そして、このように展示している商品等は盗難されやすいので、盗難防止装置を取り付けて対策されている(例えば、特許文献1,2)。
なお、携帯電話等に対する近年の盗難傾向として、携帯電話等の本体ではなく、それに用いられている電池パックやSIMカードのみが盗難されるという事態も多くなっている。
一般的な盗難防止装置は、商品に盗難防止用のタグを直接貼付するタイプであり、図4は、そのようなタグの斜視図である。タグ30は、ピン31を商品等に押し当てて、タグ内にピン31を押し込んだ状態で商品と両面テープ50で接着される。そして、タグ30が商品から取り外されると、ピン31が突出し、警告音を発するという構成になっている。
タッチパネルを搭載することが主流となった携帯電話(スマートフォン)やタブレット端末、デジタルカメラ等では、カバーガラスに指紋等の油脂が付着しやすいため、フッ素コート剤による撥油コーティングが施されているものが多くなっている。そして、このようなカバーガラスに従来の盗難防止用のタグ30を直接取り付けた場合、タグ30に貼られている両面テープ50と貼付ける商品との接着面積が小さく、かつ撥油コーティングにより接着力が弱くなるため、両面テープ50だけでは剥がれやすい。そうすると、不必要な場面で盗難防止装置が作動してしまい、頻繁に営業を妨げるという事態になってしまう。また、タグ30には電源等に繋がるケーブル40が接続しているため、ケーブル40が衣服等に引っ掛かってカバーガラスの法線方向に引っ張られると、簡単にタグ30が外れることになる。
そこで、このような撥油コーティングが施された携帯電話等であっても、剥がれにくい態様で設置できる盗難防止装置が考えられている(特許文献3参照)。図5は、携帯電話にシートを使った盗難防止装置を取り付けた図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。この盗難防止装置110では、携帯電話100の表面101から側面を通り裏面にかけてシート120を接着し、そのシート120の上にタグ30を接着することで剥がれにくくし、さらに、ケーブル40を裏面側でシート120によって固定している。
しかし、近年の携帯電話等(特にスマートフォン)では、表面のカバーガラスだけでなく、裏面にも指紋等が付き難くするための撥油コーティングが施されたものがある。そうするとシートの接着力だけでは十分ではなく、裏面側でケーブルを固定することも難しくなっている。
これらの実情に鑑み、本考案は、滑り易くて盗難防止装置を設置し難い携帯電話等であっても、盗難防止用のタグを剥がれにくい態様で設置することができ、かつ、電池パックやSIMカードの盗難防止も兼ねることができる盗難防止装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係る盗難防止装置は、商品から外れると警報機から警告音を発する盗難防止用のタグと、商品の表面又は裏面の一方の面にタグを接触させ、そのタグを押圧する部分に第1の滑り止め部材を備えるタグ固定部と、商品の他方の面に接触する部分に第2の滑り止め部材を備える固定部と、タグ固定部と固定部とを繋ぐU型部材と、を具備し商品を挟持する挟持具と、タグ固定部と固定部とを繋ぎ、挟持具が開くのを抑制する締結部材と、を有することを特徴とするものである。
ここで、締結部材を結束バンドにしたり、第1の滑り止め部材が粘着性を有する部材、第2の滑り止め部材が粘着性を有する部材又は吸盤であることにするとよい。さらに、挟持部材が、タグから延びるケーブルを固定するケーブル固定部を有することにするとよい。
本考案によれば、盗難防止用のタグを携帯電話等に押圧して強固に挟持することができるので、撥油コーティング等で滑り易い携帯電話等に対しても、剥がれにくい態様で盗難防止装置を設置することができるという効果を奏する。また、挟持具は、携帯電話等の表面と裏面を繋いでいるので、電池パックやSIMカードの盗難防止にもなる。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、ここでは、盗難防止装置を取り付ける商品として携帯電話(スマートフォン)の例を示すが、当然、タブレット端末やデジタルカメラであっても、同様の盗難防止装置を取り付けることが可能である。
図1は、携帯電話に盗難防止装置を取り付けた図であり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は上面図、(d)は左側面図である。また、図2は、挟持具の斜視図である。
本考案の盗難防止装置10は、外れるとピンが突出して警報機35から警告音を発する従来の盗難防止用のタグ30を、挟持具20を使って携帯電話100に固定するものである。
挟持具20は、携帯電話100を表面側と裏面側とから挟持するもので、携帯電話等100の一方の面にタグ30を押圧して固定するタグ固定部21と、他方の面から押さえる固定部22と、タグ固定部21と固定部22とを繋ぐU型部材23とからなる。また、挟持具20に締結部材25を取り付けて、挟持具20が開くのを抑制している。
図1では、携帯電話100の表面側にタグ30を固定している。ここで、携帯電話100の表面は、撥油コーティングによって滑り易くなっていることがあるので、タグ30を押圧するタグ固定部21には、第1の滑り止め部材21aを設けて、タグ30が滑って外れることを防いでいる。第1の滑り止め部材21aとしては、具体的には、粘着性を有するゴム等の部材や、両面テープといったものが用いられる。なお、タグ30の固定を強固にするために、タグ30と携帯電話100との間にも両面テープを貼付しておくことが望ましい。
携帯電話100の裏面側では、固定部22が携帯電話100を押さえている。ここで、近年の携帯電話100は、裏面側にも撥油コーティングが施されているものがあるため、固定部22には第2の滑り止め部材22aを備えて対応することとする。第2の滑り止め部材22aとしては、粘着性を有するゴム等の部材や両面テープでもよいが、吸盤を用いることもできる。なお、吸盤は、できれば複数個設けた方が、挟持具20が安定してよい。
また、タグ30から延びて電源や警報機35(タグの親機)に繋がっているケーブル40は、引っ張られることで、タグ30が外れる原因になり易い。そこで、例えば図1では、ケーブル40は、携帯電話100に沿って裏面側に導かれ、固定部22によって携帯電話100の裏面に押圧した状態で固定されている。このとき、ケーブル40を固定し易いように、挟持具20にはケーブル固定部22b(例えば、ケーブル40が通る溝等)を設けておくとよい。このように、携帯電話100に沿わせることで、ケーブル40が衣服等に引っ掛かる心配もなくなる。また、ケーブル固定部22bは、ケーブル40が邪魔にならない態様であれば、固定部22側に限らず、挟持具20のどこに設けてもよい。なお、警報機35は、商品棚等に固定されることが多いが、携帯電話100の裏面が滑り難い場合には、裏面に貼付してもよい。
次に、本考案の盗難防止装置10の設置の方法を図を用いて説明する。図3は、挟持具で挟持する状況を説明する図である。
まず、タグ30を携帯電話100の表面に両面テープを使って貼付する。このとき、ケーブル40は、携帯電話100に沿わして裏面側に導いておく。そして、タグ30をタグ固定部21aに嵌め、ケーブル40をケーブル固定部22bを通るようにして、挟持具20で携帯電話100を挟持する。
このように、挟持具20により携帯電話100やタグ30を挟持するのであるが、挟持具30だけでは、固定力が弱かったり、また、携帯電話100の厚さによっては、挟持具30のサイズが合わないこともある。そこで、タグ固定部21と固定部22とを締結部材25で繋ぎ、締め付けることで挟持力を高め、挟持具30が開くのを抑制するとよい。また、この構成であれば、様々な厚さの携帯電話100に対しても、使用することができる。
ここで、締結部材25としては、結束バンドを用いることができる。結束バンドを使用する場合は、タグ固定部21と固定部22にスリットを2箇所ずつ設けておいて結束バンドを通して締め付けるか、タグ固定部21と固定部22とを外側からまとめるようにして締め付ければよい。そして、締め付け後、長さの余った部分を切除しておけば、携帯電話100を手にしたときに邪魔にならない。また、結束バンドを使えば、容易に緩むことがなく、外したいときには切断すればよい。そして改めて挟持具20を使いたい場合には、新たな結束バンドを使えばよいから、非常に手軽である。
なお、当然であるが結束バンド以外の締結部材25を用いてもよい。例えば、ネジ等を用いれば、タグ固定部21と固定部22を引き寄せることができるように繋ぐことができる。
タグ30は、携帯電話100の裏面に取り付けてもよく、その場合は、挟持具20を前後逆にすればよい。また、電池カバー102は、携帯電話100の裏面に設けられていることが多いのだが、本考案の盗難防止装置10を設置すれば携帯電話100を表裏から挟持することになるので、電池カバー102を容易に開けることができず、電池パックやSIMカードの盗難を防止することもできる。
10 盗難防止装置
20 挟持具
21 タグ固定部
21a 第1の滑り止め部材
22 固定部
22a 第2の滑り止め部材
22b ケーブル固定部
23 U型部材
25 締結部材
30 タグ
30a 両面テープ
31 ピン
35 警報機
40 ケーブル
100 携帯電話(スマートフォン)
102 電池カバー
20 挟持具
21 タグ固定部
21a 第1の滑り止め部材
22 固定部
22a 第2の滑り止め部材
22b ケーブル固定部
23 U型部材
25 締結部材
30 タグ
30a 両面テープ
31 ピン
35 警報機
40 ケーブル
100 携帯電話(スマートフォン)
102 電池カバー
Claims (4)
- 商品から外れると警報機から警告音を発する盗難防止用のタグと、
商品の表面又は裏面の一方の面に前記タグを接触させ、前記タグを押圧する部分に第1の滑り止め部材を備えるタグ固定部と、商品の他方の面に接触する部分に第2の滑り止め部材を備える固定部と、前記タグ固定部と前記固定部とを繋ぐU型部材と、を具備し商品を挟持する挟持具と、
前記タグ固定部と前記固定部とを繋ぎ、前記挟持具が開くのを抑制する締結部材と、
を有することを特徴とする盗難防止装置。 - 前記締結部材が、結束バンドであることを特徴とする請求項1に記載の盗難防止装置。
- 前記第1の滑り止め部材が粘着性を有する部材であり、前記第2の滑り止め部材が粘着性を有する部材又は吸盤であることを特徴とする請求項1又は2に記載の盗難防止装置。
- 前記挟持部材が、前記タグから延びるケーブルを固定するケーブル固定部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の盗難防止装置。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3188377U true JP3188377U (ja) | 2014-01-16 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021034028A (ja) * | 2019-08-26 | 2021-03-01 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 盗難防止トランスポンダー |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021034028A (ja) * | 2019-08-26 | 2021-03-01 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 盗難防止トランスポンダー |
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