JP3188133U - 電流測定回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】鉄道列車空調用空気圧縮機の劣化評価を圧縮機本体の解体点検を伴わず短時間で実施可能とする電流測定回路を提供する。
【解決手段】複数配置された鉄道列車空調用空気圧縮機の操作回路にそれぞれ操作電流測定用の電流センサを複数設置するとともに、前記電流センサのそれぞれのセンサ出力回路を一箇所に集中配置し、操作回路の電流値を測定・健全時の電流値と比較評価する事で劣化有無を評価する。
【選択図】図2
【解決手段】複数配置された鉄道列車空調用空気圧縮機の操作回路にそれぞれ操作電流測定用の電流センサを複数設置するとともに、前記電流センサのそれぞれのセンサ出力回路を一箇所に集中配置し、操作回路の電流値を測定・健全時の電流値と比較評価する事で劣化有無を評価する。
【選択図】図2
Description
本考案は、鉄道車両において電気設備として設置された空調用空気圧縮機の点検・健全性確認が容易な電流測定装置に関するものである。
JRあるいは地下鉄・民間鉄道においては車両内の居住環境向上のために車輌内空調(冷房/暖房)について空気圧縮機を用いて実施している。本空気圧縮機については列車走行時に常時運転をしており、その稼働時間は膨大になるため、ピストン摺動部の磨耗、オイルの劣化、各部駆動部の劣化などが懸念される。
一方で車輌の空調は乗客サービス向上の一環として導入しており、空気圧縮機の故障・停止などは鉄道会社にとっては致命的となるため、定期的な点検を行い、列車運行時に空調停止などが発生しないようにしている。
一方で車輌の空調は乗客サービス向上の一環として導入しており、空気圧縮機の故障・停止などは鉄道会社にとっては致命的となるため、定期的な点検を行い、列車運行時に空調停止などが発生しないようにしている。
空気圧縮機の点検としては解体による目視点検、オイル分析、駆動時の異常音確認などが一般的であるが、点検に際しては多大の時間・費用が必要となる。この改善策として空気圧縮機駆動時の電流を測定し、初期電流値と比較する事によって空気圧縮機の劣化有無を判定する方法がある。空気圧縮機の磨耗、オイル劣化等が進めば、駆動時の電流値が徐々に大きくなる傾向にあるため、電流値にしきい値を定めて、しきい値を外れた場合に点検を行なう方法である。図1は電流クランパを用いた電流測定方法を示す。この場合には空気圧縮機本体の点検解体を伴わずに劣化判定を行なえるという利点があるものの、空気圧縮機の回路毎に人力にて電流クランパを挿入し、電流測定をする必要があるため、やはり点検に時間を要すると共に、電流クランパの挿入方法が悪いと正確な電流を測定するのが困難となり、測定精度が悪くなるという欠点があった。
この改善策として、電流センサを予め空気圧縮機の操作回路に装着しておき、電流センサ出力回路を1箇所に集中配置する事で電流測定の簡素化をはかる方法がある。図2は空気圧縮機の操作回路を示しており、品1は予め装着された電流センサを示し、品2は電流センサ出力回路を示す。この方法によれば出力電流の一括管理が出来点検の簡素化が図られる事になるが、既存の列車設備に取り付けが可能な構造にする必要があると共に、電流センサ不具合時の交換あるいは常時監視などに配慮した構造とする必要がある。
解決しようとする問題点は、鉄道車両の空調用空気圧縮機の劣化を短時間、かつ高精度で判断できない点である。
本考案は、空気圧縮機の劣化判断を短時間で、正確に判断する事を可能とするため、予め空気圧縮機の操作回路に電流測定用のセンサを設置し、かつセンサ出力回路を一箇所に集中配置したことを最も主要な特徴とする。また既設の列車においても適用可能とするためにセンサは分割形とし、限られたスペースにも設置可能とするためにセンサ鉄心にけい素鋼を使用して小型化・高精度化を図った事を特徴とする。
本考案の電流センサは、空気圧縮機の操作回路に予め設置し、かつセンサ出力回路を一箇所に集中配置した事で、空気圧縮機の劣化判定を圧縮機本体の点検解体を伴わず、また電流測定時の時間を大幅に短縮でき、また将来においては空気圧縮機の操作電流を常時監視する事で劣化予防保全が可能になるという利点がある。
列車用空気圧縮機の劣化判断を短時間に、かつ高精度で予測するという目的を、小形かつ高精度な電流センサを追設する事で実現した。
図1は列車用空気圧縮機の操作回路および電流クランパの設置例を示す。
図2は電流センサおよびセンサ出力回路の構造を示した説明図である。
図3は本電流センサを適用した分電箱の実施例(外形図)である。
図4は図3の電流センサ設置場所の拡大図である(丸が電流センサ)。
図4は図3における分電箱のツナギ図である。
図6は図5の電流センサ設置場所の拡大図である(丸が電流センサ)。
図2は電流センサおよびセンサ出力回路の構造を示した説明図である。図2から明らかなように複数配置された鉄道列車空調用空気圧縮機の操作回路にそれぞれ操作電流測定用の電流センサを複数設置するとともに、電流センサのそれぞれのセンサ出力回路は一箇所に集中配置されている。
図5は図3における分電箱のツナギ図である。
Claims (4)
- 鉄道列車空調用空気圧縮機の操作回路に操作電流測定用の電流センサを設置するとともに、センサ出力回路を一箇所に集中配置した事を特徴とする電流測定回路。
- センサを分割構造とし、センサ磁気回路をけい素鋼板巻鉄心を使用すると共に、センサ分割面の面圧確保手段として板バネを採用した事を特徴とする電流センサ。
- センサ本体とセンサ出力制御線をコネクタを用いて脱着可能とした電流センサ。
- 鉄道列車空調用空気圧縮機の操作回路に電流センサを設置すると共に、センサ出力回路を電流監視回路に接続する事で、圧縮機操作電流を常時監視した事を特徴とする電流監視回路。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3188133U true JP3188133U (ja) | 2014-01-09 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106841906A (zh) * | 2017-01-12 | 2017-06-13 | 广东美的暖通设备有限公司 | 风冷热泵机组的压缩机接线识别方法及装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106841906A (zh) * | 2017-01-12 | 2017-06-13 | 广东美的暖通设备有限公司 | 风冷热泵机组的压缩机接线识别方法及装置 |
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