JP3187923U

JP3187923U - 飲料用グラスの底部に造形物を設置した構造

Info

Publication number: JP3187923U
Application number: JP2013003854U
Authority: JP
Inventors: 幸明吉田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Filing date: 2013-06-19
Publication date: 2013-12-26
Anticipated expiration: 2023-06-19

Abstract

【課題】酒類用の飲用カップのみならず清涼飲料水用の飲用カップにも適用されるものであり、カップの装飾的、芸術的な付加価値を備えただけでなく、展示用置物としてもその美的効果を備えた飲用カップを提供する。
【解決手段】グラス１本体の温度は製造時の窯の温度とほぼ同じおよそ１３５０℃度であり、葡萄の材質は真珠玉で加工されたものとする。挿入時期はリン吹きが終わりグラスを鋳物製の型に入れて膨らませグラス形状のなったところ、つまり（ガラス）カップの融点が真珠玉の溶融点以下の頃合いにおいてカップの先端部分にグラス１の足を造る工程の直前に挿入することによって葡萄の立体的な房４となって仕上がる。飲用グラス器において、たとえば真珠で出来た立体の葡萄の形状がグラス器内の空間部分とグラス器低の内部とに一個の造形物を通して埋め込んで設置されることを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本考案は、ワイングラス、リキュールグラス、ゴブレット、タンブラー、ブラデイーグラス、シャンパングラス、及びダブルウオールグラスなどの飲料用グラスの底部に陶器製、大理石、ホーロー製、スチール製及びルビー、サファイア、アクアマリン、石英ガラス、モリブデン、真珠、トパーズ、他の貴金属製を材料とした小鳥や人形やリンゴや果物、あるいはトラやペンギン、白鳥など動物や鳥類を模した立体ミニチュアの造形物をグラス底面から挿入して造形物上部の上半分ほどを残して埋め込んで設置してなる飲料用グラスに関する。

本願考案の背景技術は（ワイン）グラスの形状に、葡萄の房を埋め込んだ形状図案を基にした図形で説明する。

これまでのグラス器においてはグラス容器表面における各種のカテイング彫刻されてなるデザインや器の底部内へ造形物を密閉埋蔵したものはあった。しかし本願考案によれば、空気に触れる部分と併せた大きなスペースが利用できるため、より大きな造形物の設置が可能になる。よって本願考案に係る造形物は、グラス器が空の時は空気中にあり、水溶液が注入された状態においては水族館の雰囲気さえも楽しめる造形物の設置が可能になる。

グラス本体の温度は製造時の窯の温度とほぼ同じおよそ１３５０℃度であり、葡萄の材質は真珠玉で加工されたものとする。挿入時期はリン吹きが終わりグラスを鋳物製の型に入れて膨らませグラス形状のなったところ、つまり（ガラス）カップの融点が真珠玉の溶融点以下の頃合いにおいてカップの先端部分にグラスの足を造る工程の直前に挿入することによって葡萄の立体的な房が（図１）となって仕上がった構造である。

飲用グラス器において、たとえば真珠で出来た立体の葡萄の形状がグラス器内の空間部分とグラス器低の内部とに一個の造形物を通して埋め込んで設置されることを特徴とする。外部からみてもこれまでに無かった真珠の葡萄の房が備わった付加価値の高い装飾方式のグラス器となる。さらに、実際にワインなどを注入すればインの色に染まって外から見えるため装飾グラスに変化を楽しめるグラス器となる。つまり本願考案によれば真珠以外の任意の各種原材料を使用しすることが出来るため、植物形、動物、有名建造物、企業の立体的ロゴマーク形などの各種の造形物を備えることが出来る。また造形物の材料に関しても各種値打ちの異なる原材料で生産、設置されるためグラス価値も消費者の需要に応じて消費者が選択出来る。製造時においていわゆるそれぞれの財産的値打ちの発生により利用者によってグラス器製品におけるこれまでに存在しなかった芸術的価値を創造させる上に利用者別に美的嗜好、財産的嗜好も選べることになる。

以上の最良なグラス内の空間及びグラス本体底部に葡萄の房を一部分だけ埋め込んだグラスの実施形態について本願考案を図面に示して具体的に説明する。

本願考案のグラスカップの底面に葡萄の形状の一部分を埋め込んだ状態の斜視図である。本願考案のグラスカップの底面に葡萄の形状の一部分を埋め込んだ状態に水溶液（ワイン）を注いだ状態の正面図である。本願考案を上からのぞいた平面図である。

１‥‥‥‥‥グラスカップ（ワイングラス）
２‥‥‥‥‥内壁
３‥‥‥‥‥底面
４‥‥‥‥‥葡萄の房
５‥‥‥‥‥飲料水（ワイン）
６‥‥‥‥‥足
７‥‥‥‥‥台

Claims

カップ（１）の底面（３）に任意の形で製造したミニチュアの造形物（４）を、その一定部分だけをカップの底面の中へ埋めて装飾物と成した飲料用カップの構造。
前記ミニチュアの造形物に使用する材質の種類については、本願考案物の利用者の好みによる付加価値性の選択が可能なように、その材質は陶器、鉄、真珠、ルビー、大理石、石英、サファイアなどを埋め込めることを特徴として利用する請求項１記載の飲料用カップの構造。
前記ミニチュアの造形物に使用する造形物の種類については、本願考案物の利用者の好みによる選択が可能なように、さまざまな花の形、動物の形、小鳥の形、玩具の形、果物の形を製作して供給出来ることを特徴とする請求項１記載の飲料用カップの構造。
本願考案はダブルウオールグラスにおいても同様の構造とする。