JP3187710U - 締結具 - Google Patents
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Abstract
【課題】締結状態の異常検知を容易に行うことができ、かつ簡易な構成の締結具を提供する。
【解決手段】側面13に窪みである有底の穴5,7が刻設されている本体部3と、穴5,7に配置される所定の情報を報知するための報知手段と、を備える。報知手段は、所定の液体、所定の気体、及び、締結状態のうち、少なくともいずれか一つを検知する部材である感水材9である。側面13には、穴5,7が互いに離間して複数設けられている。本体部3に螺刻されている雌ねじ部を有するナット1、螺刻されている雄ねじ部が本体部3に連結されているボルト、又は、それらの組み合わせた締結具として構成する。
【選択図】図1
【解決手段】側面13に窪みである有底の穴5,7が刻設されている本体部3と、穴5,7に配置される所定の情報を報知するための報知手段と、を備える。報知手段は、所定の液体、所定の気体、及び、締結状態のうち、少なくともいずれか一つを検知する部材である感水材9である。側面13には、穴5,7が互いに離間して複数設けられている。本体部3に螺刻されている雌ねじ部を有するナット1、螺刻されている雄ねじ部が本体部3に連結されているボルト、又は、それらの組み合わせた締結具として構成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、報知手段を備える締結具に関するものである。
被締結部材である部材同士を締結するためにボルト及びナット、ねじ等の種々の締結具が用いられている(例えば、特許文献1参照)。締結具は、定められた通りに正確に被締結部材に取り付けることはもちろんのこと、被締結部材に装着されている締結具を所定の締結状態に維持することが重要であるので、締結具を保守点検する者が定期的に締結状態を確認することは、その締結具の所期の目的を達成するために不可欠な作業となる。
しかし、従来の締結具は、飽くまでも被締結部材を締結することを目的とする固定具としてのみの役割に留まっている。従って、締結具及びその締結状態に異常があるか否かの判別は、目視により、又は、検査用ハンマーで締結具を叩いて発生する音により、検査員が確認する等、保守点検に長期に亘って従事する熟練者が会得できる技能に頼らざるを得ない。また、締結具が緩むことにより生ずる締結具又はその近傍からの液漏れやガス漏れなどは、その締結具の近傍に設置される液漏れ検知装置又はガス漏れ検知装置などにより行われている。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、締結具の緩みといった締結状態の異常検知を容易に行うことができ、かつ簡易な構成の締結具を提供することである。
本考案の締結具は、側面に窪みが刻設されている本体部と、前記窪みに配置される所定の情報を報知するための報知手段と、を備えることを特徴とする。
また、本考案の締結具において、前記報知手段は、所定の液体、所定の気体、及び、締結状態のうち、少なくともいずれか一つを検知する部材であることを特徴とする。
また、本考案の締結具において、前記側面には、前記窪みが互いに離間して複数設けられていることを特徴とする。
また、本考案の締結具において、前記本体部は、正面視で多角形状であり、前記側面のそれぞれの面には、前記窪みが1以上設けられていることを特徴とする。
また、本考案の締結具において、前記本体部は、正面視で多角形状であり、前記側面のそれぞれの面には前記窪みが2以上設けられており、同じ面に設けられた前記2以上の前記窪みのうち、少なくとも1の窪みには第1の所定の情報を報知するための第1報知手段が配置され、他の窪みには前記第1の所定の情報とは異なる第2の所定情報を報知するための第2報知手段が配置されていることを特徴とする。
また、本考案の締結具において、前記本体部は、正面視で多角形状であり、前記側面のそれぞれの面には前記窪みが2以上設けられており、同じ面に設けられた前記2以上の前記窪みのうち、少なくとも1の窪みには蛍光材又は光反射材が配置され、他の窪みには蓄光材が配置されていることを特徴とする。
また、本考案の締結具において、前記窪みは、円形状の穴、四角形状の穴、及び、帯状の溝のうち、少なくともいずれか一つであることを特徴とする。
また、本考案の締結具は、上記いずれか1の締結具であって、前記本体部に螺刻されている雌ねじ部を有するナット、螺刻されている雄ねじ部が前記本体部に連結されているボルト、又は、それらの組み合わせであることを特徴とする。
本考案の締結具は、その本体部に設けられている窪みに報知手段を配置するという簡易な構成により、締結具を検査する者が、報知手段により締結具や締結状態の異常を容易に検知することができる。
以下に、本考案の締結具に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本考案が限定されるものではない。
〔第1実施形態〕
図1(a)は、第1実施形態に係るナット1の正面図であり、図1(b)は、第1実施形態に係るナット1の側面図である。
図1(a)は、第1実施形態に係るナット1の正面図であり、図1(b)は、第1実施形態に係るナット1の側面図である。
本実施形態では、側面に窪みが設けられている本体部と、前記窪みに配置される所定の情報を報知するための報知手段と、を備える締結具としてのナット1を説明する。
図1(a)に示すように、ナット1は、側面13に窪みである有底の穴5、7が設けられている本体部3と、穴5、7に配置される、ナット1の締結状態等を検査する者に所定の情報を報知するための報知手段、例えば所定の液体に反応し変色する感水材9とを備える。
図1(a)に示すように、ナット1は、側面13に窪みである有底の穴5、7が設けられている本体部3と、穴5、7に配置される、ナット1の締結状態等を検査する者に所定の情報を報知するための報知手段、例えば所定の液体に反応し変色する感水材9とを備える。
本実施形態のナット1は、側面13に、互いに離間した複数の窪み(穴5、7)が設けられている。また、本体部3は、正面視で多角形状であり、側面13のそれぞれの面には、窪みが1以上設けられている。本体部3は、図1(a)に示されるように、平面視で六角形であり、図1(b)に示されるように、その六角形を構成する側面13のそれぞれの面には、側面視で円形状の一対の窪みである穴5、7が設けられている。
感水材9により、ナット1の周辺で生じている水漏れや、ナット1が配置されている環境が高湿度に達していることを検出できるので、検査する者は、感水材9が反応したナット1を発見し易くなり、特に締結状態について点検の必要性が高いナットであることを注意喚起することができる。
6つの側面13総てに感水材9を配置することにより、ナット1の本体部3の向きによらず、検査する者が容易に感水材9の変色を視認できる。なお、本実施形態において、6つの側面13それぞれに設けられている穴5、7は、一例として、いずれも所定の深さ寸法dを有し、互いに同一寸法、同一形状とすればよいが、特に限定されない。
このように、穴5、7内に感水材9を配置することにより、例えば、本体部3の側面13をソケットレンチ等の締め付け用工具により装着して、被締結部材に固定する場合であっても、報知手段が本体部3から脱落することや剥離することや、摩耗により劣化することを防止できる。
また、本体部3には、中心軸心x方向に本体部3を貫通し、内周面が螺刻されている雌ねじ部15を有する。従って、ナット1は、ボルトに螺刻されている雄ねじ部(図2参照。)等と螺合することで、被締結部材を締結できる。
〔第2実施形態〕
締結具の第2実施形態に係るボルト51について図2を参照しつつ説明する。図2は、第2実施形態に係るボルト51の斜視図である。ボルト51は、本体部53と、本体部53からその中心軸心x方向に延びる雄ねじ部71と、を備える。本体部53は、第1実施形態のナット1の本体部3と同様に、各側面63に、一対の窪みである有底の穴55、57と、穴55、57に配置される感水材(図示せず)とを備える。また、穴55、57は、第1実施形態と同様に所定深さを有し、互いに同一寸法及び同一形状とすればよいが、特に限定されるものではない。雄ねじ部71が、例えば、第1実施形態に係るナット1の本体部3の雌ねじ部15に螺合することにより、被締結部材を締結できる。なお、その他の構成及び効果は、第1実施形態と同様である。
締結具の第2実施形態に係るボルト51について図2を参照しつつ説明する。図2は、第2実施形態に係るボルト51の斜視図である。ボルト51は、本体部53と、本体部53からその中心軸心x方向に延びる雄ねじ部71と、を備える。本体部53は、第1実施形態のナット1の本体部3と同様に、各側面63に、一対の窪みである有底の穴55、57と、穴55、57に配置される感水材(図示せず)とを備える。また、穴55、57は、第1実施形態と同様に所定深さを有し、互いに同一寸法及び同一形状とすればよいが、特に限定されるものではない。雄ねじ部71が、例えば、第1実施形態に係るナット1の本体部3の雌ねじ部15に螺合することにより、被締結部材を締結できる。なお、その他の構成及び効果は、第1実施形態と同様である。
〔第3実施形態〕
締結具の第3実施形態について図3を参照しつつ説明する。図3は、第3実施形態に係るナット101の斜視図である。なお、ナット101の構成を明確に示すために、報知手段は図中から省略している。第3実施形態に係るナット101の窪みである穴は、第1実施形態に係るナット1の穴5、7とは異なり、側面視で矩形状の有底の穴105である。ナット101のその他の形状、寸法は、第1実施形態に係るナット1と同じである。
締結具の第3実施形態について図3を参照しつつ説明する。図3は、第3実施形態に係るナット101の斜視図である。なお、ナット101の構成を明確に示すために、報知手段は図中から省略している。第3実施形態に係るナット101の窪みである穴は、第1実施形態に係るナット1の穴5、7とは異なり、側面視で矩形状の有底の穴105である。ナット101のその他の形状、寸法は、第1実施形態に係るナット1と同じである。
さらに、本実施形態では、単一の穴105を本体部103に設ける構成であるが、ナット101の使用用途に応じて、一つの側面113に複数の矩形状の穴105を設け、それぞれ異なる報知手段を配置することも可能である。なお、その他の構成及び効果は、第1の実施形態と同様である。
〔第4実施形態〕
第4実施形態に係る締結具について図4を参照しつつ説明する。図4は、第4実施形態に係るナット201の斜視図である。なお、ナット201の構成を明確に示すために、報知手段は図中から省略している。第4実施形態に係るナット201の窪みは、第3実施形態に係るナット101と異なり、側面視で左右方向(中心軸心xに直交する方向)に延びる溝205である。各側面213に設けられている溝205の両端部は、六角形状を構成する総ての側面213に亘り、互いに接続されている。
第4実施形態に係る締結具について図4を参照しつつ説明する。図4は、第4実施形態に係るナット201の斜視図である。なお、ナット201の構成を明確に示すために、報知手段は図中から省略している。第4実施形態に係るナット201の窪みは、第3実施形態に係るナット101と異なり、側面視で左右方向(中心軸心xに直交する方向)に延びる溝205である。各側面213に設けられている溝205の両端部は、六角形状を構成する総ての側面213に亘り、互いに接続されている。
さらに、本実施形態では、単一の溝205を本体部203に設ける構成であるが、ナット201の使用用途に応じて、複数の溝を中心軸心x方向に関し互いに離間配置し、それぞれ異なる報知手段を配置することも可能である。
〔その他の実施形態〕
以下に、本考案に係る締結具のその他の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図5(a)は、第5実施形態に係るナット301の斜視図、図5(b)は、第6実施形態に係るボルト351の斜視図、図6(a)は、第7実施形態に係るナット401の斜視図、図6(b)は、第8実施形態に係るボルト451の斜視図、図7(a)は、第9実施形態に係るナット501の斜視図、図7(b)は、第10実施形態に係るボルト551の斜視図である。
以下に、本考案に係る締結具のその他の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図5(a)は、第5実施形態に係るナット301の斜視図、図5(b)は、第6実施形態に係るボルト351の斜視図、図6(a)は、第7実施形態に係るナット401の斜視図、図6(b)は、第8実施形態に係るボルト451の斜視図、図7(a)は、第9実施形態に係るナット501の斜視図、図7(b)は、第10実施形態に係るボルト551の斜視図である。
図5(a)に示すように、第5実施形態のナット301では、正面視で三角形状の本体部303を構成する側面313に、一対の同形状、同寸法の窪みである有底の穴305、307が設けられている。さらに、穴305、307には、第1実施形態と同様に報知手段である感水材が配置される。ナット301のその他の構成及び効果は、第1実施形態のナット1と同じである。
図5(b)に示すように、第6実施形態のボルト351では、第5実施形態と同様に、正面視で三角形状の本体部353を構成する側面363に、一対の同形状、同寸法の窪みである有底の穴355、357が設けられている。さらに、穴355、357には、第1実施形態と同様に報知手段である感水材が配置される。ボルト351のその他の構成及び効果は、第2実施形態のボルト51と同じである。
図6(a)に示すように、第7実施形態のナット401では、正面視で四角形状の本体部403を構成する側面413に、一対の同形状、同寸法の窪みである有底の穴405、407が設けられている。さらに、穴405、407には、第1実施形態と同じ報知手段である感水材が配置される。ナット401のその他の構成及び効果は、第1実施形態のナット1と同じである。
図6(b)に示すように、第8実施形態のボルト451では、第7実施形態と同様に、正面視で四角形状の本体部453を構成する側面463に、一対の同形状、同寸法の窪みである有底の穴455、457が設けられている。さらに、穴455、457には、第1実施形態と同様に報知手段である感水材が配置される。ボルト451のその他の構成及び効果は、第2実施形態のボルト51と同じである。
図7(a)に示すように、第9の実施形態のナット501では、正面視で円形状の本体部503を構成する側面513に、一対の同形状、同寸法の窪みである有底の穴555、557が、周方向に等間隔で複数設けられている。さらに、穴555、557には、前述の報知手段が配置される。ナット501のその他の構成及び効果は、第1実施形態のナット1と同じである。
図7(b)に示すように、第10実施形態のボルト551では、第9の実施形態と同様に、正面視で円形状の本体部553を構成する側面563には、一対の同形状、同寸法の窪みである穴555、557が設けられている。さらに、穴555、557には、第1実施形態と同様に報知手段である感水材が配置される。
なお、本体部553の上面564には、ボルト551を締結するためのプラスドライバを装着するためのプラス形状の溝が設けられている。ボルト551のその他の構成及び効果は、第2実施形態のボルト51と同じである。
上記した第1乃至第10実施形態では、報知手段として、感水材を配置する例を示したが、本考案は感水材に限定されず、所定の気体に反応して変色する気体反応材や、締結具が配置されてから所定の期間過ぎた場合に変色する経年変化材や、締結具の緩みの感知、固有情報の保存等を行うためのICタグや、締結具の存在を知らせるための蛍光材及び蓄光夜光材や、締結具の寸法に応じて異なる色の着色部材等を利用することも可能である。また、上記第1、第2、第5乃至第10実施形態では、一の側面に2つの穴を備えるので、一方の穴に蛍光材を配置し、他方の穴に蓄光夜光材を配置することにより、昼夜を問わず締結具の存在を知らせることができる。
さらに、第3及び第4実施形態における穴105や溝205を、第5乃至第10実施形態の本体部に設け、その穴又は溝に報知手段を配置することも可能である。
本考案に係る締結具は、(1)上記実施形態のボルト及びナットを互いに組み合わせる構成、(2)実施形態に係るボルトと、報知手段を具備しないナットとを組み合わせる構成、(3)実施形態に係るナットと、報知手段を具備しないボルトとを組み合わせる構成とすることも可能である。
さらに、上記実施形態では、窪みの形状が、円形や矩形を採用しているが特に限定されるものではなく、楕円やその他の多角形状とすることも可能である。また、窪みの数や寸法を適宜変更できることは言うまでもない。さらに、締結具の正面視の形状は、上記第1乃至第10実施形態の形状に限定されず、任意の多角形状や楕円形等、締結具の使用用途に応じて適宜変更できる。同様に、第1乃至第8実施形態では、本体部を構成する側面の総てに窪みを設ける構成であるが、締結具の使用用途に応じて、窪みを設ける側面を任意に選択できる。また、上記実施形態の締結具は、螺合可能なナット及びボルトであるが、ねじ部を備えない構成の締結具にも本考案は適用可能である。さらに、ナット若しくはボルトの使用用途に応じて、一つの側面に設けられ、報知手段が装着される窪みの数や寸法を変更できる。
また、本考案に係る締結具は、正面視で多角形状である本体部の側面において、側面のそれぞれの面に窪みを2以上設け、同じ面に設けられた前記2以上の窪みのうち、少なくとも1の窪みには第1の所定の情報(例えば、水漏れ)を報知するための第1報知手段(例えば、感水材)を配置し、他の窪みには前記第1の所定の情報とは異なる第2の所定情報(例えば、所定のガス漏れ)を報知するための第2報知手段(例えば、気体反応材)を配置するように構成してもよい。水漏れ及びガス漏れのように異なる情報の検出を、本体部の側面の1面ごとで実現することができ、保守効率の向上を図ることが可能となる。
また、本考案に係る締結具は、正面視で多角形状である本体部の側面において、側面のそれぞれの面に窪みを2以上設け、同じ面に設けられた前記2以上の窪みのうち、少なくとも1の窪みには蛍光材又は光反射材を配置し、他の窪みには蓄光材を配置するように構成してもよい。このように構成することにより、保守をする者に、昼夜を問わず、締結具の存在及びその位置を注意喚起することが可能となる。
1、101、201、301、401、501 ナット
3、53、103、203、303、353、
403、453、503、553 本体部
5、7、55、57、105、305、307、
355、357、405、407、455、457、
505、507、555、557 穴
205 溝
9 感水材
13、63、113、213、313、363、413、
463、513、563 側面
51、351、451、551 ボルト
3、53、103、203、303、353、
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505、507、555、557 穴
205 溝
9 感水材
13、63、113、213、313、363、413、
463、513、563 側面
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Claims (8)
- 側面に窪みが設けられている本体部と、
前記窪みに配置される所定の情報を報知するための報知手段と、を備えることを特徴とする締結具。 - 前記報知手段は、所定の液体、所定の気体、及び、締結状態のうち、少なくともいずれか一つを検知する部材であることを特徴とする請求項1に記載の締結具。
- 前記側面には、前記窪みが互いに離間して複数設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の締結具。
- 前記本体部は、正面視で多角形状であり、前記側面のそれぞれの面には、前記窪みが1以上設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1に記載の締結具。
- 前記本体部は、正面視で多角形状であり、前記側面のそれぞれの面には前記窪みが2以上設けられており、同じ面に設けられた前記2以上の前記窪みのうち、少なくとも1の窪みには第1の所定の情報を報知するための第1報知手段が配置され、他の窪みには前記第1の所定の情報とは異なる第2の所定情報を報知するための第2報知手段が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1に記載の締結具。
- 前記本体部は、正面視で多角形状であり、前記側面のそれぞれの面には前記窪みが2以上設けられており、同じ面に設けられた前記2以上の前記窪みのうち、少なくとも1の窪みには蛍光材又は光反射材が配置され、他の窪みには蓄光材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち、いずれか1に記載の締結具。
- 前記窪みは、円形状の穴、四角形状の穴、及び、帯状の溝のうち、少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1に記載の締結具。
- 請求項1乃至請求項7のうち、いずれか1に記載の締結具は、前記本体部に螺刻されている雌ねじ部を有するナット、螺刻されている雄ねじ部が前記本体部に連結されているボルト、又は、それらの組み合わせであることを特徴とする締結具。
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WO2024101318A1 (ja) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | 株式会社サンノハシ | 繊維強化樹脂ボルト |
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- 2013-09-27 JP JP2013005587U patent/JP3187710U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2024101318A1 (ja) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | 株式会社サンノハシ | 繊維強化樹脂ボルト |
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