JP3187241U - Assembled box - Google Patents
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Abstract
【課題】保管スペースを縮小できること、さらには、持ち運びに優れた組立式ボックスを提供する。
【解決手段】天井材6と床材2とを外壁材3によって連結し、外壁材の開口部35の側縁部に、一対の柱材4A,4Bが互いに平行に立設されて、開口部の一方の側縁側の外壁材に、扉材5が開口部を開閉自在に固定されるように構成して組み立てた組立式ボックス1であって、床材と天井材との内のいずれか一方によって、上部が開放された箱体を形成し、他方によって、箱体の上部を覆うように箱体に装着される蓋体を形成して、外壁材と柱材と扉材とのいずれもが、折り目線によって折り曲げられて平面状に折り畳み可能とされており、箱体に、平面状に折り畳まれた外壁材と柱材と扉材とを収容可能にした。
【選択図】図1The present invention provides an assembling box that can reduce the storage space and is excellent in carrying.
A ceiling member 6 and a flooring member 2 are connected by an outer wall member 3, and a pair of pillar members 4A and 4B are erected in parallel to each other at a side edge portion of an opening portion 35 of the outer wall member. 1 is an assembled box 1 constructed so that the door 5 is fixed to the outer wall member on one side edge side so that the opening can be freely opened and closed, and one of the floor material and the ceiling material. To form a box with the upper part opened, and with the other, form a lid attached to the box so as to cover the upper part of the box, and all of the outer wall material, the column material, and the door material are Further, it is folded by a crease line so that it can be folded into a flat shape, and the outer wall material, column material, and door material folded into a flat shape can be accommodated in the box.
[Selection] Figure 1
Description
この考案は、天井材と床材とを外壁材によって連結し、前記外壁材の開口部の側縁部に、一対の柱材が互いに平行に立設されて、前記開口部の一方の側縁側の外壁材に、扉材が前記開口部を開閉自在に固定されるように構成して組み立てた組立式ボックスに関する。 In this device, a ceiling material and a floor material are connected by an outer wall material, and a pair of pillars are erected in parallel to each other at a side edge portion of the opening portion of the outer wall material, and one side edge side of the opening portion It is related with the assembly-type box assembled and comprised so that the door material may be fixed to the outer wall material so that the said opening part can be opened and closed.
例えば特許文献1には、屋外に設置して使用される組立式トイレが開示されている。この組立式トイレは、便槽の上に載せられて便器を搭載した略長方形の床部ユニットの上面に、該床部ユニットの周囲を囲むように4つの壁面パネル部材の各下縁フランジ部をボルトで固定して、各壁面パネル部材の上縁フランジ部に、屋根パネルを載せて固定して組み立てられるものである。
For example,
ところが、上記の組立式トイレに代表される組立式ボックスでは、床部ユニットと、各壁面パネル部材と、屋根パネルとに分解できるとしても、特に各壁面パネル部材の上下方向の寸法が大きいことから、保管スペースも大きくなるという不都合があった。さらには、各壁面パネル部材の前記寸法が大きいことが原因となって、分解した状態でも組立式ボックスが持ち運び難いという不都合もあった。 However, in the assembly box represented by the above assembly toilet, even if it can be disassembled into a floor unit, each wall panel member, and a roof panel, the vertical dimension of each wall panel member is particularly large. There is a disadvantage that the storage space becomes large. Furthermore, there is a disadvantage that the assembled box is difficult to carry even in a disassembled state due to the large size of each wall panel member.
この考案は、このような状況に鑑み提案されたものであって、保管スペースを縮小できること、さらには、持ち運びに優れた組立式ボックスを提供することを目的とする。 The present invention has been proposed in view of such a situation, and an object thereof is to reduce a storage space and to provide an assembled box excellent in carrying.
請求項1の考案に係る組立式ボックスは、天井材と床材とを外壁材によって連結し、前記外壁材の開口部の側縁部に、一対の柱材が互いに平行に立設されて、前記開口部の一方の側縁側の外壁材に、扉材が前記開口部を開閉自在に固定されるように構成して組み立てた組立式ボックスであって、前記床材と前記天井材との内のいずれか一方によって、上部が開放された箱体を形成し、他方によって、前記箱体の上部を覆うように該箱体に装着される蓋体を形成して、前記外壁材と前記柱材と前記扉材とのいずれもが、折り目線によって折り曲げられて平面状に折り畳み可能とされており、前記箱体に、前記平面状に折り畳まれた前記外壁材と前記柱材と前記扉材とを収容可能にしたことを特徴とする。
The assembling-type box according to the invention of
請求項2の考案は、請求項1において、前記開口部の他方の側縁側の前記柱材に、前記扉材の裏面に設けられた第1の面ファスナが着脱可能に接合する第2の面ファスナが設けられたことを特徴とする。
The invention of
請求項3の考案は、請求項2において、前記扉材の裏面に、前記組立式ボックスが使用可能であることを表示する第1表示部と、前記組立式ボックスが使用不能であることを表示する第2表示部とが設けられた操作部材をスライド可能に支持させて、前記扉材に、前記操作部材をスライドさせることで、前記第1表示部又は前記第2表示部が表れる表示窓が形成されたことを特徴とする。
The invention of
請求項4の考案は、請求項2又は3において、前記一対の柱材には、前記開口部を閉鎖した前記扉材の裏面と当接する戸当たり板が差し込まれる差し込み部が形成されたことを特徴とする。
The invention of
請求項5の考案は、請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記外壁材と前記柱材と前記扉材とを段ボール製としたことを特徴とする。
The invention of
請求項6の考案は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記天井材と前記床材とをプラスチック段ボール製としたことを特徴とする。
The invention of
請求項7の考案は、請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記天井材に、隣接する前記組立式ボックス同士を連結可能な連結具が挿嵌される挿嵌孔が設けられたことを特徴とする。
The invention of claim 7 is characterized in that, in any one of
請求項8の考案は、請求項1ないし7のいずれかにおいて、前記天井材に、隣接する前記組立式ボックス同士を結束固定可能で可撓性を有する結束部材を挿通するための挿通孔が設けられたことを特徴とする。
The invention of
請求項1の考案に係る組立式ボックスによれば、箱体に、外壁材と柱材と扉材とが平面状に折り畳まれて収容されると、当該組立式ボックスの体積を縮小させることが可能になる。よって、この組立式ボックスの保管スペースを縮小することが可能になる。さらには、当該組立式ボックスの体積を縮小させることで、この組立式ボックスを持ち運び易くすることが可能になる。
請求項2の考案によれば、外壁材の開口部の他方の側縁側の柱材に設けられた第2の面ファスナに、扉材に設けられた第1の面ファスナを接合させることで、前記他方の側縁側の柱材に扉材を固定して開口部を閉鎖することが可能になる。一方、前記第2の面ファスナから前記第1の面ファスナを引き離すことで、前記他方の側縁側の柱材に対する扉材の固定を解除して開口部を開放することが可能になる。したがって、前記第1及び第2の面ファスナを用いることで、扉材で開口部を容易に開閉することが可能になる。
請求項3の考案によれば、扉材の表示窓に表れた第1表示部又は第2表示部を目視で確認することで、組立式ボックスの使用の可否を判別し易くなる。
請求項4の考案によれば、一対の柱材に、扉材の裏面と当接する戸当たり板の差し込み部を形成しただけの簡単な構成で、戸当たり板を各前記柱材に取り付けることが可能になる。
請求項5の考案によれば、外壁材、柱材、扉材が、段ボールが有する可撓性を利用して折り畳み易くなる。
請求項6の考案によれば、天井材及び床材は、プラスチック段ボール製としたことで、紙製の段ボールと比較して機械的強度を向上させることが可能になる。よって、外壁材と柱材と扉材とが折り畳まれて収容される箱体及び蓋体の耐久性を向上させることができる。
請求項7の考案によれば、各組立式ボックスの天井材に設けられた挿嵌孔に挿嵌された連結具を用いることで、隣接する組立式ボックス同士を簡単に連結することが可能になる。その結果、一方の組立式ボックスを他方の組立式ボックスに支持して安定させることが可能になる。
請求項8の考案によれば、結束部材が、可撓性を有するために容易に各組立式ボックスの挿通孔に挿通させ易くなる結果、隣接する組立式ボックス同士の結束固定作業が簡単になる。
According to the assembly box according to the invention of
According to the invention of
According to the invention of
According to the invention of
According to the invention of
According to the sixth aspect of the present invention, the ceiling material and the floor material are made of plastic corrugated cardboard, so that mechanical strength can be improved as compared with paper corrugated cardboard. Therefore, it is possible to improve the durability of the box body and the lid body in which the outer wall member, the column member, and the door member are folded and accommodated.
According to the seventh aspect of the present invention, it is possible to easily connect adjacent assembling boxes by using a connector inserted into an insertion hole provided in a ceiling material of each assembling box. become. As a result, one assembly box can be supported and stabilized by the other assembly box.
According to the invention of
本考案の実施形態を図1ないし図20を参照しつつ説明する。図1に示す組立式ボックス1は、例えばトイレや更衣室として使用されるものである。この組立式ボックス1は、床材2と、外壁材3と、柱材4(4A,4B)と、扉材5と、天井材6とを組み立てて構成される。図1及び図2に示す床材2は、プラスチック段ボールを折り目線において折り曲げることで、上部(図2の上側)が開放された箱体8に形成されている。図1及び図2に示すように箱体8とされた床材2の左右(図2の左右)の側面には、該床材2の前後方向(図2の右斜め手前奥方向)に所定の間隔をおいて貫通孔9がそれぞれ2つ設けられている。貫通孔9,9は、後述する外壁材3の貫通孔12,12(図3参照。)と対応する位置で前記左右の側面に設けられている。各貫通孔9には、床材2と外壁材3とを連結する連結具95(図14参照。)が着脱可能とされている。加えて図2に示すように床材2の後面にも、床材2の左右方向に所定の間隔をおいて貫通孔9が2つ設けられている。
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The
図3に示す外壁材3は、段ボールにて形成されて該外壁材3の下端部を床材2の左右の内側面及び後面の内側に連結して支持することで、床材2の内底面に立設されるものである。図3に示すように外壁材3の下端部には、床材2の各貫通孔9と対応する位置に貫通孔12がそれぞれ設けられている。また、外壁材3の上端部にも、該外壁材3の左右方向に所定の間隔をおいて貫通孔13が2つ設けられている。さらに外壁材3の左右の端部には、該外壁材3の上下方向に所定の間隔をおいて貫通孔14が5つ設けられている。加えて外壁材3は、左折り目線16と右折り目線17とを備えている。左折り目線16は、外壁材3の左側辺から各貫通孔14よりも右側辺側へ所定距離離れた位置に、該外壁材3の上下方向で該外壁材3の上辺から下辺にかけて形成されている。この左折り目線16は、外壁材3の左端部を折り返すために用いられる。右折り目線17は、外壁材3の右側辺から各貫通孔14よりも左側辺側へ所定距離離れた位置に、該外壁材3の上下方向で該外壁材3の上辺から下辺にかけて形成されている。この右折り目線17は、外壁材3の右端部を折り返すために用いられる。さらには外壁材3は、上折り目線18と、下折り目線19とを備えている。上折り目線18は、外壁材3の上辺から下方へ所定距離離れた位置に、該外壁材3の左右方向で該外壁材3の左側辺から右側辺にかけて形成されている。この上折り目線18は、外壁材3の上部を下向きに折り返す(山折りする)ために用いられる。下折り目線19は、外壁材3の下辺から上方へ所定距離離れた位置に、該外壁材3の左右方向で該外壁材3の左側辺から右側辺にかけて形成されている。この下折り目線19は、外壁材3の下部を上向きに折り返す(谷折りする)ために用いられる。ここでは、上折り目線18及び下折り目線19によって外壁材3の上部及び下部を折り返すことで、外壁材3は、その上部及び下部を該外壁材3の中央部に重ね合わせた三つ折り状態で押圧して平面状に折り畳み可能とされている。
The
図4に示す柱材4Aは、段ボールにて形成された縦長の矩形をしたものである。この柱材4Aは、柱材4Aの左右方向に所定の間隔をおいて該柱材4Aの上辺から下辺にかけて形成された折り目線22を4つ備えている。これらの折り目線22は、柱材4Aを中空で上端及び下端に開口を有する四角柱となる左側柱に組み立てるために用いられる。図4に示ように柱材4Aの左側辺には、該柱材4Aの上下方向に所定の間隔をおいて差込突起23が3つ設けられている。さらに、柱材4Aの右側辺側で、該柱材4Aを左側柱に組み立てるときに該柱材4Aの左側辺と連接する折り目線22上に、柱材4Aを貫通して各差込突起23を掛け止め可能なスリット24がそれぞれ設けられている。加えて柱材4Aには、左側柱の左側面となる部分で各外壁材3の各貫通孔14(図3参照。)と対応する位置に貫通孔25がそれぞれ設けられている。加えて柱材4Aには、左側柱の正面となる部分に、該柱材4Aの上下方向に所定の間隔をおいて薄板状の第2の面ファスナ26が2つ貼り付けられている。さらに、柱材4Aには、左側柱の右側面となる部分に、柱材4Aの上辺から下方に切り欠かれた切欠溝27が形成されている。この切欠溝27には、後述する戸当たり板43(図7及び図18参照。)が差し込み可能とされている。また柱材4Aには、左側柱の右側面となる部分に、縦長の貫通孔28が設けられている。この貫通孔28は、後述する操作部材60のスライド方向前方側を該左側柱の内部に挿入可能とするために設けられている。これらに加えて柱材4Aは、上折り目線29と、下折り目線30とを備えている。上折り目線29は、柱材4Aの上辺から下方へ所定距離離れた位置に、該柱材4Aの左右方向で該柱材4Aの左側辺から右側辺にかけて形成されている。この上折り目線29は、柱材4Aの上部を下向きに折り返す(山折りする)ために用いられる。下折り目線30は、柱材4Aの下辺から上方へ所定距離離れた位置に、該柱材4Aの左右方向で該柱材4Aの左側辺から右側辺にかけて形成されている。この下折り目線30は、柱材4Aの下部を上向きに折り返す(谷折りする)ために用いられる。ここでは、上折り目線29及び下折り目線30によって柱材4Aの上部及び下部を折り返すことで、柱材4Aは、その上部及び下部を該柱材4Aの中央部に重ね合わせた三つ折り状態で押圧して平面状に折り畳み可能とされている。なお、柱材4Aは本考案の開口部の他方の側縁側の柱材の一例である。
A
図5に示す柱材4Bは、柱材4Aと同様に、縦長の矩形をしたものである。この柱材4Bも、柱材4Aの折り目線22と同様に折り目線32を4つ備えている。これらの折り目線32は、柱材4Bを中空で上端及び下端に開口を有する四角柱となる右側柱に組み立てるために用いられる。図5に示すように柱材4Bの右側辺には、柱材4Aと同様の差込突起23が、該柱材4Bの上下方向に所定の間隔をおいて3つ設けられている。さらに、柱材4Aと同様のスリット24が、柱材4Bの左側辺側で、該柱材4Bを右側柱に組み立てるときに該柱材4Bの右側辺と連接する折り目線32上に、柱材4Bを貫通して設けられている。加えて柱材4Bには、右側柱の右側面となる部分で各外壁材3の上下方向で上から2番目及び4番目の貫通孔14と対応する位置に、柱材4Aと同様の貫通孔25が設けられている。これと共に柱材4Bには、前記右側柱の右側面となる部分で各外壁材3の上下方向で上から1番目、3番目、5番目の貫通孔14と対応する位置に、前記貫通孔25よりも開口面積が大きい貫通孔33がそれぞれ設けられている。さらに柱材4Bの左側面となる部分には、柱材4Aと同様の切欠溝27が形成されている。これらに加えて柱材4Bは、柱材4Aと同様の上折り線29と、下折り線30とを備えている。柱材4Aと同様に、柱材4Bについても、該柱材4Bの上部及び下部を該柱材4Bの中央部に重ね合わせた三つ折り状態で押圧して平面状に折り畳み可能とされている。
The
図6に示す扉材5は、段ボールにて形成されて、組立式ボックス1の前面開口部35(図1参照。)を開閉可能とするものである。扉材5の前面左端部(図6の左側)で該扉体5の上下方向の中央部には、取っ手36が取り付けられている。加えて、前記前面左端部と対向する扉材5の裏面にも取っ手36(図10参照。)が取り付けられている。扉材5には、正面視で取っ手36の右側に該扉材5の前後方向に貫通する表示窓37が設けられている。ここでは表示窓37は円形の開口で構成されている。この表示窓37は、後述するように組立式ボックス1の使用の可否を表示するために用いられる。また、扉材5の右端部(図6の右側)には、柱材4Bの各貫通孔33(図5参照。)と対応する位置に貫通孔38がそれぞれ設けられている。さらに扉材5は、右折り目線39を備えている。右折り目線39は、扉材5の右側辺から各貫通孔38よりも左側辺側へ離れた位置に、該扉材5の上下方向で扉材5の上辺から下辺にかけて形成されている。この右折り目線39は、扉材5の右端部を該扉材5の裏面側に折り返すために用いられる。そして扉材5の裏面には、該扉体5が前面開口部35を閉鎖した状態で第2の面ファスナ26,26(図4参照。)と対向する位置に、薄板状の第1の面ファスナ40,40が貼り付けられている。加えて扉材5にも、上折り目線41と、下折り目線42とを備えている。上折り目線41は、扉材5の上辺から下方へ所定距離離れた位置に、該扉材5の左右方向で該扉材5の左側辺から右側辺にかけて形成されている。この上折り目線41は、扉材5の上部を下向きに折り返す(山折りする)ために用いられる。下折り目線42は、扉材5の下辺から上方へ所定距離離れた位置に、該扉材5の左右方向で該扉材5の左側辺から右側辺にかけて形成されている。この下折り目線42は、扉材5の下部を上向きに折り返す(谷折りする)ために用いられる。ここでは、上折り目線41及び下折り目線42によって扉材5の上部及び下部を折り返すことで、扉材5は、その上部及び下部を扉材5の中央部に重ね合わせた三つ折り状態で押圧して平面状に折り畳み可能とされている。
The
図7に示す戸当たり板43は、柱材4A及び柱材4Bの各切欠溝27に差し込まれて、前面開口部35を閉鎖した扉材5の裏面と当接するものである。この戸当たり板43は、帯状の長辺本体部44の下辺と、帯状の短辺本体部45の上辺とが折り目線46を介して連設されている。この戸当たり板43は、折り目線46によって、該戸当たり板43の上下方向の中央位置で二つ折りすることが可能とされている。
The
図8には、操作部材支持体50の展開図を示した。この操作部材支持体50を形成する段ボール51は、該段ボール51の上下方向に所定の間隔をおいて該段ボール51の左側辺から右側辺にかけて形成された折り目線52を4つ備えている。これらの折り目線52は、段ボール51を横長かつ中空で左右の端部に開口を有する四角柱となる操作部材支持体50(図10参照。)に組み立てるために用いられる。図8に示すように段ボール51の下辺には、差込突起53が1つ設けられている。さらに、段ボール51の上辺側で、該段ボール51を操作部材支持体50に組み立てるときに段ボール51の下辺と連接する折り目線52上に、段ボール51を貫通して差込突起53を掛け止め可能なスリット54が設けられている。そして段ボール51には、操作部材支持体50の正面となる部分に、横長で段ボール51を貫通する案内溝55が設けられている。この案内溝55からは、後述する操作部材60をスライド操作するための操作突起81,84が突出して、この操作突起81,84は案内溝55内を移動可能とされている。さらに段ボール51には、操作部材支持体50の後面となる部分に、扉材5の表示窓37と略同径の貫通孔57が設けられている。本実施形態では操作部材支持体50が、貫通孔57を表示窓37と一致させた状態で扉材5の裏面に着脱可能に固定される。
FIG. 8 is a development view of the
一方図9には、操作部材60の展開図を示した。操作部材60を形成する段ボール61を以下に説明する折り目線64等において折り曲げることで、操作部材60は、横長で中空の略直方体に形成される。段ボール61は、操作部材60の後面62となる部分の左側辺に、操作部材60の左側面63となる部分が、折り目線64を介して連設されている。
また、前記後面62となる部分の右側辺には、操作部材60の右側面65となる部分が、折り目線66を介して連設されている。さらに、左側面63となる部分の左側辺には、操作部材60の内側に折り込まれる左折込部67が、折り目線68を介して連設されている。加えて、前記右側面65となる部分の右側辺には、操作部材60の内側に折り込まれる右折込部69が、折り目線70を介して連設されている。さらには、後面62となる部分の上辺に、操作部材60の上面71となる部分が、折り目線72を介して連設されている。また、後面62となる部分の下辺には、操作部材60の下面73となる部分が、折り目線74を介して連設されている。加えて、前記上面71となる部分の上辺には、操作部材60の正面の上半分75となる部分が、折り目線76を介して連設されている。前記下面73となる部分の下辺には、操作部材60の正面の下半分77となる部分が、折り目線78を介して連設されている。そして、正面の上半分75となる部分の上辺には、操作部材60の後面側に折り込まれる上折り込み片79が、折り目線80を介して連設されている。この折り目線80上には、前記上半分75から突出可能な上操作突起81が設けられている。また、前記正面の下半分77となる部分の下辺には、操作部材60の後面側に折り込まれる下折り込み片82が、折り目線83を介して連設されている。この折り目線83上には、前記下半分77から突出可能な下操作突起84が設けられている。ここでは、段ボール61を折り曲げて操作部材60を形成する際には、上折り込み片79及び下折り込み片82が、左右の折込部67,69に設けた各切込溝85内に係止された状態で、操作部材60の内部に折り込まれる。
On the other hand, FIG. 9 shows a developed view of the
Further, a portion that becomes the
さらに図9に示すように操作部材60の後面62には、塗料で青色に着色した第1表示部88と、塗料で赤色に着色した第2表示部89とが設けられている。ここでは、第1及び第2表示部88,89は、後面62の左右方向(図9の左右方向)に互いの位置をずらして並ぶように設けられている。例えば、組立式ボックス1の内部に、便槽と便器を備えた床置ユニットを配置して、組立式ボックス1をトイレとして使用する場合、第1表示部88は、組立式ボックス1の内部が無人であって、トイレが使用可能であることを表示するために用いられる。一方第2表示部89は、組立式ボックス1の内部に使用者がいるためにトイレが使用不能であることを表示するために用いられる。図10には、操作部材60を操作部材支持体50に支持した状態を示した。操作部材60は、両操作突起81,84を操作部材支持体50の案内溝55から突出させた状態で該操作部材支持体50に挿入支持される。両操作突起81,84を案内溝55に沿ってスライドさせると、操作部材60は、操作部材支持体50に支持されながら左右方向へスライド可能となる。操作部材60がスライドすることで、扉材5の表示窓37(図6参照。)と整合する第1又は第2表示部88,89が、表示窓37に表れる。
Further, as shown in FIG. 9, the
図1及び図11に示す天井材6は、プラスチック段ボールを折り目線において折り曲げることで、下部が開放された蓋体90となるように形成される。図12に示すように蓋体90は、箱体8の開放された上部を覆うように箱体8に着脱可能とされている。本実施形態では箱体8に、上述した外壁材3と、柱材4A,4Bと、扉材5とを平面状に折り畳んだ状態で収容して、蓋体90で箱体8の上部を覆うことができる。このようにしたことで、組立式ボックス1の体積を縮小させることが可能になる。その結果、組立式ボックス1の保管スペースを縮小可能とし、さらには、組立式ボックス1を持ち運び易くすることが可能になる。本実施形態では、外壁材3を平面状に折り畳んだ際の寸法は600mm×905mm、柱材4A,4Bを平板状に折り畳んだ際の寸法は600mm×390mm、扉材5を平面状に折り畳んだ際の寸法は510mm×860mmとした。そして、箱体8の外形寸法は925mm×710mmとした。なお図12では、箱体8に設けられた各貫通孔9(図2参照。)の図示や、蓋体90に設けられた後述の各貫通孔91及び各挿通孔92(図11参照。)の図示を省略した。
The
図1及び図11に示すように蓋体90とされた天井材6の左右(図11の左右)の側面には、外壁材3の貫通孔13,13(図3参照。)と対応する位置に貫通孔91,91が設けられている。各貫通材91には、天井材6と外壁材3とを連結する連結具95(図14参照。)が着脱可能とされている。前記左右の側面で各貫通孔91の外側近傍には、金属製ワイヤの挿通孔92が上下2段に設けられている。加えて図11に示すように天井材6の後面(図11の奥側)にも、外壁材3の貫通孔13,13と対応する位置に貫通孔91,91が設けられている。天井材6の後面にも、各貫通孔91の外側近傍に、挿通孔92が上下2段に設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 11, the left and right (left and right in FIG. 11) side surfaces of the
次に、組立式ボックス1の組立方法を説明する。図12に示す箱体8から蓋体90を取り外した後に、箱体8とされた床材2は、例えば地面に置かれる。その後この箱体8から、該箱体8に収容された外壁材3(3A〜3C)と、柱材4(4A,4B)と、扉材5とを取り出す。そして取り出した外壁材3Aを平面状に展開した後に、該外壁材3Aの左端部を、左折り目線16(図13参照。)において床材2の左内側面に沿うように折り曲げる。加えて、外壁材3Aの右端部を、右折り目線17(図13参照。)において床材2の右内側面に沿うように折り曲げる。続いて図13に示すように、この外壁材3Aの下端部を床材2の後面(図13中の左斜め奥側)の内側に当接させると共に、該外壁材3Aの左端部の下方部分を床材2の左内側面(図13中の右斜め手前側)に当接させ、該外壁材3Aの右端部の下方部分を床材2の右内側面(図13中の右斜め奥側)に当接させる。さらに箱体8から取り出した外壁材3Bを平面状に展開した後に、図13に示す該外壁材3Bの左端部(図13の左斜め奥側)に設けられた5つの貫通孔14を、外壁材3Aの右端部に設けられた5つの貫通孔14(図3参照。)に重ねて連通させた状態で、外壁材3Bの下端部を床材2の右内側面に当接させる。この状態で図14に示すように公知の連結具95を、外壁材3A側から外壁材3Aの各貫通孔14及び外壁材3Bの各貫通孔14に挿嵌する。これにより、外壁材3Bの左端部と外壁材3Aの右端部とが連結される。この連結具95の後端上部及び後端下部には係止爪部が設けられており、各係止爪部は、連結具95を貫通孔14,14に挿嵌したときに外壁材3Bに係止される。この連結具95は、図13に示す外壁材3Aの下端部に設けられた貫通孔12,12と、これに連通する床材2の後面に設けられた貫通孔9,9(図2参照。)とにも挿嵌される。これにより外壁材3Aは、床材2の後面の内側に連結されて立設する。さらに連結具95は、図13に示す外壁材3Bの下端部に設けられた貫通孔12,12と、これに連通する床材2の右側面に設けられた貫通孔9,9(図2参照。)とに挿嵌される。これにより外壁材3Bは、床材2の右内側面に連結されて立設する。
Next, an assembling method of the
続いて箱体8から取り出した外壁材3Cを平面状に展開した後に、図15に示す外壁材3Aの左端部(図15中の右斜め手前側)に設けられた5つの貫通孔14を、外壁材3Cの左端部(図15の左斜め奥側)に設けられた5つの貫通孔14(図3参照。)に重ねて連通させた状態で、外壁材3Cの下端部を床材2の左内側面に当接させる。この状態で図14に示す連結具95を、外壁材3A側から外壁材3Aの貫通孔14及び外壁材3Cの貫通孔14に挿嵌する。これにより、外壁材3Cの左端部と外壁材3Aの左端部とが連結される。さらに、図14に示す連結具95は、外壁材3Cの下端部に設けられた貫通孔12,12(図3参照。)と、これに連通する床材2の左側面に設けられた貫通孔9,9(図15参照。)とにも挿嵌される。これにより外壁材3Cは、床材2の左内側面に連結されて立設する。
Subsequently, after unfolding the
これに続いて箱体8から取り出した柱材4A(図4参照。)を平面状に展開した後に、柱材4Aを図4に示す折り目線22において折り曲げると共に、各差込突起23を各スリット24に掛け止めする。これにより、柱材4Aを中空で上端及び下端に開口を有する四角柱となる左側柱に組み立てる。図16に示すように、柱材4Aで組み立てた左側柱を、前面開口部35の左側縁部となる外壁材3Cの右端部(図16の左斜め手前側)に沿って、床材2の内底面に直立させる。この状態では、図16に示す外壁材3Cの右端部に設けられた5つの貫通孔14と、柱材4Aに設けられた5つの貫通孔25(図4参照。)とが連通する。そして図14に示す連結具95を、外壁材3C側から外壁材3Cの各貫通孔14(図16参照。)と各前記貫通孔25とに挿嵌する。これにより左側柱(柱材4A)は、外壁材3Cに連結されて床材2の内底面に立設する。
Subsequently, after the
その後、箱体8から取り出した柱材4B(図5参照。)を平面状に展開した後に、柱材4Bを図5に示す折り目線32において折り曲げると共に、各差込突起23を各スリット24に掛け止めする。これにより、柱材4Bを中空で上端及び下端に開口を有する四角柱となる右柱材に組み立てる。図17に示すように、柱材4Bで組み立てた右柱材を、前面開口部35の右側縁部となる外壁材3Bの右端部(図17の左斜め手前側)に沿って、床材2の内底面に直立させる。この状態では、図17に示す外壁材3Bの右端部に設けられた上から2番目及び4番目の各貫通孔14と、柱材4Bに設けられた上から2番目及び4番目の各貫通孔25(図5参照。)とが連通する。そして図14に示す連結具95を、外壁材3B側から外壁材3Bの各前記貫通孔14(図17中の点線部参照。)と各前記貫通孔25とに挿嵌する。これにより右側柱(柱材4B)は、外壁材3Bに連結されて床材2の内底面に立設する。その結果図17に示すように、前面開口部35の左右の側縁部に、左側柱(柱材4A)と右側柱(柱材4B)とが互いに平行に立設される。
Thereafter, after the
その後には図18及び図19に示すように、前面開口部35の上部(図18及び図19の上側)であって左側柱(柱材4A)と右側柱(柱材4B)との間に、戸当たり板43が掛け渡される。ここでは戸当たり板43は、折り目線46(図7参照。)によって二つ折りにした上で、長辺本体部44の左端部が柱材4Aの切込溝27(図4参照。)に差し込まれると共に、長辺本体部44の右端部が柱材4Bの切込溝27(図5参照。)に差し込まれる。これにより短辺本体部45が、前面開口部35の上部で左側柱(柱材4A)と右側柱(柱材4B)との間に延設される。なお、柱材4A,4Bの各切込溝27は本考案の差し込み部の一例である。
After that, as shown in FIGS. 18 and 19, it is the upper part of the front opening 35 (the upper side of FIGS. 18 and 19) between the left column (
左側柱(柱材4A)と右側柱(柱材4B)との間に、戸当たり板43が掛け渡された後には、蓋体90とされた天井材6の開口部を下向きにして、図20に示すように、天井材6が、各外壁材3A〜3Cの上端部、左右の側柱(柱材4A,4B)の上端部及び短辺本体部45の上端部に被せられる。この状態では、外壁材3Cの上端部に設けられた貫通孔13,13(図3参照。)と、図20に示す天井材6の左側面に設けられた貫通孔91,91(図20中の実線部参照。)とが連通し、外壁材3Bの上端部に設けられた貫通孔13,13(図3参照。)と、図20に示す天井材6の右側面に設けられた貫通孔91,91(図20中の点線部参照。)とが連通する。そして、図14に示す連結具95を、天井材6側から天井材6の左側面の各前記貫通孔91と、外壁材3Cの各前記貫通孔13とに挿嵌する。加えて連結具95を、天井材6側から天井材6の右側面の各貫通孔91と、外壁材3Bの各前記貫通孔13とに挿嵌する。これにより天井材6は、各外壁材3B,3Cに連結固定される。
After the
そして、図6に示す扉材5の右端部を、右折り目線39において図20に示す外壁材3Bの外面に沿うように折り曲げる。その後、この扉材5の右端部に設けられた3つの貫通孔38(図6参照。)を、外壁材3Bの右端部に設けられた上から1番目、3番目、5番目の貫通孔14(図3参照。)に重ねて連通させた状態で、扉材5の右端部を外壁材3Bの右端部に当接させる。このとき、外壁材3Bの前記1番目、3番目、5番目の貫通孔14(図1中の点線部参照。)は、柱材4Bの各貫通孔33(図5参照。)とそれぞれ連通している。そして図14に示す連結具95を、外壁材3Bの外面側から、前記1番目、3番目、5番目の貫通孔14と各貫通孔33とに挿嵌する。これにより、扉材5が外壁材3Bに連結される。この扉材5は、右折り目線39で折り曲げられることにより、前面開口部35との接離方向へ回転可能とされている。組立式ボックス1の使用者が、扉材5の裏面の取っ手36を持って扉材5を前面開口部35に向けて回転させると、扉材5の第1の面ファスナ40,40(図6参照。)を、柱材4Aの第2の面ファスナ26,26(図20参照。)に接合させることができる。これにより、扉材5の裏面を短辺本体部45に当接させながら扉材5を柱材4Aに固定して、図1に示すように扉材5で前面開口部35を閉鎖できる。一方、使用者が、組立式ボックス1の内部から扉材5の裏面の取っ手36を持って扉材5を前面開口部35との離間方向へ回転させると、扉材5の第1の面ファスナ40,40を前記第2の面ファスナ26,26から引き離すことができる。これにより、柱材4Aに対する扉材5の固定を解除して前面開口部35を開放できる。なお、外壁材3Bは本考案の開口部の一方の側縁側の外壁材の一例である。
Then, the right end portion of the
さらに図10に示したように、扉材5の裏面に操作部材支持体50を固定した上で、操作部材60を挿入支持させる。本実施形態では、トイレとして使用する組立式ボックス1の内部の使用者が、両操作突起81,84を案内溝55に沿って案内溝55の終端までスライドさせると、操作部材60のスライド方向前方側が柱材4Aの貫通孔28(図4参照。)から該柱材4Aの内部に挿入される。このとき、表示窓37(図1参照。)に第2表示部89(図9参照。)が表れる。これにより、組立式ボックス1の外部から表示窓37に表れた第2表示部89を目視で確認することで、トイレが使用不能であることを判別できる。また、仮に誤って使用者以外の者が組立式ボックス1の外部から扉材5を前面開口部35との離間方向へ回転させようとしても、操作部材60のスライド方向前方側が柱材4Aに挿入係止されるため、前記離間方向への扉材5の回転を阻止できる。一方、使用者が組立式ボックス1を出る際には、該使用者が両操作突起81,84を案内溝53に沿って案内溝53の始端までスライドさせると、操作部材60のスライド方向前方側が柱材4Aの内部から抜かれ、表示窓37に第1表示部88(図9参照。)が表れる。これにより、組立式ボックス1の外部から表示窓89に表れた第1表示部88を目視で確認することで、トイレが使用可能であることを判別できる。
Further, as shown in FIG. 10, the
<本実施形態の効果>
本実施形態の組立式ボックス1では、箱体8とされた床材2に、外壁材3A〜3Cと、柱材4A,4Bと、扉材5とが平面状に折り畳まれて収容されると、該組立式ボックス1の体積を縮小させることが可能になる。よって、この組立式ボックス1の保管スペースを縮小させることが可能になる。さらには、該組立式ボックス1の体積を縮小させることで、この組立式ボックス1を持ち運び易くすることが可能になる。
<Effect of this embodiment>
In the
また、扉材5によって開閉される前面開口部35の左右の側縁部に、左側柱(柱材4A)と右側柱(柱材4B)とを互いに平行に立設させて、両柱材4A,4Bに、扉材5の裏面と当接する戸当たり板43を差し込み可能な切欠溝27を形成しただけの簡単な構成で、戸当たり板43を各柱材4A,4Bに取り付けることが可能になる。
In addition, the left column (
さらに、扉材5の第1の面ファスナ40,40を、柱材4Aの第2の面ファスナ26,26に接合させることで、扉材5を柱材4Aに固定して、扉材5で前面開口部35を閉鎖できる。一方、扉材5の第1の面ファスナ40,40を、前記第2の面ファスナ26,26から引き離すことで、柱材4Aに対する扉材5の固定を解除して前面開口部35を開放できる。したがって、第1の面ファスナ40,40及び第2の面ファスナ26,26を用いることで、扉材5で前面開口部35を容易に開閉することが可能になる。
Further, the
加えて、例えば組立式ボックス1をトイレとして使用する場合に、扉材5の表示窓37に表れたトイレが使用可能であることを表示す第1表示部88又はトイレが使用不能であることを表示する第2表示部89を目視で確認することで、組立式ボックス1の使用の可否を判別し易くなる。
In addition, for example, when the assembled
さらに加えて、外壁材3A〜3Cと、柱材4A,4Bと、扉材5とを段ボール製としたことで、外壁材3A〜3C、柱材4A,4B、扉材5が、段ボールが有する可撓性を利用して折り畳み易くなる。
In addition, the
さらには、天井材6及び床材2は、プラスチック段ボール製としたことで、紙製の段ボールと比較して機械的強度を向上させることが可能になる。よって、外壁材3A〜3Cと、柱材4A,4Bと、扉材5とが折り畳まれて収容される箱体8とされた床材2及び蓋体90とされた天井材6の耐久性を向上させることができる。
Furthermore, since the
本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく考案の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施できる。上述した実施形態では組立式ボックス1を単独でトイレとして使用する例を示したが、これに限らず、例えば、隣接する複数の組立式ボックス同士を連結して、この連結した組立式ボックス1,1・・を更衣室として使用してもよい。一例として、左右方向で組立式ボックス1を隣接させる場合には、互いに対向する一方の天井材6の貫通孔91,91を、他方の天井材9の貫通孔91,91と連通させて、連結部95(図14参照。)を、一方の天井材6の貫通孔91,91と、他方の天井材9の貫通孔91,91とに挿嵌してもよい。これにより、一方の組立式ボックス1の天井材6と他方の組立式ボックス1の天井材6とを簡単に連結することが可能になる。その結果、一方の組立式ボックス1を他方の組立式ボックス1に支持して安定させることが可能になる。なお、各貫通孔91は本考案の挿嵌孔の一例である。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be implemented by appropriately changing a part of the configuration without departing from the spirit of the invention. In the embodiment described above, an example in which the
また、左右方向で一方の組立式ボックス1の天井材6と他方の組立式ボックス1の天井材6とを連結する方法としては、連結具95を用いる以外にも、互いに対向する一方の天井材6の上下2段の挿通孔92,92と、他方の天井材6の上下2段の挿通孔92,92とに金属製ワイヤをループ状となるように挿通させてもよい。この金属製ワイヤは、可撓性を有することから容易に各挿通孔92に挿通させ易くなる結果、一方の組立式ボックス1と他方の組立式ボックス1との結束固定作業が簡単になる。なお、金属製ワイヤは本考案の結束部材の一例である。
Further, as a method of connecting the
さらに、上述した実施形態とは異なり、第1及び第2表示部88,89は、塗料による着色領域に限らず、例えば、第1表示部を「入」の文字が記載されラベルで構成したり、第2表示部を「空」の文字が記載されたレベルで構成してもよい。加えて、床材2にも、隣接する複数の組立式ボックス同士を連結可能とするために、天井材6と同様の挿通孔92を設けてもよい。さらに加えて、上述した金属製ワイヤに代えて、例えば合成樹脂製の紐により、一方の組立式ボックス1と他方の組立式ボックス1とを結束固定してもよい。また、上述した実施形態とは異なり、外壁材3A〜3Cと、柱材4A,4Bと、扉材5とを、例えば軟質合成樹脂にて形成して、外壁材3A等を、折り目線によって平面状に折り畳み可能としてもよい。特に、外壁材3A〜3Cについては、プラスチック段ボールにて形成してもよい。さらに上述した実施形態では、外壁材3A〜3C、柱材4A,4B、扉材5を折り目線によってそれぞれ三つ折りにして折り畳む例を示したが、これに限らず、前記外壁材3A〜3C等を二つ折りや四つ折り等して折り畳むようにしてもよい。加えて、上述した実施形態とは異なり、天井材6によって上部が開放された箱体を形成し、床材2によって下部が開放された蓋体を形成して、この蓋体によって、該箱体の開放された上部を覆うようにしてもよい。
Further, unlike the above-described embodiment, the first and
1・・組立式ボックス、2・・床材、3(3A〜3C)・・外壁材、4(4A,4B)・・柱材、5・・扉材、6・・天井材、8・・箱体、26・・第2の面ファスナ、27・・柱材の切込溝、35・・前面開口部、37・・扉材の表示窓、40・・第1の面ファスナ、43・・戸当たり板、88・・第1表示部、89・・第2表示部、90・・蓋体、91・・貫通孔、92・・挿通孔、95・・連結具。
1 ・ ・
Claims (8)
前記床材と前記天井材との内のいずれか一方によって、上部が開放された箱体を形成し、他方によって、前記箱体の上部を覆うように該箱体に装着される蓋体を形成して、
前記外壁材と前記柱材と前記扉材とのいずれもが、折り目線によって折り曲げられて平面状に折り畳み可能とされており、
前記箱体に、前記平面状に折り畳まれた前記外壁材と前記柱材と前記扉材とを収容可能にしたことを特徴とする組立式ボックス。 A ceiling material and a floor material are connected by an outer wall material, and a pair of pillars are erected in parallel to each other at the side edge portion of the opening portion of the outer wall material, to the outer wall material on one side edge side of the opening portion. , An assembled box assembled and constructed so that the door material is fixed so that the opening can be freely opened and closed,
One of the floor material and the ceiling material forms a box with an upper part opened, and the other forms a lid attached to the box so as to cover the upper part of the box. do it,
All of the outer wall material, the pillar material, and the door material are folded by a crease line and can be folded into a flat shape,
The assembling type box characterized in that the outer wall member, the column member, and the door member folded in the planar shape can be accommodated in the box.
前記扉材に、前記操作部材をスライドさせることで、前記第1表示部又は前記第2表示部が表れる表示窓が形成されたことを特徴とする請求項2に記載の組立式ボックス。 An operation member provided on the back surface of the door member with a first display unit that displays that the assembly box can be used and a second display unit that displays that the assembly box cannot be used. Slidably supported,
The assembly type box according to claim 2, wherein a display window in which the first display unit or the second display unit appears is formed by sliding the operation member on the door member.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013005159U JP3187241U (en) | 2013-09-05 | 2013-09-05 | Assembled box |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015040759A1 (en) * | 2013-09-19 | 2015-03-26 | 株式会社大貴 | Ready-to-assemble house |
JP2015074960A (en) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 株式会社大貴 | Knockdown house |
-
2013
- 2013-09-05 JP JP2013005159U patent/JP3187241U/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015040759A1 (en) * | 2013-09-19 | 2015-03-26 | 株式会社大貴 | Ready-to-assemble house |
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