JP3187222B2 - 基準局の擬似ｇｐｓ信号送出システム - Google Patents
基準局の擬似ｇｐｓ信号送出システムInfo
- Publication number
- JP3187222B2 JP3187222B2 JP26067993A JP26067993A JP3187222B2 JP 3187222 B2 JP3187222 B2 JP 3187222B2 JP 26067993 A JP26067993 A JP 26067993A JP 26067993 A JP26067993 A JP 26067993A JP 3187222 B2 JP3187222 B2 JP 3187222B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gps
- data
- pseudo
- signal
- satellite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、地上に設置され、擬
似ＧＰＳ信号を送出することで、ＧＰＳ衛星の一つとし
て利用される基準局の擬似ＧＰＳ信号送出システムに関
する。
似ＧＰＳ信号を送出することで、ＧＰＳ衛星の一つとし
て利用される基準局の擬似ＧＰＳ信号送出システムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】現在の基準局にあっては、ＧＰＳ衛星の
一つとして測位に利用するため、局の時刻系をＧＰＳ時
刻で管理している。すなわち、各ＧＰＳ衛星がＧＰＳ時
刻に同期させて測距信号を送信しているのと同様に、基
準局でも所定の基準点の測距信号（擬似ＧＰＳ信号）を
ＧＰＳ時刻に同期させて送信している。
一つとして測位に利用するため、局の時刻系をＧＰＳ時
刻で管理している。すなわち、各ＧＰＳ衛星がＧＰＳ時
刻に同期させて測距信号を送信しているのと同様に、基
準局でも所定の基準点の測距信号（擬似ＧＰＳ信号）を
ＧＰＳ時刻に同期させて送信している。
【０００３】しかしながら、現在、米国国防省による強
制的精度劣化（ＳＡ：セレクティブ・アベイラビリテ
ィ）が行われているため、基準局では基準となるＧＰＳ
時刻を正確にモニタすることは非常に困難である。
制的精度劣化（ＳＡ：セレクティブ・アベイラビリテ
ィ）が行われているため、基準局では基準となるＧＰＳ
時刻を正確にモニタすることは非常に困難である。
【０００４】このような基準局でのＧＰＳ時刻モニタ誤
差は、基準局とユーザＧＰＳ受信機間の測距精度に影響
を与え、ユーザＧＰＳ受信機の測位精度を劣化させてし
まうことになる。
差は、基準局とユーザＧＰＳ受信機間の測距精度に影響
を与え、ユーザＧＰＳ受信機の測位精度を劣化させてし
まうことになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の基準局の擬似ＧＰＳ信号送出システムには、ＳＡに
よってＧＰＳ時刻を正確にモニタすることができないた
め、そのモニタ誤差が基準局とユーザＧＰＳ受信機間の
測距精度に影響を与えることとになり、その結果ユーザ
ＧＰＳ受信機の測位精度が劣化するという問題があっ
た。
来の基準局の擬似ＧＰＳ信号送出システムには、ＳＡに
よってＧＰＳ時刻を正確にモニタすることができないた
め、そのモニタ誤差が基準局とユーザＧＰＳ受信機間の
測距精度に影響を与えることとになり、その結果ユーザ
ＧＰＳ受信機の測位精度が劣化するという問題があっ
た。
【０００６】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、基準局とユーザＧＰＳ受信機間の測距精
度にＳＡによるＧＰＳ時刻モニタ誤差の影響を与えず、
これによってユーザＧＰＳ受信機の測位精度を維持する
ことのできる基準局の擬似ＧＰＳ信号送出システムを提
供することを目的とする。
されたもので、基準局とユーザＧＰＳ受信機間の測距精
度にＳＡによるＧＰＳ時刻モニタ誤差の影響を与えず、
これによってユーザＧＰＳ受信機の測位精度を維持する
ことのできる基準局の擬似ＧＰＳ信号送出システムを提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、地上に設置され、擬似ＧＰＳ信号を送出
することでＧＰＳ衛星の一つとして利用される基準局の
擬似ＧＰＳ信号送出システムにおいて、ＧＰＳ衛星から
の電波を捕捉するＧＰＳ受信アンテナと、このＧＰＳ受
信アンテナを通じて各ＧＰＳ衛星からのＧＰＳ信号を受
信する受信部、受信したＧＰＳ信号から衛星データを検
出する衛星データ検出部、基準クロックに同期したユー
ザクロックパルスを生成するパルス生成部、そのパルス
に基づいて受信したＧＰＳ信号から観測データを求める
観測データ演算部を備えるモニタＧＰＳ受信機と、この
モニタＧＰＳ受信機で得られた衛星データ、観測データ
から送信元のＧＰＳ衛星と既知の受信点間の理論距離に
対するシュードレンジ誤差値を算出する誤差データ算出
部、これらのデータについて所定のデータフォーマット
化を行って送信データを生成する送信データ生成部を備
えるデータ処理装置と、スペクトラム拡散用のＰＮコー
ドを前記ユーザクロックパルスに時刻同期させて発生す
るＰＮコード発生部、ここで生成されたＰＮコードと前
記データ処理部からの送信データとを前記ユーザクロッ
クパルスに基づいて合成することで擬似ＧＰＳ信号を生
成する擬似ＧＰＳ信号生成部、前記基準クロックに同期
した搬送波信号を生成する搬送波生成部、ここで生成さ
れた搬送波信号を前記擬似ＧＰＳ信号で変調する変調
器、この変調器の出力を電力増幅する電力増幅器を備え
る送信機と、前記送信機からの擬似ＧＰＳ信号を任意の
方向に向けて送出する送信アンテナとを具備し、前記送
信アンテナから送出される擬似ＧＰＳ信号を直接または
特定の静止衛星を介してユーザＧＰＳ受信機に伝送する
ようにした。
にこの発明は、地上に設置され、擬似ＧＰＳ信号を送出
することでＧＰＳ衛星の一つとして利用される基準局の
擬似ＧＰＳ信号送出システムにおいて、ＧＰＳ衛星から
の電波を捕捉するＧＰＳ受信アンテナと、このＧＰＳ受
信アンテナを通じて各ＧＰＳ衛星からのＧＰＳ信号を受
信する受信部、受信したＧＰＳ信号から衛星データを検
出する衛星データ検出部、基準クロックに同期したユー
ザクロックパルスを生成するパルス生成部、そのパルス
に基づいて受信したＧＰＳ信号から観測データを求める
観測データ演算部を備えるモニタＧＰＳ受信機と、この
モニタＧＰＳ受信機で得られた衛星データ、観測データ
から送信元のＧＰＳ衛星と既知の受信点間の理論距離に
対するシュードレンジ誤差値を算出する誤差データ算出
部、これらのデータについて所定のデータフォーマット
化を行って送信データを生成する送信データ生成部を備
えるデータ処理装置と、スペクトラム拡散用のＰＮコー
ドを前記ユーザクロックパルスに時刻同期させて発生す
るＰＮコード発生部、ここで生成されたＰＮコードと前
記データ処理部からの送信データとを前記ユーザクロッ
クパルスに基づいて合成することで擬似ＧＰＳ信号を生
成する擬似ＧＰＳ信号生成部、前記基準クロックに同期
した搬送波信号を生成する搬送波生成部、ここで生成さ
れた搬送波信号を前記擬似ＧＰＳ信号で変調する変調
器、この変調器の出力を電力増幅する電力増幅器を備え
る送信機と、前記送信機からの擬似ＧＰＳ信号を任意の
方向に向けて送出する送信アンテナとを具備し、前記送
信アンテナから送出される擬似ＧＰＳ信号を直接または
特定の静止衛星を介してユーザＧＰＳ受信機に伝送する
ようにした。
【０００８】
【作用】上記のように構成された基準局の擬似ＧＰＳ信
号送出システムでは、全体の処理をユーザクロックパル
スで同期をとって行うことで、擬似ＧＰＳ信号を利用し
てＤＧＰＳ補正及び測距を行う場合に、ＳＡによる時刻
誤差を回避し、これによってユーザＧＰＳ受信機の測位
精度を維持するようにしている。
号送出システムでは、全体の処理をユーザクロックパル
スで同期をとって行うことで、擬似ＧＰＳ信号を利用し
てＤＧＰＳ補正及び測距を行う場合に、ＳＡによる時刻
誤差を回避し、これによってユーザＧＰＳ受信機の測位
精度を維持するようにしている。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。図１はこの発明に係る擬似ＧＰＳ信号
送出システムの構成を示すものである。モニタＧＰＳ受
信機Ａ１は、ＧＰＳ受信アンテナＡ２を通じて各ＧＰＳ
衛星からのＧＰＳ信号を受信する受信部１１と、受信し
たＧＰＳ信号から衛星データ（エフェメリス、アルマナ
ック）を検出する衛星データ検出部１２と、基準発振器
Ａ３からの基準クロックに同期したユーザクロックパル
スを生成するパルス生成部１３と、そのパルスに基づい
て受信したＧＰＳ信号から観測データ（シュードレン
ジ、デルタレンジ、ユーザ時刻等）を求める観測データ
演算部１４とで構成される。
ついて説明する。図１はこの発明に係る擬似ＧＰＳ信号
送出システムの構成を示すものである。モニタＧＰＳ受
信機Ａ１は、ＧＰＳ受信アンテナＡ２を通じて各ＧＰＳ
衛星からのＧＰＳ信号を受信する受信部１１と、受信し
たＧＰＳ信号から衛星データ（エフェメリス、アルマナ
ック）を検出する衛星データ検出部１２と、基準発振器
Ａ３からの基準クロックに同期したユーザクロックパル
スを生成するパルス生成部１３と、そのパルスに基づい
て受信したＧＰＳ信号から観測データ（シュードレン
ジ、デルタレンジ、ユーザ時刻等）を求める観測データ
演算部１４とで構成される。
【００１０】データ処理装置Ａ４は、モニタＧＰＳ受信
機Ａ１で得られた衛星データ、観測データから送信元の
ＧＰＳ衛星と受信点（既知）間の理論距離に対するシュ
ードレンジ誤差値を算出する誤差データ算出部４１と、
これらのデータについて所定のデータフォーマット化を
行って送信データを生成する送信データ生成部４３とで
構成される。
機Ａ１で得られた衛星データ、観測データから送信元の
ＧＰＳ衛星と受信点（既知）間の理論距離に対するシュ
ードレンジ誤差値を算出する誤差データ算出部４１と、
これらのデータについて所定のデータフォーマット化を
行って送信データを生成する送信データ生成部４３とで
構成される。
【００１１】送信機Ａ５はスペクトラム拡散用のＰＮコ
ード発生部５１と、ここで生成されたＰＮコードとデー
タ処理装置Ａ４からの送信データとをユーザクロックパ
ルスに基づいて合成することで擬似ＧＰＳ信号を生成す
る擬似ＧＰＳ信号生成部５２と、基準発振器Ａ３からの
基準クロックに同期した搬送波信号を生成する搬送波生
成部５３と、ここで生成された搬送波信号を上記擬似Ｇ
ＰＳ信号で変調する変調器５４と、この変調器５４の出
力を電力増幅する電力増幅器５５とで構成される。
ード発生部５１と、ここで生成されたＰＮコードとデー
タ処理装置Ａ４からの送信データとをユーザクロックパ
ルスに基づいて合成することで擬似ＧＰＳ信号を生成す
る擬似ＧＰＳ信号生成部５２と、基準発振器Ａ３からの
基準クロックに同期した搬送波信号を生成する搬送波生
成部５３と、ここで生成された搬送波信号を上記擬似Ｇ
ＰＳ信号で変調する変調器５４と、この変調器５４の出
力を電力増幅する電力増幅器５５とで構成される。
【００１２】ＧＰＳ送信アンテナＡ６は特定の静止衛星
に向けられており、送信機Ａ５からの擬似ＧＰＳ信号を
静止衛星を介してユーザＧＰＳ受信機に送出する。すな
わち、上記構成では、全体の処理をユーザクロックパル
スで同期をとって行っている。このような処理をここで
はユーザクロック同期方式と称することにする。
に向けられており、送信機Ａ５からの擬似ＧＰＳ信号を
静止衛星を介してユーザＧＰＳ受信機に送出する。すな
わち、上記構成では、全体の処理をユーザクロックパル
スで同期をとって行っている。このような処理をここで
はユーザクロック同期方式と称することにする。
【００１３】尚、上記送信データのフォーマットについ
ては種々の文献に記載されているのでその詳細な説明を
省略するが、この方式においては、擬似ＧＰＳ信号のハ
ードウェア全体の遅延量をデータの一つして追加するよ
うにしたことを特徴とする。
ては種々の文献に記載されているのでその詳細な説明を
省略するが、この方式においては、擬似ＧＰＳ信号のハ
ードウェア全体の遅延量をデータの一つして追加するよ
うにしたことを特徴とする。
【００１４】上記ユーザクロック同期方式において、以
下にＳＡによる時刻誤差に関係なくユーザＧＰＳ受信機
で測位が行われることを、オーバーレイを例に取って説
明する。
下にＳＡによる時刻誤差に関係なくユーザＧＰＳ受信機
で測位が行われることを、オーバーレイを例に取って説
明する。
【００１５】図２はオーバーレイの基本概念図を示すも
ので、Ａは図１に示した基準局、ＢはＧＰＳ衛星、Ｃは
基準局Ａからの電波を受信して特定範囲に再放射するた
めのトランスポンダを搭載する静止衛星、Ｄは前記特定
範囲内で移動中の航行体（ユーザ）、Ｄ１はユーザＧＰ
Ｓ受信機、Ｄ２はユーザＧＰＳアンテナである。ここ
で、図２のパラメータを下記のように定義する。
ので、Ａは図１に示した基準局、ＢはＧＰＳ衛星、Ｃは
基準局Ａからの電波を受信して特定範囲に再放射するた
めのトランスポンダを搭載する静止衛星、Ｄは前記特定
範囲内で移動中の航行体（ユーザ）、Ｄ１はユーザＧＰ
Ｓ受信機、Ｄ２はユーザＧＰＳアンテナである。ここ
で、図２のパラメータを下記のように定義する。
【００１６】
【数１】 それぞれのシュードレンジと真の距離の関係は下記のよ
うになる。
うになる。
【００１７】
【数２】
【００１８】尚、オーバーレイのアップリンク、ダウン
リンク両電波の電離層誤差はモデル化し、除去できるも
のとして、 (3)式には含めていない。(1)式より、各Ｇ
ＰＳ衛星Ｂの補正値Δρcor は次式に示すようになる。
リンク両電波の電離層誤差はモデル化し、除去できるも
のとして、 (3)式には含めていない。(1)式より、各Ｇ
ＰＳ衛星Ｂの補正値Δρcor は次式に示すようになる。
【００１９】
【数３】
【００２０】ユーザＧＰＳ受信機Ｄ１側では、観測した
各ＧＰＳ衛星Ｂのシュードレンジにそれぞれの補正を行
うので、 (2)式と (4)式より補正後のシュードレンジρ
u ′は次式に示すようになる。
各ＧＰＳ衛星Ｂのシュードレンジにそれぞれの補正を行
うので、 (2)式と (4)式より補正後のシュードレンジρ
u ′は次式に示すようになる。
【００２１】
【数４】
【００２２】ここで、同一のＧＰＳ信号について、基準
局での受信時刻ｔ1 とユーザＧＰＳ受信機Ｄ１での受信
時刻ｔ2 の時刻差は短時間であるため、Δρsa(t2)はほ
ぼΔρsa(t1)に等しいものとして考えることができる。
このとき、ρu ′は次式に示すようになる。
局での受信時刻ｔ1 とユーザＧＰＳ受信機Ｄ１での受信
時刻ｔ2 の時刻差は短時間であるため、Δρsa(t2)はほ
ぼΔρsa(t1)に等しいものとして考えることができる。
このとき、ρu ′は次式に示すようになる。
【００２３】
【数５】 次にオーバーレイ信号について考える。ΔρtcとΔρmc
は、本方式では同期がとれているため、下記に示すよう
な関係となる。
は、本方式では同期がとれているため、下記に示すよう
な関係となる。
【００２４】
【数６】 また、γo はさらに分解すると下記のような関係にあ
る。
る。
【００２５】
【数７】 (7) 式及び (8)式を (3)式に代入すると、次式に示すよ
うになる。
うになる。
【００２６】
【数８】
【００２７】ここで、（γou＋Δρth＋Δρtr＋Δ
ρmh）をオーバーレイ・チャンネル補正データとして送
出することにより、ユーザＧＰＳ受信機Ｄ１での補正後
のシュードレンジρo ′は (9)式より次式に示すように
なる。
ρmh）をオーバーレイ・チャンネル補正データとして送
出することにより、ユーザＧＰＳ受信機Ｄ１での補正後
のシュードレンジρo ′は (9)式より次式に示すように
なる。
【００２８】
【数９】
【００２９】以上 (6)式と(10)式は共通の誤差である−
（Δρuc−Δρmc）＋（Δρuh−Δρmh）を持っている
ため、ＳＡに影響されることなく擬似ＧＰＳ信号を使用
しての測位が可能となる。
（Δρuc−Δρmc）＋（Δρuh−Δρmh）を持っている
ため、ＳＡに影響されることなく擬似ＧＰＳ信号を使用
しての測位が可能となる。
【００３０】したがって、上記のユーザクロック同期方
式を採用した擬似ＧＰＳ信号送出システムは、擬似ＧＰ
Ｓ信号を利用してＤＧＰＳ補正及び測距を行う場合に、
ＳＡによる時刻誤差を回避することができ、これによっ
てユーザＧＰＳ受信機の測位精度を維持することができ
る。
式を採用した擬似ＧＰＳ信号送出システムは、擬似ＧＰ
Ｓ信号を利用してＤＧＰＳ補正及び測距を行う場合に、
ＳＡによる時刻誤差を回避することができ、これによっ
てユーザＧＰＳ受信機の測位精度を維持することができ
る。
【００３１】尚、上記実施例の動作説明ではオーバーレ
イの場合について述べたが、この方式は静止衛星を介さ
ずに直接ユーザＧＰＳ受信機に擬似ＧＰＳ信号を伝送す
るシュードライトについても同様に実施可能である。そ
の他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々変形して
も実施可能であることはいうまでもない。
イの場合について述べたが、この方式は静止衛星を介さ
ずに直接ユーザＧＰＳ受信機に擬似ＧＰＳ信号を伝送す
るシュードライトについても同様に実施可能である。そ
の他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々変形して
も実施可能であることはいうまでもない。
【００３２】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、基
準局とユーザＧＰＳ受信機間の測距精度にＳＡによるＧ
ＰＳ時刻モニタ誤差の影響を与えず、これによってユー
ザＧＰＳ受信機の測位精度を維持することのできる基準
局の擬似ＧＰＳ信号送出システムを提供することができ
る。
準局とユーザＧＰＳ受信機間の測距精度にＳＡによるＧ
ＰＳ時刻モニタ誤差の影響を与えず、これによってユー
ザＧＰＳ受信機の測位精度を維持することのできる基準
局の擬似ＧＰＳ信号送出システムを提供することができ
る。
【図１】 この発明に係る基準局の擬似ＧＰＳ信号送出
システムの一実施例の構成を示すブロック回路図であ
る。
システムの一実施例の構成を示すブロック回路図であ
る。
【図２】 図２はオーバーレイの基本概念図を示す図で
ある。
ある。
Ａ…基準局、Ａ１…モニタＧＰＳ受信機、１１…受信
部、１２…衛星データ検出部、１３…パルス生成部、１
４…観測データ演算部、Ａ２…ＧＰＳ受信アンテナ、Ａ
３…基準発振器、Ａ４…データ処理装置、４１…誤差デ
ータ算出部、４３…送信データ生成部、Ａ５…送信機、
５１…ＰＮコード発生部、５２…擬似ＧＰＳ信号生成
部、５３…搬送波生成部、５４…変調器、５５…電力増
幅器、Ａ６…ＧＰＳ送信アンテナ、Ｂ…ＧＰＳ衛星、Ｃ
…静止衛星、Ｄ…航行体、Ｄ１…ユーザＧＰＳ受信機、
Ｄ２…ユーザＧＰＳアンテナ。
部、１２…衛星データ検出部、１３…パルス生成部、１
４…観測データ演算部、Ａ２…ＧＰＳ受信アンテナ、Ａ
３…基準発振器、Ａ４…データ処理装置、４１…誤差デ
ータ算出部、４３…送信データ生成部、Ａ５…送信機、
５１…ＰＮコード発生部、５２…擬似ＧＰＳ信号生成
部、５３…搬送波生成部、５４…変調器、５５…電力増
幅器、Ａ６…ＧＰＳ送信アンテナ、Ｂ…ＧＰＳ衛星、Ｃ
…静止衛星、Ｄ…航行体、Ｄ１…ユーザＧＰＳ受信機、
Ｄ２…ユーザＧＰＳアンテナ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−167886（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−30024（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−222128（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−159508（ＪＰ，Ａ) 米国特許5440491（ＵＳ，Ａ) Ｂｒａｄｆｏｒｄ他，”Ｏｐｔｉｍａ ｌ Ｌｏｃａｔｉｏｎｓ ｏｆ Ｐｓｅ ｕｄｏｌｉｔｅｓ ｆｏｒ Ｄｉｆｆｅ ｒｅｎｔｉａｌ ＧＰＳ”，ＮＡＶＩＧ ＡＴＩＯＮ：Ｊｏｕｎａｌ ｏｆ Ｔｈ ｅ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ ｏｆ Ｎａｖ ｉｇａｔｉｏｎ（米），1986−87冬，Ｖ ｏｌ．33，Ｎｏ．４，ｐｐ．259−283 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01S 5/00 - 5/14 G01C 21/00 - 21/36 G01C 23/00 - 25/00
Claims (1)
- 【請求項１】 地上に設置され、擬似ＧＰＳ信号を送出
することでＧＰＳ衛星の一つとして利用される基準局の
擬似ＧＰＳ信号送出システムにおいて、 ＧＰＳ衛星からの電波を捕捉するＧＰＳ受信アンテナ
と、 このＧＰＳ受信アンテナを通じて各ＧＰＳ衛星からのＧ
ＰＳ信号を受信する受信部、受信したＧＰＳ信号から衛
星データを検出する衛星データ検出部、基準クロックに
同期したユーザクロックパルスを生成するパルス生成
部、そのパルスに基づいて受信したＧＰＳ信号から観測
データを求める観測データ演算部を備えるモニタＧＰＳ
受信機と、 このモニタＧＰＳ受信機で得られた衛星データ、観測デ
ータから送信元のＧＰＳ衛星と既知の受信点間の理論距
離に対するシュードレンジ誤差値を算出する誤差データ
算出部、これらのデータについて所定のデータフォーマ
ット化を行って送信データを生成する送信データ生成部
を備えるデータ処理装置と、 スペクトラム拡散用のＰＮコードを前記ユーザクロック
パルスに時刻同期させて発生するＰＮコード発生部、こ
こで生成されたＰＮコードと前記データ処理部からの送
信データとを前記ユーザクロックパルスに基づいて合成
することで擬似ＧＰＳ信号を生成する擬似ＧＰＳ信号生
成部、前記基準クロックに同期した搬送波信号を生成す
る搬送波生成部、ここで生成された搬送波信号を前記擬
似ＧＰＳ信号で変調する変調器、この変調器の出力を電
力増幅する電力増幅器を備える送信機と、 前記送信機からの擬似ＧＰＳ信号を任意の方向に向けて
送出する送信アンテナとを具備し、 前記送信アンテナから送出される擬似ＧＰＳ信号を直接
または特定の静止衛星を介してユーザＧＰＳ受信機に伝
送するようにしたことを特徴とする基準局の擬似ＧＰＳ
信号送出システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26067993A JP3187222B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 基準局の擬似ｇｐｓ信号送出システム |
| US08/324,503 US5440491A (en) | 1993-10-19 | 1994-10-18 | Pseudo GPS signal transmitting system in a base station |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26067993A JP3187222B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 基準局の擬似ｇｐｓ信号送出システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07113860A JPH07113860A (ja) | 1995-05-02 |
| JP3187222B2 true JP3187222B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=17351274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26067993A Expired - Fee Related JP3187222B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 基準局の擬似ｇｐｓ信号送出システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3187222B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0110156D0 (en) * | 2001-04-25 | 2001-06-20 | Parthus Uk Ltd | Positioning |
| US6901265B2 (en) | 2001-04-25 | 2005-05-31 | Parthus (Uk) Limited | Mobile communication apparatus |
| AUPR863401A0 (en) * | 2001-11-02 | 2001-11-29 | Qx Corporation Pty Ltd | A method & device for precision time-lock |
| JP4848146B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-12-28 | 船井電機株式会社 | 測位信号を送信するための装置、その装置を備える測位システムおよび測位信号を送信するシステム |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26067993A patent/JP3187222B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| Ｂｒａｄｆｏｒｄ他，"Ｏｐｔｉｍａｌ Ｌｏｃａｔｉｏｎｓ ｏｆ Ｐｓｅｕｄｏｌｉｔｅｓ ｆｏｒ Ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌ ＧＰＳ"，ＮＡＶＩＧＡＴＩＯＮ：Ｊｏｕｎａｌ ｏｆ Ｔｈｅ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ ｏｆ Ｎａｖｉｇａｔｉｏｎ（米），１９８６−８７冬，Ｖｏｌ．３３，Ｎｏ．４，ｐｐ．２５９−２８３ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07113860A (ja) | 1995-05-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0588598B1 (en) | GPS precision approach and landing system for aircraft | |
| US8255160B2 (en) | Integrated mobile terminal navigation | |
| US7639179B2 (en) | Transfer of position information to a mobile terminal | |
| US6975266B2 (en) | Method and apparatus for locating position of a satellite signal receiver | |
| US8044857B2 (en) | System and method for correcting global navigation satellite system pseudorange measurements in receivers having controlled reception pattern antennas | |
| US9116234B2 (en) | System, method, and computer program for a low power and low cost GNSS receiver | |
| US20050090265A1 (en) | Method and apparatus for distributing information in an assisted-SPS system | |
| EP0965048B1 (en) | On-the-fly accuracy enhancement for civil gps receivers | |
| US6121928A (en) | Network of ground transceivers | |
| US7411550B2 (en) | System for transmitting positioning signal | |
| EP2698644A1 (en) | Methods and systems for enhanced navigational performance | |
| TW201945760A (zh) | 在即時動能定位中的欺騙檢測 | |
| JP4598077B2 (ja) | リピーター識別のためのｃｄｍａ時間擬似衛星のための装置および方法 | |
| EP0766097B1 (en) | GPS overlay system for a geostationary satellite | |
| JP3187222B2 (ja) | 基準局の擬似ｇｐｓ信号送出システム | |
| KR102031838B1 (ko) | 위성항법 시스템의 보정정보를 처리하는 장치 및 방법 | |
| JP5608971B2 (ja) | 衛星測位システム | |
| JP3505384B2 (ja) | Ｇｐｓシュミレータ装置 | |
| US6172638B1 (en) | Satellite signal receiver with detector of incoherence between code phase and carrier frequency measurements | |
| JP4177726B2 (ja) | 測位システム | |
| US6393291B1 (en) | Method and apparatus for deriving a high rate output in a GPS system | |
| JPH1194924A (ja) | Ｇｐｓ補正データ送出方式 | |
| US10598796B1 (en) | Method and apparatus for positioning | |
| JPH11118899A (ja) | 測位装置 | |
| JPH07159508A (ja) | 基準局の擬似ｇｐｓ信号送出システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |