JP3186885U - 祝い酒ビン - Google Patents

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Abstract

【課題】日常生活の場に置いても汚れたり色あせたりせず、また赤ちゃんの成長記念日等の祝い行事の席で、場を盛り上げるものとして中身の酒を供することができ、さらにその酒を飲み干しても外形が変化せず、以後も、赤ちゃんに対する想い出の品として手に取ったり、或いは長く飾ったりできる祝い酒ビンを提供する。
【解決手段】容量が3リットル以上で且つ6リットル以下の瓶1と、瓶1内に、出産した赤ちゃんの体重に相当する重量で詰められた酒と、瓶1の表面1aに、出産を祝う文言3が彫刻されてなるか又はその文言3が印刷されたラベルが貼着されてなる表示部IDと、酒が詰められた瓶1の瓶口に封をするキャップ9と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本考案は出産内祝い等に用いられる祝い酒ビンに関する。
赤ちゃん誕生の慶びをこめて出産内祝い、出産祝いのお返しを贈る習慣がある。従来、出産祝いのお返しを含めた出産内祝いには、多くの場合、海苔,タオル等の実用品が贈られてきた。ただ、祖父母等の親戚縁者や内輪の親しい人達へ出産内祝いとして、前記苔,タオル等の実用品を贈っても、出産の慶びを分かち合えず、ものたりなさを感じる場合があった。
内祝いは、自家のお祝い行事の一環として、内(自家)のお祝いにはじまるとされる。その内祝いが、出産の慶びを分かち合い、また例えば遠く離れた場所で暮らす祖父母等にも、折に触れて想い出してもらい、赤ちゃんのことが身近に感じられる品として残れば、最高のものになる。
こうしたなか、出産の感動を分かち合うことのできる発明が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2010−218368号公報
しかし、特許文献1は以下のような問題がある。まず、米収容ぬいぐるみの発明であるため、手に取ったり部屋に飾ったりすると、月日が経つにつれ、ぬいぐるみが汚れてしまい、飾るに飾れないものになる虞がある。米収容ぬいぐるみを綺麗に収納,保管しておけば、長持ちさせることができるかもしれないが、それでは、折に触れて想い出し、赤ちゃんのことが身近に感じられる品にはならない。さらに、米袋に乳児の体重に合わせた重量の米を収容してなる米袋とするが、米は新米を収容しても一年経てば古米になることから、早く食べ終えないといけない。その一方で、食べ終えれば、米収容ぬいぐるみの外形が変形してしまう問題ある。
本考案は上記問題点を解決するもので、日常生活の場に置いても汚れたり色あせたりせず、また赤ちゃんの成長記念日等の祝い行事の席で、場を盛り上げるものとして中身の酒を供することができ、さらにその酒を飲み干しても外形が変化せず、以後も、赤ちゃんに対する想い出の品として手に取ったり、或いは長く飾ったりできる祝い酒ビンを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の考案の要旨は、容量が3リットル以上で且つ6リットル以下の瓶(1)と、該瓶(1)内に、出産した赤ちゃんの体重に相当する重量で詰められた酒(2)と、前記瓶(1)の表面(1a)に、出産を祝う文言(3)が彫刻されてなるか又はその文言(3)が印刷されたラベル(LA)が貼着されてなる表示部(ID)と、前記酒(2)が詰められた瓶(1)の瓶口(100)に封をするキャップ(9)と、を具備することを特徴とする祝い酒ビンにある。
請求項2の考案たる祝い酒ビンは、請求項1で、瓶(1)を容量が4.5リットルのガラス製瓶とし、且つ前記酒(2)が日本酒であり、さらに、前記表示部(ID)に、前記赤ちゃんの名前(4)、その体重(5)と、及びその生年月日(6)に係る各該当文言の表記が設けられてなることを特徴とする。請求項3の考案たる祝い酒ビンは、請求項2で、酒(2)が清酒であり、さらに該瓶(1)の表面(1a)に、赤ちゃんの肖像(7)が設けられてなることを特徴とする。請求項4の考案たる祝い酒ビンは、請求項2又は3で、瓶(1)の表面(1a)に、前記赤ちゃんの家の標識として用いられる家紋(K)が、さらに設けられてなることを特徴とする。請求項5の考案たる祝い酒ビンは、請求項4で、赤ちゃんの肖像(7)及び家紋(K)が、サンドブラスト加工又はレーザ加工で彫刻されてなることを特徴とする。請求項6の考案たる祝い酒ビンは、請求項5で、赤ちゃんの名前(4)、その体重(5)、及びその生年月日(6)に係る各該当文言の表記が、サンドブラスト加工又はレーザ加工で彫刻されることを特徴とする。
本考案の祝い酒ビンは、生まれた赤ちゃんの体重に合わせた適度な大きさにして、その中身の酒を、赤ちゃんの成長記念日等のめでたい席で、場を盛り上げるものとして提供でき、さらにその酒を飲み干しても瓶の外形が変化せず、以後も、赤ちゃんに対する想い出の品として手に取ったり、或いは永く飾ったりでき、しかも、それを日常生活の場に置いても色あせず、また汚れても拭き取れば簡単に元の状態に戻すこと等も可能であるなど多大な効を奏する。
本考案の祝い酒ビンの一形態で、その説明正面図である。 図1のII-II線矢視図である。 図1の縦断面図である。 図1に代わる他態様の祝い酒ビンに係る全体説明図である。
以下、本考案の祝い酒ビンについて詳述する。
図1〜図4は本考案の祝い酒ビンの一形態で、図1はその説明正面図、図2は図1のII-II線矢視図、図3は図1の縦断面図、図4は図1に代わる他態様の祝い酒ビンに係る全体説明図を示す。尚、各図で出産を祝う文言表記3,赤ちゃんの名前表記4,体重表記5,生年月日の表記6,赤ちゃんの肖像7,家紋Kは簡略図示する。
祝い酒ビンは、瓶1と酒2と表示部IDとキャップ9とを具備する(図1〜図3)。
瓶1は、陶器,ガラス,金属などで造られ、容量が3リットル以上で且つ6リットル以下の液体を充填できる器である。ここでは容量が4.5リットルのガラス製瓶1で、清酒の1.8リットル用瓶の2.5倍の大きさがある図1のような外観形状の汎用瓶になっている。本考案の瓶1は、瓶口100のある瓶口部10からスロート部11,テーパ部12を経て、胴部13,底部14に至る部分を有するボトル形状である。日本酒用1.8リットル用の瓶と比べると、多少寸胴になっているものの、容量が大きくなる以外はその基本形状を同じとする。1.8リットル用のガラス瓶と略相似形となる。
酒2は、瓶1内に出産した赤ちゃんの体重5に相当する重量で詰められる液体アルコール飲料である(図2)。本祝い酒ビンを手に持てば、赤ちゃんの体重5に相当する重量の酒2で、赤ちゃんの重みを体感することができる。その重みで誕生の喜びを感じとる祝い酒になっている。
瓶口100から赤ちゃんの体重分の酒2が前記瓶1に詰められる。容量が3リットル以上で且つ6リットル以下、具体的には4.5リットルの大きな瓶1であることから、生まれてきた赤ちゃんの体重分を楽に充填できる。大きな赤ちゃんが生まれても、よほどの規格外を除けば、赤ちゃんの体重5に相当する重量の酒2を瓶1に詰めることができる。酒2の比重は1.0前後であり、例えば、比較的大きな3,300gの赤ちゃんが生まれた場合でも、図2,図3のごとく瓶1に詰めた酒2の上面21は、胴部13とテーパ部12との境界よりもやや下の位置に留まる。4.5リットルの瓶1は、生まれてくる殆どの赤ちゃんの体重5に匹敵する重量の酒2を詰めることができ、且つ手に抱かえたりまた飾ったりするにも、ほどよい大きさになっている。
酒2は、アルコール飲料を含み、飲むと酔う飲料の総称である。酒2には日本酒,ビール,洋酒,果実酒,酎ハイ,中国酒,薬味酒等がある。ただ、日本国で誕生した赤ちゃんの祝い酒としては、日本酒が好ましい。日本固有の酒だからである。また、日本酒には清酒,焼酎,泡盛,みりん,合成清酒等があるが、清酒がより好ましい。日本の代表的な醸造酒で、赤ちゃん誕生を祝うにふさわしい清澄で特有の香味があり、且つ澄んだ純良の酒2であるなどの理由による。
表示部IDは、前記瓶1の表面1aに設けられ、出産を祝う文言3が明示される部分である。瓶表面1aに該文言が彫刻されるか又は該文言が印刷されたラベルLAが貼着されて、表示部IDを形成する。
本実施形態の表示部IDは、瓶胴部13の正面側周面131に四角形の形にシボ加工が施され、他の瓶表面1aとは段差8になって区別される(図2)。そして、該表示部IDには、出産を祝う文言3として例えば内祝なる大きな文字が、サンドブラスト加工又はレーザ加工(本実施形態はサンドブラスト加工を採用)で彫刻される。瓶1の正面視で目立つ箇所、具体的には、瓶胴部13に設けた四角形の表示部IDの上部に「内祝」なる大きな文字等の出産を祝う文言3が彫刻される(図1)。「内祝」には、出産祝いのお返しという意味あいだけでなく、赤ちゃん誕生を家や特に内輪の親しい人達で一緒に喜ぶ意味が込められている。
前記サンドブラスト加工とは、コンプレッサで圧縮された高圧空気で研磨剤をガラス表面等(本実施形態はガラス瓶表面1a)に吹き付け、模様や文字を彫り込む方法をいう。研磨剤が当たった箇所は磨りガラスのようになり、マスキングを貼り付けた箇所は、影響を受けずに元の状態を保つ。前記レーザ加工とは、NC加工機等を使って、素材表面(本実施形態はガラス瓶表面1a)にプログラミングされたレーザを当て、その表面を加工することをいう。両者とも「内祝」等の文字表記だけでなく、ガラス瓶表面1aに図形,模様等の非常に細かい加工描写ができる。
ここでの表示部IDには、前記出産を祝う文言3の他、該表示部IDに、前記赤ちゃんの名前4、その体重5と、及びその生年月日6に係る各該当文言の表記が設けられる。図1,図2で、表示部IDの下半部分に、上から順に、赤ちゃんの名前4として例えば『太郎』の文言表記、赤ちゃんの体重5として例えば『体重:3,000g』の文言表記、また赤ちゃんの生年月日6として例えば『生年月日:平成25年8月10日』の文言表記等が具体的に設けられる。各該当文言の表記4〜6がサンドブラスト加工で瓶表面1aに彫刻される。
キャップ9は瓶口100に封をするものである。ここでは金属製キャップ9が用いられ、清酒を詰めた1.8リットルビンに用いられるものに比べ一回り大きくしたものになっている。図示しない栓体で瓶口100に栓をした後、キャップ9が酒2を詰めた瓶1の瓶口100に封をして、瓶口部10に取着される。封を切らない限り、名前4が表示された赤ちゃんの体重5に相当する酒2で詰まった祝い酒ビンになる。
本実施形態は、さらに該瓶1の表面1aに、赤ちゃんの肖像7が設けられる。瓶表面1aで、図1のごとく表示部IDの中央部分には赤ちゃんの肖像7がサンドブラスト加工又はレーザ加工(本実施形態はサンドブラスト加工を採用)で彫刻される。サンドブラスト加工,レーザ加工によれば、非常に細かい加工描写ができ、赤ちゃんの肖像7も鮮明に描くことができる。
赤ちゃんの肖像7には、写真の他、似顔絵も含む。図1のごとく表示部IDの略中央に、赤ちゃんの肖像7が彫刻される祝い酒ビンになっている。赤ちゃんの肖像7には写真や、容貌,姿態などの特徴をうつしとった似顔絵が用いられる。該肖像7を印刷したラベルLAを用いることができるが(後述)、赤ちゃんの肖像が既述のサンドブラスト加工又はレーザ加工で彫刻されると、より好ましくなる。高級感漂うオリジナルの一品ものとなり、且つこれを見た時、彫刻がもつ特有の感動を受けるからである。図中、符号71は表示部ID内で、赤ちゃんの肖像7が描かれた四角部分を一段低くした段差部分を示す。
また、瓶1の表面1aに、赤ちゃんの家の標識として用いられる家紋Kが、サンドブラスト加工又はレーザ加工で設けられると、さらに好ましくなる。家系、血統を表す家紋Kが入ることによって、赤ちゃん誕生がその家系,一族にとって子孫繁栄を表し、大きな慶びを一層高めることができるからである。
『家紋は、特に日本において古くより出自といった自らの家系,血統,家柄,地位を表すために用いられてきた紋章である。』(公序良俗違反につき、不掲載)と、される。祖父母等の親族も、家紋Kを見ることで、出産の感動を分かち合い、改めて家系,一族の子宝を実感できる。
家紋Kも前記赤ちゃんの肖像7と同じようにガラス製瓶1の表面1aに彫刻されると、移ろいがなく、瓶表面1aに家紋Kが半永久的に留まるので好適となる。図1では、家紋Kを赤ちゃんに肖像7の左上方の部位に設けるが、勿論、この位置に限定されるものではない。赤ちゃんの肖像7や家紋Kは、出産を祝う文言3、赤ちゃんの名前4、その体重5と、及びその生年月日6に係る各該当文言の表記と切り離して、瓶1の表面1aの目立つ箇所に設けることもできる。また、赤ちゃんの肖像7の部分をなしにして、瓶表面1aに、出産を祝う文言3、赤ちゃんの名前4、その体重5と、及びその生年月日6に係る各該当文言の表記と、家紋Kを設けることもできる。内祝いを贈る納期や祝い酒ビンの作製納期に、写真等の肖像画が間に合わない場合に対応させるためである。
これまで、図1〜図3の祝い酒ビンについて詳述したが、これに代え、図4のような祝い酒ビンにすることもできる。
図4は、出産を祝う文言3の他、赤ちゃんの名前4、その体重5、及びその生年月日6に係る各該当文言を表記し、さらに赤ちゃんの肖像7と家紋Kを描いたラベルLAが、瓶1の表面1aに、具体的には胴部13の周面131に貼着された祝い酒ビンを示す。他の構成は図1〜図3の祝い酒ビンと同様で、その説明を省く。図1〜3と同一符号は、同一又は相当部分を示す。
このように構成した祝い酒ビンは、容量が3リットル以上で且つ6リットル以下の瓶1と、該瓶1内に出産した赤ちゃんの体重5に相当する重量で詰められた酒2と、瓶1の表面1aに、出産を祝う文言3が彫刻されてなるか又はその文言3が印刷されたラベルLAが貼着されてなる表示部IDと、瓶1の瓶口100に蓋をしたキャップ9と、を具備するので、例外的に大きな赤ちゃんを除けば、出産した殆どの赤ちゃんの重量の酒2を瓶1に詰めて、出産内祝等の祝い酒ビンとすることができる。瓶1を容量が4.5リットルのガラス製瓶としても、例外的に大きな赤ちゃんを除けば、大半の赤ちゃんの重量の酒2を、該瓶1に詰めることができる。瓶1に4.5リットルの汎用瓶を用いれば、丁度ほどよい大きさであり、且つ瓶本体を特注しなくても済むので、低コスト化が図られる。
そして、出産を祝う例えば内祝い等の品として、出産した赤ちゃんの重量を、めでたい時に用いられる日本酒,清酒等の重量に置き換え、これをビンに詰めた祝い酒ビンであると、めでたさ,慶びも倍増する。出産祝いのお返しとして、内輪の親しい者への内祝いとして打ってつけとなる。
表示部IDに、赤ちゃんの名前4、その体重5と、及びその生年月日6に係る各該当文言の表記が設けられると、贈った人に赤ちゃんの名前4,体重5等の属性を正しく伝達できる。瓶1の表面1aに、赤ちゃんの肖像7が設けられると、遠くに離れていても、贈られた人は、よりリアルに赤ちゃんを想像できる。さらに、赤ちゃんの家の標識として用いられる家紋Kが設けられると、赤ちゃん誕生を子孫繁栄として一層の慶びを味わうことができる。家紋Kは家の独自性を示す固有の目印的な紋章として生まれたとされ、表示部IDに家紋Kを入れることによって、一族,家族に強い絆が生まれると同時に、赤ちゃん誕生の慶びも極まる。
本考案の祝い酒ビンを贈ってもらった遠くに住む祖父母等の親族や内輪の親しい者は、該祝い酒ビンを抱けば、離れて暮らしていても、生まれてきた赤ちゃんの体重5を実感できる。また、飾り棚等に飾れば、いつでも眺めて、その慶びに浸ることができる。
特に、赤ちゃんの肖像7又は/及び家紋Kが、瓶1の表面1aにサンドブラスト加工又はレーザ加工で彫刻されてなると、半永久的に保存できる。祖父母等の親族や親しい者は、永く身近に祝い酒ビンを置いて赤ちゃん誕生に想いを馳せ、また赤ちゃんが帰省した折には赤ちゃんの成長と比較できる。赤ちゃんの名前4、その体重5、及びその生年月日6に係る各該当文言の表記が、瓶1の表面1aにサンドブラスト加工又はレーザ加工で彫刻されると、それらも半永久的に瓶表面1aに残すことができる。赤ちゃんが成長した時には、該赤ちゃん本人にとっても、この祝い酒ビンが貴重な宝物となる。子に対する親の思いが伝わってくる。
特許文献1の米収容ぬいぐるみのごとく、日常生活の場に置いておくと色あせたり汚れたりしていくが、赤ちゃんの名前4,体重5,生年月日6や、赤ちゃんの肖像7,家紋K等がガラス瓶表面1aにサンドブラスト加工又はレーザ加工で彫刻されると、色あせることがない。たとえ汚れても、赤ちゃんの名前4,赤ちゃんの肖像7,家紋K等がガラス瓶の表面1aに彫刻されたものであるので、洗い流せば、元通りになる。本考案の祝い酒ビンは、サンドブラスト等の彫刻によって永きに亘って、その赤ちゃんの名前4,体重5等の文言表記や、赤ちゃんの肖像7,家紋K等を略当初のまま維持でき、極めて優れものになっている。
加えて、特許文献1の米収容ぬいぐるみは、米が一年経てば古米になることから、早い段階で食しなければならず、また食すれば、米収容ぬいぐるみの外形が変形してしまう問題があるが、本祝い酒ビンにはそのような変形が起こらない。
本祝い酒ビンに係る清酒等の酒2も、早い段階で飲む必要があるが、それでも例えば赤ちゃんが産まれた後、例えば翌年正月まで待つことは十分できる。そして、その時に、或いは赤ちゃんの成長記念日等の祝い行事の席などで、場を盛り上げるものとして中身の酒を供することができる。祝い酒ビンの酒2で宴を催せば、改めてその慶びを味わうことになる。めでたい祝い酒ビンが宴を盛り上げる。赤ちゃんの家族と一緒に宴を催せば、慶び,楽しさが倍加する。酒2の重量が赤ちゃんの体重分あるので、量として十分で、且つ赤ちゃんの体重に酒の重量を合わせた祝い酒の量が話題を提供する。
そして、この縁起のよい酒2を飲み終え、酒が空状態の祝い酒ビンになっても、瓶1そのものの外形に変化がないので、そのまま飾り棚等に飾ることができる。この空の祝い酒ビンに残る肖像7等は、当初の祝い酒ビンの瓶表面に描かれた赤ちゃんの肖像7等と全く遜色ない状態にある。永きに亘って、貴重な想い出の品として残る。
このように、本祝い酒ビンは上述した数々の優れた効果を発揮し、極めて有益である。
尚、本考案においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本考案の範囲で種々変更できる。瓶1,酒2,キャップ9、出産を祝う文言3や、赤ちゃんの名前4,体重5,生年月日6、また赤ちゃんの肖像7や家紋K等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。例えば、実施形態のレイアウトに限定されず、様々なレイアウトに変更できる。
1 瓶
1a 瓶表面
100 瓶口
2 酒
3 出産を祝う文言(出産を祝う文言表記)
4 赤ちゃんの名前(赤ちゃんの名前表記)
5 赤ちゃんの体重(赤ちゃんの体重表記)
6 赤ちゃんの生年月日(赤ちゃんの生年月日表記)
7 赤ちゃんの肖像
9 キャップ
ID 表示部
LA ラベル
また、瓶1の表面1aに、赤ちゃんの家の標識として用いられる家紋Kが、サンドブラスト加工又はレーザ加工で設けられると、さらに好ましくなる。家系、血統を表す家紋Kが入ることによって、赤ちゃん誕生がその家系,一族にとって子孫繁栄を表し、大きな慶びを一層高めることができるからである。
『家紋は、特に日本において古くより出自といった自らの家系,血統,家柄,地位を表すために用いられてきた紋章である。』と、される。祖父母等の親族も、家紋Kを見ることで、出産の感動を分かち合い、改めて家系,一族の子宝を実感できる。
家紋Kも前記赤ちゃんの肖像7と同じようにガラス製瓶1の表面1aに彫刻されると、移ろいがなく、瓶表面1aに家紋Kが半永久的に留まるので好適となる。図1では、家紋Kを赤ちゃんに肖像7の左上方の部位に設けるが、勿論、この位置に限定されるものではない。赤ちゃんの肖像7や家紋Kは、出産を祝う文言3、赤ちゃんの名前4、その体重5と、及びその生年月日6に係る各該当文言の表記と切り離して、瓶1の表面1aの目立つ箇所に設けることもできる。また、赤ちゃんの肖像7の部分をなしにして、瓶表面1aに、出産を祝う文言3、赤ちゃんの名前4、その体重5と、及びその生年月日6に係る各該当文言の表記と、家紋Kを設けることもできる。内祝いを贈る納期や祝い酒ビンの作製納期に、写真等の肖像画が間に合わない場合に対応させるためである。

Claims (6)

  1. 容量が3リットル以上で且つ6リットル以下の瓶(1)と、該瓶(1)内に、出産した赤ちゃんの体重に相当する重量で詰められた酒(2)と、前記瓶(1)の表面(1a)に、出産を祝う文言(3)が彫刻されてなるか又はその文言(3)が印刷されたラベル(LA)が貼着されてなる表示部(ID)と、前記酒(2)が詰められた瓶(1)の瓶口(100)に封をするキャップ(9)と、を具備することを特徴とする祝い酒ビン。
  2. 前記瓶(1)を容量が4.5リットルのガラス製瓶とし、且つ前記酒(2)が日本酒であり、さらに、前記表示部(ID)に、前記赤ちゃんの名前(4)、その体重(5)と、及びその生年月日(6)に係る各該当文言の表記が設けられてなる請求項1記載の祝い酒ビン。
  3. 前記酒(2)が清酒であり、さらに前記瓶(1)の表面(1a)に、赤ちゃんの肖像(7)が設けられてなる請求項2記載の祝い酒ビン。
  4. 前記瓶(1)の表面(1a)に、前記赤ちゃんの家の標識として用いられる家紋(K)が、さらに設けられてなる請求項2又は3に記載の祝い酒ビン。
  5. 前記赤ちゃんの肖像(7)及び家紋(K)が、サンドブラスト加工又はレーザ加工で彫刻されてなる請求項4記載の祝い酒ビン。
  6. 前記赤ちゃんの名前(4)、その体重(5)、及びその生年月日(6)に係る各該当文言の表記が、サンドブラスト加工又はレーザ加工で彫刻される請求項5記載の祝い酒ビン。
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