JP3186689U - 化粧用パフ - Google Patents

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宏和 井上
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株式会社石原商店
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Abstract

【課題】単体でハンドバックや化粧ポーチに入れておいて手軽に取り出すことができ、しかも多様な使い方ができる化粧用パフを提供する。
【解決手段】ペン型のケース軸1内に、スティック形状に形成したスポンジパフ3を、先端のペン先部4からノック式で繰り出し可能に収納する。ケース軸は、中空筒からなり、先端にテーパ形状のペン先部がネジ結合され、後端にクリップの付いたキャップ2が嵌め込まれている。ケース軸内には、スポンジパフを保持する中スリーブ、ばね6、中チャック7が収容されている。中スリーブの先端側にチャック爪5aが形成され、チャック爪の外面に、中チャック7が嵌められている。使用箇所に合わせて先端を適宜カットして使用することにより、常に衛生的で、しかも自分用にカスタマイズできる。
【選択図】図1

Description

この考案は、単体で持ち運び易く、目元等の狭小部位にも使用し易い化粧用パフに関するものである。
化粧用パフは、ファンデーションやコンシーラー等の化粧品を皮膚に塗布したり、アイシャドウやアイブロウを塗布したり、ぼかしたりする際に使用される。
従来の化粧用パフは、スポンジ材料からなり、その形状は長方形や円形の薄手のシート状タイプのもの、あるいは厚手のたまご形やダイヤ形のものなど、メイクをし易いように色々な形状のものが市販されている。
また、下地用ファンデーションと、アクセント用ファンーション、ルースパウダーを使い分けできるように、起毛面とスポンジ面の両面を使用可能にした化粧用パフも特許文献1に開示されている。
特開2012−95968号公報
ところで、従来の化粧用パフは、長方形や円形等、色々な形状のものがあるが、スポンジパフ単体をそのまま化粧用ポーチに入れると、他のものを汚したりするおそれがあるため、持ち運ぶ場合には、通常、化粧用コンパクトケースに収容している。
ところが、外出先で、ファンデーションのヨレを少し馴染ませたり、アイシャドウやアイブロウを少し修正したい場合に、大きな化粧用パフをハンドバックや化粧ポーチから取り出すのが面倒なことも多い。
このような場合、単体でハンドバックや化粧ポーチに入れておいても他のものを汚したりすることなく、しかも簡単に取り出せて、手軽に使用できる化粧用パフがあれば非常に便利である。
そこで、この考案は、単体でハンドバックや化粧ポーチに入れておいて手軽に取り出すことができ、しかも多様な使い方ができる化粧用パフを提供することを課題とするものである。
この考案の化粧用パフは、上記の課題を解決するために、ペン型のケース軸内に、スティック形状に形成したスポンジパフを、先端のペン先部から繰り出し可能に収納したものである。
先端のペン先部から繰り出す繰り出し機構としては、例えば、ノック式のものを採用することができる。
この考案に係る化粧用パフは、スティック形状に形成したスポンジパフからなり、ペン型のケース軸内に収納されているので、単体でハンドバックや化粧ポーチに入れておいて手軽に取り出して使用することができる。しかもスティック形状に形成したスポンジパフであるため、使用箇所に合わせて先端を適宜カットして使用することにより、常に衛生的で、しかも自分用にカスタマイズできる便利さを有する。
この考案に係るペン型の化粧用パフの構成部品を示す分解図である。 この考案に係るペン型の化粧用パフの組立て工程図である。 この考案に係るペン型の化粧用パフの内部機構を示す一部縦断面図であり、(a)はスティック形状のスポンジパフをケース軸に収納した状態を示し、(b)は、ノック式のキャップを押してスティック形状のスポンジパフを繰り出した状態を示している。 (a)はケース軸から繰り出したスティック形状のスポンジパフを鋏で水平にカットした状態を示す部分拡大図、(b)はケース軸から繰り出したスティック形状のスポンジパフを斜めにカットした状態を示す部分拡大図、(c)はケース軸から繰り出したスティック形状のスポンジパフをV字形状にカットした状態を示す部分拡大図である。
この考案の実施形態を、図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜図3に示す実施形態の化粧用パフは、キャップ2を押し込むことにより、ペン型のケース軸1の先端からスティック形状のスポンジパフ3が繰り出されるノック式のものを示している。
ケース軸1は、中空筒からなり、先端にテーパ形状のペン先部4がネジ結合され、後端にクリップの付いたキャップ2を出し入れ可能に嵌め込まれている。
ケース軸1内には、スティック形状のスポンジパフ3を保持する中スリーブ5、ばね6、中チャック7が収容されている。
中スリーブ5は、先端側にチャック爪5aが形成され、後端寄りの外周面にばね受け部5bが形成されている。
中スリーブ5の先端のチャック爪5aの外面には、中チャック7が嵌められている。
中チャック7は、チャック爪5aの外周に位置してチャック爪5aを閉じた状態に保持して、中スリーブ5内のスティック形状のスポンジパフ3の押出しを阻止し、キャップ2を押して中スリーブ5を先端側に移動させると、チャック爪5aを開放して中スリーブ5内のスティック形状のスポンジパフ3の押出しを可能にする。
図1〜図3に示す実施形態の化粧用パフの組立ては、図2に示すように、まず、ばね6を中スリーブ5に嵌めてから中チャック7を先端に取り付け、その状態で、ケース軸1の後端から中スリーブ5を押し入れると、ケース軸1に、ばね6、中スリーブ5、中チャック7がセットされる。
この後、ケース軸1の先端にペン先部4を螺合し、ケース軸1の後端にキャップ2を挿し込み、ケース軸1内の中スリーブ5の後端にキャップ2を被せる。その後に、スポンジパフ3をペン先部4から収納することにより、組立てが完了する。
この状態で、図3(a)に示すように、化粧用パフの組立てが完了する。
そして、図3(b)に示すように、キャップ2を押し込み、ケース軸1に対して中スリーブ5を先端側に移動させると、中スリーブ5の先端のチャック爪5aが開放され、中スリーブ5内のスポンジパフ3がペン先部4から押し出される。
ペン先部4から押し出されたスポンジパフ3は、使用箇所や好みに応じて、図4(a)に示すように、鋏8で水平にカットして使用してもよいし、図4(b)に示すように、斜め、あるいは、図4(c)に示すように、V字形にカットして使用することができる。
スティック形状のスポンジパフ3は、例えば、NBR系ゴムスポンジによって形成することができる。
また、ケース軸1は、例えば、ABS樹脂、キャップ2は、例えば、PP樹脂、ペン先部4、中スリーブ5は、例えば、POM樹脂、中チャック7は、例えば、PP樹脂によって形成することができる。
1 ケース軸
2 キャップ
3 スポンジパフ
4 ペン先部
5 中スリーブ
5a チャック爪
6 ばね
7 中チャック

Claims (3)

  1. ペン型のケース軸内に、スティック形状に形成したスポンジパフを、先端のペン先部から繰り出し可能に収納したことを特徴とする化粧用パフ。
  2. 前記スティック形状に形成したスポンジパフのケース軸からの繰り出し機構が、ノック式である請求項1記載の化粧用パフ。
  3. 前記スポンジパフが、NBR系ゴムスポンジからなる請求項1または2記載の化粧用パフ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6383904B1 (ja) * 2018-02-27 2018-08-29 ひかり 岡田 松脂ケース

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