JP3186676U - 防音保護具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】防音保護具は、2つの耳栓20R,20Lと、両耳栓を互いに連結しているコード30と、コード30を巻き取り収納するコード収納装置40と、を有する。コード収納装置40には、着用者の衣服に着脱可能に取り付けるためのバチ型クリップ44が設けられている。耳栓は、外耳道に挿入される耳栓体21と、耳栓体21と一体化した連結具22と、を有する。連結具22は、その両端部が耳栓体21に埋設された1本の紐からなる。コード30の両端には、耳栓を着脱可能に連結できるように、リングクリップ31が設けられている。耳栓は、その環状部22Cをリングクリップ31に係止させることにより、コード30に着脱自在に連結されている。
【選択図】図1
Description
しかし、コードを巻き取り収納する機能を備えたコード付き耳栓は知られていない。
2つの耳栓と、
両耳栓を互いに連結しているコードと、
当該コードを巻き取り収納するコード収納装置と、を有し、
前記コード収納装置には、これを着用者の衣服に着脱可能に取り付けるための取付具が設けられており、
前記耳栓は、
騒音を遮音するための耳栓であり、
外耳道に挿入される耳栓体と、
前記耳栓体と一体化した連結具とを有し、
前記連結具は、
前記耳栓体の反挿入側端部から内部に延在している埋没部と、
前記耳栓体の反挿入側端部から外部に延在している露出部と、を有し、
前記露出部が、
前記コードの端部に連結されている、防音保護具。
構成例1において、
前記連結具は、
少なくとも1本の紐を有し、
前記埋没部は、前記紐の少なくとも一方の端部を前記耳栓体の内部に埋没させることにより形成され、
前記露出部は、前記コードに連結された環状部を有し、
前記環状部は、前記紐が環状に湾曲した部分からなる、防音保護具。
構成例2において、前記埋没部は、前記紐を環状(無端状)にした状態で耳栓体の内部に埋没させることにより形成されてもよい。前記紐を環状(無端状)にする代わりに、元々環状になっている柔軟な部材の一部を耳栓体の内部に埋没させてもよい。この種の部材の例として、輪ゴムを挙げることができる。
構成例2において、前記紐の材質の例として、ナイロン、ポリエステル、PET、シリコンゴム、綿、麻、紙、等を挙げることができる。
構成例2において、前記紐は、蛍光物質を含有又は塗布した材料でできていることが望ましい。
構成例1において、
前記連結具は、
少なくとも1本の紐と、
前記紐の少なくとも一方の端部と前記耳栓体とを互いに連結している連結部材と、を有し、
前記連結部材は、
前記耳栓体に固定された耳栓体側部材と、
前記紐に固定された紐側部材とからなり、
前記埋没部は、前記耳栓体側部材の少なくとも一部からなり、
前記露出部は、前記コードに連結された環状部を有し、
前記環状部は、前記紐が環状に湾曲した部分からなり、
前記紐側部材と前記耳栓体側部材とが互いに連結されている、防音保護具。
構成例1において、
前記連結具は、
前記耳栓体に挿入した状態で固定された挿入固定部を有し、
前記埋没部は、前記挿入固定部の少なくとも一部からなり、
前記露出部は、前記コードに連結された環状部を有し、
前記環状部は、前記挿入固定部の反挿入側端部に形成されている、防音保護具。
構成例1乃至4において、前記耳栓体の遮音値(NRR)は24dB以上であることが望ましい。
構成例1乃至4において、前記耳栓体の形状の例として、円柱形、挿入側端部が凸球面状に丸くなっている略円柱形(弾丸形)、挿入側端部が凸球面状になっていて反挿入側端部の縁部が拡径している略円柱形(鐘形)、等を挙げることができる。
構成例1乃至4において、前記取付具は、着用者の衣服の一部(襟、上前立、胸ポケットの出し入れ口の縁部、等)を挟むことにより、当該衣服に取り付けることが可能な挟持具であることが望ましい。前記取付具として、安全ピンや平面ファスナーなどを利用することができる。
耳栓20は、外耳道に挿入される耳栓体21と、耳栓体21と一体化した連結具22と、を有する。
耳栓体21は、ポリウレタン、弾性発泡ポリマ又はシリコンからなる。耳栓体21の遮音値(NRR)は18dB以上、好ましくは29dB以上である。
連結具22は、耳栓体21の反挿入側端部21aから内部に延在している埋没部22Aと、耳栓体21の反挿入側端部21aから外部に延在している露出部22Bと、を有する。
露出部22Bは、コード30の端部に連結されている。
連結具22は、1本の紐24からなる。
コード30及び紐24は、蛍光物質を含有した材料でできている。蛍光物質の例として、株式会社ネモト・ルミマテリアル製の高輝度長残光製蓄光顔料(N夜光(登録商標)、ルミノーバ(登録商標))を挙げることができる。
埋没部22Aは、紐24の両端部24a、24bを平行に並べた状態で耳栓体21の内部に埋没させることにより形成されている。紐24の両端部24a、24bは、耳栓体21の反挿入側端部21aの中央部に形成された挿入穴21bに挿し込むとともに接着剤で固定されている。
露出部22Bは、コード30に連結された環状部22Cを有する。
環状部22Cは、紐24が環状に湾曲した部分、この例では露出部22B全体からなる。
環状部22Cの周長は、1乃至10cmである。
巻取機構41は、巻取ドラムが筐体43に対して第1の向きに回転することによりコード30を巻取ドラムに巻き取り、第2の向き(第1の向きの逆向き)に回転することにより、巻取ドラムからコード30を繰り出すように構成されている。より詳細には、巻取ドラムに巻き取られているコード30の両側を引っ張ると、付勢機構の力に抗して、巻取ドラムが筐体43に対して第2の向きに回転し、コード30が繰り出される。そして、コード30が所定長(たとえば、左右に10cmずつ)繰り出される毎に、巻取機構41内の係止機構(図示省略)により巻取ドラムが係止され、コード30が繰り出された状態に保持される。この仕組みにより、コード30の繰り出し長を段階的に調節することができる。再度コード30の両側を少し引っ張ると、巻取ドラムの係止状態が解除される。そして、付勢機構の力で巻取ドラムが第1の向きに回転し、コード30が巻き取られる。
上記の例では、紐24の両端部24a、24bを平行に並べた状態で耳栓体21の内部に埋没させているが、紐24の両端部24a、24bを互いに結ぶなどして、紐24を環状(無端状)にした状態で、その一部を耳栓体21の内部に埋没させてもよい。また、紐24の代わりに、輪ゴムなど、元々環状(無端状)の部材を使用することも可能である。
図3に例示する耳栓20は、紐24の一方の端部24aのみ耳栓体21の内部に埋没させることにより埋没部22Aが形成され、他方の端部24bを一方の端部24aの近傍に結束部材25で固定することにより環状部22Cが形成されている。紐24の一方の端部24aは、耳栓体21の反挿入側端部21aの中央部に差し込むとともに接着剤で固定されている。図3の耳栓20は、図2の耳栓20と同様の作用・効果を奏するものである。
連結部材26は、耳栓体21に固定された耳栓体側部材26Aと、紐20に固定された紐側部材26Bとからなる。紐側部材26Bには、紐24の両端部24a、24bが固定されている。
耳栓体側部材26Aは、雌ねじ構造の部材である。耳栓体側部材26Aは、耳栓体21の反挿入側端部21aの中央部に形成された凹部に嵌め込まれ、接着剤で固定されている。
紐側部材26Bは、雄ねじ構造の部材である。予め紐24を取り付けた紐側部材26Bを耳栓体側部材26Aのねじ穴部28にねじ込んで取り付けることにより、耳栓体21の反挿入側端部21aに紐24が取り付けられる。
20(L)、20(R) 耳栓
21 耳栓体
21a 反挿入側端部
22 連結具
22A 埋没部
22B 露出部
22C 環状部
24 紐
24a 一方の端部
24b 他方の端部
25 結束部材
26A 耳栓体側部材
26B 紐側部材
27 支柱部
30 コード
31 リングクリップ(連結対象)
40 コード収納装置
44 バチ型クリップ(挟持具、取付具)
Claims (1)
- 2つの耳栓と、
両耳栓を互いに連結しているコードと、
当該コードを巻き取り収納するコード収納装置と、を有し、
前記コード収納装置には、これを着用者の衣服に着脱可能に取り付けるための取付具が設けられており、
前記耳栓は、
騒音を遮音するための耳栓であり、
外耳道に挿入される耳栓体と、
前記耳栓体と一体化した連結具とを有し、
前記連結具は、
前記耳栓体の反挿入側端部から内部に延在している埋没部と、
前記耳栓体の反挿入側端部から外部に延在している露出部と、を有し、
前記露出部が、
前記コードの端部に連結されている、防音保護具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004594U JP3186676U (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | 防音保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004594U JP3186676U (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | 防音保護具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3186676U true JP3186676U (ja) | 2013-10-17 |
Family
ID=50430318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3186676U (ja) |
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2013
- 2013-08-07 JP JP2013004594U patent/JP3186676U/ja not_active Expired - Fee Related
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