JP3186674U - 太陽電池モジュール用固定金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接する太陽電池モジュールの端部を一括して固定する固定金具であって、一方については、架台等に載置された状態から固定すると共に、他方については、挿し込むだけで固定することができる、太陽電池モジュールの設置作業を容易に且つ確実に行えるようにした太陽電池モジュール固定金具を提供する。
【解決手段】固定金具2は、架台5上に設置された太陽電池モジュール1aの端部を、上面側から押さえ付けて固定する鉤片21と、太陽電池モジュール1bの上面側に水平に延び出し、太陽電池モジュール1bの端部を上面側から押さえ付けて固定する鉤片23と、太陽電池モジュール1bの下面側に水平に延び出し、太陽電池モジュール1bの端部を、下面側から鉤片23との間に挟み込む挟着片24と、架台5に固定される固定片とを有し、鉤片23と挟着片24の間に、太陽電池モジュール1bが挿し込まれる挿込部が形成される。
【選択図】図9

Description

本考案は、敷設面上に設置された架台上に複数の太陽電池モジュールを固定する固定金具に関する。
従来、太陽電池モジュールは、屋根や屋上等の高所に設置されることが多く、また太陽電池モジュール自体が人手で扱うには重量があるため、設置作業はときに危険を伴うことがあった。また、太陽電池モジュールは、複数枚を連設させて、所謂太陽電池アレイを形成させることが一般的なため、設置作業には安全性と確実性、さらにはこれらのことに影響する作業自体の容易性が重要であった。
この点、特許文献1には、太陽電池モジュールを屋根に設置する構造であって、対向する太陽電池モジュールの横側フレーム同士の保持部を覆うようにキャップ部材を配置すると共に、当該対向する太陽電池モジュールの横側フレーム同士の被係止部を跨ぐように断面略コ字形状の支持金具を配置して、ボルトで固定する構造が提案されている。
また、特許文献2には、太陽電池モジュールを架台上に支持する支持基体を用いた太陽電池モジュールの設置構造であって、太陽電池モジュールの両端部を、支持基体に設けられている受け部に受け入れて支持する構造が提案されている。
特開2009−263874号公報 特開2012−104756号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の構造のように、隣接する一対の太陽電池モジュールを一括して固定する場合において、当該一対の太陽電池モジュールを架台上に載置した上、上面側から金具を取り付けてボルトで固定する方法では、一旦、当該一対の太陽電池モジュールを架台上に載置してしまっているため、ボルトを締める作業が行いにくく、不便であった。
一方、上記特許文献2記載の構造を応用して、隣接する太陽電池モジュールの端部を、一の支持基体の両側に設けた受け部に挿し込んで固定させる場合、一方の太陽電池モジュールの端部を支持基体に挿し込んだ後、他方の太陽電池モジュールの端部を支持基体に挿し込む際は、当該他方の太陽電池モジュールを浮かせた状態にしなければ挿し込むことができず、重量のある太陽電池モジュールを屋根等の上で取り扱う作業の性質からして危険であるし、作業も大変である。
そこで、本考案は、隣接する太陽電池モジュールの端部を一括して固定する固定金具であって、一方の太陽電池モジュールについては、架台等に載置された状態から固定すると共に、他方の太陽電池モジュールについては、挿し込むだけで固定することができる固定金具により、太陽電池モジュールの設置作業を容易に且つ確実に行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係る太陽電池モジュール用固定金具は、敷設面上に複数の太陽電池モジュールを連設して設置するための固定金具であって、上記敷設面上に上記太陽電池モジュールを支持する架台上に設置された第一の太陽電池モジュールの端部を、上面側から押さえ付けて固定する第一の鉤片と、上記第一の太陽電池モジュールに隣接して設置される第二の太陽電池モジュールの上面側に水平に延び出し、当該第二の太陽電池モジュールの端部を、上面側から押さえ付けて固定する第二の鉤片と、上記第二の太陽電池モジュールの下面側に水平に延び出し、上記第二の太陽電池モジュールの端部を、下面側から上記第二の鉤片との間に挟み込む挟着片と、上記架台に固定される固定部と、を有し、上記第二の鉤片と上記挟着片の間に、上記第二の太陽電池モジュールが挿し込まれる挿込部が形成されることを特徴とする。
上記第一の鉤片は、上記第一の太陽電池モジュールの端部を、上記架台とで挟持することによって固定するものとしてもよい。
また、上記挟着片の先端部には、上方の上記第二の太陽電池モジュール側へ突出すると共に、先端が尖形状に形成され、上記第二の太陽電池モジュールの下面に咬止する咬止爪が設けられているものとしてもよい。
上記挟着片は、上記第二の鉤片よりも長く上記第二の太陽電池モジュール側へ延び出すと共に、先端部が上記第二の太陽電池モジュール側へ屈曲しているものとしてもよい。
また、上記第二の鉤片の先端部と上記挟着片の先端部の間の長さは、上記第二の太陽電池モジュールの厚さよりも僅かに長く、上記第二の鉤片の先端部と上記挟着片の先端部間の鉛直方向の長さは、上記第二の太陽電池モジュールの厚さよりも僅かに短いものとしてもよい。
本考案によれば、複数の太陽電池モジュールを連設して設置する際、隣接する太陽電池モジュールのうちの一方の太陽電池モジュールについては、載置してから固定金具を取り付ければよいため、作業が楽であるし、確実に固定することができる。その一方で、他方の太陽電池モジュールについては、固定金具に挿し込むだけで固定することができ、作業が容易である。
本考案の実施形態に係る固定金具により、太陽電池モジュールを敷設した状態を示した側面図である。 本実施形態に係る固定金具を示した図であって、(a)斜視図、(b)側面図である。 太陽電池モジュールを敷設する際に、本実施形態に係る固定金具と共に用いられる他の固定金具を示した図であって、(a)斜視図、(b)側面図である。 太陽電池モジュールを敷設する際に、本実施形態に係る固定金具と共に用いられる他の固定金具を示した図であって、(a)斜視図、(b)側面図である。 太陽電池モジュールを敷設面上に支持する架台を示した斜視図である。 太陽電池モジュールを敷設する工程のうち、架台に固定金具を設置する工程を示した斜視図である。 太陽電池モジュールを敷設する工程のうち、固定金具の挿込部に太陽電池モジュールを挿し込む工程を示した側面図である。 太陽電池モジュールを敷設する工程のうち、架台に固定金具を設置する工程を示した斜視図である。 太陽電池モジュールを敷設する工程のうち、固定金具の挿込部に太陽電池モジュールを挿し込む工程を示した側面図である。 太陽電池モジュールを敷設する工程のうち、架台に固定金具を設置する工程を示した斜視図である。
以下、本考案の実施形態に係る固定金具について、図を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る固定金具2を用いて、複数の太陽電池モジュール1a、1b(以下において、個々の太陽電池モジュール1a、1bを区別しない場合には、「太陽電池モジュール1」と称することがある)屋根等のを敷設面7上に敷設した状態を示している。
敷設された太陽電池モジュール1a、1bは、本実施形態に係る固定金具2に加え、固定金具3、4を用いて架台5上に固定されている
ここで、図1に示されるように敷設された太陽電池モジュール1a、1bは、後述のとおり、固定金具2、3、4を用いて、太陽電池モジュール1a、1bの順に設置される。
なお、本例では、太陽電池モジュール1a、1bの2枚を設置する場合を例にとって説明しているが、本実施形態に係る固定金具2は、太陽電池モジュール1を複数、設置する場合に用いることができ、特に太陽電池モジュール1の数によって使用が限定されることはない。例えば、太陽電池モジュール1a、1bの間に太陽電池モジュール1c(図示省略)を配置して3枚の太陽電池モジュール1a、1b、1cを設置する場合、太陽電池モジュール1a、1c間、及び太陽電池モジュール1b、1c間に、上記太陽電池モジュール1a、1b間と同様に固定金具2を取り付ければよい。
また、本実施形態において敷設される太陽電池モジュール1は、太陽電池セルにカバーガラスやバックシートなどの保護部材が適宜、取り付けられると共に、矩形状の太陽電池セルの周縁形状に沿って枠状のフレームが取り付けられたものであるが、特に適用対象となる太陽電池モジュール1の種類が限定されることはなく、各種の太陽電池モジュールに適用することができる。
固定金具2は、隣接する太陽電池モジュール1a、1b間において、架台5に固定して取り付けられると同時に、当該隣接する太陽電池モジュール1a、1bを架台5上に固定する金具である。
この固定金具2は、図2に示されるように、アルミ等からなる平板状の金属板をプレス加工等することによって作製されており、鉤片21、固定片22、鉤片23、及び挟着片24によって構成される。
鉤片21は、隣接して配置される太陽電池モジュール1a、1bのうち、先に設置される太陽電池モジュール1a(架台5上に載置された太陽電池モジュール1a)を上面側から押さえ込んで架台5上に固定する。
この鉤片21は、略L字状の鉤型形状からなり、固定片22の端部から鉛直方向上方に立設した立設部211と、当該立設部211の上端部から直角に折曲し、太陽電池モジュール1aの上面側に水平に延び出した延出部212とからなる。
延出部212は、太陽電池モジュール1aに固定金具2が取り付けられた際、太陽電池モジュール1aの端部の表面に当接して当該太陽電池モジュール1aを上面側から押さえこみ、これにより太陽電池モジュール1aを架台5の支持片52(図5参照)との間に挟持する。
また、延出部212の両側端部には、下方の太陽電池モジュール1a側へ突出すると共に、先端が尖形状に形成された咬止爪212aが設けられている。
この咬止爪212aは、太陽電池モジュール1aに固定金具2が取り付けられた際、太陽電池モジュール1aの端部の表面に咬止し、太陽電池モジュール1aの位置ずれを規制する。
固定片22は、架台5上に載置される、水平な平板状の部分であって、この固定片22を中心として一方の向きに鉤爪片21が設けられ、当該鉤爪片21とは反対の向きに鉤爪片23及び挟着片24が設けられている。
この固定片22には、ボルトを挿通させるためのボルト孔22aが中央に穿設されている。このボルト孔22aと、架台5に穿設されているボルト孔53a(図5参照)にボルトが挿通されることによって、固定金具2が架台5に取り付けられる。
鉤片23は、隣接して配置される太陽電池モジュール1a、1bのうち、太陽電池モジュール1aの設置後に設置される太陽電池モジュール1bの端部を上面側から押さえ込んで架台5上に固定する。
この鉤片23は、略L字状の鉤形形状からなり、固定片22の端部から鉛直方向上方に立設した立設部231と、当該立設部231の上端部から直角に折曲し、太陽電池モジュール1bの上面側に水平に延び出した延出部232とからなる。
延出部232は、太陽電池モジュール1bに固定金具2が取り付けられた際、太陽電池モジュール1bの端部の表面に当接して当該太陽電池モジュール1bを上面側から押さえこみ、これにより太陽電池モジュール1bを挟着片24との間に挟持する。
挟着片24は、隣接して配置される太陽電池モジュール1a、1bのうち、太陽電池モジュール1aの設置後に設置される太陽電池モジュール1bの端部を、下面側から鉤片23との間に挟持する。
この挟着片24は、略L字状の鉤形形状からなり、固定片22の端部から鉛直方向下方に垂下した垂設部241と、当該垂設部241の下端部から直角に折曲し、太陽電池モジュール1bの下面側に水平に延び出した延出部242と、当該延出部242の端部から、上方の太陽電池モジュール1b側へ屈曲した屈曲部243とからなる。
また、この挟着片23は、固定片22の両側端部に夫々一片ずつ設けられている。
屈曲部243の端部には、上方の太陽電池モジュール1b側へ突出すると共に、先端が尖形状に形成された咬止爪243aが設けられている。
この咬止爪243aは、太陽電池モジュール1bに固定金具2が取り付けられた際、太陽電池モジュール1bの端部の下面に咬止し、太陽電池モジュール1bの位置ずれを規制する。
以上の構成からなる固定金具2では、鉤片23と挟着片24の間に、太陽電池モジュール1bが挿し込まれる挿込部2aが形成される。
図2(b)に示されるように、この挿込部2aにおいて、狭着片24の延出部242の先端は、鉤片23の延出部232の先端部よりも長く、太陽電池モジュール1b側へ延び出しており、鉤片23の先端部と挟着片24の先端部の間の長さL1は、太陽電池モジュール1の厚みよりも僅かに長く設けられている。一方、鉤片23の先端部と挟着片24の先端部の間の鉛直方向の長さL2は、太陽電池モジュール1の厚みよりも僅かに短く設けられている。
固定金具2の挿込部2aがこのような寸法に設けられていることから、挿込部2aに太陽電池モジュール1bを挿し込むときは、一旦、太陽電池モジュール1bを、挿込部2aに挿し込む側を下にした斜めの状態で挿し込み、それから斜めになっている太陽電池モジュール1bを倒して水平にする。これにより、挿込部2a内に挿し込まれた太陽電池モジュール1bは、鉤片23と挟着片24によって挟持される。
なお、この固定金具2の挿込部2aに太陽電池モジュール1bを挿し込む工程、及び当該工程によって太陽電池モジュール1bが固定される点については後に詳述する。
続いて、上記した本実施形態に係る固定金具2を用いて、図1に示されるように太陽電池モジュール1a、1bを敷設する工程について説明する。
なお、工程の説明に先立ち、固定金具2と合わせて用いられる固定金具3、4、及び太陽電池モジュールが固定される架台5について説明しておく。
固定金具3は、複数の太陽電池モジュール1a、1bのうち、最初に設置される太陽電池モジュール1aの一端側を架台5上に固定するための金具である。
この固定金具3は、図3に示されるように、固定片31、鉤片32、及び挟着片33によって構成される。
固定金具3の固定片31は、架台5上に載置される、水平な平板状の載置部311と、当該載置部311の端部から折曲して下方に垂下した垂設部312とからなる。
垂設部312は、固定金具3が架台5に取り付けられた際に、架台5の立設部54(図5参照)に当接して、固定金具3が太陽電池モジュール1bの方向に動くのを規制する。
また、固定片31の載置部311の中央部分には、固定金具3を架台5に固定するボルトを挿通させるためのボルト孔31aが中央に穿設されている。
鉤片32の形状は、固定金具2の鉤片23の形状と同様で、略L字状の鉤形形状からなり、固定片31の端部から鉛直方向上方に立設した立設部321と、当該立設部231の上端部から直角に折曲し、太陽電池モジュール1aの上面側に水平に延び出した延出部322とからなる。
また、挟着片33の形状は、固定金具2の挟着片24の形状と同様であり、略L字状の鉤形形状からなり、固定片31の端部から鉛直方向下方に垂下した垂設部331と、当該垂設部331の下端部から直角に折曲し、太陽電池モジュール1aの下面側に水平に延び出した延出部332と、当該延出部332の端部から、上方の太陽電池モジュール1a側へ屈曲した屈曲部333とからなる。また同様に、
挟着片33は、固定片31の両側端部に夫々一片ずつ設けられ、屈曲部333の端部には、上方の太陽電池モジュール1a側へ突出すると共に、先端が尖形状に形成された咬止爪333aが設けられている。
なお、鉤片32と挟着片33の間には、太陽電池モジュール1aの端部が挿し込まれる挿込部3aが形成され、その寸法は挿込部2aの寸法と同様である。
固定金具4は、複数の太陽電池モジュール1a、1bのうち、最後に設置される太陽電池モジュール1bの端部を架台5上に固定するための金具である。
この固定金具4は、図4に示されるように、鉤片41及び固定片42によって構成される。
固定金具4の鉤片41の形状は、固定金具2の鉤片21の形状と同様で、略L字状の鉤型形状からなり、固定片42の端部から鉛直方向上方に立設した立設部411と、当該立設部411の上端部から直角に折曲し、太陽電池モジュール1bの上面側に水平に延び出した延出部412とからなる。また同様に、延出部412の両側端部には、下方の太陽電池モジュール1b側へ突出すると共に、先端が尖形状に形成された咬止爪412aが設けられている。
また、固定片42は、架台5上に載置される、平板状の載置部421と、当該載置部421の端部から折曲して下方に垂下した垂設部422とからなる。
垂設部422は、固定金具4が架台5に取り付けられた際に、架台5の支持片53(図5参照)に側面から当接して、固定金具4が太陽電池モジュール1aの方向に動くのを規制する。
また、固定片42の載置部421の中央部分には、固定金具4を架台5に固定するボルトを挿通させるためのボルト孔42aが中央付近に穿設されている。
架台5は、敷設面7上に設置されると共に、太陽電池モジュール1を当該敷設面7上に支持する部材である。
この架台5は、太陽電池モジュール1をその端部において支持し、隣接して設置される太陽電池モジュール1a、1bの端部同士が向き合う境界部分にあっては、一本で二基の太陽電池モジュール1a、1b夫々の端部を支持する。
このような架台5は、図5に示されるように、略四角柱状の部材であって、略四角柱状の基体部51と、基体部51の上端部に設けられた、支持片52、53、立設片54からなる。
架台5が隣接して敷設される太陽電池モジュール1a、1bの間に設置されて、両太陽電池モジュール1a、1bを支持する場合において、支持片52は、太陽電池モジュール1a側へ水平に延び出し、太陽電池モジュール1aを下面側から支持する。
また、同様の場合において、支持片53は、基体部51の中央付近に立設する立設片54の上端部から、支持片52とは反対に、太陽電池モジュール1b側へ水平に延び出し、固定金具2の固定片22を下面側から支持する。
この支持片53には、固定金具2、3、4のボルト孔22a、31a、42aに対応したボルト孔53aが所定の位置に穿設されており、対応するボルト孔22a、31a、42a、53aにボルトを挿通させることによって、固定金具2、3、4が固定される。
また、支持片53には、固定金具2、3が取り付けられる位置に、固定金具2の挟着片24又は固定金具3の挟着片33に対応して切り欠かれた切欠部53bが形成されており、固定金具2、3の位置ずれを規制することができるようになっている。
以上の部材により太陽電池モジュール1a、1bを敷設面7上に敷設する場合、まず、敷設面7上において、太陽電池モジュール1a、1bの長さに相当する間隔ごとに架台5を設置する。なお、この架台5は、本例では取付金具6によって敷設面7上に固定しているが、別途設用意したボルトやボルト孔等を用い、既知の固定方法に従って直接固定してもよい。
架台5を所定の位置に設置すると、まず、図6に示されるように、固定金具3を架台5の支持片53上に載置すると共に、固定金具3のボルト孔31a及び支持片53のボルト孔53aにボルト81を挿通させ、架台5に固定金具3を取り付ける。なお、この際、固定金具3の挟着片33が、架台5の切欠部53bに嵌合し、これにより、太陽電池モジュール1a、1bの連設方向と直交する向きにおいて、架台5に対する固定金具3の位置ずれが規制される。
次に、図7に示されるように、固定金具3の挿込部3aに太陽電池モジュール1aの一端側を挿し込む。この際には、一旦、太陽電池モジュール1aを斜めにした状態で挿込部3aに挿し込み、それから斜めになっている太陽電池モジュール1aを倒して水平にする。
これにより、太陽電池モジュール1aは、鉤片32と挟着片33との間に挟持される。また、このとき、挟着片33の咬止爪333aが太陽電池モジュール1aの下面に咬止し、太陽電池モジュール1aの位置ずれが規制される。
このように太陽電池モジュール1aを水平に戻して、架台5上に設置した際、太陽電池モジュール1aの他端は、図8に示されるように、別の架台5の支持片52上に支持される。
この状態から、固定金具2を用いて太陽電池モジュール1aの他端を架台5上に固定する。即ち、鉤片21によって太陽電池モジュール1aの端部を上面側から押さえ込むと共に、固定片22のボルト孔22aと架台5の支持片53のボルト孔53aにボルト82を挿通させ、固定金具2を架台5に取り付ける。
この際、鉤片21の咬止爪212aが、太陽電池モジュール1aの端部の表面に咬止し、太陽電池モジュール1aの位置ずれが規制される。
このようにして太陽電池モジュール1aを架台5に設置すると、次に、太陽電池モジュール1bを架台5上に設置する。
ここではまず、図9に示されるように、太陽電池モジュール1bの端部のうち、挿込部2aに挿し込む側を下にして太陽電池モジュール1bを斜めに傾ける。そしてそのまま、挿込部2aに対して斜めに太陽電池モジュール1bを挿し込んだ後、斜めになっている太陽電池モジュール1bを倒して水平にする。
この際、図2(b)を参照して説明したとおり、鉤片23の先端部と挟着片24の先端部間の鉛直方向の長さL2が、太陽電池モジュール1bの厚さよりも僅かに短く設けられていることから、固定金具2には、挿込部2aが僅かに広がるように応力が作用する。その結果、挿込部2a内の太陽電池モジュール1bの端部には上下から押圧力が加わって、鉤片23と挟着片24の間にしっかりと挟持される。
また、咬止爪243aが太陽電池モジュール1bの下面に咬止し、太陽電池モジュール1bの位置ずれが規制される。
このように太陽電池モジュール1bを水平に戻して、架台5上に設置すると、太陽電池モジュール1bの他端は、図10に示されるように、さらに別の架台5の支持片52上に支持される。
この状態から、固定金具4を用いて、太陽電池モジュール1bの他端を架台5上に固定する。
即ち、固定金具4の鉤片41によって太陽電池モジュール1bの端部を上面側から押さえ込むと共に、固定片42のボルト孔22aと架台5の支持片53のボルト孔53aにボルト83を挿通させ、固定金具4を架台5に取り付ける。この際、鉤片41の咬止爪412aが、太陽電池モジュール1bの端部の表面に咬止し、太陽電池モジュール1bの位置ずれが規制される。
これにより、固定金具4によって、太陽電池モジュール1bの他端が架台5に固定される。
以上の本実施形態に係る固定金具2によれば、隣接して設置される太陽電池モジュール1a、1bのうち、先に設置される太陽電池モジュール1aについては、載置してから固定金具2を取り付ければよいため、作業が楽であるし、確実に固定することができる。その一方で、太陽電池モジュール1bについては、固定金具2の挿込部2aに挿し込むだけで固定することができるので、作業が容易である。この結果、太陽電池モジュール1の設置作業において、安全性と確実性が担保される。
1 太陽電池モジュール
1a 太陽電池モジュール
1b 太陽電池モジュール
2 固定金具
21 鉤片
22 固定片
22a ボルト孔
23 鉤片
24 挟着片
3 固定金具
31 固定片
31a ボルト孔
32 鉤片
33 挟着片
4 固定金具
41 鉤片
42 固定片
42a ボルト孔
5 架台
51 基体部
52 支持片
53 支持片
53a ボルト孔
53b 切欠部
54 立設部
6 取付金具
7 敷設面
81 ボルト
82 ボルト
83 ボルト

Claims (5)

  1. 敷設面上に複数の太陽電池モジュールを連設して設置するための固定金具であって、
    上記敷設面上に上記太陽電池モジュールを支持する架台上に設置された第一の太陽電池モジュールの端部を、上面側から押さえ付けて固定する第一の鉤片と、
    上記第一の太陽電池モジュールに隣接して設置される第二の太陽電池モジュールの上面側に水平に延び出し、当該第二の太陽電池モジュールの端部を、上面側から押さえ付けて固定する第二の鉤片と、
    上記第二の太陽電池モジュールの下面側に水平に延び出し、上記第二の太陽電池モジュールの端部を、下面側から上記第二の鉤片との間に挟み込む挟着片と、
    上記架台に固定される固定部と、を有し、
    上記第二の鉤片と上記挟着片の間に、上記第二の太陽電池モジュールが挿し込まれる挿込部が形成される、
    ことを特徴とする太陽電池モジュール用固定金具。
  2. 上記第一の鉤片は、上記第一の太陽電池モジュールの端部を、上記架台とで挟持することによって固定する、
    請求項1記載の太陽電池モジュール用固定金具。
  3. 上記挟着片の先端部には、上方の上記第二の太陽電池モジュール側へ突出すると共に、先端が尖形状に形成され、上記第二の太陽電池モジュールの下面に咬止する咬止爪が設けられている、
    請求項1又は2記載の太陽電池モジュール用固定金具。
  4. 上記挟着片は、上記第二の鉤片よりも長く上記第二の太陽電池モジュール側へ延び出すと共に、先端部が上記第二の太陽電池モジュール側へ屈曲している、
    請求項1乃至3いずれかの項に記載の太陽電池モジュール用固定金具。
  5. 上記第二の鉤片の先端部と上記挟着片の先端部の間の長さは、上記第二の太陽電池モジュールの厚さよりも僅かに長く、
    上記第二の鉤片の先端部と上記挟着片の先端部間の鉛直方向の長さは、上記第二の太陽電池モジュールの厚さよりも僅かに短い、
    請求項4記載の太陽電池モジュール用固定金具。
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