JP3186439U - ボール収容用台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用したくないときに収納袋に入れなくても、フレームを収納状態に保持することが可能なボール収容用台車を提供する。
【解決手段】四つの交差ロッド組22に四つの支持ロッド21を枢着して構成され、各支持ロッド21は、組付穴を有するスライドブロック23が摺動可能に設けられ、各支持ロッド21の一端に規制ピン211が成形され、各交差ロッド組22は、それぞれ二つの支持ロッド21の間に設けられ、二つの枢着ロッド221を交差するよう枢着し構成されるフレーム20と、固定具と、挿入具と、バネと、ブッシュと、操作具と、を備え、スライドブロック23に設けられ、ブッシュは中空の構造であり、ヘッド端と、固定端と、を有する定位ユニット30と、収容部の周縁が撓み性付きバンドを介して四つの定位部43と連結し、各定位部43は貫通孔431を有し、各貫通孔431はそれぞれ各規制ピンに嵌められる収容袋40と、を含む。
【選択図】図3

Description

本考案は、ボール収容用台車に関し、特に、収納状態から展開して利用することが可能なボール収容用台車に関するものである。
従来のボール収容用台車10は、図1及び図2に示すように、収納状態から展開可能なフレーム11と、収容袋12と、から構成される。展開されたフレーム11は、収容袋12に合せて利用することが可能である。フレーム11は、L字形のブロック状を呈する四つの定位用コーナー111を有する。収容袋12は、各定位用コーナー111にそれぞれ嵌められ可能な定位部121を有する。収容袋12は、縫製されたものであるため、大量のボールを収容しているときに、定位部121と収容袋12を連結する糸が断裂しやすい。このように、収容袋12は、損壊しやすく、寿命が長くない。フレーム11に定位構造が設けられていないため、利用したくないときに収納袋13に入れないと、フレーム11を収納状態に保持することができない。
本考案の主な目的は、利用したくないときに収納袋に入れなくても、フレームを収納状態に保持することが可能なボール収容用台車を提供することにある。
本考案のボール収容用台車によると、四つの交差ロッド組に四つの支持ロッドを枢着して構成され、各支持ロッドには、組付穴を有するスライドブロックが摺動可能に設けられており、各支持ロッドの一端に規制ピンが成形されており、各交差ロッド組は、それぞれ二つの支持ロッドの間に設けられており、二つの枢着ロッドを交差するように枢着して構成され、各枢着ロッドの両端は、支持ロッドとスライドブロックとにそれぞれ枢着されており、支持ロッドには、第1定位穴と、第2定位穴と、が設けられているフレームと、固定具と、挿入具と、バネと、ブッシュと、操作具と、を備え、スライドブロックに設けられており、固定具は、ナットであり、組付穴に対応しており、スライドブロックに固定されており、挿入具の両端は、それぞれ挿入端と駆動端であり、挿入具の両端の間には肩部が設けられており、ブッシュは、中空の構造であり、ヘッド端と、固定端と、を有し、固定端は収容部を有し、収容部は押付面を有し、駆動端にバネが嵌め設けられており、駆動端は収容部に挿入されており、バネの両端は、肩部と押付面とにそれぞれ押付けており、挿入具の駆動端は、ヘッド端を挿通して突出して、操作具と連接している定位ユニットと、収容部の周縁が撓み性付きバンドを介して四つの定位部と連結しており、各定位部は貫通孔を有し、各貫通孔はそれぞれ各規制ピンに嵌められている収容袋と、を含み、定位ユニットは、ブッシュの固定端を介して組付穴に固定されていることを特徴とする。
本考案のボール収容用台車によると、規制ピンは規制ネック部を有することを特徴とする。
本考案のボール収容用台車によると、各支持ロッドの他端にキャスターがそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本考案のボール収容用台車によると、撓み性付きバンドは弾性付きバンドであることを特徴とする。
本考案のボール収容用台車によれば、収納状態から展開して利用することが可能であり、そして利用したくないときに収納袋に入れなくても、フレームを収納状態に保持することが可能であるという効果を有する。
従来のボール収容用台車の構造を示す模式図である。 従来のボール収容用台車の収納状態を示す模式図である。 本考案の一実施例の構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例の収容袋とフレームの間の一部を示す模式図である。 本考案の一実施例の収容袋とフレームの間の一部の動作を示す模式図である。 本考案の一実施例の定位ユニットと支持ロッドとの一部を示す模式図である。 本考案の一実施例の定位ユニットの構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例の定位ユニットが支持ロッドに結合されており、且つロックしている状態を示す断面図である。 本考案の一実施例の定位ユニットが支持ロッドに結合されており、且つ開放している状態を示す断面図である。 本考案の一実施例のフレームの収納状態を示す模式図である。 本考案の一実施例のフレームに復帰用バネが増設されている状態を示す模式図である。 本考案の一実施例のフレームに復帰用バネが増設されており、且つ収納状態にあることを示す模式図である。 本考案の一実施例の支持ロッド及び交差ロッド組が円形断面を有するロッドである状態を示す模式図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図3から図10を参照する。図3は本考案の一実施例の構造を示す分解斜視図であり、図4は本考案の一実施例の収容袋とフレームの間の一部を示す模式図であり、図5は本考案の一実施例の収容袋とフレームの間の一部の動作を示す模式図であり、図6は本考案の一実施例の定位ユニットと支持ロッドとの一部を示す模式図であり、図7は本考案の一実施例の定位ユニットの構造を示す分解斜視図であり、図8は本考案の一実施例の定位ユニットが支持ロッドに結合されており、且つロックしている状態を示す断面図であり、図9は本考案の一実施例の定位ユニットが支持ロッドに結合されており、且つ開放している状態を示す断面図であり、図10は本考案の一実施例のフレームの収納状態を示す模式図である。本実施例のボール収容用台車は、フレーム20と、定位ユニット30と、収容袋40と、を含む。
フレーム20は、四つの交差ロッド組22に四つの支持ロッド21を枢着して構成される。各支持ロッド21には、スライドブロック23が摺動可能に設けられている。各支持ロッド21の一端には、規制ネック部212を有する規制ピン211が成形されている。各支持ロッド21の他端には、キャスター24がそれぞれ設けられている。各交差ロッド組22は、それぞれ二つの支持ロッド21の間に設けられており、二つの枢着ロッド221を交差するように枢着して構成される。各枢着ロッド221の両端は、支持ロッド21とスライドブロック23とにそれぞれ枢着されている。支持ロッド21には、第1定位穴213と、第2定位穴214と、が設けられている。第1定位穴213と第2定位穴214とが設けられている支持ロッド21のスライドブロック23には、組付穴231が設けられている。
定位ユニット30は、固定具31と、挿入具32と、バネ33と、ブッシュ34と、操作具35と、含む。定位ユニット30は、組付穴231を有するスライドブロック23に設けられている。固定具31は、ナットであり、組付穴231に対応しており、スライドブロック23に固定されている。挿入具32の両端は、それぞれ挿入端321と駆動端322である。挿入具32の両端の間には肩部323が設けられている。ブッシュ34は、中空の構造であり、ヘッド端341と、固定端342と、を有する。固定端342は収容部343を有する。収容部343は押付面344を有する。駆動端322にバネ33が嵌め設けられている。駆動端322は収容部343に挿入されている。このように、バネ33の両端は、肩部323と押付面344とにそれぞれ押付けている。挿入具32の駆動端322は、ヘッド端341を挿通して突出して、操作具35と連接している。定位ユニット30は、ブッシュ34の固定端342を介して組付穴231に固定されている。
収容袋40は、収容部41の周縁が撓み性付きバンド42を介して四つの定位部43と連結している。各定位部43は貫通孔431を有するバンドである。撓み性付きバンド42は弾性付きバンドである。
次に、本考案の使用状態を説明する。図3に示したのは、フレーム20の展開状態である。定位ユニット30の挿入具32の挿入端321は第2定位穴214に挿入して定位されている。このように、スライドブロック23が定位されている。収容袋40は、定位部43の貫通孔431を介して各規制ピン211に嵌められているため、フレーム20に定位されており、定位部43が規制ネック212に規制されている。収容袋40は、ボールを収容することが可能である。収容袋40は、撓み性付きバンド42を介して定位部43に連結されているため、収容袋40が品物を収容しているときに、撓み性付きバンド42による撓み性により、撓み性付きバンド42が変形して収容袋40全体の重量を受け可能である。このように、収容袋40の定位部43の構造の強度を確保することが可能であり、寿命を延ばせることが可能である。
フレーム20を収納状態にしたいときには、操作具35を引くことにより、挿入具32が第2定位穴214から離れる方向に移動する。挿入具32が移動しているときには、肩部323がバネ33を圧縮する。挿入具32の挿入端321が第2定位穴214から脱出した後、スライドブロック23が定位されていないため、各交差ロッド組22の旋回により、各支持ロッド21が互いに近接し、各スライドブロック23が支持ロッド21に沿ってスライドして、フレーム20が収納状態になる。各スライドブロック23が移動して第1定位穴213に対応しているときには、操作具35を引く力を無くすと、バネ33が復帰して、挿入具32の挿入端321が第1定位穴213に挿入して定位される。本考案の定位機構により、ボール収容用台車を利用しているときに、不意に収納状態になることがなく、そして収納状態にされているボール収容用台車は不意に展開されることもない。
図11から図13を参照する。図11は本考案の一実施例のフレームに復帰用バネが増設されている状態を示す模式図であり、図12は本考案の一実施例のフレームに復帰用バネが増設されており、且つ収納されている状態を示す模式図であり、図13は本考案の一実施例の支持ロッド及び交差ロッド組が円形断面を有するロッドである状態を示す模式図である。復帰用バネ50の両端は、支持ロッド21とスライドブロック23とにそれぞれ固定されている。フレーム20が収納状態にあるときには、復帰用バネ50が引張られている。図12に示すように、定位ユニット30の定位を解除してフレーム20を展開するときには、復帰用バネ50による弾力により、各交差ロッド組22が迅速に展開して使用状態になる。上記の実施例の各支持ロッド21と交差ロッド組22は、矩形断面を有するロッドであるが、もちろん、図13に示した円形断面を有するロッドでもよい。これは、上記の実施例と同じ効果を達成することが可能である。
本考案は、台車に適用することができる。
10 ボール収容用台車
11 フレーム
12 収容袋
13 収納袋
20 フレーム
21 支持ロッド
22 交差ロッド組
23 スライドブロック
24 キャスター
30 定位ユニット
31 固定具
32 挿入具
33 バネ
34 ブッシュ
35 操作具
40 収容袋
41 収容部
42 撓み性付きバンド
43 定位部
50 復帰用バネ
111 定位用コーナー
121 定位部
211 規制ピン
212 規制ネック部
213 第1定位穴
214 第2定位穴
221 枢着ロッド
231 組付穴
321 挿入端
322 駆動端
323 肩部
341 ヘッド端
342 固定端
343 収容部
344 押付面
431 貫通孔

Claims (4)

  1. 四つの交差ロッド組に四つの支持ロッドを枢着して構成され、前記各支持ロッドには、組付穴を有するスライドブロックが摺動可能に設けられており、前記各支持ロッドの一端に規制ピンが成形されており、前記各交差ロッド組は、それぞれ前記二つの支持ロッドの間に設けられており、二つの枢着ロッドを交差するように枢着して構成され、前記各枢着ロッドの両端は、前記支持ロッドと前記スライドブロックとにそれぞれ枢着されており、前記支持ロッドには、第1定位穴と、第2定位穴と、が設けられているフレームと、
    固定具と、挿入具と、バネと、ブッシュと、操作具と、を備え、前記スライドブロックに設けられており、前記固定具は、ナットであり、前記組付穴に対応しており、前記スライドブロックに固定されており、前記挿入具の両端は、それぞれ挿入端と駆動端であり、前記挿入具の両端の間には肩部が設けられており、前記ブッシュは、中空の構造であり、ヘッド端と、固定端と、を有し、前記固定端は収容部を有し、前記収容部は押付面を有し、前記駆動端に前記バネが嵌め設けられており、前記駆動端は前記収容部に挿入されており、前記バネの両端は、前記肩部と前記押付面とにそれぞれ押付けており、前記挿入具の前記駆動端は、前記ヘッド端を挿通して突出して、前記操作具と連接している定位ユニットと、
    収容部の周縁が撓み性付きバンドを介して四つの定位部と連結しており、前記各定位部は貫通孔を有し、前記各貫通孔はそれぞれ前記各規制ピンに嵌められている収容袋と、
    を含み、
    前記定位ユニットは、前記ブッシュの前記固定端を介して前記組付穴に固定されていることを特徴とするボール収容用台車。
  2. 前記規制ピンは規制ネック部を有することを特徴とする、請求項1に記載のボール収容用台車。
  3. 前記各支持ロッドの他端にキャスターがそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のボール収容用台車。
  4. 前記撓み性付きバンドは弾性付きバンドであることを特徴とする、請求項1に記載のボール収容用台車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015205680A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 僑雄實業股▲フン▼有限公司Jiao Hsiung Industry Corp. ボールカート
JP2015213550A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 陳登癸 伸縮機能付きボール収容バッグ
JP5845327B1 (ja) * 2014-09-11 2016-01-20 陳登癸 ボール収容枠
CN110654790A (zh) * 2019-09-10 2020-01-07 西安理工大学 一种水果运输装置

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