JP3185580U - ビアバイク型自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】後退を容易に行なうことができ、突然の降雨に対しても、防雨可能なビアバイク型自転車を提供する。
【解決手段】フレーム1と、フレームから上方に延出している支柱2と、支柱の上部に設けられた屋根3と、支柱の中部に設けられたテーブル4と、フレームの下部に設けられた前車軸5及び後車軸と、前車軸及び後車軸のそれぞれに設けられた左右一対の車輪7、8と、フレームの長手方向左右両側に設けられた複数のチェーンカバー9と、チェーンカバーのそれぞれに設けられた一対のクランク10及び一対のペダル11と、フレームの長手方向左右両側に設けられた複数のシートポスト12と、シートポストのそれぞれに設けられたサドル13とを備える。車輪の少なくとも一対を逆転させるように駆動するモータを設けた。収納部と、シート部とを備える防雨装置を屋根3の周縁部に設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、複数の人が乗車可能な自転車に関する。
テーブル、複数のサドル、複数対のペダル等を備え、複数の人が乗車して、ビール等を飲みながら、ペダルを漕ぐことが可能な自転車(所謂「ビアバイク」。)が知られている。このようなビアバイクは、広場や公園等において、ゆっくりと移動し、あたかも移動する飲食店のごときものである。
特許文献1では、通常の自転車にモータ等の動力を補助動力として利用する電動自転車が開示されている。
また、特許文献2では、雨天時の自転車利用に際して、傘をささずに雨を防ぐことができる、通常の自転車に容易に着脱可能な透明テントよりなるレインガードが開示されている。
実用新案登録第3109879号公報 実開平6−61682号公報
上述した従来のビアバイクを含め、一般に自転車においては、ペダルを通常の方向に漕ぐことにより車輪を正転させることが可能であるが、フリーホイール機構が採用されているため、ペダルを通常の方向とは反対の方向に漕いでも車輪を逆転させることはできない。即ち、ペダル操作によって、自転車を後退させることができない。
ビアバイクは、一般的に10人以上の人が乗車可能であるために、その寸法は大きくならざるを得ず、小回りがきかない構造となっている。そのため、例えば、ビアバイクを所望の駐車位置に移動させる場合、ビアバイクを前進させるだけでは広大なスペースが必要となることがある。他方、ビアバイクを後退させようとしても、上述の通り、ペダル操作でこれを行うことはできない。また、ビアバイクは重いため、これを手で押して後退させることも困難である。
また、ビアバイクは、通常、雨天時には利用されないものであろうが、利用中の突然の降雨の場合、これを凌ぐことができない。
本考案の目的は、後退を容易に行なうことができる、複数の人が乗車可能な自転車を提供することである。また、好ましくは、突然の降雨に対しても、防雨可能な複数の人が乗車可能な自転車を提供することである。
上記目的を達成するために、本考案の自転車は、フレームと、前記フレームから上方に延出している支柱と、前記支柱の上部に設けられた屋根と、前記支柱の中部に設けられたテーブルと、前記フレームの下部に設けられた前車軸及び後車軸と、前記前車軸及び後車軸のそれぞれに設けられた左右一対の車輪と、前記フレームの長手方向左右両側に設けられた複数のチェーンカバーと、前記チェーンカバーのそれぞれに設けられた一対のクランク及び一対のペダルと、前記フレームの長手方向左右両側に設けられた複数のシートポストと、前記シートポストのそれぞれに設けられたサドルとを備える自転車であって、前記車輪の少なくとも一対を逆転させるように駆動するモータを設けたことを特徴とする。
本考案の自転車は、好ましくは、さらに、開口部を有する収納体と、前記収納体内に収納されたシート部とを備える防雨装置を前記屋根の周縁部に設けたことを特徴とする。
本考案によれば、複数の人が乗車可能な自転車を、容易に後退させることが可能となり、また、好ましくは、突然の降雨に対しても防雨可能とすることができる。
本考案の第一の実施形態に係る自転車の一例を示す斜視図である。 本考案の第一の実施形態に係る自転車の駆動機構の一例を後方から見た状態を示す図である。 本考案の第一の実施形態に係る自転車の後退機構の一例を示す概略図である。 本考案の第二の実施形態に係る自転車の防雨装置の一例を示す斜視図である。 本考案の第二の実施形態に係る自転車の防雨装置のシート部を垂下させた状態を示す斜視図である。
以下に、本考案の実施形態に係る自転車について図面を参照しながら説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
図1、図2及び図3は、本考案の第一の実施形態に係る自転車100の構成の一例を示すものである。
図1は、本考案の第一の実施形態に係る自転車100の一例を示す斜視図である。自転車100は、フレーム1と、支柱2と、屋根3と、テーブル4等を備えている。
フレーム1は、自転車100の骨格をなすものであり、図1及び2に示すように、自転車100の下部に設けられている。また、フレーム1の上面には、図1に示すように、矩形状の板21が設けられている(尚、図2は自転車100の駆動機構を示すために、板21を図示していない。)。板21を設けることにより、板21上に運転席17を設置することができる。また、板21上に人が立って、サーバー20から飲料を乗車した人に提供することが可能となる。
支柱2が、フレーム1から上方に延出している。支柱2は、複数本、具体的には4本設けることが望ましい。支柱2は、屋根3、テーブル4及び天井枠14を支持している。
屋根3が、支柱2の上部に設けられている。屋根3は、図1に示すように、自転車100のほぼ全長及び全幅に亘って設けられている。屋根3の下面には、照明器具を設けることができる。これにより、自転車100を夜間に利用する場合もテーブル4上が明るくなり、容易に飲食することができる。
天井枠14が、屋根3の下側の位置にて、支柱2に設けられている。天井枠14は、支柱2と屋根3の取付を補強している。また、天井枠14は比較的に高い場所に位置し、その外側面は公衆から見え易いため、当該面に商標等を付すことにより広告効果を得ることが可能である。天井枠14の下面に照明器具を設けるようにしてもよい。
テーブル4が、支柱2の中部に設けられている。テーブル4は、矩形状に形成されている。さらに、前記矩形の中央領域が、前記矩形よりも小さな外周を有する矩形状に切り欠かれている。当該切欠を設けることにより、板21の存在と相俟って、板21上に運転席17を設置し、また板21上に人が立つことができるようになる。
テーブル4上には、サーバー20が設けられている。自転車100の前部に設けられた飲料タンク18から、管19を通って、サーバー20より飲料を提供することができる。
また、テーブル4の上面には、複数の凹部が形成されている。サドル13及びベンチ22に乗車可能な人数分の数の凹部が、各人の乗車位置に対応するテーブル4上の位置に設けられている。凹部には、グラスやジョッキが置かれる。これにより、自転車100が移動する際にテーブル4が揺れたとしても、グラス等が転倒して飲料がこぼれてしまうことを防止することができる。
また、テーブル4の上面には、グリルや鉄板等を設けて、ステーキ等の食事をとることもできる。
ハンドル15が、テーブル4の前記切欠の内側前方に設けられている。ハンドル15は、ハンドルポスト16を介して、前車軸5と連結している。ハンドル15を操作することにより、前車軸5を介して、前輪7a、bを左右に傾けて、操舵することができる。
自転車100の後部には、フレーム1の後部に設けられたベンチ22が存在する。ベンチ22には4人程度の人が乗車可能であるが、ここに座った人はペダル11を漕ぐことができない。
ボード23が、テーブル4の下側の位置にて、支柱2に設けられている。ボード23は、テーブル4の長さとほぼ同じ長さを有し、テーブル4と板21との間の寸法よりも小さな幅を有する板状のものである。また、ボード23は、テーブル4及び板21に対して略垂直に設けられている。ボード23は、自転車100の左右両側に1枚ずつ設けられている。ボード23の外面には様々なデザインを施すことができる。これにより、自転車100の外観を向上させることができる。尚、ボード23は、例えば、複数枚の楕円状板を組み合わせて、1枚のボードとすることも可能であり、自転車100の外観がより一層ユニークとなるため望ましい。
複数のシートポスト12が、フレーム1の長手方向左右両側に設けられている。シートポスト12は、例えば、フレーム1の長手方向左右両側に、それぞれ6本ずつ設けられている。
サドル13が、それぞれのシートポスト12に設けられている。サドル13上に人が座って、自転車100に乗車することができる。サドル13は、自転車100の進行方向と直交する方向で、且つ自転車100の内側に向かって人が座れるような角度に設けられている。
複数のチェーンカバー9が、フレーム1の長手方向左右両側に設けられている。チェーンカバー9は、図1に示すように、シートポスト12と隣接する位置にて、サドル13に座った人が漕ぐことができる角度に(自転車100の進行方向と直交するように)設けられている。尚、チェーンカバー9の数はシートポスト12の数よりも少なく設けられる場合があるため、必ずしも全てのシートポスト12に隣接してチェーンカバー9が設けられる訳ではない。チェーンカバー9は、例えば、フレーム1の長手方向左右両側に、それぞれ5個ずつ設けられている。
チェーンカバー9の内部には、図示していないボトムブラケットやチェーンホイールが設けられている。チェーンホイールと、後述するこれに対応する主軸スプロケット41又は副軸スプロケット51との間にはチェーンが掛架されている。
一対のクランク10a、b及び一対のペダル11a、bが、それぞれのチェーンカバー9に設けられている。サドル13に座った人が、ペダル11を通常の方向に漕ぐことにより、自転車100が前進する。「通常の方向に漕ぐ」とは、自転車を前進移動させるべく、ペダルを前方に押し下げるように踏み込んでから、後方から持ち上げるようにして漕ぐことを意味する。なお、本実施形態では、図1に示すように、チェーンカバー9、クランク10及びペダル11のセットの数が、シートポスト12及びサドル13のセットの数よりも(フレーム1の長手方向左右両側においてそれぞれ1セットずつ)少ない。従って、サドル13に座った人全てがペダル11を漕ぐことができる訳ではない。
図2は、本考案の第一の実施形態に係る自転車100の駆動機構の一例を後方から見た状態を示す図である。
主軸40が、フレーム1の内側にて、フレーム1の短手方向中央付近で、フレーム1の長手方向に延在している。主軸40は、複数の主軸スプロケット41と、主軸ギア42と、後退スプロケット43とを備える。
主軸スプロケット41は、自転車100の前進方向に向かって、フレーム1の左側に設けられたチェーンカバー9と同じ数設けられている。前述したように、それぞれの主軸スプロケット41と、これに対応するチェーンカバー9内のチェーンホイールとの間にチェーンが掛架されている。これにより、フレーム1の左側に設けられたサドル13に座った人がペダル11を、車輪が正転するように、通常の方向に漕ぐことで、チェーンホイール及び主軸スプロケット41が回転し、これに伴い、主軸40が当該チェーンホイール及び主軸スプロケット41の回転と同じ方向に回転する。
自転車100においても、フリーホイール機構が採用されているため、ペダル11を、通常とは反対の方向に漕いでも、車輪は逆転せず自転車100は後退しない。
尚、「正転」とは、自転車が前進するような方向に回転することを意味し、「逆転」とは、自転車が後退するような方向に回転することを意味する。
主軸ギア42は、主軸40の任意の位置に設けることができる。主軸ギア42は、主軸40の回転に伴い主軸40の回転と同じ方向に、後述する副軸ギア52と噛み合うように回転し、主軸40の回転を副軸50に伝達する。
後退スプロケット43は主軸40の後方端側に設けられている。後退スプロケット43と、後述する接続軸スプロケット31との間にチェーンが掛架されている。
副軸50が、フレーム1の内側にて、フレーム1の短手方向中央付近で、フレーム1の長手方向に、主軸40と平行するように延在している。副軸50は、複数の副軸スプロケット51と、副軸ギア52と、駆動スプロケット53とを備えている。
副軸スプロケット51は、主軸スプロケット41とほぼ同様の構成を有し、及び作用を奏する。副軸スプロケット51は、自転車100の前進方向に向かって、フレーム1の右側に設けられたチェーンカバー9と同じ数設けられ、それぞれの副軸スプロケット51と、これに対応するチェーンカバー9内のチェーンホイールとの間にチェーンが掛架されている。これにより、フレーム1の右側に設けられたサドル13に座った人がペダル11を、車輪が正転するように、通常の方向に漕ぐことで、チェーンホイール及び副軸スプロケット51が回転する。副軸50は、主軸ギア42と副軸ギア52の噛合回転により伝達された主軸40の回転と、副軸スプロケット51等の回転によって、前記主軸40の回転とは反対方向に回転する。尚、ペダル11を、通常とは反対の方向に漕いでも、車輪は逆転せず自転車100は後退しない。
副軸ギア52は、副軸50にて、主軸ギア42と対応する位置に設けられている。副軸ギア52は、主軸ギア42と噛み合うように、主軸ギア42の回転とは反対の方向に回転する。
駆動スプロケット53は、副軸50にて、後車軸6の近傍位置に設けられている。駆動スプロケット53は、副軸50の回転に伴い、副軸50の回転と同じ方向に回転する。駆動スプロケット53は、駆動力伝達装置54を介して後車軸6と連結している。駆動スプロケット53と図示しない駆動力伝達装置の伝達スプロケットとの間にはチェーンが掛架されており、駆動スプロケット53が回転することにより、駆動力伝達装置の伝達スプロケットも回転する。駆動力伝達装置54は、駆動力伝達装置の伝達スプロケットの回転を、例えば、ベベルギア等で、後車軸6に伝達して、後車軸6を回転させることにより後輪8a、bを正転させる。
図3は、本考案の第一の実施形態に係る自転車の後退機構の一例を示す概略図である。
接続軸30が、主軸40及び副軸50よりも後方側にて、主軸40及び副軸50と平行するように設けられている。接続軸30の一方端側には接続軸スプロケット31が設けられている。接続軸30の他方端側には接続ギア32が設けられている。
接続ギア32は、後述するモータ33のギア部と噛合するように設けられており、モータ33の回転に伴いモータ33の回転とは反対の方向に回転し、接続軸30を接続ギア32の回転と同じ方向に回転させる。
接続軸スプロケット31は、接続軸30の回転に伴い、接続軸30と同じ方向に回転して、チェーンが掛架された後退スプロケット43を接続軸スプロケット31の回転と同じ方向に回転させる。
モータ33は、ギア部を有するギアドモータであり、図3に示すように、マグネットスイッチ34及び手元スイッチ35がさらに設けられ、相互に接続されている。手元スイッチ35を操作することで、マグネットスイッチ34を動作させることができ、これによりモータ33の作動・停止の切替を行うことができる。手元スイッチ35をハンドル15の近傍に設けておけば、運転手が操舵しながらモータ33の切替を容易に行なうことができる。
モータ33を作動させると、モータ33は、前記後輪8a、bを正転させる場合の主軸40の回転と同じ方向に回転する。モータ33がこの方向に回転することにより、モータ33のギア部と噛合している接続ギア32はモータ33の回転とは反対の方向に回転する。この接続ギア32の回転に伴い、接続軸30及び接続軸スプロケット31も接続ギア32と同じ方向に回転する。
さらに、接続軸スプロケット31との間にチェーンが掛架された後退スプロケット43も接続軸30及び接続軸スプロケット31と同じ方向に回転する。この後退スプロケット43の回転に伴い、主軸40も後退スプロケット43と同じ方向(前記後輪8a、bを正転させる場合の主軸40の回転とは反対の方向)に回転する。
さらに、この主軸40の回転は、主軸ギア42から副軸ギア52を介して副軸50に伝達され、副軸50は、主軸40の回転とは反対の方向(前記後輪8a、bを正転させる場合の副軸50の回転方向とは反対の方向)に回転する。
さらに、この副軸50の回転に伴い、駆動スプロケット53がこの副軸50の回転と同じ方向(前記後輪8を正転させる場合の駆動スプロケット53の回転方向とは反対の方向)に回転するため、駆動力伝達装置54を介して、後車軸6を前記後輪8a、bを正転させる方向とは反対の方向に回転させることができ、後輪8a、bを逆転させることができる。このように後輪8a、bを逆転させることにより、モータ33を用いて自転車100を自動的に後退させることができる。
本考案の第二の実施形態に係る自転車は、第一の実施形態に係る自転車に防雨装置60を設けたものである。図4は、防雨装置60の一例を示す斜視図であり、また図5は、防雨装置60のシート部62を垂下させた状態を示す斜視図である。
防雨装置60は、屋根3の周縁部に設けられる。典型的には、防雨装置60は、屋根3の長手方向左右両側周縁部に設けられる。このように設けることにより、図5に示すように、サドル13に座った人が雨に濡れることを防ぐことができる。この場合、防雨装置60は2つ設けられる。さらに、防雨装置60を屋根3の後方側周縁部に設けてもよい。これにより、ベンチ22に座った人が雨に濡れることを防ぐことができる。
防雨装置60は、図4に示すように、収納体61と、シート部62と、収納体端部63とを備えている。
収納体61は、筒状であり、内部にシート部62を収納している。収納体61の両端部には、それぞれ収納体61の直径よりも僅かに大きい直径を有する有底筒状の収納体端部63が設けられている。また、収納体61には長手方向に細長い開口部64が設けられている。開口部64は、シート部62の幅よりも僅かに長く形成されている。また、開口部64は、シート部62の厚さよりも僅かに大きな幅を有するように形成されている。これにより、収納体61に収納されたシート部62を開口部64にて出し入れ可能とすることができる。
収納体61は、図示しない取付部を備えており、これにより、防雨装置60が屋根3に取付可能となっている。防雨装置60を屋根3に恒常的に取り付けるようにしてもよいし、着脱可能としてもよい。
シート部62は、防水性の矩形状シートである。シート部62は、その設置場所に応じて、乗車した人が雨に濡れるのを防げるような大きさに形成される。また、シート部62は、防水性を備えていれば特に素材は限定されない。シート部62は、さらに遮光性を有することが望ましい。これにより、防雨装置60を雨除けのためだけでなく、日除けのためにも利用することができる。ただし、乗車した人が屋外の景色も楽しむことができるように、シート部62は、透明か半透明等の素材を用いることが望ましい。
シート部62は、巻取軸を中心に巻回されて収納体61内に収納されている。巻回したシート部62の中心側の端部は、巻取軸に取り付けられている。巻取軸は、収納体61内にて、収納体61の長手方向に延在している。巻取軸の両端は、それぞれ収納体端部63内に収容されている軸受に、回動可能に軸支されている。また、巻取軸は、適宜のモータ等によって、自動的に正逆方向に回転可能に設けられているため、巻取軸に巻回されたシート部62を自動的に開口部64から引き出したり、巻き取ったりすることができる。当該モータ等の正方向回転・逆方向回転・停止等の切替は、例えば、マグネットスイッチ等を利用し、ハンドル15の近傍に設置したボタンを押下することで遠隔操作できるようにすることができる。
上述したように、本考案によれば、複数の人が乗車可能な自転車を容易に後退させることが可能となり、また、好ましくは、突然の降雨に対しても防雨可能とすることができる。
1 フレーム
2 支柱
3 屋根
4 テーブル
5 前車軸
6 後車軸
7a、b 前輪
8a、b 後輪
9 チェーンカバー
10a、b クランク
11a、b ペダル
12 シートポスト
13 サドル
14 天井枠
15 ハンドル
16 ハンドルポスト
17 運転席
18 飲料タンク
19 管
20 サーバー
21 板
22 ベンチ
23 ボード
30 接続軸
31 接続軸スプロケット
32 接続ギア
33 モータ
34 マグネットスイッチ
35 手元スイッチ
40 主軸
41 主軸スプロケット
42 主軸ギア
43 後退スプロケット
50 副軸
51 副軸スプロケット
52 副軸ギア
53 駆動スプロケット
54 駆動力伝達装置
60 防雨装置
61 収納体
62 シート部
63 収納体端部
64 開口部
100 自転車

Claims (2)

  1. フレーム(1)と、
    前記フレーム(1)から上方に延出している支柱(2)と、
    前記支柱(2)の上部に設けられた屋根(3)と、
    前記支柱(2)の中部に設けられたテーブル(4)と、
    前記フレーム(1)の下部に設けられた前車軸(5)及び後車軸(6)と、
    前記前車軸(5)及び後車軸(6)のそれぞれに設けられた左右一対の車輪(7a、b、8a、b)と、
    前記フレーム(1)の長手方向左右両側に設けられた複数のチェーンカバー(9)と、
    前記チェーンカバー(9)のそれぞれに設けられた一対のクランク(10a、b)及び一対のペダル(11a、b)と、
    前記フレーム(1)の長手方向左右両側に設けられた複数のシートポスト(12)と、
    前記シートポスト(12)のそれぞれに設けられたサドル(13)と
    を備える自転車(100)であって、
    前記車輪の少なくとも一対を逆転させるように駆動するモータ(33)を設けたことを特徴とする自転車。
  2. 開口部(64)を有する収納体(61)と、
    前記収納体(61)内に収納されたシート部(62)と
    を備える防雨装置(60)を
    前記屋根(3)の周縁部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の自転車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015209177A (ja) * 2014-04-30 2015-11-24 ▲福衛▼ 澤田 人動車

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