JP3185059U - 立花芯固定金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝統的幹造り立花に必要な役枝を極めて短時間に形作ることができる立花芯固定金具を提供する。
【解決手段】立花の芯の基礎の部分に十字の形状をした一辺に切欠きの有る金属製の板羽根の付いた杭を楔で固定し、これに木製の丸棒の立花芯又は平らな棒状の穴の空いた金属製の立花芯に、役枝又は活け筒を立花の決まりに沿う形の筒の大きさや枝の角度に応じた金具を作成する。今までの伝統的技法で行っていた役枝の一つ一つを予め角度を決めて切り込み固定のための杭に角度に沿って穴を空けボルトで固定していたものを、これにより立花に必要な活け筒を固定する為の受け筒を何処にでも、どの方向にも、どの角度にも取り付ける事を可能にした。
【選択図】図2

Description

本考案は、伝統的幹造り立花に必要な役枝を極めて短時間に形作る為の器具である。
立花式仏華で、立花の中心に十時の形状をした一辺に切欠きの有る金属製の羽根板の付いた杭を立て、更にこの金属製の杭の側面に羽根板と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔をはめ込み上からその楔を均等に打ち込む事によって十字の形状の金属製の杭を固定し、1、同じく十時の切り込みの入った木製の丸棒取り付ける。2、平らな棒状の穴の空いた金属を溶接する。3、金属製のパイプを溶接する事により立花の芯を素早く固定事を可能にした。
此処で金属製のパイプへの器具の接続方法は実願2013-001147によって出願済みであるが、木製の丸棒並びに平らな棒状の穴の空いた金属への立花に必要な役枝の位置、方向を自在に固定できる器具の接続方法と、平らな棒状の金具の接続によって前方や斜め後方といった活け筒や役枝の角度おも自在に固定できる仕組みである。
更に実願2013-001147にて出願済みの円筒形の受け筒に剣山又はオアシス等の保湿剤を入れた円筒状の活け筒を取り付ける事を可能にした。
これによって立花並びにフラワーアートに必要な役枝を必要な位置、角度、方向の全てに極めて短時間に固定する事を可能にした。
従来、伝統的な立花の立て方では、前置き、胴、流枝、請、控枝、副え、真、正真と全ての役枝を木製の杭に一つ一つ固定し、込み藁と言われる固定器具に突き刺してゆくために技術的に困難、時間が掛かる、角度などの微調整が困難、杭が占める面積が大きく花の活けしろが無くなる、藁が多すぎると又一からやり直す、大変な力を要する等、様々な問題を生じていた。さらに先行特許商品の活け筒は剣山を取り付けた筒を上下に移動する事は可能であるが、必要な角度を付ける事が不可能であり、更に専用のパイプに機械バンドで接続する形で考案されているために幹造り立花の際に活け筒を希望の位置に固定するには一度パイプから外して、木製の棒に固定し、更にその棒を芯になる棒にドリルで固定すると言う面倒な作業を必要としていた。
加えて池坊のシステム上真宗に必要な幹造り立花を活けられるようになるまでには二十年近い修行を必要としているため住職は生け花を習う事を敬遠している。
立花の中心に十時の形状をした一辺に切欠きの有る金属製の板羽根の付いた杭に板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔を板羽根にはめ込み上から均等に打ち込むことで金具を固定金具として使用する。これに同じく十時の形状に合わせた切込みの有る丸棒を上から取り付ける形で安定を図るものと、予め十時の杭に平らな棒状の穴の空いた金属通称名フラットバーを溶接し、同じく平らな棒状の金属製の器具に取り付け用と、受け筒並びに役枝の取り付け用の穴を空け、予め役枝に必要な角度に曲げた金具を作成する事によって、木製の丸棒にはボルトで固定し、金属製のフラットバーには事前に固定用の穴と同じ間隔の穴を空けておくことによって同じくボルトとナットを使って固定する事を可能にした。
更に固定金具に役枝の朴又は円筒形の受け筒と円錐状の内部に剣山又はオアシス等の保湿剤を入れた活け筒を固定する事により立花の役枝造りに必要な位置、角度、方向に取り付けを可能にし随時変更をも可能にした。
立花の中心の芯が十字の形状をした一辺に切欠きの有る金属製の板羽根の付いた杭を花瓶に入れ、これに板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔を均等に打ち込む事によって金具を固定し、木製の丸棒に十字の切込みをいれて差し込む事と平らな棒状の穴の空いた金属を溶接する事により芯に対して固定可能になり木製の丸棒と平らな棒状の金属に対して平らな棒状の穴の空いた金属の芯への取り付け用の穴と受け筒と役枝を固定するための穴の空いた金具をドリルで固定するか又は金属性のフラットバーにはボルトとナットで固定することで受け筒と剣山又はオアシス等の保湿剤を入れた活け筒や役枝を必要な位置への固定も可能になり必要な位置と角度と方向に随時取り付け位置の変更も可能になった事により従来専門的技術と時間と労力を要していたものが、女性でも容易に立てる事を可能にし、時間も数時間掛けて居たところを僅か数分で立てる事を可能にした。
板羽根の付いた十字の形状の金属製の杭を楔で花瓶に固定した図である。 花瓶に金属製の十字の杭を楔で固定し木製の丸棒を取り付けた図である。 花瓶にフラットバーを溶接した金属製の十字の杭を楔で固定した図である。 花瓶にパイプを溶接した金属製の十字の杭を楔で固定した図である。 立花芯固定金具を板に取り付けた図である。 立花芯固定金具を四方向に角材を取り付け固定した図である。 立花芯固定金具を三方向に角材を取り付け固定した図である。 図2の木製の丸棒に平らな棒状の活け筒や朴を固定する為の金具をボルトで固定した図である。 図3の平らな棒状の穴の空いた金属に、平らな棒状の活け筒を固定する為の金具をボルトとナットで固定した図である。 図5の木製の丸棒の芯に受け筒と活け筒、役枝を取り付けた図である。 図6の平らな棒状の穴の空いた金属の芯に受け筒と活け筒取り付けた図である。 立花芯の丸棒に役枝と活け筒を取り付けた断面図である。 フラットバーに受け筒と活け筒を取り付けた断面図である。 笠真の器具を取り付けた図である。 除真の応用形の器具を取り付けた図である。 竹串を束にして高い位置に活ける事の出来る剣山の図である。
以下、本考案の実施の形態を図面をもとに説明する。図1は、本考案にかかわる立花の中心の芯を固定する金具である。図2、図3、図4は、この固定金具に木製丸棒を取り付けた図であり平らな棒状の穴の空いた金属通称フラットバー又は金属製のパイプを溶接し、幹造り立花の芯にした図である。図5、6、7、立花芯固定金具を板、四方向の角材、三方向の角材を取り付け安定させた図である。これ等の芯に平らな棒状の役枝並びに受け筒を取り付ける為の金具を取り付けた図である。図8,9、10.11、は幹造り立花に必要なあらゆる役枝並びに活け筒を必要な位置と角度と方向に取り付け、受け筒の中には剣山又はオアシス等の保湿剤を入れた活け筒が取り付けられた図である。これ等の実施の形態により幹造り立花に必要なあらゆる役枝の朴並びに活け筒を必要な位置と角度と方向と活け筒の大きさとを自在に固定できる仕組みになり、更に図14,は上級者にしか出来なかった笠真用の器具を取り付け、図15は更に困難な除真の応用型の器具を取り付けた図である。

以下、本考案の実施例について図面をもとに説明する。 図1は、本考案にかかわる立花の中心の芯を固定するための固定金具であり、この十字の形状をした一辺に切欠きの有る板羽根の付いた金属性の杭に板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔を均等に打ち込むことで立花芯固定金具を速やかに固定し、更にこの固定金具に木製の丸棒、平らな棒状の穴の空いた金属通称フラットバー並びにパイプを溶接することで立花芯として使用する事を可能にした。図2は、十字の形状をした一辺に切り欠きの有る板羽根の付いた金属製の杭を板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔で固定し、そこに木製の丸棒に十字の切込みを入れて固定した物である。図3は、平らな棒状の金属通称フラットバーを溶接した金属製の板羽根の付いた固定金具に板羽根と同じ厚寸法の溝の付いた逆三角形の楔を均等に打ち込んで花瓶に固定した物である。図4は、パイプを溶接した金属製の板羽根の付いた固定金具に板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔を均等に打ち込んで固定した物である。図5は、十字の形状をした一辺に切欠きの有る板羽根の付いた金属製の杭を板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔を均等に打ち込み芯固定金具を固定し、これに木製の丸棒の立花芯を取り付け、更に其の木製の丸棒の立花芯に役枝の朴並びに受け筒を取り付けるための平らな金属製の棒をボルトで固定した図である。図6は、十字の形状をした金属製の杭に平らな棒状の金属通称フラットバーをボルトとナットで固定した図である。図7は、十字の形状をした一辺に切り欠きの有る金属製の杭に木製の丸棒の立花芯を取り付け、役枝と円筒形の受け筒と円錐形の形状の剣山又はオアシス等の保湿剤をいれた活け筒を取り付けた図である。図8は、十字の形状をした一辺に切り欠きの有る金属製の杭に平らな棒状の金属通称フラットバーを取り付けそこに朴と円筒形の受け筒と円錐状の剣山又はオアシス等の保湿剤を入れた活け筒を取り付けた図である。図11は、幹造り立花の熟練者によってのみ可能とされた笠真を活けるための器具を取り付けた図である。図12は、幹造り立花の熟練者によってのみ可能とされた除真の応用形の器具の図である。これ等の実施例によって幹造り立花の経験の浅い方にも熟練者同様の表現方法を可能にし、時間と経験を必要とした伝統的幹造り立花を全ての方々に手軽に取り組んでいただけるものにした。
全国の(公序良俗違反につき、不掲載)及びフラワーアートの業界にも販路拡大の可能性を有する。
1 花瓶に十字の形状をした一辺に切欠きの有る板羽根の付いた金属製の杭に板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔を均等に打ち込み金具を固定した図である。
2 花瓶に十字の形状をした一辺に切欠きの有る板羽根の付いた金属製の杭に板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔で固定した立花芯固定金具に木製の丸棒に十字の切込みを入れてを取り付けた図である。
3 花瓶に平らな棒状の穴の空いた金属を溶接した立花芯固定金具を楔で固定した図である。
4 花瓶にパイプを溶接した立花芯固定金具を楔で固定した図である。
5 立花芯固定金具を木製の板に固定しより安定力を付けた固定金具の図である。
6 立花芯固定金具に四方向に角材を取り付けより安定力を付けた固定金具の図である。
7 立花芯固定金具に高さを持たせ三点で固定させる事で足場が絨毯や畳と言った不安定要素の有る処でも立花芯の安定を可能にした図である。
8 花瓶に固定された木製の丸棒の立花芯に朴と活け筒を取り付けるための平らな棒状の取り付け金具を取り付けた図である。
9 花瓶に平らな棒状の穴の空いた立花芯に活け筒を取り付けるための平らな棒状の金具を取り付けた図である。
10 木製の丸棒の立花芯に役枝と受け筒ならびに活け筒を取り付けた図である。
11 平らな棒状の金属製の穴の空いた芯に受け筒並びに活け筒を取り付けた図である。
12 木製の丸棒の立花芯に金具で役枝や受け筒と活け筒を取り付けた断面図である。
13 平らな棒状の立花芯に金具で受け筒並びに活け筒を取り付けた
14 幹造り立花の表現法の一つ笠真用の器具を取り付けた図である。
15 幹造り立花の表現法の一つ除真の応用形のための器具を取り付けた図である。
16 竹串を束ねて花瓶内部に設置する事で大きな花瓶の上部部分を使って花を活ける事を可能にした竹串剣山の図である。

立花を必要とする団体等及びフラワーアートの業界にも販路拡大の可能性を有する

Claims (5)

  1. 花瓶に立花の中心に芯を固定する為の十字の形状をした一辺に切欠きの有る板羽根の付いた金属製の杭に板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔を均等に打ち込む事で容易に立花芯を固定する事を可能にし、この安定金具に木製の丸棒に同じく十時に切込みを入れて金具に差し込む事で容易に立花芯を安定させることが可能になる立花芯固定金具である。
  2. 花瓶に立花の中心の芯を固定する平らな棒状の金属通称フラットバーを溶接した十字の形状をした一辺に切り欠きの有る板羽根の付いた金属製の杭を板羽根と同じ寸法の溝の付いた逆三角形の楔を打ち込む事で容易に芯を固定する事を可能にした立花芯固定金具である。
  3. 花瓶に立花の中心の芯を固定するパイプを溶接した十字の形状をした一辺に切り欠きの有る板羽根の付いた杭に板羽根と同じ寸法の逆三角形の楔を打ち込むことで容易に芯を固定する事を可能にした立花芯固定金具である。
  4. 立花芯を様々な床面の状況の中でより安定化させる事を可能にした立花芯固定金具である。通常の平らな床面では一回り大きな板に固定することでより大きな安定力を持ち更に大きな作品に対しては四方向に角材を取り付ける事でより大きな安定力を持ち又絨毯や畳と言った多少不安定要素の有る床面では機材を持ち上げ三点で設置することでより大きな安定力を持つ事を可能にした立花芯固定金具である。
  5. 十字の形状をした一辺に切欠きの有る金属製の杭に木製の丸棒の立花芯又は平らな棒状の穴の空いた金属製の立花芯に幹造り立花や立花式仏花に必要な受け筒と剣山又はオアシスを入れた活け筒を取り付ける為の金具の開発である。立花に必要な活け筒の寸法と角度に合わせた平らな棒状の金具に立花芯への固定用穴と活け筒を取り付けるための穴の空いた金具を木製の丸棒の立花芯にはボルトで固定し、平らな棒状の穴の空いた金属製の立花芯にはボルトとナットで固定する。これにより幹造り立花又は立花式仏花に必要な役枝としての活け筒の位置と角度と方向を自由に取り付け位置の変更も容易なものにした立花用具である。
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