JP3184956U - 薬用粉体選別具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用後の清掃作業を極めて容易に行なうことができる薬用粉体選別具を提供する。
【解決手段】粉体を選別する半球殻状の金網部本体10の端縁部には、周辺方向に延在するフランジ部12aが設けられている。フランジ部12aが載置可能な円状の枠体20には、取手部30に固定される固定杆部21と突出部22が設けられている。突出部22の先端部には、枠体20と略同形状の係止用枠体50の突出部52の先端が接続具53によって回動自在に係止されている。金網本体10のフランジ部12aは枠体20と係止用枠体50とによって挟持され、係止用枠体50はその係止部51によって固定杆部21に係止される。金網部本体を枠体から容易に外すことができ、清掃作業を容易に短時間で行なうことができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、飲用薬である錠剤を飲み易い粉体状にするときに用いる薬用粉体選別具に関するものである。
現在、医療の現場においては、保管や管理が容易な錠剤が広く用いられている。
しかしながら、薬を飲み下す力が弱っている老人等の患者においては錠剤を飲むことが容易には出来ないために、病院等においては錠剤を粉体にして患者に与えている。
このような錠剤を粉体にする場合には、一般に、図6に示したように、乳鉢1と乳棒2とを用いて錠剤Aを摺り潰して粉体Bにした後、市販の茶漉し器3を用いて粉体状になった薬を選別し、粉体状になっていない薬は、再度、乳鉢1と乳棒2とを用いて摺り潰して錠剤Aの全てを粉体Bにしている。
図7は、ここで用いられている市販の一般的な茶漉し器3の構成を示した図である。
図7に示すように、市販の一般的な茶漉し器3は、金網部本体10と枠体20と取手部30とによって構成されている。
金網部本体10は、金属細線を編んだ半球殻状の細目の金網11と、金網11の端縁部をその全周に亘って挟み込むように折り曲げられて固定された板金12とによって構成されている。さらに、この板金12の端縁部は外周方向に折り曲げられており、この部分が金網部本体10のフランジ部12aを形成している。
枠体20は、半球殻状の金網11の端縁部が形成する円と同じ円となるように円状に形成されており、金網部本体のフランジ部12aが載置可能な形状に構成されている。
枠体20には、棒状の取手部30に固定される外側方向に延在する固定杆部21が設けられている。この固定杆部21の位置と円の直径方向において対向する位置には、茶漉し器3を茶碗上に載置するときに使用する突出部22が外側方向に延在するように設けられている。
金網部本体10の金網11は金属細線で形成されていて変形し易いので、枠体20は金網部本体10の形状を保持する機能も有している。金網部本体10は、そのフランジ部12aを枠体20上に載置した状態で、剛性の高い針金40によって枠体20に固定されている。
以上説明した構成の市販されている従来の茶漉し器3を、薬用の粉体選別具として用いた場合には、以下のような問題が生じていた。
従来の茶漉し器3を薬用粉体選別具として用いた場合には、図8に示したように、薬の粉体を選別する過程において枠体20とフランジ部12aとの間の隙間に粉体Bが詰まってしまい、その清掃作業が極めて困難である、という問題が生じていた。
ここで、枠体20とフランジ部12aとの間の隙間に詰まった粉体Bを完全に清掃しておかないと、次回に異なる薬の粉体を選別する場合に、その異なる薬の粉体と混ざってしまうという危険性があるために、病院などの医療現場においては、このような従来の茶漉し器3を薬用粉体選別具として使用したときには、使用後に時間をかけてその清掃作業をしなければならなかった。
以上の問題点を解消するために、本考案の第1の手段は、半球殻状に形成された金網部本体と、該金網部本体の端縁部に係合して当該金網部本体の形状を保持する円状の枠体と、該枠体の一部に固定された当該枠体の外側方向に延在する取手部と、前記金網部本体を前記枠体に係止する係止用枠体とによって構成される薬用粉体選別具であって、前記金網部本体は、半球殻状に形成された細目の金網と、当該半球殻状の金網の円状の端縁部をその全周に亘って挟み込むように折り曲げられて固定された板金であって、その折り曲げられた当該板金の折り曲げ部を含む当該板金の端縁部が前記金網の円状の端縁部の外周方向に延在するように折り曲げられて前記枠体上に載置可能な前記金網部本体のフランジ部を形成する板金とによって構成され、前記枠体は、前記半球殻状の金網の端縁部が形成する円と同じ円となるように円状に形成され、当該円状の枠体の一部には外側方向に延在し前記取手部に固定される固定杆部が形成され、該固定枠部の位置と前記円の直径方向において対向する位置には外側方向に延在するように突出部が形成され、前記係止用枠体は前記枠体と同一の突出部を有する同一の円となるような形状に形成され、当該係止用枠体の突出部の位置と前記円の直径方向において対向する位置には、当該係止用枠体を前記枠体に重ねた状態において前記枠体の前記固定杆部に着脱自在に係合する係止部が配設され、前記枠体の前記突出部の先端部と前記係止用枠体の前記突出部の先端部とは接続具によって回動自在に係止され、前記金網部本体の前記フランジ部が前記枠体上に載置された状態において前記枠体と前記係止用枠体とによって挟持されて係止されることを特徴とするものである。
また、以上の問題点を解消するために、本考案の第2の手段は、半球殻状に形成された金網部本体と、該金網部本体の端縁部に係合して当該金網部本体の形状を保持する円状の枠体と、該枠体の一部に固定された当該枠体の外側方向に延在する取手部とによって構成される薬用粉体選別具であって、前記金網部本体は、半球殻状に形成された細目の金網と、当該半球殻状の金網の円状の端縁部をその全周に亘って挟み込むように折り曲げられて固定された板金であって、その折り曲げられた当該板金の折り曲げ部を含む当該板金の端縁部が前記金網の円状の端縁部の外周方向に延在するように折り曲げられて前記枠体上に載置可能な前記金網部本体のフランジ部を形成する板金とによって構成され、前記枠体は、前記半球殻状の金網の端縁部が形成する円と同じ円となるように円状に形成され、当該円状の枠体の一部には外側方向に延在し前記取手部に固定される固定杆部が形成され、該固定枠部の位置と前記円の直径方向において対向する位置には外側方向に延在するように突出部が形成され、前記枠体の前記突出部には、前記枠体上に載置される前記金網部本体の前記フランジ部を係止する係止用突片が配設され、前記円状の枠体の前記固定杆部には、当該枠体の円が形成する平面内において回動自在な係止杆が配設され、当該係止杆の先端部には前記枠体上に載置される前記金網部本体の前記フランジ部と前記枠体とを共に挟持可能な挟持爪部が形成されていることを特徴とするものである。
本考案によれば、使用後の清掃作業を極めて容易に行なうことができる薬用粉体選別具を提供することができる。
本考案の実施例1の構成を示した斜視図である。 本考案の実施例1の構成の説明図である。 本考案の実施例1の構成の説明図である。 本考案の実施例2の構成を示した斜視図である。 本考案の実施例2の構成の説明図である。 従来の茶漉し器を薬用粉体選別具として使用した場合の説明図である。 従来の茶漉し器の構成を示した分解斜視図である。 従来の茶漉し器を薬用粉体選別具として使用した場合の説明図である。
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。
図1は本考案の実施例1の構成を示した斜視図である。本考案の実施例1は、従来の茶漉し器を改良することによって、錠剤を粉体にする場合に好適な薬用粉体選別具を提供するものであり、従来の茶漉し器の説明で用いた図6〜図8と同一符号のものは同一のものを示しているのでその説明は省略する。
本実施例1の構成が従来の茶漉し器の構成と異なる点は、本実施例1においては、金網部本体10が枠体20に針金によって固定されてはおらず、その代わりに係止用枠体50によって金網部本体10が枠体20に着脱自在に係止されていることである。
係止用枠体50は、図2(a),(b)に示すように、枠体20の突出部22と同一形状を有する突出部52を具えた同一の円状の形状に形成されている。この突出部52の先端部は、枠体20の突出部22の先端部に接続具53によって回動自在に係止されている。
係止用枠体50の突出部52の位置と直径方向において対向する位置には、係止用枠体50を枠体20に重ねた状態において、図3(a)〜(c)に示したように枠体20の固定杆部21に着脱自在に係合する係止部51が形成されている。
以上のように構成された本実施例1においては、図2(a),(b)に示したように、金網部本体10のフランジ部12aが枠体20上に係止用枠体50によって係止されているために、係止部51を固定杆部21から外すことにより金網部本体10を枠体20から容易に外すことができ、清掃作業を容易に短時間で行なうことができる。
図4は、本考案の実施例2の構成を示した斜視図である。本実施例2においては、先に説明した実施例1の係止用枠体50の代わりに、係止杆61と係止用突片62とによって金網部本体10を枠体20に着脱自在に係止する構造となっている。
図5(a),(b)に示すように、係止用突片62は枠体20の突出部22に配設されており、係止杆61は枠体20の固定杆部21に配設されている。
係止用突片62は、金網部本体10のフランジ部12aの上面部に当接可能なように枠体20の内側方向に向って延在するように配設されている。
係止杆61は、円状の枠体20の円が形成する平面内において回動自在となるように固定杆部21に係止されているものであり、その先端部には枠体20上に載置される金網部本体10のフランジ部12aと枠体20とを共に挟持する挟持爪部61aが形成されている。
以上のように構成された本実施例2においても、金網部本体10は枠体20上に係止された状態となっているので、清掃時には係止杆61を回動させて挟持爪部61aを移動させることにより金網本体10を枠体20から外して容易に清掃作業を行なうことができる。
1 乳鉢
2 乳棒
3 茶漉し器
10 金網部本体
11 金網
12 板金
12a フランジ部
20 枠体
21 固定杆部
22,52 突出部
30 取手部
40 針金
50 係止用枠体
51 係止部
53 接続具
61 係止杆
61a 挟持爪部
62 係止用突片
A 錠剤
B 粉体

Claims (2)

  1. 半球殻状に形成された金網部本体と、該金網部本体の端縁部に係合して当該金網部本体の形状を保持する円状の枠体と、該枠体の一部に固定された当該枠体の外側方向に延在する取手部と、前記金網部本体を前記枠体に係止する係止用枠体とによって構成される薬用粉体選別具であって、
    前記金網部本体は、半球殻状に形成された細目の金網と、当該半球殻状の金網の円状の端縁部をその全周に亘って挟み込むように折り曲げられて固定された板金であって、その折り曲げられた当該板金の折り曲げ部を含む当該板金の端縁部が前記金網の円状の端縁部の外周方向に延在するように折り曲げられて前記枠体上に載置可能な前記金網部本体のフランジ部を形成する板金とによって構成され、
    前記枠体は、前記半球殻状の金網の端縁部が形成する円と同じ円となるように円状に形成され、当該円状の枠体の一部には外側方向に延在し前記取手部に固定される固定杆部が形成され、該固定枠部の位置と前記円の直径方向において対向する位置には外側方向に延在するように突出部が形成され、
    前記係止用枠体は前記枠体と同一の突出部を有する同一の円となるような形状に形成され、当該係止用枠体の突出部の位置と前記円の直径方向において対向する位置には、当該係止用枠体を前記枠体に重ねた状態において前記枠体の前記固定杆部に着脱自在に係合する係止部が配設され、
    前記枠体の前記突出部の先端部と前記係止用枠体の前記突出部の先端部とは接続具によって回動自在に係止され、
    前記金網部本体の前記フランジ部が前記枠体上に載置された状態において前記枠体と前記係止用枠体とによって挟持されて係止されることを特徴とする薬用粉体選別具。
  2. 半球殻状に形成された金網部本体と、該金網部本体の端縁部に係合して当該金網部本体の形状を保持する円状の枠体と、該枠体の一部に固定された当該枠体の外側方向に延在する取手部とによって構成される薬用粉体選別具であって、
    前記金網部本体は、半球殻状に形成された細目の金網と、当該半球殻状の金網の円状の端縁部をその全周に亘って挟み込むように折り曲げられて固定された板金であって、その折り曲げられた当該板金の折り曲げ部を含む当該板金の端縁部が前記金網の円状の端縁部の外周方向に延在するように折り曲げられて前記枠体上に載置可能な前記金網部本体のフランジ部を形成する板金とによって構成され、
    前記枠体は、前記半球殻状の金網の端縁部が形成する円と同じ円となるように円状に形成され、当該円状の枠体の一部には外側方向に延在し前記取手部に固定される固定杆部が形成され、該固定枠部の位置と前記円の直径方向において対向する位置には外側方向に延在するように突出部が形成され、
    前記枠体の前記突出部には、前記枠体上に載置される前記金網部本体の前記フランジ部を係止する係止用突片が配設され、
    前記円状の枠体の前記固定杆部には、当該枠体の円が形成する平面内において回動自在な係止杆が配設され、当該係止杆の先端部には前記枠体上に載置される前記金網部本体の前記フランジ部と前記枠体とを共に挟持可能な挟持爪部が形成されていることを特徴とする薬用粉体選別具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112718494A (zh) * 2021-01-06 2021-04-30 荆门市漳河新区康禾农业有限责任公司 一种基于大米加工的高效多级筛选装置

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