JP3184887U - 陶芸用窯 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】焚き口2を有した焼成室3、煙道4及び煙突5からなる陶芸用窯において、煙道4に設けた仕切り壁4Aにより焚き口2より高い位置の上部煙道4Bと焚き口2より低い位置の下部煙道4Cを構成し、上部煙道4Bの開閉部7を設ける。前記手段により、焼成室3から煙突5への通風を上部煙道4B経由から下部煙道4C経由に切り替えることで、焼成室3の熱が煙突5へ流出しないため焼成室3の熱損失を防止し熱効率が向上する。これにより焼成室3の温度が均一になり作品の出来栄えが良くなる。
【選択図】図3
Description
例えば、煙道に外部からの2次空気と焼成室から排出された燃焼ガスを導入して2次燃焼を行うにあたり、2次空気の焼成室への流入及び焼成室の熱の煙道への流出による焼成室の熱損失を防止し熱効率を向上させるために、流路面積の小さい筒状部材を用いて焼成室から煙道への燃焼ガスの排出速度を上げることで2次空気の焼成室への流入を防止するものがある(特許文献1参照)。
以上から、焼成室の熱損失を防止し熱効率を向上させた陶芸用窯を提供することが課題である。
なお、本記載は実用新案登録請求の範囲を説明した例であり、実用新案登録請求の範囲を本記載に限定することを意味するものではない。
従来技術の陶芸用窯の実施形態を図1により説明する。
図1は従来技術の陶芸用窯を表す断面図であり、陶芸用窯1は、焚き口2、焼成室3、煙道4及び煙突5から構成される。
焚き口2に薪を投入し着火すると、焼成室3の温度が上がり熱が発生する。陶芸用窯1は、焼成室3の熱が煙突5へ流出しやすいように、焚き口2から焼成室3、煙道4及び煙突5にかけて傾斜をもっている。焼成室3の熱は、この傾斜を通り煙道4を経由して煙突5へ流出する。熱により暖められた煙突5は熱を引っ張る力を持つようになる。引っ張る力により焼成室3から煙突5への通風が発生し、通風により焼成室3の熱が煙突5へ流出する。
焼成室3の温度が上がるにつれて熱も高くなるので、煙突5の熱を引っ張る力が強くなる。
これにより通風速度が上がるので、焚き口2の周囲、焼成室3、煙道4及び煙突5を構成している壁の隙間から外部の冷たい空気が陶芸用窯1に取り込まれる。新しい薪をくべるために焚き口2を開けることでも外部の冷たい空気が陶芸用窯1に取り込まれる。
焼成室3の熱が煙突5へ流出すること、外部の冷たい空気が陶芸用窯1に取り込まれることで焼成室3の温度は下がる。このように焼成室3の熱効率がよくないため、焼成室3の温度を上げるために大量の薪を使用している。
本発明は、陶芸用窯の焼成室の熱効率を向上させるために考えだされたものである。
図2は本考案に係る陶芸用窯を表す断面図であり図1と比較してわかるように、煙道4に設けた仕切り壁4Aにより焚き口2より高い位置の上部煙道4Bと焚き口2より低い位置の下部煙道4Cを構成している。これが本考案に係る陶芸用窯と従来技術の陶芸用窯との構成の違いである。
前記従来技術の陶芸用窯と同じように、焚き口2に薪を投入し着火すると、焼成室3の温度が上がり熱が発生する。焼成室3の熱は、煙道4、上部煙道4Bを経由して煙突5へ流出する。熱により暖められた煙突5は熱を引っ張る力を持つようになる。引っ張る力により焼成室3から煙突5への通風が発生し、通風により焼成室3の熱が煙突5へ流出する。
焼成室3の温度が上がるにつれて熱も高くなるので、煙突5の熱を引っ張る力が強くなり通風速度が上がる。
通風速度が上がった時、例えば焼成室3の温度が100℃の時、開閉部7を駆動させて上部煙道4Bを閉じる。図3の本考案に係る陶芸用窯の上部煙道を閉じたことを表す断面図は、この状態を表す。
なお開閉部7を駆動させる時の焼成室3の温度は前記の100℃に限定されるものではない。また開閉部7は図2及び3では陶芸用窯1の外部に設けた扉を上方向から駆動させる構成であるが、上部煙道4Bを閉じる構成であればこれに限定されるものではない。例えば陶芸用窯1の外部に設けた扉を側面方向から駆動させる構成や、煙道4に設けた蓋を駆動させる構成でもよい。
開閉部7の駆動は開閉部駆動部8を動作させることで行なう。開閉部駆動部8は図2及び3ではプーリー8A、おもり8Bから構成されるが、開閉部7を駆動させる構成であればこれに限定されるものではない。例えばモーターのように電気的なもの、シリンダーとピストンのように空気圧または油圧による構成でもよい。
焼成室3から煙突5への通風は、上部煙道4Bが閉じられたため下部煙道4Cに向かう。
すなわち上部煙道4B経由から下部煙道4C経由に切り替わる。
しかし熱は低い位置には移動しないため、焚き口2より低い位置に下部煙道4Cを構成したことにより、焼成室3の熱は下部煙道4Cを経由して煙突5へ流出せずに、焼成室3に留まる。よって焼成室3の熱損失を防止し熱効率が向上する。
前記従来技術の陶芸用窯は、新しい薪をくべるために焚き口2を開けることで外部の冷たい空気が陶芸用窯1に取り込まれる。
これに対して本考案に係る陶芸用窯は、新しい薪をくべるために焚き口2を開けると、焼成室3の熱が焚き口2へ流出することがわかる。これは焚き口2が下部煙道4Cより高い位置にあるためである。
なお図2及び3では、焚き口2から焼成室3、煙道4及び煙突5にかけて傾斜をもたせていないが、図1の従来技術の陶芸用窯のように焚き口2から焼成室3、煙道4及び煙突5にかけて傾斜をもたせたうえで、煙道4に設けた仕切り壁4Aにより焚き口2より高い位置の上部煙道4Bと焚き口2より低い位置の下部煙道4Cを構成してもよい。
以上から、本考案に係る陶芸用窯は、煙道4に設けた仕切り壁4Aにより焚き口2より高い位置の上部煙道4Bと焚き口2より低い位置の下部煙道4Cを構成し、上部煙道4Bの開閉部7を設けたことにより、焼成室3から煙突5への通風を上部煙道4B経由から下部煙道4C経由に切り替えることで、焼成室3の熱が煙突5へ流出しないため焼成室3の熱損失を防止し熱効率が向上する。これにより焼成室3の温度が均一になり作品6の出来栄えが良くなる。
2 焚き口
3 焼成室
4 煙道
4A 仕切り壁
4B 上部煙道
4C 下部煙道
5 煙突
6 作品
7 開閉部
8 開閉部駆動部
8A プーリー
8B おもり
Claims (1)
- 焚き口を有した焼成室、煙道及び煙突からなる陶芸用窯において、煙道に設けた仕切り壁により焚き口より高い位置の上部煙道と焚き口より低い位置の下部煙道を構成し、上部煙道の開閉部を設けたことを特徴とする陶芸用窯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013002146U JP3184887U (ja) | 2013-03-27 | 2013-03-27 | 陶芸用窯 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013002146U JP3184887U (ja) | 2013-03-27 | 2013-03-27 | 陶芸用窯 |
Publications (1)
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JP3184887U true JP3184887U (ja) | 2013-07-25 |
Family
ID=50428710
Family Applications (1)
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JP2013002146U Expired - Lifetime JP3184887U (ja) | 2013-03-27 | 2013-03-27 | 陶芸用窯 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3184887U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109186260A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-01-11 | 建水滇宝紫蕴紫陶艺术文化传播有限公司 | 一种烧制陶器的旋转柴窑 |
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2013
- 2013-03-27 JP JP2013002146U patent/JP3184887U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109186260A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-01-11 | 建水滇宝紫蕴紫陶艺术文化传播有限公司 | 一种烧制陶器的旋转柴窑 |
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