JP3184876U - カニューラ係止用スポンジ - Google Patents

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Abstract

【課題】カニューラを耳に係止する際、使用者が耳に痛みや不快感を覚えることなくカニューラを使用できるようにしたスポンジを提供する。
【解決手段】カニューラ1を耳に固定する位置2において柔軟性、弾力性と吸水性を備え、カニューラとの脱着を容易にするための切れ込みを入れた円筒状のスポンジ3をカニューラにとりつけ、カニューラが耳に与える圧力と、カニューラと耳の擦れを緩和し、カニューラを固定する箇所のムレの防止を実現し、スポンジを交換する際に水を含ませ、あるいはそのままの状態で耳の裏のふき取り清掃を行い耳の裏の清潔さを保ち不快感を和らげる。
【選択図】図1

Description

本考案は、酸素吸入用具としてのカニューラに関し、詳しくは、カニューラを耳に係止する際の耳の痛みを防止し、耳の裏を清潔に保つ用具に関するものである。
酸素吸入療法において、カニューラを用いる場合、酸素ボンベにカニューラを接続し、そのカニューラに備えた一対の吸入口を鼻孔に挿入して行われる。その際、吸入口を鼻孔に挿入した状態で維持すべく、カニューラを顔面の頬に医療用テープで張り付けて固定したり、両耳上に係止したりする手法が従来から用いられている。
カニューラを両耳上に固定した状態で長時間使用する場合、カニューラを、その端部が酸素ボンベにつなげるべく体の正面にぶら下げる状態となるため耳に圧力がかかり、また、カニューラが耳と擦れることによる不快感があるとともに、皮膚が傷つくという悪影響を及ぼす恐れがある。
また、カニューラを長時間使用する場合、汗をかいたり、入浴したりする際において、耳の裏をよく洗うことができにくい。そのためカニューラを固定している部分がかぶれたり、不快なにおいを発したりすることになる。
耳が小さな子供、特に乳幼児にあっては、耳が小さすぎて上手くカニューラが耳に引っかからず、テープ等の固定具が必要になってしまい、テープを貼ることによるスキントラブルの発生数が多くなる。
かかる問題を解決すべく、実用新案登録第3127422号では、カニューラを使用者の左右の耳に係止するための左右一対の弾性紐を備えさせ、テープを貼らずにカニューラを両耳に確実に固定する鼻孔カニューラを開示している。この方法によりテープを貼ることによるスキントラブルを回避することができる。
しかしながら、両耳にカニューラを長時間係止することに変わりはなく、また弾性紐で強く耳に固定するため耳の痛みや、長時間の使用による不快なにおいといった課題を解決することはできない。
特開2001−54575号公報では、カニューラを眼鏡のフレームに固定し眼鏡フレームを介して耳に固定する発明が提案されている。しかしながら、睡眠時においても眼鏡を着用することは使用者にとって酷であり、また、フレームが耳の裏側にあたり擦れるため長時間の継続的な使用により使用者が耳の痛みを覚え、また、耳の裏を清潔に保つことができない状態には変わりはない。
本考案は、上記の課題を解決し、使用者に痛みや不快感を与えることなくカニューラを使用することができるようにしようとしてなされたものである。
上記課題を解決するため請求項1の本考案カニューラ係止用スポンジは、カニューラが耳に固定される箇所のカニューラに、カニューラが耳に接触する部分より少し長い長さの、カニューラに取り付け自在な柔軟性、弾力性、かつ吸水性を備えたスポンジを取り付けることを特徴とするものである。
このような本考案により、柔軟性、弾力性のあるスポンジがとりつけられたカニューラを耳に係止すれば、カニューラが耳に与える圧力と、カニューラと耳の擦れを緩和し、耳が痛むことを防止することができる。スポンジは柔軟性があるので、カニューラとともに耳の形状に柔らかく追随する。
また、スポンジには吸水性があり、カニューラを固定する箇所のムレがなくなり、皮膚のかぶれを防止することができる。さらに、スポンジを取り外すときには、取り外したスポンジで、あるいは該スポンジに水を含ませ耳のカニューラを固定していた箇所を拭くことで耳の裏を清潔に保ち、発汗や洗いにくさに起因するにおいの発生を防止することができ不快感を取り除くことができる。スポンジは、カニューラの任意の箇所に自在に取り付けることが可能であるため、使用者の顔や耳の形状、大きさにかかわらず最適な箇所に取り付けることができる。
次に、請求項2の本考案カニューラ係止用スポンジは、円筒状で円筒の端から端まで中心に亘る切れ込みを備えており、切れ込みを指で開いてカニューラをはさみ、指をはずすとスポンジの弾力でスポンジがカニューラを挟み込んだ状態で閉じ、カニューラに固定されることを特徴とするものである。
このような特徴を有する本考案は、スポンジの弾力で切れ込みが閉じるため、スポンジのカニューラへの脱着がワンタッチで可能となる。また、スポンジの弾力によりカニューラに固定されているため、スポンジを装着したカニューラを耳に係止してもスポンジとカニューラは、ずれにくくなる。
次に、請求項3の本考案カニューラ係止用スポンジは、凹溝を備えており、該凹溝にカニューラの耳への係止箇所が入り込むようになっていることを特徴とするものである。
このような特徴を有する本考案は、スポンジとカニューラの接合性がよく、カニューラとともに屈曲しやすくなるため、耳の形状に沿い易くなる。また、スポンジの半径方向の厚みが一定になるため、耳へのフィット感が高まるとともに、カニューラの安定した保持が可能となる。耳の小さな子供や幼児においてもカニューラが耳から外れにくくなる。スポンジは、カニューラが頬と接触する箇所にも取り付けることができるため、カニューラが頬に与える圧力や不快感も取り除くことができる。
本考案により、カニューラが耳に与える圧力と、カニューラと耳の擦れを緩和することができ、耳の痛みを取り除くとともに、カニューラを固定する箇所のムレの防止を実現し、スポンジを交換する際に水を含ませ、あるいはそのままの状態で耳の裏のふき取り清掃を行うことで耳の裏の清潔さを保ち不快感を和らげる。また、安定した状態でカニューラを耳に係止するとともに、スポンジをワンタッチでカニューラに取り付けることができる。
本考案にかかるカニューラ係止用スポンジを備えたカニューラ係止に係る一実施形態を示す全体図である。 本考案にかかるカニューラ係止用スポンジを備えたカニューラの斜視図である。 本考案にかかるカニューラ係止用スポンジを備えたカニューラの断面図である。
図1に示すように、カニューラ1を耳に固定する位置2において、スポンジ3をカニューラにとりつけ、スポンジ3を介してカニューラを両耳に係止する。スポンジは、適度な柔軟性と弾力性をもち、肌への影響が小さく、かつ吸水性を併せ持つ、きめ細やかな材料からなるもので、例えばポリウレタン、ラテックス、ポリエステル繊維、コットンやシルク等の軟質材とする。
カニューラとともに耳の形状に自在に追随できる柔軟性をもつスポンジは、さらに吸水性をもつため300μm程度の微細気泡を持たせる。このような材料としては、化粧用スポンジが好適である。
カニューラを耳に固定する箇所の長さに応じて、スポンジの長さは30mmから60mm程度とし、カニューラを固定する箇所の耳朶と頭の隙間の大きさに応じて、スポンジの厚さは3mmから5mm、スポンジの外径は8mmから15mm程度とする。
図2に示すように、スポンジ3には切れ込み4をいれ、カニューラに容易に脱着ができるようにする。スポンジの中心部から外周部まで、全長に亘り切れ込みをいれ、指で簡単に開くことができるようにする。切れ込みの部分にカニューラを挿通させ、指を離せばスポンジの弾力性により切れ込みが閉じるため、スポンジ内にカニューラが保持される。切れ込みのある部分を上にして、すなわち、スポンジで覆われた部分を下にして耳に係止する。
カニューラを挟み込んだ状態でスポンジの形状を円筒形し耳へのフィット感を高めるため、切れ込み部分の半径方向の厚さを薄くすることも考えられる。また、スポンジをあらかじめ、カニューラが耳に係止された状態、すなわち湾曲した形状とし、カニューラをはめ込み、耳に係止することで耳への安定した固定をより向上させることも可能である。
図3に示すように、スポンジ3にはカニューラの外径に相当する部分をくりぬいた凹溝5を備えることもできる。凹溝は、外径6mm程度のカニューラを、余裕をもって挿通できるよう7mm程度の直径からなる円形状とする。スポンジの中心部にカニューラの外径に相当する部分を設けることで、挿通後のスポンジの厚さは全周にわたり一定に保たれる。耳に与える圧力の緩和、吸水性を考慮し、カニューラまわりのスポンジの厚さは耳朶と頭の隙間の大きさに応じて3mmから5mm程度とする。
1 カニューラ
2 カニューラを耳に固定する位置
3 カニューラ係止用のスポンジ
4 切れ込み
5 凹溝
本考案カニューラ係止用スポンジは、円筒状で円筒の端から端まで中心に亘る切れ込みを備えており、切れ込みを指で開いてカニューラをはさみ、指をはずすとスポンジの弾力でスポンジがカニューラを挟み込んだ状態で閉じ、カニューラに固定されることを特徴とするものである。
次に、請求項2の本考案カニューラ係止用スポンジは、凹溝を備えており、該凹溝にカニューラの耳への係止箇所が入り込むようになっていることを特徴とするものである。

Claims (3)

  1. カニューラが耳に固定される固定箇所に取り付けられるスポンジであって、前記スポンジは、カニューラに取り付け自在な柔軟性、弾力性かつ吸水性を備えているスポンジ。
  2. 円筒状で外周面から中心に亘る切れ込みを備えている請求項1に記載のスポンジを備えたカニューラ。
  3. 前記スポンジは凹溝を備えており、該凹溝にカニューラの前記固定箇所が入り込むようになっている請求項1に記載のスポンジ。
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