JP3184856U - プレハブ式階段 - Google Patents

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稔久 宮田
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株式会社西宮産業
新東化成株式会社
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Abstract

【課題】施工コストの高額化を防止すると共に、施工期間を短くすることができるプレハブ式階段を提供する
【解決手段】水平に配置される踏み板4と、この踏み板4の踏み面4aに対して垂直に配置される蹴上げ板6とを有する複数のステップ部材8が、傾斜方向に沿って階段状に並べて配置され、各段のステップ部材8が、傾斜面7上の傾斜方向に配置された棒状部材18の上に階段状に並べて固定されたプレハブ式階段30において、棒状部材18に取付けられた複数の手摺支持金物32と、手摺支持金物32に長さ方向下端部が固定されることにより、ステップ部材8の長さ方向端部側の位置に立設された複数の支柱20と、複数の支柱20の長さ方向上端部に、長さ方向両端部がそれぞれ連結された複数の棒状の手摺ビーム21とを備えた。
【選択図】図1

Description

本考案は、プレハブ式階段に関するものである。
従来のプレハブ式階段には、手摺が設けられていないものがあった(特許文献1参照)。しかしながら、手摺が無いとその階段を昇っている人の体が不安定となって危険な場合には手摺を付けたものもあった。
図7から図9は、手摺を付けた従来のプレハブ式階段1を説明するために参照する図である。このプレハブ式階段1は、例えば山間部における登山道や、工事現場等の傾斜面に簡単に取付けることができる階段として使用される。
プレハブ式階段1は、図7に示すように、踏み板4と蹴上げ板6とが一体形成された、合成樹脂製の複数のステップ部材8が階段状に配置されていた。
また、ステップ部材8には、その踏み板4の幅方向において、地面の傾斜面7寄りの(山側の)端部に、上方に高さを有する取付け板部10が一体的に形成されていた。そして、ステップ部材8の斜め上方側に隣合って配置された別のステップ部材8の、蹴上げ板6の下端部が、斜め下方側のステップ部材8の踏み板4の踏み面4a(上面)に突き当てられると共に、この踏み板4の取付け板部10の、地面の傾斜面7と反対側の(谷側の)立ち上がり面に接触して配置されていた。
そして、釘部材12が、蹴上げ板6と踏み板4の取付け板部10を貫通するように打込まれて、互いに斜め上下方向に隣合うステップ部材8同士が互いに連結されていた。
また、プレハブ式階段1は、図7から図9に示すように、地面の傾斜面7上に傾斜方向に互いに平行に配置された、合成樹脂製の2本の棒状部材18の上に、ステップ部材8が、棒状部材18の長さ方向に沿って階段状に並べて固定されていた。
各ステップ部材8の踏み板4には、図7に示すように、この上側に別のステップ部材8が配置される前に、その踏み板4における取付け板部10の近傍に、釘部材14が踏み面4aから棒状部材18に向かって、棒状部材18の長さ方向に対して略直角方向に打込まれていた。
このようにして、釘部材14の先端側が、踏み板4の下側の棒状部材18に突き刺さることにより、ステップ部材8は棒状部材18に固定されていた。そして、釘部材14の頭部は、踏み板4の上側に配置される別のステップ部材8の蹴上げ板6の下端に覆われて、外部からは見えないようになっていた。
また、図7に示すように、棒状部材18の厚さ方向に形成された貫通孔にアンカーボルト19を挿通し、アンカーボルト19の地上側のオネジ部に、棒状部材18の厚さ方向両側から一対のナット15それぞれのメネジ部をネジ締結することにより、棒状部材18に固定されていた。
そして、アンカーボルト19の地中側の先端部が傾斜面7の地面の土中に突き刺さることにより、棒状部材18は地面の地上側の傾斜面7上に後端部が突出するように固定されていた。
このように、各ステップ部材8を傾斜面7上に配置された棒状部材18の上に固定することにより、ステップ部材8が傾斜面7の凹凸の影響を直接受けないようになっていた。
また、図7から図9に示すように、最下段のステップ部材8が、傾斜面7に沿う方向の土圧や、降雨時の水流の力等を受けて傾斜面7の下流側に移動しないように、地中に打込まれたアンカーボルト19よりさらに径が大きい杭16に当接して、その杭16の抵抗力によりステップ部材8は強固に支えられていた。
また、図8に示すように、ステップ部材8の長さ方向(図8中左右方向)の両端部からその長さ方向外側に少し離れた位置に、図7に示すように傾斜方向に間隔を置いて、円筒状の鋼管24が配置されていた。鋼管24は、開口した上端部以外のほとんどが地中に埋め込まれ、その内周面と支柱20の外周面との間にはモルタル23が充填されていた。
このため、円筒状の支柱20の下端部は、鋼管24の内部に挿入されて、鋼管24内でモルタル23により固定されていた。このように、支柱20は、鋼管24内のモルタル23によりその下端部が固定されることにより、地面の傾斜面7上に鉛直方向に伸びるよう
に立設されていた。
また、図7に示すように、支柱20の上端部には、水平断面形状がコの字状(図8参照)の手摺取付金具22が設けられていた。そして、図8に示すように、ボルト25のオネジ部が、手摺取付金具22と手摺ビーム21(手摺部材)それぞれの端部に形成された貫通孔を共に挿通し、そのオネジ部の先端部にナット26のメネジ部がネジ締結されていた。
このように、中空のパイプ状(棒状)の手摺ビーム21は、その長さ方向両端部が手摺取付金具22を介して支柱20の上端部にそれぞれ連結されることにより、上記ステップ部材8の長さ方向両端部からその長さ方向外側に少し離れた位置に設けられていた(図8参照)。
実用新案登録第3119522号公報
しかしながら、従来のプレハブ式階段1において、手摺ビーム21は、下端部が棒状部材18から離れた鋼管24中に埋め込まれた支柱20に連結されているため、棒状部材18に固定されたステップ部材8とは互いに独立して固定されていた。
このため、傾斜面7の凹凸によって、棒状部材18から傾斜面7までの鉛直方向の距離が長くなっている場合は、棒状部材18から手摺ビーム21までの高さ寸法を一定にするためには、その長くなった距離に応じて支柱20の地上の長さ寸法を長くする必要があった。
一方、傾斜面7の凹凸によって、棒状部材18から傾斜面7までの鉛直方向の距離が短くなった場合は、棒状部材18から手摺ビーム21までの高さ寸法を一定にするためには、その短くなった距離に応じて支柱20の地上の長さ寸法を短くする必要があった。
例えば、図7に示すように、棒状部材18から傾斜面7までの鉛直方向の距離が長くなる位置に配置された図7中右側に配置されている支柱20は、棒状部材18から傾斜面7までの鉛直方向の距離が短くなる位置に配置された図7中左側に配置されている支柱20よりもその地上の長さ寸法が長くなるように形成される必要があった。
したがって、プレハブ式階段1を現地で設置する際には、傾斜面7の凹凸の状態に応じた長さ寸法の支柱20を製作する必要があったため、施工コストが高額化すると共に、施工期間が長くなるという問題があった。
そこで本考案は、上記問題点に鑑みて、施工コストの高額化を防止すると共に、施工期間を短くすることができるプレハブ式階段を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本考案によるプレハブ式階段は、
水平に配置される踏み板と、この踏み板の踏み面に対して垂直に配置される蹴上げ板とを有する複数のステップ部材が、傾斜方向に沿って階段状に並べて配置され、各段の前記ステップ部材が、傾斜面上の傾斜方向に配置された棒状部材の上に階段状に並べて固定されたプレハブ式階段において、
前記棒状部材に取付けられた複数の手摺支持部材と、
前記手摺支持部材に長さ方向下端部が固定されることにより、前記ステップ部材の長さ方向端部側の位置に立設された複数の支柱と、
前記複数の支柱の長さ方向上端部に、長さ方向両端部がそれぞれ連結された複数の棒状の手摺部材とを備えた
ことを特徴とするものである。
また、本考案によるプレハブ式階段は、
前記手摺支持部材は、前記棒状部材に形成された貫通孔と、前記手摺支持部材を貫通するように形成された取付け孔とを共に挿通するボルトのオネジ部にナットのメネジ部が締結することにより、前記棒状部材の前記支柱に対向する側の面に固定され、
前記取付け孔は、前記支柱の長さ方向が前記踏み板に対して垂直となる前記手摺支持部材の角度を維持するために、前記棒状部材の傾斜角度に応じて、前記ボルトと前記ナットがネジ締結される位置を変更することができるように形成されている
ことを特徴とするものである。
また、本考案によるプレハブ式階段は、
前記取付け孔は、前記手摺支持部材の長さ方向の両端部近傍の位置にそれぞれ配置され、その開口形状が、手摺支持金物32の長さ方向両端部側に凸状に突出し、長さ方向中央部側に凹状に凹むような円弧状にそれぞれ形成されている
ことを特徴とするものである。
また、本考案によるプレハブ式階段は、
前記踏み板の踏み面と反対側の面に固定された板状の手摺補強部材を有し、この手摺補強部材の長さ方向の前記支柱側の端部が前記ステップ部材の長さ方向端部より外側に突出して前記支柱に固定されている
ことを特徴とするものである。
このような本考案のプレハブ式階段によれば、
水平に配置される踏み板と、この踏み板の踏み面に対して垂直に配置される蹴上げ板とを有する複数のステップ部材が、傾斜方向に沿って階段状に並べて配置され、各段の前記ステップ部材が、傾斜面上の傾斜方向に配置された棒状部材の上に階段状に並べて固定されたプレハブ式階段において、
前記棒状部材に取付けられた複数の手摺支持部材と、
前記手摺支持部材に長さ方向下端部が固定されることにより、前記ステップ部材の長さ方向端部側の位置に立設された複数の支柱と、
前記複数の支柱の長さ方向上端部に、長さ方向両端部がそれぞれ連結された複数の棒状の手摺部材とを備えたことにより、
施工コストの高額化を防止すると共に、施工期間を短くすることができるプレハブ式階段を提供することができる。
本考案の一実施の形態に係るプレハブ式階段30を示すその側面図である。 図1におけるプレハブ式階段30を示すその平面図である。 図1におけるプレハブ式階段30を示すその正面図である。 図1におけるプレハブ式階段30の部分拡大側面図である。 図3におけるプレハブ式階段30の部分拡大正面図である。 図1におけるプレハブ式階段30の棒状部材18の傾斜角度が異なる場合の手摺支持金物の取付け状態を示した部分拡大側面図である。 従来のプレハブ式階段1を示すその側面図である。 図7におけるプレハブ式階段1を示すその平面図である。 図7におけるプレハブ式階段1を示すその正面図である。
以下、本考案に係るプレハブ式階段を実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図6は、本考案の一実施の形態に係るプレハブ式階段30について説明するために参照する図である。これらの図に示すプレハブ式階段30は、前記従来のプレハブ式階段1と同様の部分には同じ符号を付して説明し、従来と同様の構成についての重複する説明は一部を除き省略するものとする。
本実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、図1から図3に示すように、金属製で板状の手摺支持金物(手摺支持部材)32が、その長さ方向が棒状部材18の長さ方向と略平行に配置されて、棒状部材18の支柱20と対向する側の面に接触するように設けられている。また、手摺支持金物32は、棒状部材18の長さ方向に所定の間隔をおいて複数配置されている(図1参照)。
また、図4に示すように、手摺支持金物32には、その長さ方向両端部近傍で、長さ方向中央部に対して互いに略線対象となる位置に、板厚方向に貫通した取付け孔32aがそれぞれ形成されている。また、取付け孔32aの開口形状は、手摺支持金物32の長さ方向両端部側に凸状に突出し、その長さ方向中央部側に凹状に凹むような円弧状にそれぞれ形成されている。
そして、図5に示すように、ボルト33(図4参照)のオネジ部が、支柱20側(図5中左側)から手摺支持金物32の取付け孔32aと、棒状部材18に形成された貫通孔を挿通し、そのオネジ部の先端部にナット34のメネジ部がネジ締結されている。
このように、手摺支持金物32は、ボルト33とナット34のネジ締結により、棒状部材18の支柱20と対向する側(図5中左側)の面に固定されている。
また、図4及び図5に示すように、手摺支持金物32の支柱20と対向する側(図5中左側)の面には、板状の接続金物31(手摺支持部材)が溶接等により固定されており、その長さ方向が支柱20の長さ方向と同じ方向(鉛直方向)となるように配置されている。そして、接続金物31の幅方向の支柱20側(図5中左側)の端部は、支柱20の下端部の外周面に溶接等により固定されている。
このように、従来のプレハブ式階段1と異なり、プレハブ式階段30の支柱20の下端部は、手摺支持金物32及び接続金物31を介して棒状部材18に取付けられているため、地面の傾斜面7の凹凸の状態が変わっても、支柱20の長さ寸法を変更する必要がなくなる。すなわち、支柱20の長さ寸法はいずれも一定の長さ寸法で使用することが可能となる。
したがって、プレハブ式階段30を現地で設置する際に、地面の傾斜面7の凹凸の状態に応じた長さ寸法の支柱20を製作する必要がなくなるため、施工コストの高額化を防止すると共に、施工期間を短くすることができる。
また、手摺支持金物32の取付け孔32aは、その開口形状が円弧状となるように形成されているため、傾斜面7の凹凸の状態により水平方向に対して棒状部材18の傾斜角度が変わった場合でも、手摺支持金物32の水平方向に対する角度を変更することなく、ボルト33とナット34をネジ締結する位置を変更して、手摺支持金物32を棒状部材18に固定することが可能となっている。
このように、棒状部材18の水平方向に対する角度が変更しても、手摺支持金物32の水平方向に対する角度を維持することができるため、支柱20の長さ方向が、棒状部材18の傾斜角度の変更により傾くことはなく、水平に配置された踏み板4に対して垂直となるように、支柱20を立設させることが可能となる。
例えば、図6(a)のように棒状部材18の水平方向に対する傾斜角度が小さい場合でも、図6(b)のように棒状部材18の水平方向に対する傾斜角度が大きい場合でも、ボルト33とナット34をネジ締結する位置を変更することにより、支柱20の長さ方向が踏み板4に対して垂直となるように、手摺支持金物32を棒状部材18に固定することができるようになっている。
ところで、手摺支持金物32を水平方向に対する角度を変更することなく、棒状部材18に取り付けることができる棒状部材18の傾斜角度の範囲は、取付け孔32aの開口形状、及び、形成される位置によって決定される。
そのため、想定される棒状部材18の傾斜角度の範囲に応じて、取付け孔32aの開口形状、及び、形成される位置を決定する必要がある。
また、図1から図5に示すように、金属製で板状の手摺補強金物(手摺補強部材)35の板面が、踏み板4の踏み面4aの反対側の裏面に接触するように配置され、2組のボルト36とナット37のネジ締結(図5参照)により、手摺補強金物35がステップ部材8に固定されている。
手摺補強金物35は、図2に示すように、踏み板4の長さ寸法の半分以下の長さ寸法を有し、踏み板4の長さ方向両端部寄りのそれぞれの位置に、その長さ方向が踏み板4の長さ方向と略平行となるように配置されている。
また、図5に示すように、ステップ部材8の踏み板4には、ボルト36が踏み面4a側から踏み面4aの反対側に向かって挿通するための貫通孔が形成されていると共に、手摺補強金物35の水平の板部にもそのボルト36が挿通するための貫通孔が形成されている。
また、ステップ部材8は、踏み板4の上記ボルト36が挿通する貫通孔の上端部には、踏み面4aに開口する上端から所定の深さまでの径が、その所定の深さより下方の本来の貫通孔の径より大きな凹部が形成されている。
ボルト36のオネジ部が踏み板4の貫通孔に挿通されると、ボルト36の頭部が上記凹部に埋め込まれた状態となって、踏み板4の踏み面4aの上に乗った人の靴がボルト36の頭部に引っかからないようになっている。
そして、ボルト36のオネジ部の下端部が、手摺補強金物35の水平板部の貫通孔を挿通した後、ナット37のメネジ部とネジ締結することにより、手摺補強金物35は踏み板4の踏み面4aの裏面に固定されている。
また、図4及び図5に示すように、支柱20における手摺補強金物35が設けられた高さ位置には、2つの略半円筒型の支持金具38が、支柱20の外周面を覆い囲むように互いに対向するよう組み合わされて配置されている。
また、支持金具38には、その円周方向の両端部それぞれから水平方向外側(図4中の左右両側)に折れ曲がるように突出した板部が形成され、この板部には貫通孔が形成されている。
そして、それらの貫通孔が同軸線上に位置するように2つの支持金具38を互いに対向するように組み合わせ、それらの貫通孔にボルト40が挿通され、ボルト40のオネジ部がナット41のメネジ部とネジ締結(図5参照)されている。
このように、2つの支持金具38は、互いに対向するように組み合わされた状態で、支柱20の外周面を覆い囲むように固定されている。
また、図5に示すように、手摺補強金物35は、その長さ方向の支柱20側(図5中の左側)の端部が、支持金具38の半円筒部の外周面の円周方向中央部に溶接等により固定されている。
このように、支柱20が、手摺補強金物35及び支持金具38を介してステップ部材8に固定されているため、例えば人が手摺ビーム21(手摺部材)を持った際に、手摺ビーム21に横方向(図2中左右方向)の力が加わった場合でも、支柱20が横方向(図2中左右方向)に倒れることがなく、手摺ビーム21の強度を保持することができるようになっている。
したがって、以上に説明したように、本実施の形態に係るプレハブ式階段30によれば、施工コストの高額化を防止すると共に、施工期間を短くすることができる。
なお、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、それらを構成するステップ部材8、及び棒状部材18は合成樹脂(プラスチック)製である場合について説明したが、その場合は再生プラスチックを用いるのが好ましいが、プラスチック以外の材料を用いてもよいことは言うまでもない。
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、取付支持金物32及び手摺補強金物35は、その板面の外形形状が矩形に形成されていたが、このような形状に限定される必要はなく、例えば、外形形状が楕円形等の他の形状に形成されていてもよい。
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、図5に示すように、互いにネジ締結される1組のボルト36とナット37が、手摺補強金物35の長さ方向に2組設けられる構成を示したが、2組に限定する必要はなく、2組より多く設けられていてもよい
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、手摺支持金物32の取付け孔32aは、その開口形状が円弧状となるように形成されていたが、このような形状に限定されることはなく、例えば、開口形状が山型や多角形等の形状に形成されていてもよい。
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、手摺支持金物32には、2つの取付け孔32aが設けられていたが、2つに限定する必要はなく、2つより多く設けられていてもよい。
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、支柱20及び手摺ビーム21はその断面形状が円筒状に形成されていたが、このような形状に限定される必要はなく、例えば角筒状に形成されていてもよい。
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、手摺支持金物32及び手摺補強金物35は金属製であったが、一定以上の強度を有する材料であれば、金属以外の材料を用いてもよい。
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、支柱20及び手摺ビーム21は、ステップ部材8の長さ方向両端部側の近傍にそれぞれ設けられるように構成されていたが、このような構成に限定される必要はなく、ステップ部材8の長さ方向の一方の端部側のみに設けられるように構成されていてもよい。
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、階段の各段には1つのステップ部材8が設けられていたが、このような構成に限定される必要はなく、長さ方向に互いに連結された複数のステップ部材8が各段に設けられていてもよい。
また、前記一実施の形態に係るプレハブ式階段30においては、手摺補強金物35は、図2に示すように、踏み板4の長さ寸法の半分以下の長さ寸法を有するように形成されていたが、このような長さ寸法に限定される必要はなく、踏み板4の長さ寸法の半分以上又は全長の長さ寸法を有するように形成されていてもよい。
1 プレハブ式階段
4 踏み板
4a 踏み面
6 蹴上げ板
7 傾斜面
8 ステップ部材
10 取付け板部
12,14 釘部材
15 ナット
16 杭
18 棒状部材
19 アンカーボルト
20 支柱
21 手摺ビーム
22 手摺取付金具
23 モルタル
24 鋼管
25 ボルト
26 ナット
30 プレハブ式階段
31 接続金物
32 手摺支持金物
32a 取付け孔
33,36 ボルト
34,37 ナット
35 手摺補強金物
38 支持金具
40 ボルト
41 ナット

Claims (4)

  1. 水平に配置される踏み板と、この踏み板の踏み面に対して垂直に配置される蹴上げ板とを有する複数のステップ部材が、傾斜方向に沿って階段状に並べて配置され、各段の前記ステップ部材が、傾斜面上の傾斜方向に配置された棒状部材の上に階段状に並べて固定されたプレハブ式階段において、
    前記棒状部材に取付けられた複数の手摺支持部材と、
    前記手摺支持部材に長さ方向下端部が固定されることにより、前記ステップ部材の長さ方向端部側の位置に立設された複数の支柱と、
    前記複数の支柱の長さ方向上端部に、長さ方向両端部がそれぞれ連結された複数の棒状の手摺部材とを備えた
    ことを特徴とするプレハブ式階段。
  2. 前記手摺支持部材は、前記棒状部材に形成された貫通孔と、前記手摺支持部材を貫通するように形成された取付け孔とを共に挿通するボルトのオネジ部にナットのメネジ部が締結することにより、前記棒状部材の前記支柱に対向する側の面に固定され、
    前記取付け孔は、前記支柱の長さ方向が前記踏み板に対して垂直となる前記手摺支持部材の角度を維持するために、前記棒状部材の傾斜角度に応じて、前記ボルトと前記ナットがネジ締結される位置を変更することができるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレハブ式階段。
  3. 前記取付け孔は、前記手摺支持部材の長さ方向の両端部近傍の位置にそれぞれ配置され、その開口形状が、手摺支持金物32の長さ方向両端部側に凸状に突出し、長さ方向中央部側に凹状に凹むような円弧状にそれぞれ形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプレハブ式階段。
  4. 前記踏み板の踏み面と反対側の面に固定された板状の手摺補強部材を有し、この手摺補強部材の長さ方向の前記支柱側の端部が前記ステップ部材の長さ方向端部より外側に突出して前記支柱に固定されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプレハブ式階段。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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