JP3184798U - 釣竿振動観察装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の釣竿の竿尻側を人による把持と同様な状態で支持し、振り下ろし動作により釣竿に振動を与えて、振動状態を比較して観察する釣竿振動観察装置を提供する。
【解決手段】釣竿振動観察装置は、複数の釣竿の竿尻が片持ち固定される竿支持部3の下面端と、基台2の天面端を回動可能にヒンジ部で軸支して、ヒンジ部に設けられた付勢部材が天面に竿支持部が任意角度から倒れ込むように付勢力する。竿支持部下面には、基台の天面と衝突により発生する衝撃を緩和して吸収する衝撃吸収部23が配置され、釣竿支持部の釣竿を嵌装する固定構造9が、装着穴に差し入れられた竿尻に対して穴底面側から弾性手段、ダンパー手段及び弾性手段が連なる構造で固定して、天面と衝突により発生する振動状態を比較して観察する。
【選択図】図1

Description

本考案は、複数の釣竿が装着され、振り下ろし動作により発生する釣竿の振動状態を目視観察する釣竿振動観察装置に関する。
一般的な魚釣用竿杆(以下、釣竿と称する)は、竿元から竿先に掛けて、樹脂材料等により先細りのテーパー形状に形成され、竿先に負荷(魚)が掛かった場合には、竿先から曲がり込み、ある掛けカーブの曲がり具合となる。
釣竿は、設計に従った固有の剛性や掛けカーブ等の多種の特性を有している。これらの特性のうちの1つとして、竿先に発生した振動が釣竿を持つ釣り人まで伝達され、その振動の状態から魚が掛かった、所謂アタリの状況を感性により判断する感度がある。尚、感度としては、大別して、竿を持つ手で振動を感じる手感度と、竿の曲がり具合を目視する目感度とがあり、特性としては、個別の特性として扱われる場合もある。釣竿の感度は、使用する材料(樹脂材料又は金属材料)、樹脂積層構造(強化繊維と樹脂層の厚さ等)及び、形状(竿長、ガイドの有無等)など、種々の構成要素を組み合わせることにより、異なった弾性を有し、固有振動数に設定される。
特開2003−106932号公報
前述したように、竿先が振れることで振動が発生する。この振動は、釣り人に対して、海中の種々の状況を伝達する情報源である一方、振動発生源から振動が与えられなくなった後に、振動が収束せず、継続していた場合には、弊害を招く虞がある。例えば、浜から仕掛けを遠投(キャスト)する投げ竿においては、投げ竿を振り切った後の状況下で竿先に振動が長く残っていた場合、リールから繰り出される道糸に対して、釣糸ガイドとの接触が抵抗となり、飛距離を短くする等の影響が発生する。
この振動においては、釣糸ガイドを装着した釣竿が同一の特性を有していても、釣糸ガイドの配置位置、装着数及びガイド重量によって、曲がり具合(振幅)や振動の衰退(振動の収束)が異なっている。一般的なユーザは、複数の釣竿を比較する場合、竿先に錘を吊すことで、掛けカーブや剛性等に対して、目視や自身が竿を持った感触で大凡は想定することができる。しかし、一般ユーザにおいては、竿先の振動や振動収束状態については、実釣以外において確認する手段はない。
そこで本考案は、複数の釣竿の竿尻側を人による把持と同様な状態で片持ち支持し、振り下ろし動作により釣竿に振動を与えて、振動状態を比較して観察する釣竿振動観察装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に従う実施形態の釣竿振動観察装置は、天面を有する基台と、複数の釣竿の竿尻が嵌装されて片持ち支持で固定される竿支持部と、前記基台の端部に前記竿支持部の端部を軸支し、前記基台の天面に対して、前記竿支持部が引き起こされた任意の角度から回動して倒れ込み衝突するように付勢力を与える付勢力機能を有するヒンジ部と、前記竿支持部における前記基台の天面に衝突する面に配置され、前記衝突により発生する衝撃を緩和して吸収する衝撃吸収部と、で構成され、前記竿支持部に前記釣竿の竿尻を嵌装する固定構造は、前記竿支持部に形成された装着穴に差し入れられた前記竿尻に対して、穴底面側から、弾性手段、ダンパー手段及び弾性手段が連なる構造である。
本考案によれば、複数の釣竿の竿尻側を人による把持と同様な状態で片持ち支持し、振り下ろし動作により釣竿に振動を与えて、振動状態を比較して観察する釣竿振動観察装置を提供することができる。
図1は、第1の実施形態の釣竿振動観察装置の全体的な外観構成を示す斜視図である。 図2(a)は、釣竿振動観察装置を側面側から見た外観構成を示す図、図2(b)は、釣竿振動観察装置を背面側から見た外観構成を示す図である。 図3は、可動支持部に釣竿の固定構造を示す断面図である。 図4(a)は、可動支持部に固定構造の支持モデルを示す図である。図4(b)は、釣り人が竿を持つ状態と釣竿を固定する概念について説明するための図である。 図5(a)は、釣竿の振り下ろし観察において、竿支持部を引き上げた状態を示す図、図5(b)は、竿支持部が基台に衝突して停止した後の釣竿の振れの状態を示す図である。 図6(a)は、第2の実施形態の釣竿振動観察装置の可動支持部に釣竿の固定構造を示す断面図、図6(b)は、固定構造に用いられる樹脂部材の外観構成を示す図である。
以下、図面を参照して本考案の実施形態について詳細に説明する。
図1には、本考案の第1の実施形態の釣竿振動観察装置1の全体的な外観構成を示す斜視図、図2(a)は、釣竿振動観察装置1を側面側から見た外観構成を示す図、図2(b)は、釣竿振動観察装置1を背面側から見た外観構成を示す図である。
釣竿振動観察装置1は、大別して、基台2と、竿支持部3とがバネ付きヒンジ部13により、蝶着されて構成される。
さらに、基台2上には、着脱可能で、引き起こされた竿支持部3の角度を測定するための角度測定器14が設けられている。角度測定は、ヒンジ部13の回転軸を中心として、後述する竿支持部3の下面と天板の天面との角度を装置の側方から見た目測で測定する。但し、角度測定器14における角度0度(基準)は、竿支持部3の下面が衝撃吸収部23の介在により天面より浮き上がった状態に傾いているため、浮き上がった竿支持部3の下面の傾いた角度を0度(基準角度)としている。
基台2は、テーブル形状を成し、底面に配置される矩形形状を成すベース板4と、ベース板4の各隅に立設された支柱5と、ベース板4と同形状で平坦な天面を有する天板6とで構成させる。これらの構成部位は、少なくとも竿支持部3が衝突した際に、変形や衝撃による振動及び移動しない重量と強度を有している。ベース板4は、強度的に支柱5のみで構成できるのであれば、必ずしも必要ではなく、また板形状ではなく、角枠形状であってもよい。この基台2の各構成部位は、アルミニウム等の金属材料又は、硬質な樹脂材料又は、セラミックス等により形成されている。勿論、単一材料で構成される必要はなく、これらの材料からなる構成部位を適宜、組み合わせて構成してもよい。また、本実施形態では、机上や展示台上等に載置して、自重により動かないように設置される構成としているが、基台2及び竿支持部3の軽量化を図り、基台2を図示しないクランプ等の固定金具により、設置箇所に固定する構成であってもよい。
バネ付きヒンジ部13は、例えば、2枚の本体平板が軸部により回動可能に連結し、本体平板同士が閉じる方向に付勢力が働くように、図示しないバネ等の付勢部材が設けられた公知な構造である。形状は特に限定されるものではない。また、付勢部材の付勢力は、回動した竿支持部3が基台2に衝突した際に、釣竿に与えられる振り下ろし時の運動エネルギー(例えば、竿支持部3の回動速度(竿を振り下ろす速さ))と、基台2と竿支持部3が衝突した際の衝撃力(竿を振り切って停止した時に発生する力)等)を考慮した設計に基づき適宜設定される。本実施形態では、ヒンジ部13は、基台2の背面2bと、可動支持部7の背面7bとを回動可能に連結している。この連結構成により、可動支持部7は、背面7bと下面の交差する角(辺)を回動中心として回動する。
竿支持部3は、矩形ブロック形状に形成される可動支持部7と、可動支持部7の上面に設けられた取手8と、可動支持部7の下面(天板6の天面に当接する面)に設けられ、可動支持部7の跳ね返りや振動を防止する衝撃吸収部23と、で構成される。
可動支持部7は、硬質な樹脂材料、例えば、ジュラコン(ポリアセタール又は、ポリオキシメチレン[POM])により形成されている。勿論、樹脂材料に限定されるものではなく、重量を考慮した金属材料により形成することも可能である。可動支持部7には、前面7aから内部に向かって、竿尻側から差し込み、片持ち支持の嵌装状態で固定される釣竿11,12が水平に並設するように装着されている。本実施形態では、2本の釣竿を装着した構成を示しているが、勿論、2本以上の釣竿を装着した構成であってもよい。尚、釣竿11,12において、可動支持部7内に差し込まれた竿杆部分を固定部とし、外部に延伸するように露出する竿杆部分を自由部として、可動支持部7の回動に対して、自由部が振動する。
本実施形態における装着穴19に差し込まれた釣竿11(12)の固定構造9(10)について説明する。以下は、代表的に釣竿11の固定構造9について説明する。
固定構造9として、図3に示すように、可動支持部7の前面7aから内部に向かって、装着穴19が形成される。装着穴19の底面は、中央が凹んだすり鉢形状を成している。本実施形態では、直線的なテーパーにより円錐形状となっているが、差し込まれた釣竿11の竿尻端が装着穴19の中央に位置することができる形状であれば、特に限定されるものではない。
一般的には、装着穴19に釣竿11を固定する簡易な手法として、釣竿11を差し入れた状態で接着剤を流し込み、硬化させることが考えられる。しかし、本実施形態では、実際に釣り人が釣竿を振り下ろした(又は、振り切った)状態を想定している。釣り人の手に持たれた釣竿が振り下ろしにより、竿先が大きく振幅してしまった場合、釣り人は、無意識に、その振れが小さくなるように、その振れに遅れるように手を動かして、振れを収束しようとする。
本実施形態においても、この手の動きによる振動吸収の作用を含んだ固定構造が必要である。実験的に作製した接着剤を硬化させて釣竿を固定した構造においては、竿支持部3が基台2に衝突した際の釣竿の大きな振れは、比較的短時間で収まるが、竿先の振動が長く続いたことを実験的に取得している。
この原因としては、既に衝突による振動は与えられた後であるため、固定構造9を通じて、可動支持部7内で釣竿間の振動のやり取りが行われて、共振し合うことも考えられる。また、これだけではなく、竿支持部3が基台2に衝突した後、当接した状態下で、重量が異なる釣竿のおける振動を干渉又は共振を助長することが想定され、本来の釣竿固有の挙動とは異ならせているものと解釈している。このため、本実施形態では、釣竿の固定構造に加えて、竿支持部3と基台2との間に、衝撃吸収部23を介在させる構成を提案している。
図3(a)に示すように、装着穴19に差し入れられた釣竿11は、竿尻端が穴底中央に当て付けられる。固定構造9は、底側から見て、釣竿11に嵌装されるゴム等の弾性部材22と、粘弾性を有する樹脂部材21と、栓としても機能する嵌装されるゴム等の弾性部材20と、の3重構造となっている。この弾性部材22は、弾性よりも粘性が強い弾性部材であり、例えば、ホットメルト接着剤が用いられる。また、衝撃吸収部23は、弾性部材22と同等の部材により形成され、固定金具24に接着固定されている。固定金具24は、平坦な円板にねじ(ナット)が立設された形状を成し、竿支持部3の下面にねじ止め固定されている。衝撃吸収部23は、竿支持部3が基台2に衝突した際に、跳ね返り殆ど防止して当接させ、発生する振動を吸収している。
図3に示した固定構造の支持モデルを図4(a)に示す。図4(b)は、釣り人が竿を持つ状態と釣竿を固定する概念について説明するための図である。
図4(b)に示すように、釣り人は、2本の手(35,36)である程度間隔を空けて、握るように釣竿11を持っている。つまり、図4(a)に示すように、釣竿の2箇所(2点)で手の平による弾性手段(32,33)で支持することとなる。前述したように、釣り人が釣竿を振って遠投した場合、道糸の繰り出しが停止するまで、釣竿を振り切った時の状態を維持する。この時、竿先が大きく振れるため、無意識に釣竿の振れに遅れて振るように釣竿を動かし、ダンパー(ダンパー手段31)のように機能して振動を収束させている。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、釣竿の間隔を空けた2点を弾性手段(釣り人の手35,36)32,33で支持し、その間を、振動を吸収するダンパー手段31が釣竿11と密着するように設けられている。このような固定構造9と衝撃吸収部23を竿支持部3に設けることにより、釣り人が釣竿を振り下ろしたかの如くの振り下ろし動作が観察できるように実施される。
図5(a),(b)を参照して、本実施形態による釣竿の振り下ろし観察について説明する。この例では、同じ特性を有する釣竿2本に対して、重さの異なる釣糸ガイドが配置された構成例であり、ここでは、金属に比べて軽い樹脂材料により形成された釣糸フレームを用いた釣糸ガイドを配置した釣竿11と、重い金属製フレームを用いた釣糸ガイドを配置した釣竿12とを例としている。
まず、図5(a)に示すように、竿支持部3の取手8を手で引き上げて、角度測定器14を見ながら、所望の角度に設定する。その後、取手8から手を放すと、竿支持部3は、ヒンジ部13を軸として回動し、図5(b)に示すように、基台2に衝突して停止する。この時、釣竿11,12は、一旦、竿先が最も下方まで下がるように振れた後、跳ね返るように上方に振れる振れが、振れ幅が小さくなるように繰り替し、元の停止位置で停止する。このような釣竿の投げ動作は、分かりやすい例としては、ルアーを用いたバスフィッシング等で用いられている。竿先を後方に振り上げた後、投げ動作に入り、道糸が引き出されやすいように、竿先が略水平位置に停止するようにキャストしている。
本実施形態では、重いガイド(金属製)が配置された釣竿12が、軽いガイド(樹脂製)が配置された釣竿11よりも長く、竿先が目視できる振動を繰り返していた。この観察例において、目視観察できる範囲であれば、同じ特性を有する釣竿に対して、重量がより軽い釣糸ガイドを採用した方が振動の収束を早く終了していることが分かる。
以上説明したように、本実施形態に係る釣竿振動観察装置1は、釣り人が釣竿を持つ状態を釣竿固定構造に適用した釣竿の可動支持部を備え、複数の装着された釣竿を可動支持部の回動動作による振り下ろし動作させて、発生した振動(振れ)を観察することができ、観察するだけで、釣竿の感度に関する情報を取得することができる。
次に、第2の実施形態に係る釣竿振動観察装置について説明する。
図6(a),(b)は、第2の実施形態に係る釣竿振動観察装置における可動支持部の釣竿の固定構造を示す断面図であり、図6(b)は、固定構造における振動を吸収する弾性部材の外観構成を示す図である。本実施形態は、釣竿の固定構造のみが第1の実施形態とは異なっており、これ以外の構成部位は、第1の実施形態と同等であり、ここでの説明は省略する。第1の実施形態における可動支持部7に装着されて前述した固定構造により固定された釣竿は、装着穴19から引き抜くことは容易ではない。特に、軟性な弾性部材21に対して釣竿を差し替える場合には、損傷を与えることに十分に注意しなければならない。本実施形態では、釣竿の交換を前提とした釣竿固定構造である。
可動支持部7は、前面7aから内部に向かって、先細りの円錐形状の装着穴41が形成される。ここでは、底面側の径が開口部側の径よりも小径である。装着穴41の底面は、第1の実施形態と同等に、中央が凹んだすり鉢形状を成し、差し込まれた釣竿11の竿尻端が装着穴41の中央に位置する。
本実施形態における装着穴41に差し込まれた釣竿11の固定構造40について説明する。図6(a)に示すように、装着穴41に差し入れられた釣竿11の竿尻端が穴底中央に当て付けられる。固定構造40は、底側から見て、釣竿11に嵌装されるゴム等の弾性部材42と、粘弾性を有する樹脂部材43と、嵌装されるゴム等の弾性部材44と、これらの部位を装着穴41の底面側に挿圧して固定する環状固定具46とで構成される。環状固定具46の側面と、その側面が当接する装着穴41の開口側側面には、互いにねじ溝が切られている。
弾性部材43は、前述した弾性部材21と同等な材料を用いて、図6(b)に示すように、内部に釣竿を収容する貫通孔を有する円錐台の形状に形成される。この弾性部材43は、釣竿を収容し易くするために切り込み43aが形成されている。
本実施形態は、釣竿11に対して、環状固定具46と弾性部材44を竿尻側から嵌め込んだ後、切り込み43aを開けて樹脂部材43を釣竿11に被せるように装着する。次に、弾性部材42を釣竿11の竿尻側に換装させた後、装着穴41に差し入れて、竿尻端を装着穴41の底中央に位置するように押し当てる。さらに弾性部材44を底側に押し入れて、それぞれの部位が当接させる。
その後、環状固定具46をねじ込み、各構成部位を密着するように固定する。本実施形態では、装着穴41を先細り円錐形状に形成し、且つ、樹脂部材43を円錐台形状とすることで、ねじ込まれた環状固定具46に押されることにより、切り込み43aが閉じて、釣竿11に密着させることができる。また、環状固定具46は、振動する釣竿11に接触しないように、内部の穴の側面がテーパー状に形成されている。
以上説明した本実施形態によれば、前述した第1の実施形態による作用効果に加えて、観察する釣竿の交換が容易となり、種々の釣竿に対して組み合わせを換えて、それぞれの比較対象を換えて、振動の違いを観察することができる。
1…釣竿振動観察装置、2…基台、3…竿支持部、4…ベース板、5…支柱、6…天板、7…可動支持部、8…取手、9…固定構造、11,12…釣竿、13…バネ付きヒンジ部、14…角度測定器、19…装着穴、20…、21…樹脂部材、22…弾性部材、23…衝撃吸収部、24…固定金具、31…ダンパー手段、32,33…弾性手段。

Claims (2)

  1. 天面を有する基台と、
    複数の釣竿の竿尻が嵌装されて片持ち支持で固定される竿支持部と、
    前記基台の端部に前記竿支持部の端部を軸支し、前記基台の天面に対して、前記竿支持部が引き起こされた任意の角度から回動して倒れ込み衝突するように付勢力を与える付勢力機能を有するヒンジ部と、
    前記竿支持部における前記基台の天面に衝突する面に配置され、前記衝突により発生する衝撃を緩和して吸収する衝撃吸収部と、
    で構成され、
    前記竿支持部に前記釣竿の竿尻を嵌装する固定構造は、前記竿支持部に形成された装着穴に差し入れられた前記竿尻に対して、穴底面側から、弾性手段、ダンパー手段及び弾性手段が連なる構造であることを特徴とする釣竿振動観察装置。
  2. 前記固定構造において、
    前記弾性手段は、ゴム材料により形成され、前記ダンパー手段は、粘性を有する弾性部材により形成されることを特徴とする請求項1に記載の釣竿振動観察装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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