JP3184654U - 携帯型電子機器用背面カバー - Google Patents

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【課題】携帯型電子機器用の背面カバーに蓄光性材料又は塗料を用いながら、明環境における優れた美匠性と、暗環境での良好な発光性とを兼ね備えた背面カバーを提供すること。
【解決手段】携帯型電子機器用背面カバーであって、カバー本体1が透光性であり、かつ蓄光性材料又は塗料を用いた構成において、カバー本体1には、携帯型電子機器3の背面部分を被覆する背面カバー部10と、携帯型電子機器3から容易に外れにくくする係止部12とを備えると共に、背面カバー部10と、携帯型電子機器3との間に反射紙・膜体2を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、携帯電話機や携帯用音楽プレーヤーなどの携帯型電子機器の背面に装着するカバーに関し、特に蓄光性材料又は塗料を用いた背面カバーに係る。
近年、iphone(登録商標)やandroid(登録商標)を搭載したスマートフォンと呼ばれる携帯電話機の普及がめざましく、その関連するパーツも多様に提供されている。スマートフォンには、インターネット通信機能、音楽プレーヤー機能、デジタルカメラ機能など常用する機能が備わっており、屋内屋外を問わずにいつも携行して用いられる物になっている。
携帯用音楽プレーヤーや、デジタルカメラ、タブレットコンピュータなどの携帯型電子機器についても同様であって、本来の機能以外に様々な機能を搭載するようになっている。従って、携帯型電子機器は何を主要な機能とするかという相対的な違いによって分類されるようになっている。
このような携帯型電子機器は、携行しやすい平板型の形状をしており、一面には面積の大部分を占める表示装置が配置されているため、大方似たような外観を有することが多い。多くのユーザーは、カバーの装着によって個性化したり、外観への傷の防止などを図っている。
特許文献1に開示される意匠は、携帯電話機に被せて使用する携帯電話機の収納及び保護用カバーであって、背面内側には長方形のカード類を収納するスペースが設けられている。該スペースは保護カバー自体の内側を凹型に形成することで設けられる。
特許文献2に開示される携帯電話機は、携帯電話機本体とこれを覆うボディーカバーとからなり、ボディーカバーを透明のアクリル材料で構成し、その裏面に色々な着色を施す、としている。
裏面への着色には蛍光塗料または蓄光塗料を用いることを提案しており、夜間や暗所での見つけやすさ、視覚的なインパクトを効果として挙げている。
これと類似する技術として、特許文献3に記載される電子機器のケースは、表面を蛍光性にすることを提案している。
さらに、特許文献4に記載された携帯無線電話機は、本体に装着して保護するための保護部材を備える構成において、その保護部材表面に反射部材を形成し、または、夜光塗料を塗布することにより、暗い場合に置いた場合に見つけやすくすることを提案している。
市販されている商品でも、スマートフォン用のシリコンケースにおいて、蓄光素材を用いたものが公知であり、例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)がある。
意匠登録1367677号 特開平10-322426号 特開2001-44651号 特開平7-288567号
上記のように従来から蓄光性、夜行性材料を用いた電子機器用のケースは知られている。しかし、蓄光性材料を用いた場合、発光をよくするためには半透明の淡い色合いにする必要があり、デザイン上の制約となっていた。一般的には、白色、黄緑色、桃色などで彩度の低い色合いのものが多い。
本考案は、上記課題を解決するために創出されたものであり、携帯型電子機器用の背面カバーに蓄光性材料又は塗料を用いながら、明環境における優れた美匠性と、暗環境での良好な発光性とを兼ね備えた背面カバーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は次のような携帯型電子機器用背面カバーを提供する。
すなわち、請求項1に記載の考案は、携帯型電子機器の少なくとも背面に装着するカバーであって、カバー本体が透光性であり、かつ蓄光性材料又は塗料を用いた構成において、カバー本体には、携帯型電子機器の背面部分を被覆する背面カバー部と、携帯型電子機器から容易に外れにくくする係止部とを備えると共に、背面カバー部と、携帯型電子機器との間に反射紙・膜体を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、上記のカバー本体に、携帯型電子機器の機能要素の位置に対応する第1窓部を有する構成であって、上記の反射紙・膜体に、窓部と略同一形状の第2窓部を設けることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、上記の反射紙・膜体が、カバー本体に貼着されて設けられることを特徴とする。
また、請求項4に記載の考案は、反射紙・膜体が、背面カバー部と、携帯型電子機器との間で挟まれて保持されることを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、上記の反射紙・膜体において、少なくともカバー本体側が白色であることを特徴とする。
本考案の携帯型電子機器のカバーは、暗環境においては良好な発光性を有するので携帯型電子機器を見つけやすく、また美匠性の向上を図ることができる。同時に、従来の蓄光性材料を用いたカバーと異なり、色合いの制約が少なく、明環境における美匠性の向上にも寄与する。
本考案に係る携帯型電子機器用背面カバーの斜視図。 同、正面図。 同、左側面図。 同、断面図。
以下、本考案の実施形態を、図面に示す実施例を基に説明する。なお、実施形態は下記に限定されるものではない。
図1は、本考案に係る携帯型電子機器用背面カバーの斜視図である。本考案は透明又は半透明で、わずかでも透光性を有する材料、特に樹脂材料で形成されたカバー本体(1)と、白色の紙状体である反射フィルム(2)から構成され、例えば携帯電話本体(3)の少なくとも背面を覆うための背面カバーである。
本考案におけるカバー本体(1)は周知の製品と同様の形状であり、対応する携帯電話機や、携帯用音楽プレーヤー、タブレットコンピュータの外形形状に合わせて提供されている。従って、本考案においてもカバー本体(1)の形状は特に限定されず、携帯型電子機器に合わせて大きさの大小、縦横比、厚みなどは適宜設計することができる。
また、本実施例のように携帯型電子機器の背面及び側面を被覆するものに限らず、背面だけに装着するものや、表面の一部又は全部を被覆するものでもよい。
図2には、本考案に係る携帯型電子機器用背面カバーの正面図を、図3には同、左側面図を示す。また、図4は図2のA-A矢視における反射フィルム(2)と組み合わせた時の断面図である。
本実施例のカバー本体(1)は、携帯電話機(3)の背面部分を被覆する背面カバー部(10)と、右側面部(11a)、上側面部(11b)、左側面部(11c)、下側面部(11d)を有し、さらに携帯電話機(3)から容易に外れにくくするための折り返し部(11e)が表面側に形成されている。この折り返し部(11e)が、携帯電話機(3)への装着時に弾性変形することで係止するようになっている。
背面カバー部(10)には、携帯電話機(3)の背面に設けられたカメラレンズ(図示せず)の位置に対応してレンズ用窓部(13)が開口し、カメラ機能の使用時に支障がないようにしている。
また、左側面部(11c)には携帯電話機(3)の操作ボタン(図示せず)の位置に対応するボタン用窓部(14)が、下側面部(11d)には携帯電話機(3)の外部コネクタ(図示せず)の位置に対応するコネクタ用窓部(15)がそれぞれ設けられる。
このようにカバー本体(1)には携帯型電子機器の機能要素に対応する窓部を適宜配置することができる。
従来からこのような形状のカバー本体(1)は周知である。そして夜間や鞄の中でも見つけやすいように、また視覚的な面白さを高めるために、カバー本体(1)を蓄光性の材料で形成し、発光させることも行われている。蓄光性材料としては、硫化亜鉛やアルミン酸ストロンチウムなどが知られており、これらを含有した顔料を配合したシリコーンゴムを材料として用いることで実現している。
本考案の実施の際は、蓄光性材料を用いても良いし、樹脂等の一般材料に蓄光性の塗料を塗布してもよい。
ところで、このような材料を用いた従来の製品は一様に色が半透明の白色や淡い黄緑、桃色が多い。これは、蓄光性材料を用いて濃い色を着色すると暗環境での発光が不十分となり、蓄光性材料の効果が発揮できないからである。また、着色した色と蓄光性材料からの発光との色合いが合わず、美しい色合いとならない問題もある。
そのため、従来の蓄光性材料を用いた製品はいかにも蓄光性らしいありふれた外観となってしまい、デザインの自由度やオリジナリティを損なう原因となっていた。
本考案は、この問題を解消するために、新たに反射フィルム(2)を携帯型電子機器用背面カバーに備えることを提案するものである。反射フィルム(2)は白色の樹脂フィルム又は紙で構成し、背面カバー部(10)と、携帯電話機(3)の背面との間に挟み込んで使用する。
すなわち、図4に示すように、背面カバー部(10)の携帯電話機側の面に反射フィルム(2)を密着させる。反射フィルム(2)は十分に薄いので、カバー本体(1)は従来の型をそのまま用いて使用することもできる。
反射フィルム(2)の作用としては、明環境及び暗環境におけるカバー本体(1)の発色を向上させることが挙げられる。本考案のカバー本体(1)は透光性で構成するため、外部からの入射光が反射フィルム(2)に反射し、カバー本体(1)の着色をより明るく引き立てる。
明環境では、従来よりも彩度の高い色を用いることができるので、蓄光性材料でないカバー本体(1)と同様の外観を有した製品を提供できる。色の自由度が増すことにより、従来のように単色でなく、イラストや文字などを表現することもできる。
一方、暗環境では、蓄光性材料からの発光(燐光)が反射フィルム(2)に反射することにより、従来よりも強く発光しているように見える。そのため、彩度を高くした色を用いても十分な発光効果を得られる。
さらに、イラストや文字などを記載した場合には、その色合いによって透過する光の強さや発光色との合成色が変わるため、暗環境でも意匠を楽しむことができる。
考案者らの実験によれば、反射フィルム(2)の色は、公知の蓄光材料との組み合わせでは白色が最も好ましい。例えば、銀色など、反射率の高い色よりも白色を用いた場合に暗環境での発光態様が好ましかったので、本考案では白色を用いることも特徴としている。
なお、銀色も含めて白色以外の色を用いることも排除するものではない。
反射フィルム(2)には、イラストや文字などの任意の模様を付することもできる。模様には、発光色との兼ね合いによって発光時だけ見えるような色を用いてもよい。このようにすれば、明環境ではカバー本体(1)の色だけ、暗環境では下の模様が浮かびあがるように構成することができる。
また、明環境ではカバー本体(1)に付した模様だけが、暗環境になると反射フィルム(2)の模様が加えて見える、あるいは反射フィルム(2)の模様だけが見える、ように構成してもよい。
反射フィルム(2)は、携帯電話機(3)とカバー本体(1)との間に、交通機関のICカードなどを収納させるポケットの機能を持たせてもよい。また、これらのICカードと携帯電話機(3)との電磁波の干渉を防ぐための機能を兼ね備えさせてもよい。
反射フィルム(2)は、背面カバー部(10)の形状と略同一で、その前面を覆うような輪郭形状とする。上述したように携帯電話機(3)の機能要素の支障とならないように、反射フィルム(2)にも機能要素の位置に対応する窓部を設けることができる。
本実施例では、レンズ用窓部(13)に対応する第2のレンズ用窓部(20)を設けている。該窓部は、カバー本体(1)の窓部よりもわずかに大きく開口させることが好ましく、これにより外見上は反射フィルム(2)が見えないようにすることができる。
反射フィルム(2)は少なくとも背面部分に設ければよく、側面や表面側にも備えてもよい。この場合、各面における発色を向上させることができる。
反射フィルム(2)は、カバー本体(1)と携帯電話機(3)との間に、挟み込んで保持させることもできるし、カバー本体(1)に直接貼着する構成でもよい。
本考案の反射紙・膜体は、上記のような紙状体に限定されず、膜体でもよい。例えば、塗料の吹きつけによってカバー本体(1)の携帯電話機(3)側に膜体を形成する構成でもよい。また、樹脂を用いたラッピングフィルム加工によって形成してもよい。
1 カバー本体
10 背面カバー部
11a 右側面部
11b 上側面部
11c 左側面部
11d 下側面部
12 折り返し部
13 レンズ用窓部
14 ボタン用窓部
15 コネクタ用窓部
2 反射フィルム
20 第2レンズ用窓部
3 携帯電話機
市販されている商品でも、スマートフォン用のシリコンケースにおいて、蓄光素材を用 いたものが公知である。

Claims (5)

  1. 携帯型電子機器の少なくとも背面に装着するカバーであって、
    カバー本体が透光性であり、かつ蓄光性材料又は塗料を用いた構成において、
    カバー本体には、該携帯型電子機器の背面部分を被覆する背面カバー部と、該携帯型電子機器から容易に外れにくくする係止部とを備えると共に、
    該背面カバー部と、該携帯型電子機器との間に反射紙・膜体を備えた
    ことを特徴とする携帯型電子機器用背面カバー。
  2. 前記カバー本体に、該携帯型電子機器の機能要素の位置に対応する第1窓部を有する構成であって、
    前記反射紙・膜体に、該窓部と略同一形状の第2窓部を設けた
    請求項1に記載の携帯型電子機器用背面カバー。
  3. 前記反射紙・膜体が、前記カバー本体に貼着される
    請求項1又は2に記載の携帯型電子機器用背面カバー。
  4. 前記反射紙・膜体が、前記背面カバー部と、前記携帯型電子機器との間で挟まれて保持される
    請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯型電子機器用背面カバー。
  5. 前記反射紙・膜体において、少なくとも前記カバー本体側が白色である
    請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯型電子機器用背面カバー。
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JP5689520B1 (ja) * 2013-11-28 2015-03-25 株式会社シェリー 携帯電話機用背面カバー

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