JP3184615U - 裏面拡孔ネジを有する圧迫固定装置 - Google Patents

裏面拡孔ネジを有する圧迫固定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】石材やRCコンクリートブロックなどの対象物に固定機能を働かせる裏面拡孔ネジを有する圧迫固定装置を提供する。
【解決手段】ボルト軸が設けられ、ボルト軸の一端にはナット7が螺設され、他端は固定具8の孔穴81を貫設した後、スリーブ9と相互に螺合して組み合わせたものである。スリーブは、中空を有する管筒体であり、固定具に近接する一端には6角形の突縁91が設けられ、外向きに逐次縮口状を呈する筒部92が連結固定された後、外向きに逐次拡径を呈する開口部93が連結固定され、かつ筒部の部分表面から開口部の表面までは、対応する>字状の切り溝94が欠設されることによって、スリーブの開口部を対応型の2枚のクランプ95として形成させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、裏面拡孔ネジを有する圧迫固定装置を提供し、特に、石材やRCコンクリートブロックなどの対象物に固定機能を働かせるために使用される、革新的な構造に関するものである。
石材やRCコンクリートブロックなどの対象物に固定するために用いられる、従来の圧迫固定装置は、図6、図7に示すように、ボルト軸1上には、スリーブ2が貫設され、前記スリーブ2は、形状同一、かつ対向する2つのクランプ21から構成され、それらのクランプ21上には、外向きに延伸するブロック体221が設けられ、かつ前記クランプ21が対応辺には、ネジ山22が設けられ、前記ネジ山22は、ボルト軸1上のネジ山に丁度に相互に螺合して使用される場合に、クランプ21を対象物3の所定の孔穴31内にそれぞれ埋設してから、ボルト軸1をクランプ21の間に嵌め込むことにより、クランプ21上のネジ山22をボルト軸1上のネジ山に相互に螺合することができるようにさせ、クランプ21がボルト軸1の押し込めにより、次第に外向きに拡張させることで、外向きに延伸するブロック体221を孔穴31の壁面上に噛合させる。これにより、前記クランプ21を孔穴31内に固定させてから、前記ボルト軸1がスリーブ2外に突露する一端を4の貫通孔42内に嵌め込んだ後、ナット5をボルト軸1上に螺合する。このようにすれば、スリーブ2をブロック体221の張り合わせにより、離脱して落下しないように対象物3上に固定させる。これにより、前記対象物3を固定具4と結合する対象物上に懸吊させることができる。
唯、前記スリーブ2は単独に分離した2枚の板片体となるため、対象物3の体積が巨大である場合に、前記スリーブ2の外向きに拡張する末端は、前記対象物3の重量が耐えられずに、前記対象物3から離脱することがよく発生してしまい、前記対象物3が固定した箇所から落下することが引き起され、使用上、理想的とは言えない。
本考案者は、上記従来の圧迫固定装置が実施される時に生じる弊害に対して、採用する技術手段は、下記のとおりである。
前記スリーブは、中空を有する管筒体であり、外向きに逐次縮口状を呈する筒部と外向きに逐次拡径を呈する開口部とを備え、かつ筒部の部分表面から開口部の表面までは、対応する>字状の切り溝が欠設されることによって、前記スリーブの開口部を対応型の2枚のクランプとして形成させる。実施時に、ボルト軸をスリーブの筒部と開口部内に嵌め込むとともに、前記スリーブがボルト軸の圧迫を受けることによって、クランプを外向きに拡張させることで、スリーブを対象物内に確実に固定可能にする目的を達成するとができる。
本考案の分解斜視図である。 本考案の組合せ側面図である。 本考案の組合せ正面図である。 本考案の実施模式図である。 本考案の別の実施模式図である。 従来技術の分解斜視図である。 従来技術の組合せ断面図である。
図1〜図3に示すように、本考案の裏面拡孔ネジを有する圧迫固定装置において、ボルト軸6が設けられ、前記ボルト軸6の一端にはナット7が螺設され、他端は固定具8の孔穴81を貫設した後、スリーブ9と相互に螺合して組み合わせたものである。そのうち、前記スリーブ9は、中空を有する管筒体であり、固定具8に近接する一端には6角形の突縁91が設けられ、外向きに逐次縮口状を呈する筒部92が連結固定された後、外向きに逐次拡径を呈する開口部93が連結固定され、かつ筒部92の部分表面から開口部93の表面までは、対応する>字状の切り溝94が欠設されることによって、前記スリーブ9の開口部93を対応型の2枚のクランプ95として形成させる。
図4、図5に示すように、実施時に、ボルト軸6をスリーブ9の筒部92と開口部93内に嵌め込むとともに、前記スリーブ9がボルト軸6の圧迫を受けることによって、クランプ95を外向きに拡張させることで、スリーブ9を対象物A内に確実に固定可能にする目的を達成することができる。
従来技術
1 ボルト軸

スリーブ
21
クランプ
22
ネジ山
221
ブロック体
3 対象物
31 孔穴
4 固定具
42 貫通孔

ナット
本考案

ボルト軸

ナット

固定具
81
孔穴

スリーブ
91
突縁
92
筒部
93
開口部
94
切り溝
95
クランプ

Claims (1)

  1. 裏面拡孔ネジを有する圧迫固定装置において、
    ボルト軸が設けられ、前記ボルト軸の一端にはナットが螺設され、他端は固定具の孔穴を貫設した後、スリーブと相互に螺合して組み合わせたものであり、
    前記スリーブは、中空を有する管筒体であり、固定具に近接する一端には6角形の突縁が設けられ、外向きに逐次縮口状を呈する筒部が連結固定された後、外向きに逐次拡径を呈する開口部が連結固定され、かつ筒部の部分表面から開口部の表面までは、対応する>字状の切り溝が欠設されることによって、前記スリーブの開口部を対応型の2枚のクランプとして形成させ、
    上記構造の構成により、それが実施される時に、ボルト軸をスリーブの筒部と開口部内に嵌め込むとともに、前記スリーブがボルト軸の圧迫を受けることによって、クランプを外向きに拡張させることで、スリーブを対象物内に固定可能にする目的を達成することを特徴とする、裏面拡孔ネジを有する圧迫固定装置。
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