JP3184605U - 靴のヒール安定器の構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】最良の快適性を提供することができる靴のヒール安定器の構造を提供する。
【解決手段】靴のヒール安定器の構造は、おおよそU型カップ体1で、カップ底は受止部2で、かかとの圧力を分散させる作用を備え、カップ縁3はかかと周縁を覆って包み、保護と安定の作用を提供し、カップ縁3は複数の中空部31を備え、全体的な硬度を低下させ、適当な弾性を提供する。同時に、空気はその間を流通し、快適性を増進させる。また、カップ底受止部2の底面に、弧状サポート弾力片4を設置し、これにより、かかとに最適な緩衝吸震構造を提供し、圧力を和らげる。さらに、カップ底には、足中段方向へと延伸して、足中段及び中足骨サポート部5を形成し、カップ底外側には、足中段方向へと延伸して、L型に類似した外側足弓サポート部6を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】靴のヒール安定器の構造は、おおよそU型カップ体1で、カップ底は受止部2で、かかとの圧力を分散させる作用を備え、カップ縁3はかかと周縁を覆って包み、保護と安定の作用を提供し、カップ縁3は複数の中空部31を備え、全体的な硬度を低下させ、適当な弾性を提供する。同時に、空気はその間を流通し、快適性を増進させる。また、カップ底受止部2の底面に、弧状サポート弾力片4を設置し、これにより、かかとに最適な緩衝吸震構造を提供し、圧力を和らげる。さらに、カップ底には、足中段方向へと延伸して、足中段及び中足骨サポート部5を形成し、カップ底外側には、足中段方向へと延伸して、L型に類似した外側足弓サポート部6を形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は靴に関し、特に靴のヒール安定器の構造に関する。
靴のヒールが左右に移動すれば、足首は捻挫しやすい。また、ヒールがつぶれて変形すれば、足のかかとは上下に移動してしまう。これらを防止するため、足のかかとが相対する靴のヒール部位には、ヒール安定器(heel counter)と呼ばれる硬質の保護カバーが設置されていることが多い。これにより、靴のヒールを固定し、変形しにくくすることができる。この種のヒール安定器は、動作コントロール靴(motion control shoe)においては、特に重要である。
典型的な靴のヒール安定器の構造は、特許文献1に開示される。特許文献1に開示する安定器は、おおよそU型のカップ体で、カップ底は受止部で、かかとの圧力を分散する(pressure distribution)作用を備える。上が狭く下が広いカップ縁は、かかと周縁を覆って包み、保護と安定の作用を提供する。さらに、カップ底内側(inside)には、足中段(midfoot)方向へと、三角形に類似の内側足弓(medial longitudinal arch)サポートセクションを延伸して形成する。
しかし、上記した靴のヒール安定器において、上が狭く下が広いカップ縁の材質は、一体成型の硬質プラスチックであるため、保護作用を備えていても、密に詰まっており空間がないため、かかと付近の空気の流通の障害となっている。さらに、密に詰まったプラスチックは、着用者の快適性を低下させてしまう。
加えて、上記した靴のヒール安定器のカップ底受止部の底面は、靴最下層底と平面に直接対応して接着するため、足のかかとに対する緩衝吸震作用がなく、圧力を緩和することができない。さらに、上記した靴のヒール安定器は、内側脚弓を保護するサポートセクションを延伸して備えるが、外側足弓と中足骨に対しては、適当な保護構造を備えない。
本考案が解決しようとする課題は、おおよそU型カップ体で、カップ縁に複数の中空部を備え、カップ縁の全体的な硬度を低下させ、適当な弾性を提供して、快適性を増進し、同時に空気はその間を流通する靴のヒール安定器の構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の靴のヒール安定器の構造を提供する。
靴のヒール安定器の構造は、おおよそU型カップ体で、
該カップ底受止部の底面には、弧状サポート弾力片を設置し、かかとに最適な緩衝吸震構造を提供し、圧力を和らげることができ、
該カップ底にはさらに、足中段方向へと延伸して、足中段及び中足骨サポート部を形成し、
該カップ底外側(outside)にはさらに、L型に類似の外側足弓(lateral longitudinal arch)サポート部を形成する。
靴のヒール安定器の構造は、おおよそU型カップ体で、
該カップ底受止部の底面には、弧状サポート弾力片を設置し、かかとに最適な緩衝吸震構造を提供し、圧力を和らげることができ、
該カップ底にはさらに、足中段方向へと延伸して、足中段及び中足骨サポート部を形成し、
該カップ底外側(outside)にはさらに、L型に類似の外側足弓(lateral longitudinal arch)サポート部を形成する。
本考案の靴のヒール安定器の構造は、カップ縁に複数の中空部を備えることで、カップ縁の全体的な硬度を低下させて適当な弾性を提供し、快適性を増進し、同時に空気はその間を流通する。
図1に示すように、本考案は従来の靴のヒール安定器と同様、おおよそU型カップ体1である。カップ底は、受止部2で、かかとの圧力を分散させる作用を備える。上が狭く下が広いカップ縁3は、かかと周縁を覆って包み、保護と安定の作用を提供することができる。
本考案は、従来の靴のヒール安定器の設計とは異なり、カップ縁3は、複数の中空部31を備える。これにより、全体的な硬度を低下させ、適当な弾性を提供して、快適性を増進する。
同時に、空気はその間を流通することができる。
同時に、空気はその間を流通することができる。
本考案は、従来の靴のヒール安定器の設計とは異なり、カップ底受止部2の底面に、弧状サポート弾力片4を設置する。これにより、かかとに最適な緩衝吸震構造を提供し、圧力を和らげることができる。
本考案は、従来の靴のヒール安定器の設計とは異なり、カップ底にさらに、足中段方向へと延伸して、足中段及び中足骨サポート部5を形成する。
本考案は、従来の靴のヒール安定器の設計とは異なり、カップ底外側にさらに、足中段方向へと延伸して、L型に類似した外側足弓サポート部6を形成する。
カップ縁3の任意の中空部31周囲の辺縁は、強化リブ32である。
カップ底に、足中段方向へと延伸して形成する足中段及び中足骨サポート部5は、若干の中空部51を備える。これにより、足中段及び中足骨サポート部5の全体的な硬度を低下させ、適当な弾性を保持させ、こうして最良の快適性を提供することができる。
以上述べたことは、本考案の実施例にすぎず、本考案の実施の範囲を限定するものではなく、本考案の権利請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本考案の権利のカバーする範囲内に属するものとする。
1 U型カップ体
2 カップ底受止部
3 カップ縁
31 中空部
32 強化リブ
4 弧状サポート弾力片
5 足中段及び中足骨サポート部
51 中空部
6 外側足弓サポート部
2 カップ底受止部
3 カップ縁
31 中空部
32 強化リブ
4 弧状サポート弾力片
5 足中段及び中足骨サポート部
51 中空部
6 外側足弓サポート部
Claims (3)
- 靴のヒール安定器の構造は、U型カップ体で、
前記カップ底は、受止部で、かかとの圧力を分散させる作用を備え、
前記カップ縁は、かかと周縁を覆って包み、保護と安定の作用を提供し、
前記カップ縁は、複数の中空部を備え、これにより前記カップ縁の全体的な硬度を低下させ、弾性を提供して、快適性を増進し、同時に、空気はその間を流通し、
前記カップ底受止部の底面に、弧状サポート弾力片を設置し、かかとに緩衝吸震構造を提供し、圧力を和らげることができ、
前記カップ底にはさらに、足中段方向へと延伸して、足中段及び中足骨サポート部を形成し、
前記カップ底外側にさらに、足中段方向へと延伸して、外側足弓サポート部を形成することを特徴とする靴のヒール安定器の構造。 - 前記カップ縁の任意の中空部の周囲辺縁は、強化リブであることを特徴とする請求項1に記載の靴のヒール安定器の構造。
- 前記カップ底に、足中段方向へと延伸して形成する足中段及び中足骨サポート部は、若干の中空部を備え、
これにより、前記足中段及び中足骨サポート部の全体的な硬度を低下させ、弾性を保持することを特徴とする請求項1に記載の靴のヒール安定器の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013002326U JP3184605U (ja) | 2013-04-24 | 2013-04-24 | 靴のヒール安定器の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013002326U JP3184605U (ja) | 2013-04-24 | 2013-04-24 | 靴のヒール安定器の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3184605U true JP3184605U (ja) | 2013-07-04 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2013002326U Expired - Fee Related JP3184605U (ja) | 2013-04-24 | 2013-04-24 | 靴のヒール安定器の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3184605U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022130537A1 (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | 株式会社アシックス | シューズ |
-
2013
- 2013-04-24 JP JP2013002326U patent/JP3184605U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2022130537A1 (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | 株式会社アシックス | シューズ |
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