JP3184312U - スポーク付き広告表示板 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で部品点数も少なく安価に製造でき、何人も簡単にスポーク付き車輪に脱着取替えができ、2輪車の停止時や走行時に側方から広告機能や持ち主の帰属機能を向上可能にするスポーク付き車輪用広告表示板を提供する。
【解決手段】平板1は、ハブ配設部である真円の中心を中心としてハブ配設部の開口縁と同心円の外周縁を具備するドーナッツ形状に形成されている。平板1には、ハブ配設部の中心より外周縁の方向に延びる半径上を通って一直線状に切断された切断部を設けている。切断部により形成された対向する一方の切縁6と他方の切縁7は互いに当接する。平板1の外面には宣伝広告が記載表示されている。平板1には、紐等の留め具挿通するための孔8が穿設されている
【選択図】図3

Description

本考案は、2輪車のリムとハブとの間に設けたスポークの内側に、サイド方向から平板に表示された広告等を視認可能なスポーク付き車輪用広告表示板に関する。
従来、広告機能を具備する2輪車としては、アルミホィールやタイヤ側面に文字、図形等を表示し、その文字等が通過するタイミングで一瞬だけ文字等に向かって光を照射するようにタイヤ近傍に光源を設けたタイヤ用ストロボ画像・文字表示器が存在する(例えば、特許文献1参照)。
上記タイヤ用ストロボ画像・文字表示器は車輪の近傍に光源を設ける構成であるため、車輪のリム内側全面にホィールを取り付けクォータパネルを具備した自動車であると実施が可能である。しかし、自転車にこの構成を応用すると鋼鉄細線よりなるスポークにストロボ画像等を取り付け、車輪近傍の非回転構成部材、例えば車輪カバー等に光源を設けなければならないため、適用が極めて困難であるという問題点があった。
又、車輪のリムとハブとの間にスポークを設けないで、中央にハブ嵌着孔を設けた円板をハブ嵌着孔縁をハブ周面に嵌めこみ、外周縁はリム内周面に嵌めこんで使用する広告表示付き自転車が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の広告表示付き自転車であると、広告表示のための円板の取替え作業が煩雑であるという問題点があった。
又、自転車のスポークに反射部材を取り付け、発光ダイオードからの出射光を光ファイバーを介して反射材に反射させるようにした自転車が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3に記載の自転車であると、夜間等の暗所において走行する自転車の存在を第三者に知らしめ交通安全に寄与するという効果があるが、日中は太陽光により発光ダイオードからの発光が目立たず広告宣伝機能は有しないという問題点があった。
特開2007−276756号公報 実用新案登録第3099879号の登録実用新案公報 特開平9−104377号公報
本願発明のうち請求項1に記載の発明は、2輪車の前輪又は/及び後輪はリムとハブとの間にスポークが設けられ、スポーク配設部内側に平板を取り付けられて、車輪側方から視認可能な広告表示を行うためのスポーク付き車輪用広告表示板であって、前記平板は前記リムの側面形状よりも狭小に形成され、前記平板の中心には、ハブを内側に配設可能なハブ配設部を開設し、前記スポーク配設部の内側にスポーク付き車輪用広告表示板を取り付けると、前記ハブの周面から所定距離離隔して前記ハブ配設部の内周縁が配設され、前記平板には前記ハブ配設部の開口縁から平板の外周縁にかけて、前記ハブ配設部の中心より外周縁に延びる前記平板の半径上を一直線状に切断された切断部を設け、該切断部の対向する切縁は互いに当接し、前記平板には、該平板を留め具でスポークに取り付けるための孔を周方向に穿設され、前記切断部の対向する切縁のうち一方の切縁から他方の切縁にかけて、平板を回転しながら前記スポークの内側に差し込んで車輪に取着可能に形成されてなることを特徴とするスポーク付き車輪用広告表示板。
本願発明のうち請求項1に記載の発明は、2輪車の前輪又は/及び後輪はリムとハブとの間にスポークが設けられ、スポーク配設部内側に平板を取り付けられて、車輪側方から視認可能な広告表示を行うためのスポーク付き車輪用広告表示板であって、前記平板は前記リムの側面形状よりも狭小に形成され、前記平板の中心には、ハブを内側に配設可能なハブ配設部を開設し、前記スポーク配設部の内側にスポーク付き車輪用広告表示板を取り付けると、前記ハブの周面から所定距離離隔して前記ハブ配設部の内周縁が配設され、前記平板には前記ハブ配設部の開口縁から平板の外周縁にかけて、前記ハブ配設部の中心より外周縁に延びる前記平板の半径上を一直線状に切断された切断部を設け、該切断部の対向する切縁は互いに当接し、前記平板には、該平板を留め具でスポークに取り付けるための孔を周方向に穿設され、前記切断部の対向する切縁のうち一方の切縁から他方の切縁にかけて、平板を回転しながら前記スポークの内側に差し込んで車輪に取着可能に形成されてなることを特徴とするスポーク付き車輪用広告表示板。
本願発明は、部品点数も少なく簡単な構造であるため低コスト化が実現できるという効果がある。
切断部近傍部を夫々相反する内外側方にずらし切断部の対向切縁を開くことで差し込み口を形成するため、簡単に広告表示板をスポークの内側に取り付けることができ、極めて容易に広告表示板の取替えができるという効果がある。
図1はスポーク付き車輪用広告表示板を前輪及び後輪に装着した例を示す側面図、図2はスポーク付き車輪用広告表示板の表面図、図3はスポーク付き車輪用広告表示板を車輪に取り付けている状態を示す説明図である。これらの図において、平板1は耐水性、耐薬品性を有するアクリル樹脂等のプラスチック板よりなり、内側にハブ2を配設可能に真円形状のハブ配設部3を開設している。平板1は、ハブ配設部3である真円の中心を中心としてハブ配設部3の開口縁と同心円の外周縁4を具備するドーナッツ形状に形成されている。平板1には、ハブ配設部3の中心より外周縁4の方向に延びる半径上を通って一直線状に切断された切断部5を設けている。切断部5により形成された対向する一方の切縁6と他方の切縁7は互いに当接する。切縁6、7は、当接しなくても、僅かな隙間を有して対向していてもよい。平板1には孔8が穿設されている。平板1の外面には宣伝広告が記載表示されている。平板1の大きさは取り付ける自転車のリム9の内径により決定される。具体例として、平板1の半径は26インチや27インチの車輪用としては約22cm程度、24インチの車輪用としては約40cm程度、22インチの車輪用としては約35cm程度、20インチの車輪用としては30cm程度、18インチの車輪用としては25cm程度、16インチの車輪用としては20cm程度、ハブ配設部3の半径はハブ2の大きさにもよるが一般的に約9cm程度であることが好適である。
尚、実施例1では、平板1の材質をプラスチックを例に説明しているが、本願発明は平板1の材質をプラスチックに限定するものではなく、厚紙や段ボール紙等の紙、紙の表面に合成樹脂製フィルムを設けたもの、金属性薄鈑、或は木製板等のあらゆる材質のものを含む。
次に作用について説明する。切断部5により形成された一方の切縁6をスポーク10の内側に差し込み、ハブ2を中心として平板1を回転するようにしてハブ2の周面から所定距離離隔してハブ配設部3の内周縁を配設することでハブ配設部3の内側にハブ2を配設し、平板1をスポーク10の内側に配設する。平板1の孔8とスポーク10を紐等の留め具11で固定して取り付ける。
実施例1のスポーク付き車輪用広告表示板は略ドーナッツ形状の平板1に切断部5を設け、この切断部5により対向形成された1対の切縁6、7のうち一方の切縁6から他方の切縁にかけて平板1を回転させながら、スポークの内側に差し込んで車輪に取り付ける構成であるので、従来のスポークを有する車輪に直接的に広告表示板を取り付けることができ、リムの強度低下が生ぜず、しかも広告表示板の取替え作業が簡単であるという効果がある。又、平板の着色を特定し統一させることで、2輪車所有者の帰属する学校、団体等が分かる。更に、自転車に顕著性が生じるため盗難しにくく盗難防止にもなるという効果がある。
図4に示される実施例について説明する。図1から図3に示されるスポーク付き車輪用広告表示板と異なる点は、平板12の外面に発光ダイオード13を取り付けている点である。平板12に発光ダイオード嵌着孔が設けられ、この発光ダイオード嵌着孔に外側方に発光部が位置するように発光ダイオード13を嵌め込んでいる。2輪車の自家発電装置により生じた電力を発光ダイオード13に供給可能に、自家発電装置と発光ダイオード13を導線で接続している。14はハブ配設部である。ハブ配設部14の開口縁から外周縁にかけて切断部15が設けられている。切断部15の対向切縁を内外相反する方向に加圧することで切断部15は開き、差込口としての作用をなすものである。5に示すように、車輪のハブ2には導線挿通用の穿孔16を設け、穿孔16に導線を挿通することで導線が車輪のスポークに絡まないようにする。
平板12を車輪から取り外す場合は、平板12の発光ダイオード嵌着孔から発光ダイオード13を取り外し、平板12のみを周方向に回転させながらスポーク内側から抜き出すものである。
実施例1や実施例2では、スポークを具備する自転車を例に説明したが、本願発明はこれに限定するものではなくオートバイ等のスポークを具備した車輪を有する乗り物のすべてが包含される。
スポーク付き車輪用広告表示板を前輪及び後輪に装着した例を示す側面図である。(実施例1) スポーク付き車輪用広告表示板の外面図である。(実施例1) スポーク付き車輪用広告表示板を車輪に取り付けている状態を示す説明図である。(実施例1) スポーク付き車輪用広告表示板の外面図である。(実施例2) ハブの説明図である。(実施例2)
1、12 平板
2、 ハブ
3、14 ハブ配設部
4、 外周縁
5、15 切断部
6、 一方の切縁
7、他方の切縁
9、 リム
10、 スポーク
13 、発光ダイオード






























Claims (1)

  1. 2輪車の前輪又は/及び後輪はリムとハブとの間にスポークが設けられ、スポーク配設部内側に平板を取り付けられて、車輪側方から視認可能な広告表示を行うためのスポーク付き車輪用広告表示板であって、前記平板は前記リムの側面形状よりも狭小に形成され、前記平板の中心には、ハブを内側に配設可能なハブ配設部を開設し、前記スポーク配設部の内側にスポーク付き車輪用広告表示板を取り付けると、前記ハブの周面から所定距離離隔して前記ハブ配設部の内周縁が配設され、前記平板には前記ハブ配設部の開口縁から平板の外周縁にかけて、前記ハブ配設部の中心より外周縁に延びる前記平板の半径上を一直線状に切断された切断部を設け、該切断部の対向する切縁は互いに当接し、前記平板には、該平板を留め具でスポークに取り付けるための孔を周方向に穿設され、前記切断部の対向する切縁のうち一方の切縁から他方の切縁にかけて、平板を回転しながら前記スポークの内側に差し込んで車輪に取着可能に形成されてなることを特徴とするスポーク付き車輪用広告表示板。



















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